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【図形の高校入試問題9】 《合同の証明》==★==
【問題1】
解答を見る右の図のような中心角90°のおうぎ形OABがあり,線分OAの中点をCとし,\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AB}}\) 上に点Dをとり,線分ODの中点をEとします。△AOE≡△DOCであることを証明しなさい。 (2025年鹿児島県公立高校入試問題)
• △AOE≡△DOCを証明するために,2辺とその間の角がそれぞれ等しいことを示す
おうぎ形OABの半径をおうぎ形OA=OB=rとおく @ \(\displaystyle\mathrm{OA=OD=}r\)
A \(\displaystyle\mathrm{OE=OC=}\frac{r}{2}\)
B ∠AOE=∠DOC
以上により,△AOEと△DOCは,2辺とその間の角がそれぞれ等しいから合同である(証明終) 「中心角90°」という条件を使わずに解ける⇔この条件が不要になっている ⇔入試問題では,めったにない,珍しいこと ※∠DOAが90°よりも大きな場合を考えなくてもよいように,親切心で書かれているのかもしれません |
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《合同の証明,円周角,相似図形》==★==
【問題2】
解答を見る右の図のような円があり,異なる3点A, B, Cは円周上の点で,△ABCは鋭角三角形である。点Aから,辺BCに垂線をひき,その交点をDとする。直線ADと円との交点のうち,点Aと異なる点をEとし,点Cと点Eを結ぶ。線分AD上に,CE=CFとなる点Fをとる。直線CFと円との交点のうち,点Cと異なる点をGとし,辺ABと線分CGとの交点をHとする。また,点Bと点Gを結ぶ。 このとき,次の(1),(2)の問いに答えなさい。 (1) △ACH∽△GBHであることを証明せよ。
(2) 点Aと点G,点Bと点Fをそれぞれ結ぶとき,△ABF≡△ABGであることを証明せよ。
(2024年香川県公立高校入試問題)
(1)
2組の角がそれぞれ等しいことを示す • ∠ACHと∠GBHは,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AG}}\) に対する円周角であるから,等しい • ∠CAHと∠BGHは,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BC}}\) に対する円周角であるから,等しい 以上により,△ACHと△GBHは,2組の角がそれぞれ等しいから,相似である…(証明終) (2) ==CE=CFの使い方を考える:推論長い★★== △ABFと△ABGで,2辺とその間の角がそれぞれ等しいことを示す
• ABは共通…@
• ∠GABと∠GCBは,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{GB}}\) に対する円周角であるから,等しい
△AGFについて• ∠BAEと∠BCEは,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BE}}\) に対する円周角であるから,等しい • 問題の仮定により,CE=CFだから,△ECFは二等辺三角形で,その両底角は等しいから,∠GCB=∠BCE したがって,∠GAB=∠BAE…A
• ∠AGC(=∠AGF)と∠AEC(=∠FEC)は,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AC}}\) に対する円周角であるから,等しい
@ABから,△ABFと△ABGは,2辺とその間の角がそれぞれ等しいから合同である…(証明終)
• 前述のように,△ECFは二等辺三角形で,その両底角は等しいから,∠FEC=∠EFC • ∠EFC=∠AFG(対頂角) 以上から,∠AGF=∠AFG 両底角が等しいから,AG=AF…B |
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《合同の証明》==★★==
【問題3】
解答を見る右の図のように,△ABCの辺AB上に点Dを,AD:DB=1:2となるようにとります。辺BC,線分CDの中点をそれぞれE, Fとするとき,四角形DEFAの対角線DFとAEがそれぞれの中点で交わることを証明しなさい。 (2025年埼玉県公立高校入試問題)
• BC,CDの中点がそれぞれE, Fであるから,中点連結定理により
EF∥BD
\(\displaystyle \mathrm{EF}=\frac{1}{2}\mathrm{BD}\)
• AD:DB=1:2であるから\(\displaystyle \mathrm{DA}=\frac{1}{2}\mathrm{BD}\)
DA∥BD
以上により
DA=EF
DA∥EF
1組の対辺DA, EFが,平行でかつ長さが等しいから,四角形ADEFは平行四辺形平行四辺形の対角線は互いに他を二等分するから,「対角線DFとAEがそれぞれの中点で交わる」(証明終) (別解) • BC,CDの中点がそれぞれE, Fであるから,中点連結定理により EF∥BD(EF∥DA)
したがって,△ADGと△EFGについて
∠DAG=∠FEG(錯角)
∠ADG=∠EFG(錯角)
また,\(\displaystyle \mathrm{DA}=\mathrm{EF}=\frac{1}{2}\mathrm{BD}\) だから△ADGと△EFGは,1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい したがって,△ADG≡△EFG DG=FG, AG=EG(証明終)
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《相似図形,三平方,円周角》★★
【問題4】
解答を見る右の図のように,円Oの周上に5点A, B, C, D, Eがこの順にあり,線分ACと線分BEは円Oの直径である。また,AE=4cmで,∠ABE=30°, ∠ACD=45°である。線分ADと線分BEとの交点をFとする。 このとき,次の問い(1)〜(3)に答えよ。 (1) 円Oの直径を求めよ。
(2) 線分EFの長さを求めよ。
(3) 線分ACと線分BDとの交点をGとするとき,△OBGの面積を求めよ。
(2023年京都府公立高校入試問題)
