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毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年12月


30/ MOVIX京都 ロビン・フッド
4078 ROBIN HOOD
ロン・ハワードのイマジン製作、リドリー・スコット監督作品。
「グラディエーター」のコンビであるラッセル・クロウ主演。ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート、ケヴィン・デュランド、マックス・フォン・シドー共演。
今まで観たロビン・フッド映画で一番面白かったのがケビやんの「ロビン・フッド」。けど、ヒーロー然としたケビやんと比べると、すごい汚くて、地味な主人公になっている。つまり今までのヒーローモノと違い、どちらかというとコスチュームプレイ(時代劇)に仕上げられている。
こんな世界で生きたくはないけど、すばらしい世界観。
本革製メッセージ刻印入りブレスレット
★★★★★
30/ MOVIX京都 ウルトラマンゼロ
THE MOVIE
超決戦!ベリアル銀河帝国
4077
アベユーイチ監督作品。
前作「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE」の続編である今作は、「大怪獣バトル」はすっかり記憶の彼方に葬られ、通しての主人公ウルトラマンゼロと、ウルトラマンベリアルの宿命的対決を描いている。
今回の演出は前作の坂本浩一から代わった事で、吊りを多用していた前作と比べ、今作はより高度なCG合成を多用され、前作と見劣りしない。脚本に雑なところはあるものの納得のいく展開は子供でも楽しめるはず。
驚きのゲストが、過去の円谷特撮ヒーローのファイヤーマン、ジャンボーグA、ミラーマンを継承したヒーローが登場したこと。全員個性的ですごくいい。
エピローグでゼロが3人に「ウルティメイトフォースゼロだっ!!」って続編を示唆する言葉を残したのに大感動。マーヴルスーパーヒーローみたいだっ!!
ソフビ指人形(カイザーベリアル)
★★★★☆
29/ TOHOプレックス二条 きみがくれた未来
4076 CHARLIE ST. CLOUD
レイトショー価格で鑑賞。
バー・スティアーズ監督のザック・エフロン主演のスピリチュアルwムービー。予告では、どう見ても恋愛お涙モノにしか見えない作り方してるけど、実は一歩間違えると「ペットセメタリー」であり「シックスセンス」である内容。
だからいい。けど、ちょっとそういうところのツメが甘いかな。けどザック・エフロン、演技うまいな〜。
脇を固めてるのが、レイ・リオッタとキム・ベイシンガーがいい。
★★★☆
28/ テアトル梅田 キック・アス
4075 KICK ASS
メンズデー(1000円)価格で鑑賞。
ブラット・ピットプロデュース、マシュー・ヴォーン監督、原作はアメコミ。
翻訳コミックを先に読んでのが激しく敗因。教訓になりましたw
原作では、主人公のへたれっぷりは最後まで続くけど、映画では途中から脱童貞化したせいでほんまもんのヒーローになってしまう。これはいいのか?原作のしたかった事とは違うのではないの?
しかし後半のヒロイン、ヒット・ガールのアクションシーンはすばらしい。
★★★☆
26/ TOHOプレックス二条 ノルウェイの森
4074
ポイントで鑑賞。
「青いパパイヤの香り」「シクロ」トラン・アン・ユン監督作品。
原作は村上春樹の同名傑作小説。
終了40分前に上映トラブルで、気分をそがれて三ツ星。
読んだ原作をほぼ忘れてるのでw改めて観ると、まぁ動画に合わない合わないw
有名な台詞というのは分かるけど、なんぼ時代が70年代といってもそんな言い方は小説だけでしょうって感じ。
それと、やっぱ村上小説はソフトポルノなんだな〜w
しかしヴェトナムの監督が全編日本語、出演者全員日本人の映画が撮れるもんなんやね、と感心。監督に言語は関係ないと改めて知りました。
★★★
26/ TOHOプレックス二条 バーレスク
4073 BERLESQUE
スティーブン・アンティン脚本監督作品。
クリスティーナ・アギレラ、シェール、スタンリー・トゥッチ、アラン・カミング、ピーター・ギャラガーほか。
ベタベタなサクセスストーリー。なのでよっぽどでないと面白くならないわけがない。というわけで十分面白い。
ミュージカルではないので、曲がキャッチーでノリノリ。敵役が出るものの言うほど嫌味じゃないので安心w
KISS MEMO
★★★★
24/ 109シネマ箕面 トロン レガシー
吹き替え版
TRON LEGASY
2度目は、箕面の109シネマで初3D体験。
改めて気付いたけど(ってか今更気付くか…)電脳世界以外、つまりアナログシーンはすべて2D上映だったんですね。そら深度ないわwってこういう手法必要か?
