== 問題以上,答以下 ==
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文章題では,
問題をじっくり読む
ことが大切です.
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ここでは答を気にせずに,
問題を読む
ことに集中しましょう.
《もとの問題》
右図で,△ABCと△ADEは,頂角が等しい二等辺三角形であり,BC,DEはそれぞれの底辺である.また,点Dは辺AC上にある.
このとき,BD=CEであることを証明せよ.
(「滋賀県 平成11年度」問題の引用)
《答える前に》
△ABCの底辺は,どの辺だと書かれていますか.
AB
,
BC
,
CA
△ABCで長さが等しいのは,どの辺とどの辺ですか.
AB=BC
,
BC=CA
,
CA=AB
−−−(1)
△ADEの底辺は,どの辺だと書かれていますか.
AD
,
DE
,
EA
△ADEで長さが等しいのは,どの辺とどの辺ですか.
AD=DE
,
DE=EA
,
EA=AD
−−−(2)
問題文で「頂角が等しい」と書かれているのは,次のうちどの関係のことですか.
EDA=
CDB
,
EDC=
ADB
,
EAD=
CBD
,
EAD=
CAB
,
AED=
ACB
−−−(3)
BD=CEのように,辺の長さが等しいことを証明するために,2つの三角形の合同を利用する方法があります.
上で考えた(1)(2)(3)から,どの三角形の合同をいえばよいのですか.
△ADEと△BDC
△ACEと△ABD
△BCDと△ECD
これらの三角形の合同をいうために,次のうちどの条件が使えますか.
対応する三辺がそれぞれ等しい
二辺とその間の角が等しい
一辺とその両端の角が等しい
(もとの問題の証明を見ておく→)
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証明
△ABDと△ACEについて
AB=AC
AD=AE
BAD=
CAE
二辺とその間の角が等しいから
△ABD
△ACE
ゆえに,BD=CE
(証明終)
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