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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め

★★★★☆
ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年12月 

30/ T-joy京都 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
6783 Whitney Houston:I Wanna Dance with Somebody
イベント割ムビチケ(1200円)で鑑賞。
ケイシー・レモンズ監督製作総指揮作品。アメリカ映画
ナオミ・アッキー主演。スタンリー・トゥッチ、アシュトン・サンダース、タマラ・チュニー、ナフェッサ・ウィリアムズ、クラーク・ピータース、ブリア・ダニエル・シングルトンほか。
ホイットニー・ヒューストンの生涯を描いた実話をベースにした作品。
2019年公開のドキュメンタリーとは違う切り口で、冒頭からゲイの要素を描いて、神の歌声の国歌独唱。そこここに見える断ち切れない麻薬の誘惑、そしてドラマの最後。こんなにドラマチックだったのかと思わざるを得ないすごい作品。
主演のナオミ・アッキーが本人と比べ容姿が劣ってしまってるのが残念。
★★★★☆
29/ 109シネマズ大阪EXPOCITY アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
IMAXレーザーGT 3D字幕ver.
イベント割ムビチケ(1200円)で鑑賞。
2度目はIMAXレーザーGT仕様。
画角がすばらしい。輝度がすばらしい。
今回見て気付いたのが、海にアノマロカリスがいた。
また捕鯨ボートの銛発射機に「日浦」の文字がプリントされている。こちらはパンフレットまがいのブックレットにも明確に記載されている。一瞬、嬉しさが湧いたが、よく考えると皮肉っているとしか思えない。他国の文化を批判するのはやめたほうがいい。
3D深度:★★★★★
★★★★★
25/ TOHOシネマズ二条 ブラックナイトパレード
6782
イベント割ムビチケ(1200円)で鑑賞。
「銀魂」の福田雄一監督脚本作品。中村光の同名コミックを映像化。
吉沢亮主演。橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐、若月佑美、佐藤二朗、玉木宏、ムロツヨシ、山田裕貴、藤井美菜ほか。
福田雄一が好みそうな奇想天外というか不条理というかな設定のサンタクロースのバックボーンを描いた作品。
今回は吉沢の上を行く中川大志の怪演がすばらしい。いつもの橋本環奈も健在でここら辺も安定株。
気になったネズミの表現にCGを使わなかったのは、作風に寄せてるのかなー、と思ったり。
★★★
24/ TOHOシネマズ二条 THE FIRST SLAM DUNK
IMAX 2Dver.
6781
イベント割ムビチケ(1200円)で鑑賞。
井上雄彦監督脚本原作作品。
原作もアニメも見てないので、全くの素人で挑んだ初井上雄彦。
原作を再構築し主人公である宮城の目線がメインに、バスケットボールとの出会いから、現在の山王工業高校との試合を中心に描いている。
とにかく驚きの画質。井上雄彦のタッチがまんま動いてる感じがすごい。
2時間の上映時間の中で、主人公周りをしっかり描こうとするとこういうスタイルになるんだろうな、と思う。
入場者特典:THANKSプレゼント:A5描き下ろしミニポスター
コースター
★★★★☆
24/ MOVIX京都 仮面ライダーギーツ×仮面ライダーリバイス
MOVIE バトルロワイヤル
6780
柴崎貴行監督作品。
簡秀吉、前田拳太郎主演。佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心、北村諒、日向亘、井本彩花ほか。
今回のゲストは、仮面ライダー龍騎の須賀貴匡、松田悟志、萩野崇。
タイトルではギーツが先になってるけど、実際はリバイスの友情がメインになった展開で、そこにギーツのライダー同士のいがみ合いの元祖、「龍騎」から4体のライダーが参戦し、タイトル通りのバトルロワイヤルを繰り広げる。
今までのしっかりしたストーリーというより、戦闘シーンがほとんどの今作は振り切り方が潔いので、悪くはないけど高齢者には退屈。
かといってストーリーがしっかりされても、演出がなーってなると思うのでこれはこれでいいのかな。
入場者特典:バトロワダッシュヒーロー:仮面ライダーギーツver.
★★★
17/ イオンシネマ京都桂川 アバター ウェイ・オブ・ウォーター
ULTIRA DOLBY ATMOS HFR 3D字幕ver.
6779 AVATAR:The Way of Water
ジェームズ・キャメロン監督製作脚本原案作品。アメリカ映画
サム・ワーシントン主演。ゾーイ・ソルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジャック・チャンピオン、クリフ・カーティス、ジェイミー・フラッターズ、ブリテン・ダルトンほか。
前作からの完全な続きで、なんと主要キャラが何らかの形で生き続けてるという驚きの設定からのストーリー。クオリッチがナヴィになってたり、グレースに娘が出来てたり。
大きく3部に分かれた190分超だけど、全く退屈しないすばらしい展開。前半は、前作からの地続きの展開で、相変わらずの地球人の暴挙が続き、そこを守るためにジェイク家族は別の場所に移動する。中盤は新しい住処である海の民メトケイナ族に身を寄せて、新しい体験や経験と仲間ができる。そして終盤は、執拗なクオリッチの魔の手が届きだしての最終決戦。
