monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年6月


27/ なんばパークスシネマ 宇宙ショーへようこそ
3992
舛成孝二初長編監督作品。
何の知識もなく劇場予告だけで観に行った作品。だから期待も何もなかったけど、観客を見ればそっち系かとも取れる感じでどうなるかと思ったら、まぁ。
よく出来てます。良く動いてます。すごい楽しいです。創造性も「サマーウォーズ」と比べると断然ある。
楽しい田舎の夏休みですよ。そこで宇宙旅行ですよ。もう、ワクワクですよ。
主演の少年少女5人をちゃんと描いているし、それに関わるエイリアンもちゃんと理にかなってる。
A3サイズポスター、入場時にカットフィルム
★★★★☆
27/ なんばパークスシネマ 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー
超電王トリロジー
Episode Yellow
お宝DEエンド・パイレーツ
3991
ポイントで鑑賞。
柴崎貴行監督作品。
今回は、副題どおり電王の世界なのに、ディケイドに登場した泥棒ライダーディエンドが主役。
人を思いやること、母への愛情を描いている。
多分、小学生の自分が見たら忘れられない映画になっただろうけど、あまりに色々な経験済みではありきたり感が占拠してしまう。
デンライナー、イマジン4人衆、映画版良太郎、がんがん生成長してるこはなを狂言回しに使っての展開は、やはり安心するし感動も出来る。
このまま年1ペースで電王新作作っていただいても結構です。
入場時にガンバライドカード、DVD付きパンフ購入
★★★☆
26/ MOVIX京都 マイケル・ジャクソン
キング・オブ・ポップの素顔
3990 MICHAEL JACKSON COMMEMORATED
マーク・シャフル×オースティン・テイラー監督作品。後者は、脚本、原案、プロデュースも兼ねる。
元々、マイコーのマネージャーでもあるマーく・シャフルが、本人から実生活を撮ってほしいとの依頼でピンマイクを付け一時期を密着したものを編集映画化。
マイコーが普通の人だとわかる。分かるけどファンが普通の人じゃないと分かる。あまりに狂信的で、見方を変えるとマイコー教のプロパガンダムービーに見えなくもない。
自分はマイコーに何があっても嫌いにはなれなかった。ただそれだけ。「I LOVE YOU」なんて言えない。それが出てくるファン(ヲタですね)は男も女も関係なく絶叫している。なんか変だ。
あとマイナスに感じたのは、マイコーの曲が、収録時に流れてる時以外、一切サントラとして使われていないのだ。当然ダンスもする訳ないから、まるで誰かの狂信的なドキュメンタリーを観ているようだった。
、前売りにデジタルコンテンツ、入場時にポスター
★★★
26/ MOVIX京都 アウトレイジ
3989
北野武監督脚本編集作。
久々のヤクザモノ。それもずっと誰かが喋ってるちょっと変わったスタイル。
冒頭からの絵作りはさすが北野監督作。もう、わくわくしっぱなし。
ところが中盤、ムチャクムチャになっていく。まさに仁義なき争いというか殺し合い。
後半、もうそろそろおなか一杯と思い始めたエピローグ、一気に大どんでん返し。びっくりの結末に、これがまさに映画と思える。
配役のすばらしさも相まって豪華な映画に仕上がっている。
"悪い男"なのにエコバッグ
★★★★★
25/ TOHOプレックス二条 告白
3988
レイトショー価格で鑑賞。
「パコと魔法の絵本」の中島哲也監督作品。松たか子主演。岡田将生、木村佳乃共演。
予告で見る限り、激しく陰惨な展開かと思ったら、冒頭から事件後の学期末。そうかタイトル通りの事件に関する人間の告白で構成されてるのか。そこからが、自分にとっては主人公目線で感じられるので、爽快爽快。
浅知恵のティーンエイジャーをたやすく手玉にしていく松たか子の執念たるや、尊敬に値する。
けど、生徒側の考えって今も昔も変わらないと思うのです。デバイスが増え、表現力が増しても、結局10代は10代の知恵しかないわけで、そこで教える側がどう対応するかと考えると、松たか子の行動は平成的なのかもしれないな〜と。
★★★★★
20/ MOVIX京都 ザ・ウォーカー
3987 THE BOOK of ELI
MOVIXの日価格(1000円)で鑑賞。