吹き替えで観た分、内容がよくわかってより感情移入でき、クライマックスの感傷はよく出来てた。
ゲーセンで流れるジャーニーと、ユーリズミックスに涙が出るほどノレるw
ベアブリックストラップ
★★★★
23/ MOVIX京都 最後の忠臣蔵
4072
ポイントで鑑賞。
杉田成道監督作品。役所広司主演。佐藤浩市、桜庭ななみ、安田成美共演。
この年末にほり込んできたのは、感動しまくりの時代劇。
娘のような女性のために生きる人生、その娘に忠義を尽くす元部下たちの人生、その娘の人生。
ほかの時代劇にいるはずの憎まれ役がいなかったり、剣戟がメインでなかったりと、時代劇らしくない分人の心情をより深く描いている。
ラストの本当の侍になるシーンに同意するかどうかは微妙だけど、ここまで号泣できる映画はいい映画だと思う。
★★★★★
19/ MOVIX京都 シュレック フォーエバー
3D吹き替え版
4071
マイク・ミッチェル監督作品。
フルCGアニメの4作目というのは、史上初。そこまで人気あるのがわかるしっかりしたキャラ設定とストーリー。
内容は、前作と比べて復活のいい出来。
声優は日本もアメリカも今までと同じで安心。
ドリームワークスの見事な深度はこれぞ3D。
ドリームワークスの3Dは見逃すと損する。
エコ箸フォーエバー
★★★★
18/ T-JOY京都 仮面ライダー×仮面ライダー
オーズ&ダブルfeat.スカル
MOVIE大戦CORE
4070
3本立てシリーズの2本目。
ライダーシリーズの定番監督、田崎竜太監督作品。
今回はスカル、オーズ、ダブルとオーズという展開。
今回の見所はスカルの過去。最近流行のビギニングというか、ゼロというか、とにかくうまいこと収めている。
まぁ、ライダー祭りと新フォームお披露目という場と考えると最適なのかな。
入場時にガンバライドカード(2枚)
DVD付きパンフ購入
★★★☆
18/ TOHOプレックス二条 トロン レガシー
4069 TRON LEGACY
スティ−ブン・リズバーガー監督の前作「TRON」の正統なる続編。
今作はリズバーガーは原案と製作にまわり、監督はジョセフ・コジンスキー。
前作から23年後の製作とそれに3D上映というスタイルで一層かき立てられたが、残念ながらすべてマイナスに作用したようで・・・。
レトロフィーチャーなデザインコンセプトに、前作から登場のジェフ・ブリッジスにブルース・ボックスレイトナーは郷愁を誘う。主演のギャレット・ヘドランドにマイケル・シーンも悪くない。サントラはダフトパンクだし。
けど、脚本がダメダメ。それに併せて特撮の方向性がダメダメ。なんで「マトリックス」を超えられないかな〜。
唯一画像的に面白かったのは、ジェフ・ブリッジスの電脳ver.。フルCGキャラとライブの融合に違和感ないのはよかった。
ベアブリックストラップ
★★★
12/ MOVIX京都 武士の家計簿
4068
森田芳光監督作品。
堺雅人、仲間由紀恵主演。松坂慶子、中村雅俊、草笛光子共演。
実際に残っている幕末の武家の家計簿からドラマ化した作品。当然ながら子孫はいまだにご存命なわけで、なんだか不思議というか身近というか。
主演は、幕末家系では最後の武士になった夫婦なのだが、文明開化したその息子によって語られる展開は映画ぽくていい。
粛々と進む武士のサラリーマン的仕事の最中に、時代は爆裂に進んでいるわけで、その怒涛の変革の中でも数字(数学いや経済学かも)によって守られた家族というのが面白い。
暖かい家族愛に、コメディ要素も織り交ぜた秀作。
金箔入り金澤あぶらとり紙
★★★★☆
12/ MOVIX京都 キス&キル
4067 KILLERS
