【解説】 (問題は下にあります.)
【二次方程式の解の公式】
2次方程式 ax2+bx+c=0 ( a≠0 )の解は
x=
です.(これを使えばどんな2次方程式でも解けます.)
ただし,中学校では根号(√)の中には,0以上の数が入る問題だけを扱います. |
例 2x2+5x+1=0 を解くには a=2,b=5,c=1 を解の公式に代入します.
例 3x2−4x−5=0 を解くには a=3,b=-4,c=-5 を解の公式に代入します.
■ 公式は分っていても,正解にたどり着けない生徒が,よくやる間違いは次のような点です.
1 bが負の数(-4など)のときに,b2を+にせずに−にしてしまう.
aやcが負の数のときに,−4acの符号を間違ってしまう.(符号の間違い)
2 約分するときに,分子の一方だけを割ってしまう.(約分の間違い)
3 等式の変形なのに=を付けない.逆に,等しくないものまで=を付けてしまう.
(答案の書き方の間違い)
3の例には次のようなものがあります.
【問題】
次に示すのは,問題と間違い答案です.上に示した例を参考にしてどこが間違っているか示しなさい.(「符号が間違っている」「約分が間違っている」「答案の書き方が間違っている」で答えなさい.)
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