例1
x=2を,2次方程式x2−5x+6=0に代入すると,22−5×2+6=0となるので,x=2はこの2次方程式の解です.
x=1を,2次方程式x2−5x+6=0に代入すると,12−5×1+6=2(≠0)となるので,x=1はこの2次方程式の解ではありません.
例2
x=1が,2次方程式x2−7x+a=0の解になるためには,12−7×1+a=0とならなければならないので,a=6です.(実際,a=6のときには,x2−7x+6=0の解はx=1,6となります.)
例3
x=2,−3が2次方程式x2+ax+b=0の解であるならば,
22+2a+b=0・・・(1),(−3)2−3a+b=0・・・(2)が成り立たなければならないので,a,bの値は連立方程式(1)(2)の解です.したがって,a=1,b=−6です.(実際,a=1,b=−6のときには,x2+x−6=0の解はx=2,−3となります.)