\(4\sqrt{3}\)
たまたま運がよいだけで 解けることもある BEは直径で,∠ABE=30°だから,△ABEは,30°, 60°, 90°の直角三角形で,辺の長さの比は \(1:\sqrt{3}:2\) \(\mathrm{BE}=4\times 2=8\hspace{3px}(cm)\)…(答)
(2)
\(4\sqrt{3}\)
\(4\sqrt{3}\)
分かっている角度を,全部書き込むと,たまたま解けることがある(A)
• BO=AO(半径)だから,∠ABO=∠BAO=30° • ∠CAD=45°だから,∠BFA=30°+45°=75° • ∠BAF=75°だから,∠BFA=180°−(30°+75°)=75° 以上から,△BAFは二等辺三角形になり,\(\small\mathrm{BF=BA=}4\sqrt{3}\) \(\mathrm{EF}=8-4\sqrt{3}\hspace{3px}(cm)\)…(答)
(別解)
分かっている角度を,全部書き込むと,たまたま解けることがある(B)
\(4\)
\(2\sqrt{3}\)
AからDEに垂線AHをひく • ∠BAE=90°, ∠BAF=75°だから,∠FAE=15° • ∠BAO=30°, ∠OAH=30°だから,∠HAF=15° AFは∠HAEの二等分線になっているから HA:AE=HF:FE
\(2\sqrt{3}:4=(2-x):x\)
\(2\sqrt{3}x=4(2-x)\)
\((4+2\sqrt{3})x=8\)
\(\displaystyle x=\frac{8}{4+2\sqrt{3}}=\frac{4}{2+\sqrt{3}}=4(2-\sqrt{3})\hspace{3px}(cm)\)…(答)
(3)
@OB=4だから,GからOBに引いた垂線の長さを求めるA△OBGと相似(または合同)な三角形の面積を求める ◎ ここでは,(2)の結果を利用して,△AFEの面積を求めることにする • △OBG≡△FAEは次のように示される BO=AE=4…(#1)
∠BOG=∠AOE=∠AEF=60°…(#2)
∠OBG=∠EAF(同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{ED}}\) に対する円周角)…(#3)
(#1)(#2)(#3)により,1辺とその両端の角がそれぞれ等しいから,△OBG≡△FAEが言える△AFEの面積は,次のように求まる \(\mathrm{EF}=8-4\sqrt{3}\)
\(\mathrm{AH}=2\sqrt{3}\)
\(\displaystyle\triangle{AFE}=\frac{(8-4\sqrt{3})2\sqrt{3}}{2}=8\sqrt{3}-12\hspace{3px}(cm^2)\)…(答)
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《相似図形,三平方,円周角》★★
【問題5】
解答を見る右の図のように,AD∥BC, AD=2cm, BC=6cm, AB=3cmの台形ABCDがある。線分ACと線分BDの交点をE,∠BAE=90°とする。 このとき,(1)〜(3)の各問いに答えなさい。 (1) 線分ACの長さを求めなさい。
(2) 線分CEの長さを求めなさい。
(3) 点Dを通り直線ACに平行な直線と,直線ABとの交点をFとする。また,線分CFと線分ADとの交点をGとする。
このとき,(ア)〜(ウ)の各問いに答えなさい。 (ア) △DFG∽△ACGであることを証明しなさい。
(イ) △DFGの面積をSとするとき,△ACGの面積を,Sを用いて表しなさい。
(ウ) △DFGの面積をS,△BCDの面積をTとするとき,S:Tを最も簡単な整数の比で表しなさい。
(2024年佐賀県公立高校入試問題)
(1)
△ABCは,∠A=90°の直角三角形だから,三平方の定理により \(\mathrm{AB^2+AC^2=BC^2}\)
\(3^2+\mathrm{AC^2}=6^2\)
\(\mathrm{AC^2}=36-9=27\)
\(\mathrm{AC}=\sqrt{27}=3\sqrt{3}\hspace{3px}(cm)\)…(答)
(2)台形ABCDにおいて,AD∥BCであるから,平行線の錯角が等しいことにより ∠DAE=∠BCE…(#1)
∠ADE=∠CBE…(#2)
(#1)(#2)により,△AEDと△CEBとは,2組の角がそれぞれ等しいから,相似である.したがって,CE:EA=6:2=3:1 \(\displaystyle \mathrm{CE}=\frac{3}{4}\mathrm{AC}=\frac{3}{4}\times 3\sqrt{3}=\frac{9}{4}\sqrt{3}\hspace{3px}(cm)\)…(答)
(3)(ア) 問題の仮定により,FD∥ACであるから,平行線の錯角が等しいことにより ∠DFG=∠ACG…(#3)
∠FDG=∠CAG…(#4)
(#3)(#4)により,△DFGと△ACGとは,2組の角がそれぞれ等しいから,相似である.(イ) △FADと△ABCとは,直角以外に1組の角が等しい(∠ADF=∠BCA)から,相似である したがって FD:AD=AC:BC
\(\mathrm{FD}:2=3\sqrt{3}:6\)
\(6\mathrm{FD}=6\sqrt{3}\)
\(\mathrm{FD}=\sqrt{3}\)
△DFGと△ACGとは,相似比\(\mathrm{FD:AC}=\sqrt{3}:3\sqrt{3}=1:3\) の相似図形であるから,面積比\(1^2:3^2=1:9\) △ACG=9S…(答)
(ウ)(イ)の結果から,△DFGと△ACGとは,相似比\(1:3\) の相似図形であるから, \(\mathrm{AG:GD}=3:1\)
AD=3GD
△ADF=4△DFG…(#5)
また,△BCD=△BCAだから△BCD=△ABC=9△ADF…(#6)
(#5)(#6)より△BCD=△ABC=9△ADF=36△DFG=36S
S:T=1:36…(答)
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《相似図形,円周角,三平方》★★
【問題6】
解答を見る右の図は,点Oを中心とする円で,4点A, B, C, Dはこの順に円Oの周上にあり,AC⊥DBである。点Eは線分ACと線分BDとの交点であり,点Fは線分AB上にあって,EF⊥ABである。また,点GはFEの延長と線分DCとの交点である。 このとき,次の各問いに答えなさい。 (1) △EFB∽△DECであることを証明しなさい
