≪要点1≫
1次関数y=ax+bのグラフは,y=axのグラフをy軸方向にbだけ平行移動させた直線になります. このグラフでは,x=0のときy=bになります.すなわち,y軸上の点(0, b)を通ります. このbの値を1次関数y=ax+bのグラフの「切片」といいます.
【例1】
(解答)次の1次関数の切片を求めてください. y=2x+3 切片は3…(答) (右図の赤丸のy座標) |
≪要点2≫
展開形で書かれた1次関数ax+by+c=0の切片と傾きを求めるには,yについて解かれた形(y=...の形)に直して,xの係数(傾き)と定数項(切片)を読み取ります. 傾きは,切片は
【例2】
(解答)次の1次関数の切片を求めてください. 3x+2y+6=0 2y=−3x−6 切片は−3…(答) (右図の赤丸のy座標) |
【問題】
次の図は1次関数のグラフです.このグラフを平行移動して のグラフを描くとき,赤丸で示した切片をどこに移動したらよいか.新しい切片の場所をクリックして示してください. |