monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年9月


30/ TOHOプレックス二条 悪人
4033
マンスリーパス(3回目)で鑑賞。
吉田修一の同名小説を、李相日が監督脚本化。
主演に妻夫木聡、深津絵里。共演に樹木希林、柄本明ほか。
全編すごい緊張感で進むものの、自分が構えすぎたせいかクライマックスに違和感もどんでん返しもないまま終わってしまった気がした。
題材が問題作ではあり、李監督が好みそうではあるが、今回はイマイチ。
ちなみにこの作品で深津絵里がモントリオール映画祭で主演女優賞を受賞している。
★★★☆
30/ なんばパークスシネマ TSUNAMI-ツナミ-
4032
ユン・ジェギュン監督の韓国映画。主演に「力道山」のソル・ギョング。
フィルムの色が昭和中期の邦画の様な雰囲気で、とにかく古臭く感じる。
特撮は、最先端らしくほぼ違和感は感じないものの、脚本も古臭いので残念な感じ。
特に気象研究所のようなところに白人の位の高い研究員がいるなんて設定、まさにゴジラとかの世界です。
メガ津波手ぬぐい
★★★
24/ TOHOプレックス二条 終着駅
トルストイ最後の旅
4031 THE LAST STATION
マンスリーパス(2回目)で鑑賞。
製作にあのアンドレイ・コンチャロフスキー!!(「暴走機関車」の監督)、監督にマイケル・ホフマン、主演にヘレン・ミレン、クリストファー・プラマー、ジェームズ・マカヴォイ、ポール・ジアマッティと国際的。
タイトル通りトルストイの臨終の際の話。その世界三大悪妻と言われる妻との物語。
トルストイってただの文豪じゃなかったのね、というところから入らないといけない自分の低脳さに苦笑しつつも、やっぱ昔の人は大金持ちでも人間の苦悩を絵に描いたような人生を送ってたのね、とつくづく思う。
彼がもしかして共産主義の根源ですか?
★★★
23/ TOHOプレックス二条 THE LAST MESSAGE
海猿
4030
マンスリーパス(1回目)で鑑賞。
羽住英一郎監督作品。
2作の劇場版と、1作のTVシリーズの最終作。
さすがROBOT、どこからどこまでCGなのか全く分からん。すごい迫力です。けど邦画なんだよね。
前作と比べると全然面白いけど、1作目には到底及ばない。つーか、青春モノからエンタテインメント作品に変えてしまったのはやっぱ納得いかない。けど、今作はそんなの感じない勢いはあるけどね。
クライマックスの台詞の異臭さと、異常な行動でマイナス0.5、3D効果を効率的に使えてないのに0.5で★4つ。
★★★★
20/ T-JOY京都 バイオハザードW
アフターライフ
デジタル3D吹き替え版
4029
ポール・W・S・アンダーソン監督脚本。その嫁、ミラ・ヨボビッチ主演の、人気ヴィデオゲームのハリウッド映画化4作目。
初3D作品で、キャメロンのプロジェクトが製作した3Dカメラをヴァージョンアップさせたカメラを使用した本格派。ので、まさに3D。すばらしい深度と効果。100点満点である。
ストーリーは、前作「バイオハザード3」から続く、一体何をやってるの?で、どうなるの?あれ、終わらないの?という展開w
で、ふと思ったのがメリケンのTVシリーズ。シーズンの最終話は、次シーズンに繋がる様に終わらせない。そんな感じだ。全然踏ん切り良くないw
迫力満点で、「バイオ5」をしてたら一層楽しめる事は間違いない。けど、映画としてはどうか。そういうスタイル。
JAPANESE FAN(オリジナル扇子)
★★★★
19/ MOVIX京都 劇場版
機動戦士ガンダム00
-A wakening of the Trailblazer-
4028
TVシリーズ50話の続きとしての、完全新作ガンダム映画。
TVシリーズから引き続いて、水島精二監督、黒田洋介脚本作品。
TVシリーズから、ガンダムという言葉だけ使ったロボット物になってたが、今作で一層加速してトンデモ展開になっていく。
軌道エレベーターだの、脳量子波だの、木星だのハードSF的な設定が、初代ガンダムらしく、今回登場する木星の