(2) DE=4cm, EB=6cm, EC=3cmのとき,
@ 線分EFの長さを求めなさい。
A 線分GEの長さを求めなさい。
(2024年熊本県公立高校入試問題A)
(1)
△EFBと△DECについて • 問題の仮定から,∠EFB=∠DEC=90°
• ∠FBEと∠ECDは,同一の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{DA}}\) に対する円周角であるから,等しい
以上から,2組の角がそれぞれ等しいから,△EFB∽△DEC…(証明終) (2)@ (1)の結果から,EF:EB=DE:DC \(\mathrm{EF}:6=4:5\)
\(5\mathrm{EF}=24\)
\(\displaystyle\mathrm{EF}=\frac{24}{5}\hspace{3px}(cm)\)…(答)
A • 次の(#1)により,△GECが∠GEC=∠GCEの二等辺三角形であることが証明できる.これにより,GE=GCが言える. • 次の(#2)により,△GDEが∠GDE=∠GEDの二等辺三角形であることが証明できる.これにより,GE=GDが言える. • 以上により,\(\displaystyle\mathrm{GE=GD=GC=}\frac{5}{2}\)が言える…(答) (#1) • ∠GCE=∠EBF(同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{DA}}\) に対する円周角)
• ∠GEC=∠FEA(対頂角)
∠FEA+∠FEB=90°,∠EBF+∠FEB=90°だから∠FEA=∠EBF
よって∠GEC=∠EBF
(#2)
• ∠GDE=∠EAF(同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{CB}}\) に対する円周角)
• ∠GED=∠FEB(対頂角)
∠FEA+∠FEB=90°,∠FEA+∠EAF=90°だから∠FEB=∠EAF
よって∠GED=∠EAF
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《相似図形,円周角》★★★
【問題7】
解答を見る右の図のように,∠ABC <90°の△ABCと,3点A, B, Cを通る円Oがある。∠ABCの二等分線と線分AC,円Oとの交点をそれぞれD, Eとし,線分AEをひく。点Eを通り線分CBに平行な直線と線分AC,線分AB,円Oとの交点をそれぞれF, G, Hとし,線分AHと線分BHとをひく。 このとき,あとの各問いに答えなさい。 ただし,点Eは点Bとは異なる点とする。 (1) △AHB∽△AFEであることを証明しなさい。
(2) AB=7cm, BC=5cm, GH=3cmのとき,次の各問いに答えなさい。
@ 線分EGの長さを求めなさい。
A 線分FDと線分DCの長さの比を,最も簡単な整数の比で表しなさい。
(2025年三重県公立高校入試問題)
(1)
△AHBと△AFEについて • 同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AH}}\) に対する円周角は等しいから ∠HBA=∠HEA…(#1)
• 同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{EC}}\) に対する円周角は等しいから∠CAE=∠CBE…(A)
• 平行線(HE∥BC)に対する錯角は等しいから∠CBE=∠HEB…(B)
• 同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{HB}}\) に対する円周角は等しいから∠HEB=∠HAB…(C)
• (A)(B)(C)により∠CAE=∠HAB…(#2)
(#1)(#2)により,△AHBと△AFEについて,2組の角がそれぞれ等しいから△AHB∽△AFE…(証明終)
(2)@ 1. AG=HG=3 (理由)
2. GE=GB=4• 同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AE}}\) に対する円周角は等しいから,∠AHE=∠ABE • BEは∠ABCの二等分線だから,∠ABE=∠EBC • (1)の結果から,∠EBC=∠HAB 以上により,∠AHE=∠HABとなるから,△AHBは二等辺三角形で,AG=HG=3となる (理由)
A• BEは∠ABCの二等分線だから,∠ABE=∠EBC • (1)の(B)で示したように,平行線(HE∥BC)に対する錯角は等しいから∠CBE=∠HEB 以上により,∠GBE=∠DEBとなるから,△GBEは二等辺三角形で,GB=EGF=4(cm)となる…(答) △AGFと△ABCについて,GF∥BCだから,△AGF∽△ABC GF=Lとおくと,\(\displaystyle L=\frac{15}{7}\) (理由)
\(\displaystyle \mathrm{FE}=4-L=4-\frac{15}{7}=\frac{13}{7}\)• \(3:L=7:5\) \(\displaystyle L=\frac{15}{7}\) • 次に,△FDE∽△CDBだから FD:DC=FE:BC=\(\displaystyle\frac{13}{7}:5=13:35\)…(答) |
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《相似図形,三平方》★★★★
【問題8】
解答を見る[T] 図Tにおいて,A, B, Cは点Oを中心とする円の周上の異なる3点である。3点A, B, Cを結んでできる△ABCはAB=ACの二等辺三角形であり,頂角∠BACは鋭角である。Dは,Bから線分ACにひいた垂線と線分ACとの交点である。Eは,直線OCと円Oとの交点のうちCと異なる点である。Fは,線分ECと線分ABとの交点である。EとAを結ぶ。
次の問いに答えなさい。 (1) △EAC∽△CDBであることを証明しなさい。
(2) AD=5cm, DC=2cmであるとき,
@ 線分BDの長さを求めなさい。
A 線分AFの長さを求めなさい。
(2025年大阪府公立高校入試問題B)
(1)
この段階では,辺の長さが分かっていないから,三角形の相似条件のうちで「角度だけで示せるもの」を考える