ヒューズ兄弟監督作品。デンゼル・ワシントン主演、ゲイリー・オールドマン、ジュエニファー・ビールス、ミラ・クニスほか。
近未来SF。銀残し風のタッチは、現代と紫外線の量が違うと言う設定。まぁ、「マッドマックス」から脈々と受け継がれてる世界観なので、新鮮味はないけど安心感はあるw
主人公の異常な一途さは、何処から来るのかと思ったら、これが大どんでん返しでな〜んだ「
座頭市」か、って感じ。ベースがキリスト教圏らしいところもマイナス。
★★★☆
20/ TOHOプレックス二条 Flowers
3986
ポイントで鑑賞。
ROBOT製作、「ガチ☆ボーイズ」の小泉徳宏監督作品。
資生堂「椿」とのタイアップとして、CMに出演している女優を使って、昭和初期から現代(平成)までの一つの血を追っている。祖は蒼井優(昭和11年)、その子供三姉妹に竹内結子(昭和39年)、田中麗奈(昭和44年)、仲間由紀恵(昭和52年)その仲間の娘2人に鈴木京香(平成21年)、広末涼子(平成21年)と言う感じ。
ROBOT製作だけに「オールウェイズ」で培った特撮技術で各時代の「色」を再現してノスタルジーがハンパない。
主人公である女性中心の視点だけど、その環境もしっかり描いていてすごく興味深い。
★★★★☆
19/ TOHOプレックス二条 サバイバル・オブ・ザ・デッド
3985 SURVIVAL OF THE DEAD
ジョージ・A・ロメロ監督脚本作品。ある意味”ゾンビ映画”のナンバリング作品。
今作は、前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のスピンオフ(逆もあり)的なスタイルの撮り方で、「ダイアリー〜」に登場する州兵崩れの盗賊が主人公。
舞台は、2つの血族が争ってる小島。
ゾンビを消火器や照明弾で殺したり、人間しか狙わなかったゾンビを一歩進めたりと、改革はしてる。
そんなことより、分かり易い展開といい感じのエンディングに、言うほど怖さは感じないまでも叙情的な作品に仕上がっている。
ビニール傘専用"梅雨オブ・ザ・デッド"ステッカー
★★★★☆
18/ シネマート心斎橋 鉄男
THE BULLET MAN
3984
レイトショー価格で鑑賞。
塚本晋也、監督脚本原作撮影編集特撮美術出演の一人8役w
シリーズ3作目は、舞台は東京なのに全編英語で、主演も白人という不思議空間。
3作目にしてやっとこなれた感じ。塚本監督が歳取ったからか?w抽象的な表現が影を潜め、理解し易い展開で面白い。
人間と鉄の融合=兵器という図式は、アメコミ的でもあり悪くない。
監督は、アバラの透けるような、けどグラマラスな女性が好みのようで、今作のヒロインもクールビューティで綺麗。
★★★★☆
13/ なんばパークスシネマ 孤高のメス
3983
東映らしい地べたに這ったような邦画。
成島出監督、夏川結衣、堤真一主演。
原作は京大卒で現在も淡路島で地域医療に携わっている大鐘稔彦の同名小説。
1989年のまだ未知の世界だった生体肝移植を中心に人間の繋がりとか、心情を描いている。
当時の手術環境とか、手術シーンを克明に描いていてすごいです。マジすごいですw
あと、こういう映画でよくいる極悪人が出てこないのが、不愉快でなくていいw
抗(アンチ)ウイルス・ペン
★★★★☆
13/ なんばパークスシネマ シーサイド・モーテル
3982
守屋健太郎監督脚本作品。原作は、岡田ユキオの小説。コミカライズ化もされている。
ド田舎のモーテルの4部屋を舞台に11人の男女が繰り広げるおかしな空間。
こういうタイプは、微妙にすべての人間が関わりを持って展開して行くもの、というか展開することが醍醐味なのだが、今作は微妙に接点がない。じゃぁ、狂言回しの外部の人間が関わるかと思うと、そうでもない。せっかくやる気のないおまわりのペアがいたのに。
出演者がすばらしいだけに、すべてが中途半端で残念な作品。
ポストカードセット
★★★
12/ TOHOプレックス梅田 クレイジー・ハート
3981 CRAZY HEART
今作でオスカーを受賞したジェフ・ブリッジス主演のカントリー歌手の半生を描いたフィクション。まるでノンフィクションのストーリーは、感動しまくりである。オスカーは主題曲も受賞している。
俳優でもあるスコット・クーパーの監督脚本製作作品。
共演にマギー・ギレンホール(ジェイク・ギレンホールの姉)、ロバート・デュバル。
