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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2024年8月 

※ネタバレありです

31/ MOVIX京都 愛に乱暴
7084
森ガキ侑大監督脚本作品。
江口のりこ主演。小泉孝太郎、馬場ふみか、風吹ジュン、水間ロン、斎藤陽一郎、青木柚、西本竜樹、堀井新太、岩瀬亮ほか。
主人公はすごく勤勉な主婦。義理の母の面倒も見るし、いう事も聞くし、冷めた夫にも真摯に向き合って、ごみ置き場の掃除までする。
しかし、何かかがおかしい。そんなある日、夫から不倫相手が妊娠したから離婚を迫れらることに。そこから何かが吹っ切れてしまう…。
主人公がずっと見ていたSNSがまぁまぁなキーになっていて、なるほど因果応報ということか、しかしただでは立ち上がらん、といったところか。
江口のりこは言うまでもなく、小泉風吹親子の存在感もすごい。
★★★☆
31/ アップリンク京都 ACIDE アシッド
7083 Acide
ジュスト・フィリッポ監督脚本作品。フランス映画
ギューム・カネ主演。ペイシェンス・ミュンヘンバッハ、レティシア・ドッシュ、マリー・ユンク、スリアン・ブラヒム、マルタン・ベルセ、クレマン・ブレッソンほか。
硫酸の雨に追われるフランスの家族を追ったサスペンス。
エピローグの暴動がなんなのかわからんまま、主人公は要注意人物化し、それによって寄宿舎でいじめられる娘。別居している妻。そこに襲い掛かる硫酸の雨。
とにかく娘の奔放さに振り回され次々周りが不幸になって行く感じ。めんどくさいなー
それと脚本が80年代風で、事が起こるのも展開も遅い。なので退屈になってしまう。
★★☆
26/ イオンシネマ京都桂川 サユリ
7082
白石晃士監督脚本作品。
南出凌嘉主演。根岸季衣、近藤華、梶原善、占部房子、きたろう、森田想、猪俣怜生ほか。
押切蓮介の同名コミックを実写化。
中古の一軒家に引っ越してきた家族7人。しかし家に住む悪霊に次々殺されていく。そして生き残った祖母と孫息子が家族の復讐のため立ち上がる。
通常のジャパニーズホラーと違って、中盤からの霊vs人間の図式が面白くなって、エピローグは泣ける、まであるってどんなに贅沢なホラーか。
霊の見せ方も、面白いので大満足。
入場者特典:押切蓮介描き下ろしメモリアルポストカード(1週目)
★★★★★
25/ MOVIX京都 箱男
7081
石井岳龍監督脚本作品。
永瀬正敏主演。浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市、渋川清彦、中村優子、川瀬陽太ほか。
安部公房原作の同名小説をかの石井岳龍が27年前に頓挫して以来、映像化。
アヴァンギャルドな小説を映像化してるから、当然アヴァンギャルド。
洗濯機を梱包している箱にすっぽり埋まって町中にたたずみ人に紛れる男。そんな男を追う偽医師。彼を狩ろうとする現代の狩人などが錯綜する。
強烈な石井岳龍の世界に、現代の技術を融合させ面白い演出も多数ある。
★★★
24/ MOVIX京都 エア・ロック
7030 No Way Up
クラウディオ・ファエ監督作品。イギリス映画
ソフィー・マッキントッシュ主演。ウィル・アッテンボロー、ジェレミアス・アムーア、マヌエル・パシフィック、グレース・ネトル、ジェームズ・キャロル・ジョーダン、フィリス・ローガン、コルム・ミーニィほか。
リゾートに行く途中、飛行機が海上で墜落し沈没していく。海中では人食い鮫が待ち受けていて、脱出するか空気の残った機内に留まるか選択を迫られる。
おどろきの普通の展開。ホラーでもないし、緊張感もそんなに感じない。
けど、まぁこういう映画もあっていいか、って感じ。
★★★
24/ MOVIX京都 ラストマイル
7029
ポイントで鑑賞。
塚原あゆ子監督作品。
満島ひかり主演。岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、火野正平、阿部サダヲほか。
TBSドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の脚本家野木亜紀子×監督塚原あゆ子3度目のタッグで、同時間軸での事件を描いている。
巨大通販メーカーの荷物が爆発し、死者が出る。そこから各所で次々爆発事故が起こり、通販メーカーと配送業者が陥れられる事に。そして犯人が分かったところ、すでに5年も意識の戻らない自殺者だった…。
「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、竜星涼、飯尾和樹、薬師丸ひろ子、松重豊、「MIU404」から星野源、綾野剛、橋本じゅん、前田旺志郎、金井勇太、永岡拓也、麻生久美子とほぼフル出演。
MCUのようにユニバース化されてシリーズ見てる人はたまらんおもろい。その上、2時間の映画でこれだけのキャラクターを登場させ、主演である満島ひかりのぶっ飛んだキャラクターを全編で暴れさせるという面白さ。
配送業繋がりで「あなたのブツが、ここに」の山崎亜子が最重要キャラで出ていてうれしい。
★★★★★
18/ TOHOシネマズ二条 フォールガイ
IMAX2D字幕ver.
7028 The Fall Guy
デビッド・リーチ監督製作作品。アメリカ映画
ライアン・ゴズリング主演製作。エミリー・ブラント、ウィンストン・デューク、アーロン・テイラー=ジョンソン、ハンナ・ワディンガム、テリーサ・パーマー、ステファニー・スーほか。
スタントマンの主人公。撮影監督の彼女。高慢なハリウッドスター。スタントシーンで事故ってから3年。ほぼ引退状態から急に呼び出され、また高慢なハリウッドスターのスタントマンをすることになるが、バスタブで亡くなっているところを発見し、濡れ衣を着せられて…。
予告から驚くほどハリウッド映画らしい映画だと思ってたら、内容はもっと上質なハリウッド映画だった。
こんなご機嫌な映画、久々だわ。
ラスト20分の展開の見事さが、「作る側」の力を感じられて感動さえ覚える。その上、ウィリアム・シャトナーのカメオ出演ときたら。最高か。
入場者特典:IMAX限定ポストカード
★★★★★
17/ MOVIX京都 ゼーガペインSTA
7027
特別料金(2000円)で鑑賞。
下田正美監督作品。
TVシリーズ、ADPに続く3度目のアニメ化。
前半は総集編、後半はSTA本編である、TVシリーズの続編にあたる本作という構成。
予習しようとしたけどアマプラで1話だけ無料というセコい状況だったので、結局うろ覚えで鑑賞。なので最後まで手探りでの鑑賞w
こういう見方はあかんな。
唯一、思い出したのが世界が虚構ですでに人類は全滅し、データの中でだけの存在だということ。そういえばそうだったなー、と。
入場者特典:山下明彦描き下ろしイラストカード「リョーコ&シズノ制服ver.」
★★☆
12/ アップリンク京都 デューン/砂の惑星 4Kリマスター版「テアトル・クラシックスACT.4」
7026 Dune
特別料金(1200円)で鑑賞。
デビッド・リンチ監督脚本作品。アメリカ映画
カイル・マクラクラン主演。ユルゲン・プロフノウ、フランチェスカ・アニス、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤング、パトリック・スチュワート、ステシング、ホセ・ファーラー、バージニア・マドセン、リンダ・ハントほか。
1985年に初公開された本作のレストア版。タイトル通りテアトル東京厳選の名作をレストア上映した作品ということらしい。
公開当時に観たきりだったので改めて観たら、すごい駆け足というか、説明で端折ってる部分が多くてびっくり。というのもジル・ビルヌーブ版の2作、ほぼ6時間近い長編を、この2時間ちょっとで再現してるのだ。
当時、覚えているのがハルコンネンの気持ち悪さと、スティングとマクラクランの決闘シーンくらい。「イデオン」のドウモウの元になったサンドワームもうまくデザインしたなーという感じ。
今回、改めて観てがんばって再現したんだなーと改めて感服。超大作がリンチらしくないのが、それでもここまで仕上げているのはすごい。
ホドロフスキーのなしえなかった本作をベースにしていて、ギーガーらしい室内や、エゴン・シーレぽい扉や、カルロ・ランバルディのクリーチャーの創造力などよく出来ているんだ、という感じ。