△EACと△CDBについて • ∠BDC=90°(問題の仮定による) ∠CAE=90°(ECが直径だから) したがって,∠BDC=∠CAE • ∠AEC=∠ADC(共通の弧\(\stackrel{\large\frown}{\mathrm{AC}}\)の円周角) ∠ADC=∠ACD(二等辺三角形の両底角) したがって,∠AEC=∠DCB 以上から,2つの三角形で「2組の角がそれぞれ等しい」から,△EAC∽△CDB…(証明終) (2) @ △ABDは,∠D=90°の直角三角形だから,三平方の定理により,右図のxを求めると \(\mathrm{AB^2=AD^2+BD^2}\)
\(7^2=5^2+x^2\)
\(x^2=49-25=24\)
\(x=\sqrt{24}=2\sqrt{6}\)…(答)
A (1)の結果から,△EAC∽△CDBだから
EA:AC=CD:DB
\(y:7=2:2\sqrt{6}\)
\(\displaystyle y=\frac{14}{2\sqrt{6}}=\frac{7}{6}\sqrt{6}\)
∠BDC=∠EAC=90°だから,EA∥GD.したがって,△EAC∽△GDC\(\mathrm{EA:GD=AC:DC}\)
\(\displaystyle \frac{7}{6}\sqrt{6}:z=7:2\)
\(\displaystyle 7z=\frac{7}{3}\sqrt{6}\)
\(\displaystyle z=\frac{1}{3}\sqrt{6}\)
\(\displaystyle \mathrm{BG}=x-z=2\sqrt{6}-\frac{1}{3}\sqrt{6}=\frac{5}{3}\sqrt{6}\)
EA∥GDにより,△EAF∽△BGF
\(\mathrm{EA:BG=AF:FB}\)
\(\displaystyle\mathrm{\frac{7}{6}\sqrt{6}:\frac{5}{3}\sqrt{6}=AF:(7-AF)}\)
![]() むずかしい! \(\displaystyle 7:10=AF:FB\)
\(\displaystyle AF=\frac{7}{17}AB\)
\(\displaystyle AF=\frac{49}{17}\)…(答)
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《相似図形,面積比,三平方》★★★
【問題9】
解答を見る右の図のように,線分ABを直径とする半円Oがある。\(\stackrel{\large\frown}{\mathrm{AB}}\) 上に∠AOCが鋭角となるように点Cをとり,線分BC上に2点B, Cとは異なる点Dをとる。直線ADと \(\stackrel{\large\frown}{\mathrm{AB}}\) との交点で,点Aとは異なる点をEとし,点Bと結ぶ。また,∠AOCの二等分線と線分AE, ACとの交点をそれぞれF, Gとする。 このとき,次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。 (1) 次の(a),(b),(c)に入る最も適当なものを,選択肢のア〜カのうちからそれぞれ1つずつ選び,符号で答えなさい。
線分OAと線分(a)は,半円Oの(b)だから,長さが等しい。
選択肢
よって,△OCAは(c)である。
ア OC イ AB ウ 直径 エ 半径
オ 二等辺三角形 カ 直角三角形 (2) △GAF∽△EBDとなることを証明しなさい。
ただし,(1)ののことがらについては,用いてもかまわないものとする。 (3) 次の「な」〜「ね」にあてはまるものをそれぞれ答えなさい。
OA=CA=6cm, BD:DC=1:2であるとき,
(2025年千葉県公立高校入試問題)
(1) (解答のみ示す)
線分OAと線分OC(→ア)は,半円Oの半径(→エ)だから,長さが等しい。 よって,△OCAは二等辺三角形(→オ)である。 (2) • OGは∠AOCの二等分線だから ∠OGA=90°
• ABは直径だから
∠DEB=90°
• 共通の弧\(\stackrel{\large\frown}{\mathrm{CE}}\) の上に立つ円周角は等しいから∠CAE=∠CBE
∠GAF=∠DBE
△GAFと△EBDは,対応する2組の角がそれぞれ等しいから
△GAF∽△EBD・・・(証明終)
\(4\sqrt{3}\)
\(2\sqrt{3}\)
\(2\sqrt{21}\)
(3) ★★★• △CADと△EBDは,いずれも直角三角形で,直角以外に∠CAD=∠EBD(円周角)も成り立つから,相似図形である. そこで,これら2つの三角形の面積比は,その相似比の2乗になる • △ABCは∠C=90°の直角三角形で,AC=6, AB=12だから \(\mathrm{BC}=\sqrt{12^2-6^2}\)
\(=\sqrt{108}=6\sqrt{3}\)
• OA=CA=6cm, BD:DC=1:2であるから
\(\mathrm{CD}=4\sqrt{3}, \mathrm{DB}=2\sqrt{3}\)
• △ACDは∠C=90°の直角三角形だから
\(\mathrm{AD}=\sqrt{6^2+(4\sqrt{3})^2}=\sqrt{84}=2\sqrt{21}\)
• △CADと△EBDの相似比は
\(\mathrm{AD:BD}=2\sqrt{21}:2\sqrt{3}=\sqrt{7}:1\)
面積比は,7:1そこで,△CADの面積から,△EBDの面積が求められる • △CADの面積\(S\)は \(S=\mathrm{AC\times CD}\div 2=6\times 4\sqrt{3}\div 2=12\sqrt{3}\)
• 求める△EBDの面積を \(s\) とすると
\(S:s=7:1\)
\(12\sqrt{3}:s=7:1\)
\(\displaystyle s=\frac{12}{7}\sqrt{3}\hspace{2px}(cm^2)\)・・・(答)
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《相似図形,三平方の定理》★★★★
【問題10】
解答を見る右の図のように,∠CAB=30°, AB=ACの二等辺三角形ABCがある。点Aから辺BCに垂線ADをひき,∠DBE=45°となるように辺AC上に点Eをとる。線分ADと線分BEの交点をFとし,点E,点Fから辺ABにそれぞれ垂線EG, FHをひく。線分ADと線分EGの交点をIとし,点Bと点Iを結ぶ。 このとき,次の@,Aの問いに答えなさい。 @ 次の「け」〜「さ」にあてはまるものをそれぞれ答えなさい。
