分数道場(No.2 和差/異分母)
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《解説》
分母が異なる分数の和や差を求めるときは,通分で分母をそろえてから,分子の和や差をつけます.
例
通分するときは,分母の最小公倍数を新しい分母にするのが普通です.
例
最小公倍数を分母にするのは,(分母や分子の)数字が大きくならないための工夫なので,どうしても最小公倍数を思いつかないときは,単純に分母の積を分母にするのもやむをえないでしょう.
(最小公倍数を使って通分する練習の授業では,×となることもあります.)
例
Point:
分母になかった数
を,
分母にも分子にも
掛ける.
《問題》
次の計算の答を右の表から選びなさい.
おてつきはダンゴ1つ
≪付録≫
※ 各自で気になる分数計算の答えを確かめてみよう!
(上の問題以外でも可)
次の空欄に,分母と分子を半角数字で記入して,[計算する]ボタンを押してください.書き込めるのは半角数字だけで,+−の符号や文字,小数点などを書いても受け付けません.
各々の分数の分母や分子は5桁以内の正の整数にしてください.(10000以上の数字や小数は書かないで!)
(足し算)
+ =
計算する
問題を消す
(引き算)
− =
計算する
問題を消す
(他に各自で確かめる方法)
Excelを使って分数計算をするには:
○例えば,
+
を計算するには,
(1) ワークシートのどこかのセルに =2/3+3/4 などと書きこみます.このとき 先頭に=を付けることが重要です.
(2) 計算結果は,標準の設定では,1.416666667 などと小数で表示されますので,これがどんな分数を表しているのかを確かめるためには,
書式→セル→表示形式→分数→1桁増加とします.(Excel2007では書式→セルの書式設定→分数→1桁増加)
1よりも大きい分数になるときは
1 5/12
などと帯分数で表され,
1
を表します.
これは仮分数では
に対応しています.
○例えば,
−
を計算すると,
分母が3桁の分数になりますが,この分数を表示するには 書式→セル→表示形式→分数→3桁増加とします.(Excel2007では書式→セルの書式設定→分数→3桁増加)
この結果は
-5 47/420
などと表示されますが,これは
−5
= −
を表します.
○ 分母が4桁以上になるときは,この方法では対応できません.
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