← PC版は別頁
== 受験の基本問題(図形の長さ・面積) ==
■生成AIを用いた問題の解き方と類題作成について■
《1》 このページの問題は,公立高校入試問題として過去に実際に出題された問題を扱っています
《2》 この過去問に対する解き方・解答は,実際に解答そのものがWeb上に公開されていて,生成AIもそれを読むことができることもあって,生成AIに解いてもらうと,ほぼ正確な答案が得られます
 ただし,コンピュータの答案は,「使えるものは何でも使う」「中学生向けでも高校の定理を使って答えていることがある」「学習指導要領が改訂されていても,その時代に合った学習内容を前提としているとは限らない」などの傾向はあるようですから,そのままでは使えないことがあります.また,生成AIによる答案は,図示されることは少なく,文章で示されることが多いようです
《3》 生成AIに対して,元の問題を示して類題を示してもらうことができますが,その場合
(1) 生徒の立場から見れば,「元の問題に対する模範解答を見たいとき」「自主学習や試験対策として,類似問題で実力を確かめたいとき」に使える可能性があります
(2) 高校入試問題や教員採用試験問題の作成担当者の立場から見れば(秘密作業のため他の人に相談できないが),過去問の数字や形を変えた類似問題が作れる可能性があります
■筆者が試してみたときの傾向を言うと,生成AIは「大規模言語モデル」を使っていると言われ,言語認識には優れているが,図形的な認識については,必ずしも得意でないかもしれません
 すなわち,図のコピーを送信して,類似問題を作成してくださいといっても,指示されている内容がどこまで正確に伝わるかは,未知です
 むしろ,「AB=BCの二等辺三角形」「∠ABC=90°の直角三角形」などの条件は,逐一もれなく文章にして送信する方がよいようです
■高校入試の小問・基本問題をたくさん集めましたので,受験生がこのページで学習する場合は,全部の問題を行う必要はありません.見た目で「簡単にできそうだ」と思うものは,パスしてよいでしょう.「これは,少し考えなくては」と思う問題を解くようにすればよいでしょう.
 「難しいな」と思ったら,「解答を読めばよい」.「答えを見たら負けだ」と思う必要はない → 受験は,時間との戦いなので,タイムパフォーマンスのよい進め方がよく,1日後などの後で「解けるようになっていたら」目標達成と考えるとよい。
 さらに,もっと類題が欲しい思うときは,上記に示した方法で,生成AIに類題を出してもらうのも,よい考えです.

【問題1】
 右の図のようなABCがあり,辺AB上にAD=3cm, DB=5cmとなる点Dをとる。点Dから辺BCに平行な直線を引き,辺ACとの交点をEとする。DE=2cmであるとき,辺BCの長さを答えなさい。
(2026年新潟県公立高校入試問題)
解答を見る

【類題1】
 右の図のように,ABCがある。AD=5cm, DB=3cm, AE=4cm∠ADE=∠ACB, ∠AED=∠ABCのとき,線分ECの長さを求めなさい。
解答を見る