線分AFの長さは (け+こ\(\sqrt{\hspace{50px}}\) さ) \(cm\) である。 A 次の「し」〜「せ」にあてはまるものをそれぞれ答えなさい。
(2025年千葉県公立高校入試問題)
\(4\sqrt{2}\)
\(4\sqrt{2}\)
\(\displaystyle \frac{4\sqrt{6}}{3}\)
\(\displaystyle \frac{8\sqrt{6}}{3}\)
\(\displaystyle \frac{4\sqrt{6}}{3}+4\sqrt{2}\)
\(\displaystyle 4(\sqrt{6}+\sqrt{2})\)
\(\displaystyle 2\sqrt{2}\)
• ∠CAB=30°, AB=ACだから
∠ABC=∠ACB=75°
• ∠DBE=45°だから
△DBFは直角二等辺三角形
\(\mathrm{DB=DF=4,BF=}4\sqrt{2}\)
• △DCFも直角二等辺三角形になるから
\(\mathrm{DC=CF=4,BF=}4\sqrt{2}\)
![]() △CEFの辺と角が決まれば,問題の解決に近づく! ∠ECF=30°
• ∠ABC=75°, ∠CBF=45°だから
∠ABE=30°
∠CEF=60°
• 以上により,△CEFは,30°, 60°, 90°の直角三角形だから
\(\mathrm{FE:EC:CF=}1:2:\sqrt{3}\)
• \(\mathrm{CE:CF=}2:\sqrt{3}\)だから![]() この問題を10分とか15分で解くのは,とても無理かも・・・100点防止のおまじないか? \(\sqrt{3}\mathrm{CE}=8\sqrt{2}\)
\(\displaystyle\mathrm{CE}=\frac{8\sqrt{2}}{\sqrt{3}}=\frac{8\sqrt{6}}{3}\)
• \(\mathrm{EF:CF=}1:\sqrt{3}\)だから
\(\sqrt{3}\mathrm{EF}=4\sqrt{2}\)
\(\displaystyle\mathrm{CE}=\frac{4\sqrt{2}}{\sqrt{3}}=\frac{4\sqrt{6}}{3}\)・・・しすせ(答)
• ∠EAB=30°, ∠EBA=30°だから
EA=EB=\(\displaystyle \frac{4\sqrt{6}}{3}+4\sqrt{2}\)
• △BEGは,30°, 60°, 90°の直角三角形だから
\(\mathrm{GE:EB:BG=}1:2:\sqrt{3}\)
• \(\mathrm{EB:BG=}2:\sqrt{3}\)だから
\(\displaystyle 2\mathrm{BG}=(\frac{4\sqrt{6}}{3}+4\sqrt{2})\sqrt{3}=4\sqrt{2}+4\sqrt{6}\)
\(\displaystyle \mathrm{AB}=4\sqrt{2}+4\sqrt{6}\)
• △AFH∽△ABDだから
AF:FH=AB:BD
\(\displaystyle 4\mathrm{AF}=2\sqrt{2}\times (4\sqrt{2}+4\sqrt{6})=16+16\sqrt{3}\)
\(\displaystyle \mathrm{AF}=4+4\sqrt{3}\)・・・けこさ(答)
(別解)直角三角形△ADCについて三平方の定理を使って,ADを求めてからAFを答えにする方法も考えられる |
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《合同図形,面積比》★★★★
【問題11】
解答を見る右の図1で,点Oは線分ABを直径とする半円の中心である。 点Pは,線分OA上にある点で,点O,点Aのいずれにも一致しない。 点Qは,\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AB}}\) 上にある点で,点A,点Bのいずれにも一致しない。 点Rは,\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BQ}}\) 上にある点で,点B,点Qのいずれにも一致しない。 点Aと点Q,点Aと点R,点Bと点Q,点Pと点Rをそれぞれ結ぶ。 次の各問に答えよ。 [問1] 図1において,AQ=BQ,∠QAR=20°,∠ARP=a°とするとき,∠BPRの大きさを表す式を,次のア〜エのうちから選び,記号で答えよ。
ア (a+20)度 イ (a+25)度 ウ (155−a)度 エ (160−a)度 [問2] 次の図2は,図1において,AP=AQ,\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BR}}=\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{QR}}\) のとき,点Qと点Rを結んだ場合を表している。
次の@,Aに答えよ。 @ △APR≡△AQRであることを証明せよ。
A 次のの中の「う」「え」に当てはまる数字をそれぞれ答えよ。
図2において,線分ABと線分BQとの交点をS,点Oと点Rを結び,線分BQと線分ORとの交点をTとした場合を考える。 AP=2OPのとき,△RSTの面積は,四角形
(2025年東京都公立高校入試問題)
[問1]
• ABは直径だから ∠AQB=90°
• さらに,AQ=BQだから
∠QAB=∠QBA=45°
したがって,∠RAP=25°• △RAPにおいて,∠Pの外角は,他の2つの内角の和に等しいから ∠BPR=a+25°→イ・・・(答)
[問2]@ △APRと△AQRについて • \(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BR}}=\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{QR}}\) で,「長さが等しい弧に対する円周角は等しいから」 ∠QAR=∠BAR
• 辺ARは共通• 仮定によりAP=AQ 以上により,2辺とその間の角がそれぞれ等しいから △APR≡△AQR・・・(証明終)
A• △RAOと△RSTについて \(\displaystyle \mathrm{RS}=\frac{1}{2}\mathrm{RA}\)
\(\displaystyle \mathrm{RT}=\frac{2}{3}\mathrm{RO}\)