★★★☆
11/ MOVIX京都 プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
7025 Winnie-the-Pooh:Blood and Honey 2
リース・フレイク=ウォーターフィールド監督原案編集製作作品。イギリス映画
スコット・チャンバース主演製作。タルラー・エバンス、ライアン・オリバ、テレサ・バナム、ピーター・デソウザー=フェイオニー、アレックス・ニューマン、サイモン・キャロウほか。
シリーズ2作目。前作の事件を信じず誹謗中傷にさらされるクリストファー・ロビン。しかし信じる派は、プーの包囲網を狭めいよいよ追い詰めたところで、逆襲の手に出る。そして信じない派の大虐殺が始まる。
前作ではプーとピグレットだけだったのが、ティガーとオウルが参戦。しかしディズニーの見た目とは似ても似つかないので、プーとティガーの違いがわからん。あの鳥はなんだっけ?ってなったわ。
プーの頭部がまばらな毛の上に、前作以上に皺くちゃで玉袋みたいだった。
前作のローションまみれの演出と比べると断然良くなってるけど、まだまだだねー。
★★★
10/ 109シネマズHAT神戸 ブルーピリオド
7024
萩原健太郎監督作品。
眞栄田郷敦主演。高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、中島セナ、やす、薬師丸ひろ子、石田ひかり、江口のりこほか。
東京藝術大学を目指し、合格するまでを描いた文系男子の話。
もっとドラマチックにエモーショナルな感じに仕上がってると思ったら、ただの文系の苦悩を実写化しただけだった。
確かに共感するけど、共感できない人の方が多いんじゃないかなー。
★★★
4/ MOVIX京都 インサイド・ヘッド2
7023 Inside Out 2
ケルシー・マン監督原案作品。アメリカ映画
ピクサー最新作。
シリーズ2作目は思春期を迎えた主人公の心(脳)の葛藤を描いている。
これがディズニーアニメで一番の売り上げになったというのが意外。正直、ストーリー的に男子を女子にしただけ感がするんだよね。
こういう話、作られてたよね。ただ脳の話ではないけど。けど女子が主人公というのはなかったから、そこがけん引力になったんかなー、とうがった見方しかできない自分は差別主義者なのかも知れない…。
★★★★
3/ TOHOシネマズ二条 ツイスターズ
IMAX2D字幕ver.
7022
ポイントで鑑賞。
リー・アイザック=チョン監督作品。アメリカ映画
デイィー・エドガー=ジョーンズ主演。グレン・パウエル、アンソニー・ラモス、ブランドン・ペレア、キーナン・シプカ、デビッド・コレンスウェット、モーラ・ティアニー、サッシャ・レインほか。
シリーズ2作目になるが、すでに原作者であるマイクル・クライトンが亡くなってるので、ベースにした感じ。
冒頭(プロローグ)で、主人公のチェイサーチームが竜巻に巻き込まれ5人中3人を亡くす。そこから普通の気象予報士になった主人公は、生き残りの1人である、現役のチェイサーの誘いで復帰することになるが、そこにいたのが野良チェイサーとの対立であった。
1作目と何が違うんだ、というほど古臭く感じたデザスタームービー。
★★★
2/ TOHOシネマズくずはモール 僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト
7021
岡村天斎監督作品。
劇場版4作目も原作者堀越耕平が総監修を務めている。
時間的には7期の大事件前のシークエンスらしいけど、オリジナルキャラの日本侵攻に対抗する仲間たち、という図式。
新キャラの最強さとか、設定の妙とか、とにかくよく出来ている。
盛り上がりも十分感じれたし100点仕上がり。
入場者特典:僕のヒーローアカデミアVol.Next
★★★★★

2023 Movie Award

2023年年間ベストワーストはこちらから


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