【問題2】
 右の図のような平行四辺形ABCDの辺BC上にCD=DEとなる点Eをとり,線分AEと線分BDの交点をFとする。このとき,次の(1)・(2)の問いに答えなさい。
(1) ADE≡BCDを証明しなさい。
(2) AD=10cm, CD=5cm, ∠DAE=∠CDEとする。このとき,線分BEの長さを求めなさい。
(2026年高知県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題3】
 右の図のように,ABCがある。点Dは辺BCの中点であり,点E, Fは辺ACを3等分する点である。点Gは線分ADと線分BEの交点である。DF=5cmのとき,線分BGの長さを求めなさい。
(2025年秋田県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題4】
 右の図のように,ABCECDは合同な正三角形であり,点B, C, Dは一直線上にある。点Pは辺DE上の点であり,点Qは線分BPと辺CEの交点である。AB=7cm, EP=3cmのとき,線分CQの長さを求めなさい。
(2024年秋田県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題5】
 図2において,ABC≡ECDであり,点B, C, Dは一直線上にある。辺ED上に点Pをとり,線分BPと辺ECの交点をQ,線分BPと辺ACの交点をRとする。
 このとき,次の(1),(2)に答えなさい。
(1) ABR∽△CQRとなることを証明しなさい。
(2) BD=9cmであり,CQ:QE=5:8であるとき,RCの長さを求めなさい。
(2026年山梨県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題6】
 図Tにおいて,A, B, Cは点Oを中心とする円の周上の異なる3点である。3点A, B, Cを結んでできるABCは,AB=ACの二等辺三角形であり,頂角∠BACは鋭角である。Dは,Bから線分ACにひいた垂線と線分ACとの交点である。Eは,直線OCと円Oとの交点のうちCと異なる点である。Fは,線分ECと線分ABとの交点である。EAとを結ぶ。
 次の問いに答えなさい。
(1) EAC∽△CBDであることを証明しなさい。
(2) AD=5cm, DC=2cmであるとき,
@ 線分BDの長さを求めなさい。
A 線分AFの長さを求めなさい。
(2025年大阪府公立高校入試問題B)
解答を見る

【問題7】
 右の図で,ABCADEはともに正三角形であり,3点B, D, Eは一直線上にある。また辺ADを延長した直線と辺BCとの交点をFとし,辺ACDEの交点をGとする。
 次の(1),(2)の問いに答えなさい。
(1) ABF∽△AEGであることを証明しなさい。
(2) AB=6cm, BF=2cmのとき,
(ア) ABFの面積を求めなさい。
(イ) AEGの面積を求めなさい。
(2026年岐阜県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題8】
 右の図のように,ABCがあり,AB=8cm, BC=12cmである。2辺AC, BCの中点をそれぞれD, Eとすると,AE=9cmであった。∠AEBの二等分線と辺ABとの交点をFとし,点Fを通り,辺BCに平行な直線と辺AC,線分AEとの交点をそれぞれG, Hとする。また,辺AC上に点Iを,AI:IC=3:1となるようにとる。
 このとき,次の(1)〜(3)に答えよ。
(1) 線分EHの長さを求めよ。
(2) DG:GIを最も簡単な整数の比で表せ。
(3) GHIの面積は,AFEの面積の何倍か求めよ。
(2026年京都府公立高校入試問題)
解答を見る

【問題9】
 右の図のような,∠ACB=90°の直角三角形ABCがあり,AB=10cm, BC=6cmである。点Dは辺AB上の点で,BD=3cmである。点Eは辺AC上の点で,CE=3cmである。点Dと点Eを結ぶ。
 線分AD上に点Fを,四角形BCEDの面積とBCFの面積が等しくなるようにとるとき,線分DFの長さは何cmか。
(2025年香川県公立高校入試問題)
解答を見る

\(4\sqrt{2}cm\)
【問題10】
 右ののように,AB=\(5\) cm, BC=\(\small 4\sqrt{2}\) cm, CA=\(7\) cmの三角形ABCがある。頂点B, Cからそれぞれ辺AC, ABに垂線をひき,交点をそれぞれD, Eとすると,4点B, C, D, Eは1つの円周上にある。また,線分BDと線分CEの交点を点Fとする。
 このとき,次の各問いに答えなさい。
問1 4点B, C, D, Eを通る円の半径を求めなさい。
問2 BEF∽△CFDを証明しなさい。
問3 BEFCFDの面積比を求めなさい。
 ただし,面積比は最も簡単な整数の比にしなさい。
(2026沖縄県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題11】
 右の図で,ABC∠ABC=90°の直角二等辺三角形であり,BDC∠BDC=90°の直角三角形である。また,点Eは,辺DCを延長した直線上の点で,BD=CEである。
 次の(1),(2)の問いに答えなさい。
(1) ABD≡BCEであることを証明しなさい。
(2) AB=5cm, BD=3cmのとき,
(ア) BDCの面積を求めなさい。
(イ) ACEの面積を求めなさい。
(2025年岐阜県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題12】
 右の図で,4点A, B, C, Dは,円周上にあり,2つの線分ACBDの交点をEとします。
 このとき,線分DEの長さを求めなさい。
(2026年岩手県公立高校入試問題)
解答を見る