を示して,\(\displaystyle \triangle\mathrm{RST}=\frac{1}{2}\times\frac{2}{3}\triangle\mathrm{RAO}=\frac{1}{3}\triangle\mathrm{RAO}\)となることを示す…(#1)このとき,AP=2OPだから,△RPO=sとおくと,△RAP=2s また,@の結果から,△APR≡△AQRだから,△RQA=2s 四角形AORQの面積:△RSTの面積=5s:3s×\(\displaystyle\frac{1}{3}\)=5:1が言える (#1)の証明 • 弧 \(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BR}}\) の中心角∠BORの大きさは,円周角∠BARの2倍 • @の結果から,∠BAR=∠QAR したがって,∠BOR=∠BAQ • AQ∥OT • △AQB∽△OTB • AQ:OT=2:1 • OR=OA(半径)だから QA=2k, AP=2k, PO=k, OT=k, TR=2kとおける
• △QASと△TRSについてQA=TR
∠QAS=∠TRS(平行線の錯角)
∠AQS=∠RTS(平行線の錯角)
1辺とその両端の角がそれぞれ等しいから,△QAS≡△TRSよって,AS=SR=Lとおける 以上により,(#1)が示されたから,四角形AORQの面積:△RSTの面積=5:1 う/えは,\(\displaystyle\frac{1}{5}\)・・・(答) |
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《相似図形,同一円周上にある事の証明,面積比》★★
【問題12】
解答を見る下の図1のように,線分AB上に点Cを,AC>CBとなるようにとり,AC, CBをそれぞれ1辺とする正三角形CAD, BCEを,直線ABについて同じ側につくる。この状態から,△BCEを,点Cを回転の中心として時計回りに回転させる。 このとき,次の問いに答えなさい。 1 下の図2のように,点Eが線分BD上にあるとき,線分AEと線分CDとの交点をFとする。このとき,
(1) △CAE≡△CDBであることを証明せよ。
(2) 次のア〜エのうち,1つの円周上にある4点の組として正しいものを1つ選び,ア〜エの記号で書け。
ア A, B, C, D イ A, B, C, F ウ A, C, D, E エ B, C, E, F 2 下の図3のように,点Eが辺CDの上にある。AC:CB=5:3のとき,四角形ADBCの面積は,△BEDの面積の何倍か求めよ。
(2025年愛媛県公立高校入試問題)
1
(1) △CAEと△CDBについて,2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいことを示す • CADは正三角形だから,CA=CD
• CEBは正三角形だから,CE=CB
• ∠ACE=60°+∠DCE,∠DCB=60°+∠DCEだから∠ACE=∠DCB
以上から,△CAEと△CDBは,2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいから,合同…(証明終)
(2) (1)の結果から,∠CAE=∠CDEが成り立つから,弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{CE}}\) に対する円周角が等しく「円周角の定理の逆」により,4点A, C, D, Eは同一円周上にある→ウ (1つ選ぶという解答の形式から,他の選択肢が間違っていることの証明まではいらないものと考えられる。) 2 • △CSBと△BSDとは,底辺の長さがCS:SD=3:2で,高さが共通であるから,面積比はS:U=3:2 • △CSBと△CADとは,相似比が3:5であるから,面積比はS:T=9:25 したがって,U:S:T=6:9:25 U:(U+S+T)=6:(6+9+25)=6:40=3:20 \(\small\displaystyle\frac{20}{3}\)倍…(答) |
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《相似図形,面積比》★★★★
【問題13】
解答を見る右の図のような台形ABCDがあり,AD∥BCである。また,3点A, C, Dを通る円と辺ABは,点A, Bと異なる点で交わり,その交点をEとする。このとき,次の問いに答えよ。 (1) △ABC∽△DCEを証明せよ。
(2) さらに,点Eを通り,直線BCに平行な直線と,辺AC, DCの交点をそれぞれF, Gとする。
点Eが辺ABの中点で,AB:DC=8:7のとき,次の問いに答えよ。 ア △ABCの面積をSとおくとき,△DEGの面積をSを用いて表せ。また,その求め方を言葉や数,式などを用いて説明せよ。
イ AD:BCを最も簡単な整数の比で表せ。
(2025年福井県公立高校入試問題)
(1) 2つの三角形△ABCと△CDEについて,2組の角がそれぞれ等しいことを示す
• ∠BACと∠EDCは,同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{EC}}\) に対する円周角だから,等しい ∠BAC=∠CDE…(#1)
• ∠BCAと∠DACは,平行線(AD∥BC)の錯角だから等しい∠BCA=∠DAC
さらに,∠DACと∠DECは,同じ弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{DC}}\) に対する円周角だから,等しい∠DAC=∠DEC
以上から,∠BCA=∠DEC…(#2)(#1)(#2)により,2つの三角形△ABCと△CDEは,2組の角がそれぞれ等しいから相似である…(証明終) ア • △ABC∽△DCEで,対応する2辺の比がAB:DC=8:7であるから 面積比は
• AE:EB=4:4で,AD∥EG∥BCだから△ABC:△DCE=64:49 △DEGと△CEGは,底辺の長さがDG=CGで高さが共通だから \(\displaystyle\triangle\mathrm{DEG}=\frac{1}{2}\triangle\mathrm{DEC}\)
△ABCの面積をSとおくと
\(\displaystyle\triangle\mathrm{DEC}=\frac{49}{64}S\)
\(\displaystyle\triangle\mathrm{DEG}=\frac{49}{128}S\)…(答)
