■散布図にラベルを付けるには

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【 要点 】
Excelにおける散布図とRコマンダーにおける散布図の違い

 右の表1のようなデータを散布図にして示したいとき,
(1) Excelの散布図では
 右図で色付けした範囲(氏名欄を含まない)をデータ範囲として散布図にする. 

 グラフ中のマーカーにラベルに相当するものをを付けたいとき,ラベルを選択しても身長や体重の数値が入り,ユーザとして付けたいラベル,すなわち氏名は入らない.(グラフ1)
 グラフ上でポイントするとそのデータ要素の身長や体重が一時的に見えるが,データ件数が多いときにはどれを表しているのかを識別するのは大変.

 マクロを組めば右図の氏名をラベルとして付ける方法はあるが(マイクロソフト社の頁に解説あり),データ数が数百件(→マーカーが数百個)あるときには,ラベルが多すぎてグラフが見えなくなる.
(2) Rコマンダーの散布図では
 氏名に相当するラベルは付けられないが,グラフ2のように個別に選んだマーカーに整理番号を付けることができる.
表1(架空データ)
氏名 身長 体重
徳川家康 155.2 60.2
豊臣秀吉 160.3 50.3
小田信長 170.1 55.4
今川義元 152.1 58.3
武田信玄 164.3 55.2
上杉謙信 154.3 62.1
毛利元就 158.6 67.5
伊達正宗 152.3 53
長宗我部元親 170.3 57.1


グラフ1


グラフ2
○Rコマンダーにおける散布図の作成方法
 表1のようなデータがExcel上にあるとする.
 Rを起動する.(*1)
 Rコマンダーを起動する.(*2)

 ExcelデータをRに取り込む:Excel上で上記表1の範囲(氏名欄も全部含めてもよい)を反転表示にし,コピー(クリップボードに入る)(*3)

(以下はRコマンダーのメニュー)
 データ→データのインポート→テキストファイルまたはクリップボード,URLから→データファイルの場所:クリップボード,フィールドの区切り記号:タブ→OK
(データが正しくインポートされているかどうかを[データセットを表示]により確かめておく)

 グラフ→散布図→x変数:身長,y変数:体重→「点を確かめる」にチェックを入れて他のチェックをはずす→OK

 「点を特定するには左クリック,右クリックで終了」というダイアログボックスが表示される→OK
 
 グラフ2のように表示されるので,気になるマーカーのみ左クリックすると,「そのデータの番号」がグラフ上に表示される.
*1
 Excel2002のときは,RExcel→Start R
 Excel2007のときは,アドイン→Start R
*2
 Excel2002のときは,RExcel→RExcel→Rcomannder→with separate menus
 Excel2007のときは,アドイン→RExcel→Rcomannder→with separate menus

*3
 ExcelのデータをRコマンダーで読む込む(インポートする)方法は何通りかあるが,ここではクリップボードから読み込む方法で解説している.





○作成されたグラフを画像データとして保存する方法
グラフウィンドウで
 停止→locatorを停止とするとファイルに保存できるようになる.
グラフウィンドウで
 ファイル→別名で保存→Png(gifと同様に透過などが選べて,一時期問題となった特許権に影響されない形式)など
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