【参考:方べきの定理】
(1) 図1のように,点Pが円Oの内部にあるとき
PAC∽△PDBだから
a:c=d:bが成り立つ
ab=cd
4個の変数のうち1個は,他の3個の値で定まる.
\(\displaystyle d=\frac{ab}{c}\)

(2) 図2のように,点Pが円Oの外部にあるとき
PAD∽△PCBだから
a:c=d:bが成り立つ
ab=cd
4個の変数のうち1個は,他の3個の値で定まる.
\(\displaystyle d=\frac{ab}{c}\)

(3) 図3のように,点Pが円Oの外部にあって,PCが接線であるとき
接弦定理により,∠PCB=∠CABが成り立つから
PCB∽△PABにより
a:c=c:bが成り立つ
\(ab=c^2\)
3個の変数のうち1個は,他の2個の値で定まる.
\(\displaystyle b=\frac{c^2}{a}\)


\(\sqrt{6}cm\) \(\)
【問題13】
 図1〜図3のように,AC=\(\small 2\sqrt{3}\) cm, ∠ACB=90°の直角三角形ABCがある。また,点Oを中心とし辺ACを直径とする半円がある。半円と辺ABは交わり,その交点をDとする。
 このとき,次の問いに答えなさい。
問1 図2のように,BC=\(\small \sqrt{6}\) cmとする。このとき,次の(1),(2)に答えよ。
(1) ABC∽△ACDであることを証明せよ。
(2) 線分ADの長さは何cmか。
問2 (略)
(2025年長崎県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題14】
 右の図のように,AC<BCABEがあり,線分BC上にCA=CDとなる点Dをとり,線分ADをひく。点Dを通り,線分BAに平行な直線と線分ACの交点をEとする。3点A, B, Dを通る円Oと線分ACAの方に延長した直線の交点をFとし,線分FDをひく。線分FDと線分ABの交点をGとする。
 このとき,あとの各問いに答えなさい。
 ただし,点Fは点Aと異なる点とする。
(1) FCD∽△DCEであることを証明しなさい。
(2) AC=12cm, BC=18cm, ABCの面積が \(54cm^2\) であるとき,次の各問いに答えなさい。
@ 線分FAと線分AEの長さの比を,最も簡単な整数の比で表しなさい。
A AGDの面積を求めなさい。
(2026年三重県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題15】
 下の図3のように,3点A, B, Cを通る円と,線分ADを延長した直線との点A以外の交点をPとする。
(1) ACP∽△CPDであることを証明しなさい。
(2) AB=7cm, BC=6cm, CA=5cmであるとき,線分APの長さを求めよ。
(2026年愛媛県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題16】
 右の図のように,四角形ABCDがある。AB=6cm, BC=4cm, ∠A=60°, ∠B=∠D=90°のとき,辺CDの長さを求めなさい。
(2026年秋田県公立高校入試問題)
解答を見る

【問題17】
 図3のように,線分BCを半径とし,中心角が90°であるおうぎ形CBGがあり,\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AB}}\) 上に点Hを,CHABとなるようにとる。
 BC=5cmのとき,四角形AHBGの面積を求めなさい。なお,途中の計算も書くこと。
(2026年石川県公立高校入試問題)
解答を見る

【類題2】
 右の図のように,四角形ABCDがある。AB=\(\small 5\sqrt{2}\) cm, BC=\(\small2\sqrt{2}\) cm, ∠A=45°, ∠B=∠D=90°のとき,辺CDの長さを求めなさい。
(生成AI作成)
解答を見る

【類題3】
 右の図のように,四角形ABCDがある。AB=\(\small 2\sqrt{2}\) cm, BC=\(\small \sqrt{6}\) cm, ∠A=75°, ∠B=60°, ∠D=90°のとき,辺ADの長さを求めなさい。
(筆者試作)
解答を見る
←メニューに戻る