《要点復習:平行線と線分の比》
イ◎ 教科書に書かれている事 左図で,AF∥BE∥CDのとき 〇 教科書に書いてないが,分かるはずの常識 \(\displaystyle \mathrm{BP:CD}=m:(m+n)\) だから
\(\displaystyle \mathrm{BP}=\frac{m}{m+n}b\)
\(\displaystyle \mathrm{PE:AF}=n:(m+n)\) だから
\(\displaystyle \mathrm{PE}=\frac{n}{m+n}a\)
したがって
\(\displaystyle L=\frac{n}{m+n}a+\frac{m}{m+n}b\)
\(\displaystyle =\frac{na+mb}{m+n}\)
• アの結果から △ABC:△DCE=64:49 • ところで △DEGと△AEGとは,底辺の長さEGが共通で,高さが等しいから,面積が等しい △CEGと△BEGとは,底辺の長さEGが共通で,高さが等しいから,面積が等しい
以上により,△DEC=△AGB• △ABC:△AGB=64:49 • △ABCと△AGBとは,底辺の長さABが共通で,高さの比がBC:EGだから BC:EG=64:49
![]() 時間内にできる生徒が,いるのか? \(\displaystyle\mathrm{EG=\frac{AD+BC}{2}}\) だから
BC:EG:AD=64:49:34
BC:AD=64:34=32:17…(答)
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《相似図形,三平方》★★★★
【問題14】
解答を見る右の図で,5点A, B, C, D, Eは円Oの周上にある。線分CEは円Oの直径であり,AC⊥BDである。点Fは線分ACと線分BDとの交点であり,点Gは線分CEと線分BDとの交点である。各問いに答えよ。 (1) △BCF∽△ECDを証明せよ。
(2) ∠ABD=a°とするとき,∠BECの大きさをaを用いて表せ。
(3) ∠DCE=45°, BC=6cm, CE=10cmのとき,@,Aの問いに答えよ。
@ 線分AFの長さを求めよ。
A 点Oと線分BDとの距離を求めよ。
(2025年奈良県公立高校入試問題)
\(5\sqrt{2}\)
\(5\sqrt{2}\)
\(10\)
\(6\)
\(3\sqrt{2}\)
(1)• 問題の仮定により,∠BFC=90°,またECは直径だから∠EFC=90° • 共通の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{CD}}\) に対する円周角は等しいから,∠CBF=∠CED 以上から,△BCFと△ECDについて,2組の角がそれぞれ等しいから,△BCF∽△ECD…(証明終)
\(3\sqrt{2}\)
(2)• ∠BACと∠BECは,共通の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BC}}\) に対する円周角だから,等しい • 問題の仮定により,∠BFA=90°だから,∠BAC=90°−a° したがって, ∠BEC=90°−a°…(答) (3) @ △ABFと△ECBについて • ∠BACと∠BECは,共通の弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{BC}}\) に対する円周角だから,等しい • ∠BFA=90°(問題の仮定),∠EBC=90°(直径CEの円周角) 以上から,△ABFと△ECBについて,2組の角がそれぞれ等しいから,△ABF∽△ECB BF:FA=CB:BE \(3\sqrt{2}:\mathrm{FA}=6:8\) \(6\mathrm{FA}=24\sqrt{2}\) \(\mathrm{FA}=4\sqrt{2}\)…(答)
\(3\sqrt{2}\)
\(4\sqrt{2}\)
\(\sqrt{2}\)
\(5\)
AOから線分BDに引いた垂線をOHとすると, • AC⊥BD,OH⊥BDだから ∠HOG=∠ACO • OG⊥ODだから ∠HOG=∠HDO • △ECA∽△HDOになるから CE:EA=DO:OH \(10:\sqrt{2}=5:\mathrm{OH}\) \(\displaystyle\mathrm{OH}=\frac{\sqrt{2}}{2}\)…(答) |
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《相似図形,三平方,面積比》★★★★
【問題15】
解答を見る右の図において,△ABCはAB=ACの二等辺三角形である。Dは,△ABCの頂角∠BACの二等分線と辺BCとの交点である。E, Fは辺AB上にあってA, Bと異なる点であり,AE=EF=FBである。CとEとを結ぶ。Gは,線分ECと線分ADとの交点である。Hは,Aから直線FDにひいた垂線と直線FDとの交点である。Hは,直線ABについてCと反対側にある。HとBとを結ぶ。 次の問いに答えなさい。 (1) △ABCの内角∠BACの大きさをa°とするとき,△ABCの頂点Cにおける外角の大きさをaを用いて表しなさい。
(2) △AHD∽△CDGであることを証明しなさい。
(3) AB=7cm, BC=6cmであるとき,
@ 線分GCの長さを求めなさい。
A △AHBの面積を求めなさい。
(2025年大阪府公立高校入試問題C)
(1)
\(\displaystyle \angle \mathrm{CAD}=\frac{a^{\circ}}{2},\angle\mathrm{ADC}=90^{\circ}\) だから,△ABCの頂点Cにおける外角の大きさは \(\displaystyle \frac{a^{\circ}}{2}+90^{\circ}\)…(答)
(2)• (AE=)EF=FB • CD=DB だから,CE∥DF 平行線の錯角は等しいから,∠CGD=∠HDG…(#1) 問題の仮定により,∠CDG=∠AHD(=90°)…(#2) (#1)(#2)により,△AHDと△CDGとは,2組の角がそれぞれ等しいから,相似である…(証明終) \(\sqrt{10}\) \(\sqrt{10}\) (3)
簡単な小問は,後の小問のヒントになっていることがある@ • △ADCについて,三平方の定理を使う \(\mathrm{AD^2+DC^2=AC^2}\)
\(\mathrm{AD^2}+3^2=7^2\)
\(\mathrm{AD^2}=49-9=40\)
