[解説]
| 行列の積が定義できるとき,一般に
1 (積に関する)結合法則が成立します。 2 (和の上への積の)分配法則が成立します。 C(A+B)=CA+CB
※ 当然のようですが,説明は難しい事柄:
(a × b) + c ≠ (a + c) × (b + c)
(A × B) + C ≠ (A + C) × (B + C) |
結合法則が成立する例:
![]() ![]() ※ 結合法則や分配法則の成立を一般的に示すには,行列の型に応じて,成分の数だけ両辺を比較する「息の長〜い計算」をします。(略) |
| 左右の位置を入れ替えても積が定義できる場合について,
3[重要] (積に関する)交換法則は成立しません。 例 ![]() したがって,交換法則が成立しないという主張にとって,AB=BAとなる例が幾つあっても関係ありません。 たとえ話による解説:
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※A,Bが正方行列でないときは,積の型が異なるためAB≠BAは自明です:
![]() → [3×2型][2×3型]=[3×3型]になります。
![]() → [2×3型][3×2型]=[2×2型]になります。
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