正直、前半と終盤は相変わらずの好戦的な展開で、ちょっとしんどくはなる。自分は中盤のメトケイナ族のおおらかな交流と、若者たちの自由な行動、海中の美しい生物たちに、キリの謎の行動(これは解決しないので次回に持ち越しのようです)とか観ていて感動しかない。
地球側のメカニックデザインもすばらしく、特にRDAのカニカニ海中作業艇とかは最高にいい。
全5部作の1作目に当たる今作。もう楽しみしかない。
3D深度:★★★★★
★★★★★
11/ MOVIX京都 ラーゲリより愛を込めて
6778
瀬々敬久監督作品。
二宮和也主演。北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、奥野瑛太、金井勇太、中島歩、田辺桃子、山中崇、市毛良枝ほか。
実話をベースにした太平洋戦争末期、ソ連の契約反故によって拿捕された日本兵。ソ連の捕虜となってシベリア抑留された主人公の常に希望を捨てない前向きな生き様を描いている。
とにかく勝手なソ連の暴挙によって10年以上囚われ強制労働させられた男たち。そもそも日本軍にほだされた日本が満州なんて国を作ったことが起因なんだから自業自得ではあるけど、現在も過去も、広大な土地を持った矮小国の身勝手に振り回された末端の人間の末路が壮絶すぎて、涙なしには見られない。
特に4つの遺言は、泣かすための演出じゃん。
★★★★☆
10/ MOVIX京都 マッドゴッド
6777 MAD GOD
フィル・ティペット監督製作作品。アメリカ映画
出演者にアレックス・コックス、ニキータ・ローマンほか。
ティペットが30年を掛けてスタッフと一緒に完成させたストップモーションアニメ。
さすがのフィル・ティペット、実写との合成に違和感がまったくないストップモーションがすごい。
既視感のある荒廃した未来とか、吐しゃ物に排せつ物にチンコ丸出しとか、ティペット脳ってこうなってるの?って感じ。
★★★★
10/ TOHOシネマズ二条 MEN 同じ顔の男たち
6776 MEN
アレックス・ガーランド監督脚本作品。イギリス映画
ジェシー・バックリー主演。ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィほか。
心の離れてしまった夫婦。衝動的に自殺(じゃないかもしれない)した夫の面影を拭えないまま、片田舎の一軒家を借りて身も心も元に戻ろうとするが、その村の男たちの様子がおかしかった…。
がっつりホラー仕様のジェンダー問題に切り込んだ問題作。
目に見える何かをリアルに感じると、化学に侵された田舎町を隠ぺいするためになるけど、どうやらそういう単純な事ではなく、夫によって傷ついた心情の具現化なのじゃないかと思える。
女性にとってフルチンの男なんて恐怖でしかないし、結局男目線でしか話せない奴の顔はみんな同じに見えて当然だし。最後の最後に自然と融合した男の股間のヴァギナから同じ男が的リューシカのように次々と出現する。
こんなに考えられる映画も久々だ。
★★★★★
3/ MOVIX京都 ブラックアダム
Dolby Cinema 2D字幕ver.
6775 Black Adam
ジャウム・コレット=セラ監督作品。アメリカ映画
ドウェイン・ジョンソン主演製作。オルディス・ホッジ、ピアース・ブロスナン、サラ・シャヒ、ノア・センティネオ、マーワン・ケンザリ、クインテッサ・スウィンデル、モー・アマー、ボディ・サボンギほか。
シャザムの力によって魔力を得た男が復讐したせいで、5000年封じ込められる。そして現代、偶然復活させられて大暴れし始める。
ブラックアダムの新登場だけではなく、JSAのメンバーも登場し、それによってすばらしい展開になるところは、今までのDCにないものである。
JSAを操っているのは、「スーサイドスクワッド」でも悪名高きアマンダ・ウォーラー。そしてエピローグにはスーパーマンも登場し、最高潮!!
DCEUの本格始動になる記念すべき1作目(だそうです)
★★★★★
3/ TOHOシネマズ二条 月の満ち欠け
6774
廣木隆一監督作品。
大泉洋主演。有村架純、目黒蓮、伊藤沙梨、田中圭、柴咲コウ、菊池日菜子、小山紗愛、寛一郎、波岡一喜、丘みつ子ほか。
純恋愛劇ぽいけど、ファミリームービーでありながらSFであるというコークスクリューな設定。
主人公の娘が高熱を1週間出した後、別人になったような言動が見えるようになる。そこから事故で亡くし、娘の真相はわからなくなるものの、全く知らない男や娘の親友の話を聞くうちに、その真相が理解されてゆく。
SFとしては、どうなん?とは思うけど、大泉洋がすごくいい。
入場者特典:ポストカード
★★★★
2/ TOHOシネマズなんば ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
6773 The Electrical Life of Louis Wain
ウィル・シャープ監督脚本作品。イギリス映画
ベネディクト・カンバーバッチ主演製作総指揮。クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズほか。
実在のイラストレーター、ルイス・ウェインの生涯を描いた作品。
イギリスの1800年代から900年代にかけての、ある意味破天荒な人生に正直共感は出来ない。
コスチュームプレイの不潔なシーンは、自分にはつくづく合わないと再認識。そこばかり気になる。
画面が終始スタンダードサイズというのも奇をてらってるけど、安っぽく見える。
★★★

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