ロバート・ルケティック監督作品。
アシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグル主演のアクションラブコメディ。共演にトム・セレック、キャサリン・オハラほか。
はっきり言うとよくあるラブコメ。身分違いver.。
いかにもな展開で、唯一黒幕が工夫してある感じ。それでも楽しめるのが俺が単純だからかw
トム・セレックが懐かしくていい。
キラキラストラップ
★★★
11/ シネ・リーブル梅田 酔いがさめたら、うちに帰ろう。
4066
「ザ・サード」「四季・奈津子」「橋のない川」の東陽一監督脚本編集作品。
鴨志田穣著の同名原作の映像化。
自伝でもある同作の主演に浅野忠信、永作博美主演。永作博美の鴨志田の元妻、西原理恵子は驚くほどそっくり。そっくりなだけに泣けてくる。
アルコール依存症の主人公の細やかな感情と、彼を取り巻く暖かい環境が東陽一らしい、優しい絵で描かれている。
自分と同い年の主人公のあまりに違い過ぎる人生に感動すらしてしまう。
ポストカード
★★★★★
5/ MOVIX京都 ゲゲゲの女房
4065
鈴木卓爾監督作品。
吹石一恵、宮藤官九郎主演。
島根県出身の嫁と鳥取県出身の漫画家。昭和の貧乏な物語。
水木しげるらしくそこここに妖怪が登場し、その登場のたびに低音の不協和音が静かに鳴る。ある意味、ホラー映画風な味付けも淡々と展開するストーリーにスパイスになっていい感じ。
ぬらりひょんに小豆とぎと有名なのが、またいい。
二人の連絡帳
★★★☆
4/ TOHOプレックス二条 SPACE BATTLESHIP ヤマト
4064
ROBOT製作、山崎貴監督特撮作品。
邦画にしたらほぼ完璧な特撮映画に仕上がった稀有な作品。
原作であるアニメの台詞やシーン(シチュエーション)をまんま使い郷愁を誘うのに成功してる、とは思うけど21世紀に作ったという姿勢をオリジナル設定に持ってきたのに微妙に違和感。コスモゼロとか、ガミラスとか。
ナレーション、アナライザー、デスラー、スターシャの声が本家と一緒つーのも感動するやらあきれるやら。
結構、泣けると聞くけど狙いすぎ(というか見たことあるシーンだから)そこまで来ない。
クリアファイル
★★★
4/ TOHOプレックス二条 ゲーマー
4063 GAMER
マーク・ネヴェルダイン×ブライアン・テイラー監督脚本製作総指揮作品。
ジェラルド・バトラー主演、キーラ・セジウィック共演。ある意味、ワンシチュエーションドラマともいえるアクション。
人間の脳細胞をナノ細胞によって外部から制御できるようにして、リアルシューティングを死刑囚同士で戦わせるというのが基本のストーリー。
FPSをリアルに表現するのはいいけど、カメラが動きすぎのアップすぎで、全然効果的じゃない。FPSとTPSを交えて撮るべきだと思う。
スペシャルCHANGEカード
★★☆
3/ T-JOY京都 デイブレイカー
4062 DAYBREAKERS
レイトショー価格で鑑賞。
ピーターとマイケルのスピエリッグ兄弟の監督脚本特撮作品。
イーサン・ホーク、サム・ニール、ウィレム・デフォー出演。
近未来のヴァンパイアの代替血液研究員を主人公に、人血が欠乏したクリーチャートと化したヴァンパイアと、希少価値の人間との関係を描いている。
未来らしい景色と、知的モンスターの頂点である、正統派ヴァンパイアの設定がうれしい。つかヴァンパイアが出てるだけでまずはテンションあがるんだけどねw
そこそこのゴア感とホラーぷりもすごくいい。
★★★★

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