\(\mathrm{AD}=\sqrt{40}=2\sqrt{10}\)
• (2)の結果から,CE∥DFで,AE=EFだから
\(\mathrm{AG}=\mathrm{GD}=\sqrt{10}\)
\(\mathrm{GC}^2=3^2+(\sqrt{10})^2=19\)
\(\mathrm{GC}=\sqrt{19}\)…(答)
A
《目標とする考え方》
• △CDGの面積は
1. △AHD∽△CDGだから,相似比の2乗を使うと,△CDGの面積から△AHDの面積が求まる 2. HD:HFの比率を使うと,△AHDの面積から△AHFの面積が求まる 3. AF:FB=3:2だから,△AHFの面積から△AHBの面積が求まる \(\displaystyle\frac{3\sqrt{10}}{2}\)
• △CGDについて,三平方の定理を使うと
\(\displaystyle \mathrm{CG}^2=3^2+(\sqrt{10})^2=19\)
\(\displaystyle \mathrm{CG}=\sqrt{19}\)
1. △AHDと△CDGの相似比は,\(2\sqrt{10}:\sqrt{19}\)だから,面積比は\(40:19\)△AHDの面積は
△AHD∽△CDGだから,AD:DH=CG:GD\(\displaystyle\triangle\mathrm{AHD}=\frac{3\sqrt{10}}{2}\times\frac{40}{19}=\frac{60}{19}\sqrt{10}\) \(2\sqrt{10}:\mathrm{DH}=\sqrt{19}:\sqrt{10}\)
考え方が複雑で,計算量も多い!大変な問題!∃ ∀ ∅
\(\displaystyle\mathrm{DH}=\frac{20}{\sqrt{19}}=\frac{20}{19}\sqrt{19}\)
CE∥DFだから
FD:EG=2:1
FD:EC=1:2=2:4
したがって
FD:GC=1:3
\(\displaystyle\mathrm{FD}=\frac{2}{3}\mathrm{GC}=\frac{2}{3}\sqrt{19}\)
\(\displaystyle\mathrm{HF=HD-FD}=\frac{20}{19}\sqrt{19}-\frac{2}{3}\sqrt{19}\)
\(\displaystyle =\frac{60-38}{3\times 19}\sqrt{19}=\frac{22}{3\times 19}\sqrt{19}\)
2. \(\displaystyle \mathrm{\frac{HF}{HD}}=\frac{22\sqrt{19}}{3\times 19}\times\frac{\sqrt{19}}{20}=\frac{11}{30}\)
△AHFの面積は
3. AF:FB=3:2だから,△AHBの面積は
\(\displaystyle \triangle\mathrm{AHF}=\frac{60}{19}\sqrt{10}\times\frac{11}{30}=\frac{22}{19}\sqrt{10}\) \(\displaystyle \triangle\mathrm{AHB}=\frac{22}{19}\sqrt{10}\times\frac{3}{2}=\frac{33}{19}\sqrt{10}\)…(答)
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《相似図形,角の二等分線,円周角,長さの比》★★★★
【問題16】
解答を見る右の図のように,AB<ACの△ABCと,3点A, B, Cを通る円Oがある.∠ACBの二等分線と,点Aを通り線分BCに平行な直線の交点をDとする。線分CDと円Oの交点をEとし,線分BEの延長線と線分ADの交点をF,線分ABと線分CDの交点をGとする。 このとき,あとの各問いに答えなさい。 ただし,点Eは点Cと異なる点とする。 (1) △ABF∽△ADGであることを証明しなさい。
(2) AB=6cm, BC=5cm, CA=7cmのとき,次の各問いに答えなさい。
@ 線分AGの長さを求めなさい。
A 線分DEと線分GCの長さの比を,最も簡単な整数比で表しなさい。
(2024年三重県公立高校入試問題)
(1)
△ABFと△ADGについて • ∠ABF=∠ACE(弧\(\stackrel{\Large\frown}{\mathrm{AE}}\) に対する円周角) =∠BCD(CDは∠ACBの二等分線) =∠ABC(平行線の錯角) • ∠BAE=∠DAG(共通) 以上から,2組の角がそれぞれ等しいから,△ABF∽△ADG…(証明終) (2) @ CGは∠ACBの二等分線だから,角の二等分線についての性質から AG:GB=AC:CB=7:5 \(\displaystyle\mathrm{AG}=\frac{7}{12}\mathrm{AB}\) \(\displaystyle=\frac{7}{12}\times 6=\frac{7}{2}\hspace{2px}(cm)\)…(答)
\(\displaystyle\frac{7}{2}\)
\(\displaystyle\frac{5}{2}\)
A ==難しい==• ∠ACD=∠ADCだから,△ADCは二等辺三角形になり AD=AC=7
• (1)の結果から,△ABF∽△ADGだからBA:AF=DA:AG
\(\displaystyle 6:\mathrm{AF}=7:\frac{7}{2}=2:1\)
\(\displaystyle \mathrm{AF}=3\)
\(\displaystyle \mathrm{FD}=4\)
![]() こんな問題は,時間がかかるので,最後に回すべし∃ ∀ ∅ DE:EC=4:5
DE=4l, EC=5lとおける
• △DGA∽△CGB,相似比7:5だからDG:GC=7:5
DG=7k, GC=5kとおける
• EG=5l−5k=7k−4lだから
\(\displaystyle 9l=12k\)
\(\displaystyle l=\frac{4}{3}k\)
\(\displaystyle \mathrm{De:EG:GC}=4l:(5l-5k):5k\)
\(\displaystyle =\frac{16}{3}k:\frac{5}{3}k:5k\)
\(\displaystyle =16:5:15\)…(答)
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