○1次式の計算のしかた
(1) 文字の項どうし,数の項どうしをまとめて簡単にします.
例文字の項と数字の項とで係数は完全に分けて計算します.これらが混ざることはありません.
3x+5+2x+4=(3+2)x+5+4=5x+9
3x−5+2x+4=(3+2)x−5+4=5x−1 (−3x+5)+(2x−7)=(−3+2)x+5−7=−x−2
問題次の計算をしてください.
○答案では文字の項を先に書くものとします.
例 3x+4←○ 4+3x←×:数字の項を先に書いています. −3x+4←○ 4−3x←×:数字の項を先に書いています. ○文字の部分では大文字と小文字の区別をします. 例 (x+1)+(2x+3)=3x+4←○ (x+1)+(2x+3)=3X+4←×:大文字で答えています. ○HELPなしで正解になればその問題はできたものとします. |
(2) 係数が0,1,−1になるときは,特別な書き方があります.
[A] xの係数が0のときはxの項を書きません.数の項が0のときも何も書きません.
例
0x+3は3と書きます. 3x+0は3xと書きます. ※ただし,0x+0は単に0と書きます.
[B] xの係数が1のときは単にxと書きます.(途中経過では1xと書いても構いません.)
逆に,単にxと書かれているときは1xを表していることに注意しましょう.
例
3x+xは3x+1x=4xになります. (2x+3)+(x+4)は(2+1)x+(3+4)=3x+7になります.
[C] xの係数が−1のときは単に−xと書きます.(途中経過では−1xと書いても構いません.)
逆に,単に−xと書かれているときは−1xを表していることに注意しましょう.
例
3x−xは3x−1x=2xになります. (2x+3)+(−x+4)は(2−1)x+(3+4)=x+7になります.
[*] 文字がaのときは次のようになります.
例
0a+3=3, 0a+0=0, 1a=a, −1a=−a |
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