スタイルは「レスラー」と同じ。才能のあるダメ人間の生き様を克明に描いているのが、その環境が悪くない。彼の才能に惚れ込んだ男達が見放さないのだ。金儲けのためだとしても、温かくていい。しかし異性である彼女には許せない領域がある訳で、必ずしも円満ではない。そこもいい。
★★★★★
6/ なんばパークスシネマ 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー
超電王トリロジー
Episode Blue
派遣イマジンはNEWトラル
3980
3部作の2作目に当たる青編。
舞原賢三監督作品。
今回は、「〜ファイナル・カウントダウン」で初登場した主人公、良太郎の孫、幸太郎がメインになったすごいしっかりしたお涙頂戴モノ。あまりにセオリー通りの展開に涙は一切出ずw
コハナ役の松元環季が、超成長してるし。ゲストの高山侑子(「レスキュー・ウィング」)もがんばってるし。ゲストの怪人はカマキリ女だし。そんなに悪くはない。相変わらず70分ちょっとなんで、もうちょい時間あればいいんだけど。
デンライナー参上!スタンプ、入場時にガンバライドカード
★★★☆
5/ TOHOプレックス二条 座頭市
THE LAST
3979
レイトショー価格で鑑賞。
坂本順治監督作品。
出演者パワーのすごい映画。久々の目力満載の仲代達也に、工藤夕貴、寺島進、豊原功補、原田芳雄ほか。
悪くないストーリーだけど、副題に「THE LAST」が付いてるのにこれ1本なんだよね。
観る前に香取×座頭市でこの前に作品があると思い込んでて、観始めたら全然前作が思い出せなくて、さてどうしたもんかと思ったら、全くそんなの存在しなかったw
けどそれはまるで続編のような始まり方で、惑わせるのには十分。
なんだか作品毎にレヴェルが落ちてきてる気がする…。
★★★
5/ MOVIX京都 RAILWAYS
49歳で電車の運転士になった男の物語
3978
ROBOT製作、錦織良成監督作品。
中井貴一主演の、実話を元にしたドラマ。
高年齢向けの脚本、ベタベタな展開、ROBOTである必要のない作品、だと思うんだけど、ここまで感動できるのはROBOTでしかなしえないんだろうなと思う。
もうね、観てるだけで幸せなんです。そこに日常の不幸が降りかかって号泣。振り回されてる自分が腹立つけど、こんないい映画はない。
鉄も納得で、島根の密着ロケも暖かい。
キップ型ストラップ
★★★★★
4/ TOHOプレックスなんば マイ・ブラザー
3977 BROTHERS
レイトショー価格で鑑賞。
デンマーク映画の「ある愛の風景」をジム・シェリダン監督作品。
トビー・マグワイヤー、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン主演。
さすがヨーロッパ映画らしく、解決しない展開に、ちょい消化不良になるけど、これもありなスタイルか。
けど、内容は言うほど新鮮に感じない。こういう展開、あったよな〜。
トビーは激痩せしてるし、ナタリーは相変わらずきれいだし。それだけ。
★★★☆
3/ 御堂会館 アイアンマン2
3976 IRON MAN 2
試写会状 試写会に行ってきました。
1作目同様ジョン・ファブロー監督、ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトローは変わらず。前回カメオのニック・フューリーもがっつり登場。これでアイアンマンの「アヴェンジャーズ」への布石完成。
ミッキー・ローク、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソンとゲストは豪華だけど、「スパイディ」と同じくゲストが増えれば増えるほど散漫になって残念な結果が待っている。
ミッキー・ロークのじじむささは天才科学者に見えないし、
クライマックスの即、死にはないかな〜。もっとひっぱらないと。強大さが伝わらない。
スーツも前回と比べて初出じゃないから新鮮味がない分、何か新しいことをするのかと思ったら想定内だったし。
OPとEDが前作では、カイル・クーパーの手によってスタイリッシュで科学的だったのが、ベタな展開で残念。
アイアンマン×ローズオニールキューピー
★★★★

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