金属生命体はT-1000だし、そもそも木星という設定がZガンダム的でもあり「2001年宇宙の旅」ぽくもある。
そこに浪花節を加えると今作のクライマックス、号泣に繋がると言う寸法。
しかしながらこの大風呂敷、どう納めるのかと思ったら…、やっちまったな〜(古)。まぁ、それがあってもとりあえずまるっと納めた(つもり)なんだろうね。
木星出すならせっかくなんだしシロッコ的な跡でも出して欲しかったり。
物語を作るのって大変なんだね〜と。
カード型ステッカー
テレカを買う
★★★★☆
19/ MOVIX京都 ミックマック
4027 MICMACS A TIRE-LARIGOT
「デリカテッセン」「エイリアン4」のジャン・ピエール・ジュネ監督最新作。
ダニー・ブーン主演。よく知ってるのは、ジュネ監督作皆勤賞のドミニク・ピノン。
「アメリ」のように転がるエピソードの積み重ねで成り立つ叙情的なストーリー。
意外と迫力あったり、すごい愛情は感じるけど、さすがフランス映画ぽいつくりは、体調良くなければちゃんと観れないかもw
ピンズ
★★★★
9/ エル・シアター 十三人の刺客
4026
試写会で鑑賞。
三池崇史監督作品。役所広司主演。
原作は、1963年の同名時代劇。
敵役の稲垣悟郎が、昆虫のような無表情さですばらしい。今で言う愉快殺人犯とか、連続猟奇殺人犯とかなんだろうね。その気違いっぷりが一層、主人公達の大義の意味を成してくる。また伊勢谷友介が、予想外の役で登場し結果、
人じゃないのじゃないかと思う展開にw
2時間20分、まるで恐怖映画のような静まり返った始まりから、緻密な作戦、そして正義の激昂まで息をもつかせぬパワー。これぞ三池節。
クライマックスの決闘シーンに至っては、瞬間会場全体が息を呑むすごさ。大阪人でも息を呑むすごさw
男気溢るるパワームービーです。
★★★★★
7/ テアトル梅田 ぼくのエリ
200歳の少女
4025 LET THE RIGHT ONE IN
メンズデー価格(1000円)で鑑賞。
スウェーデン映画。トーマス・アルフレッドソン監督作品。
主演にカーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション。
邦題はいかにもヨーロッパな映画だけど、内容は正統派吸血鬼映画。
吸血鬼映画にハズレなし(と言うわけではないけどw)という言葉にぴったりな出来です。
すごい特撮はない。派手なアクションもない。美女もマッチョも出ない。けど、叙情的で静かに迫ってくる恐怖、人らしい見た目が豹変する瞬間。
スウェーデンの雪まみれの中で起こる青春。中年の男と吸血鬼の少女の関係。
静寂の恐怖が最高に面白い。
★★★★★
4/ MOVIX京都 BECK
4024
堤幸彦監督作品。水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太ほか出演。
原作はハロルド作石の同名コミック。
音のない音楽コミックをどう実写化するか見物だったけど、肝心の小雪の声をシークレット化することで、とりあえず成功したと思える。でないと佐藤健の声が聴いた人全員の心を揺さぶるとは思えないので。
「20世紀少年」でもそうだけど、2Dを3D化する技術wはすごい。唯一、犬のベックが原作通りのブラックジャック化してない(出来てない)ことかな。謎な犬じゃなく、ただのブルテリアだった。
外国が出てくると浮ついた画質になったり、安いフリースタイルバトルだったりと、邦画によくあるダメな演出は仕方ないんだろうね〜w
2時間超程度の時間内ですべてを見せようとすると、そうかこんないいとこ取りの総集編になるのかって思った。
クリアファイル
★★★☆
4/ MOVIX京都 オカンの嫁入り
4023
ポイントで鑑賞。
呉美保監督作品。宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太ほか濃い目の出演。
大阪が舞台とは思ってたけど、京阪沿線とは思わなかった。働いてた場所(ロケ地)が天満橋で、家が牧野ってw
単純なコメディかと思ったら、後半の展開はさすが映画らしい脚本。面白く出来ている。
★★★☆

BACK