monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年5月


30/ MOVIX京都 ヒーローショー
3975 THE HERO SHOW
井筒和幸監督のヤンキーモノ。
主演は、ジャルジャルの2人。「ガキ帝国」の紳介竜介、「岸和田少年愚連隊」のナインティナインに続く、吉本お笑い芸人主演3作目。
ヤンキーと言うかわいげのある不良ではなく、分別のない今風なチーマー崩れの若者の攻防をストレートに描いている。だから、教訓なんて感じない。
何年か前に東○阪大生の生き埋め事件をベースにしてるので、常識的な目では見れない過激さだ。腹が立って、恐ろしくなる。
やる方もやられる方もキチガイばっかり。登場人物がどうなろうが知ったこっちゃない。全員不幸になって欲しい。
ラッキー★アイテム 糸巻きヒーロー人形ストラップ(赤)
★★☆
30/ MOVIX京都 プリンス・オブ・ペルシャ
3974 PRINCE OF PERSIA
THE SANDS OF TIME
ブラッカイマー×ディズニーのSFXアクション大作。
原作は同名ゲーム。主演は、アクション大作は珍しいジェイク・ギレンホール。共演にベン・キングスレー、ジェマ・アータートン(「007/慰めの報酬」)。特にいい味出してるのがアルフレッド・モリーナ。
侵略した小国の魔法の砂を巡った陰謀に巻き込まれる主人公という展開。
ブラッカイマーらしい派手な展開と、特撮まくったアクションはさすが!!けど、それだけw
あ、ブラッカイマー印はそんなもんか。
時間の砂ストラップ
★★★☆
30/ MOVIX京都 京都太秦物語
3973
山田洋次、企画原案脚本監督、共同監督に阿部勉。
タイトル通り、太秦は大映商店街を舞台に、何処にでもあるようなストーリーが展開していく。
主演に海老瀬はな、USA(EXILE)、田中壮太郎。他には地元のエキストラが多数。
何も起こらない展開はすごく好きだけど、唯一足を引っ張ってたのがUSA。あまりの大根さに登場するたびにイライラした。主演なのに…。ブサイク(これはどうでもいいかw)だし完全な人選ミス。
特別料金(前売り800円)
★★★☆
28/ T-JOY京都 レギオン
3972 LEGION
特別料金1000円で鑑賞。
特撮畑出身のスコット・ステュワート初監督、脚本、製作作品。
ポール・ベタニー主演、デニス・クエイド、ルーカス・ブラック、タイリース・ギブソン(TFシリーズ)、チャールズ・S・ダットン(「エイリアン3」)、ケヴィン・デュラン(「ウルヴァリン」)、ケイト・ウォルシュ(「プライベート・プラクティス」)ほか思った以上に豪華配役。
やりたいことはわかる。けど、やりたいことが出来てるかと言うと、残念な感じ。クライマックスは勢いで乗り切ったとしか思えない展開がダメな感じ。
出演者は、というかキリスト教圏の人たちは、やはりこういう聖域的な話って好きなのかしら。それとは逆で、日本での認知度は低いからここまでの公開数なのかな〜。
★★★☆
23/ なんばパークスシネマ 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー
超電王トリロジー
Episode Red
ゼロのスタートウィンクル
3971
なんと長いタイトルでしょう。それに相反するようになんと短い上映時間(72分)でしょう。
今回は3部作の1作目として製作された過去の仮面ライダー「電王」からゼロノスを中心に「電王」の世界で繰り広げられる茶番劇(失礼)。こんな時間で何が書けるのかと思ったけど、ゼロノスに絞っていたおかげで十分楽しめる内容にはなってた。70分程度が90分くらいには感じたけどw
監督はライダー映画2本撮ってきたJAEの金田治。
たいして好きでもないシリーズ「電王」だけど、変身シーンを見るをちょい感動。よくもまぁここまで続けられたライダーがいたもんやな〜と。
デンライナー参上!スタンプ、入場時にガンバライドカード
★★★★
22/ ワーナーマイカル草津 アリス・イン・ワンダーランド
3D吹き替え版
3970 ALiCE IN WONDERLaND
2度目のアリスは3D吹き替え版で。その上、3D上映方式もRealDという日本では知る限りワーナーマイカルのみでの上映方式で。
とにかく改めて3Dは吹き替えでないとダメだと実感。けど、アリスは3D向けに作られたものではないので、すばらしい3D効果と言うほど実感は出来ない。
改めてストーリーが、手無・バートンにしてはしっかりしてるので、十分楽しめる内容だったというだけ。
不思議の国のストラップ
★★★★☆
16/ TOHOシネマズ二条 17歳の肖像
3969 AN EDUCATION
ポイントで鑑賞。
オスカー作品、脚本、主演女優ノミニーのロネ・シェルフィグ監督作品。
甘酸っぱい17歳の生き急ぐ青春を描いている。
いつの世にもある普遍的な展開がよくもあり、悪くもある。
主人公のキャリー・マリガンが微妙にブサイクなのもいい感じ。
★★★★
16/ TOHOシネマズ二条 グリーン・ゾーン
3968 GREEN ZONE
「ボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督製作、マット・デイモン主演のポリティカルアクション。
イラクの大量殺戮兵器を巡る疑惑に挑む下級兵の戦いを描いている。
監督らしいスピーディなカット割りなのだが、「ボーン」シリーズと同じ手法である手持ちカメラによるライブ感を際立たせているのだが、その手持ちカメラが動く過ぎて酔いそうになる。そこを除けばすごくいい。
同じ米軍兵でもマット・デイモンの位置の微妙さをうまく描いている。
「ハートロッカー」と比べるものではないが、アクション性の高さは断然ハリウッド映画。
レジャーシート
★★★★
16/ MOVIX京都 パリより愛を込めて
3967 FROM PARIS WITH LOVE
ポイントで鑑賞。
ベッソン印の自分の好きな「ダニーザドッグ」「96時間」系の漢臭アクション。
その「96時間」のピエール・モレノ監督作品。
ジョン・トラボルタ、ジャナサン・リース・マイヤー主演の変則的なバディムービー。
トラボルタがどう見ても悪人しか見えないのは最近のお約束。その見た目と、行動で核心を観客み読み取らせないつくりは面白い。
躊躇なく撃ち殺し、爆発させ、追い詰める。やはりハリウッドに失われた何かを強烈に感じるアクション映画である。
★★★★☆
15/ TOHOシネマズ二条 運命のボタン
3966 THE BOX
レイトショー価格で鑑賞。
「ドニー・ダーコ」のリチャード・ケリー監督脚本作品。
リチャード・マシスンの短編小説「BUTTON,BUTTON」の映像化のおかげか、80'sの雰囲気のSFですごくいい。
サスペンスフルで、抽象的で、ミステリアス。80年代に映像化されてたら、チープな絵になったものが、今の映像技術を使っているので、見ごたえは十分。なおかつ観る者を惹きつける魅力満載である。
懐かしさと、新しさで満点です。
★★★★★
8/ TOHOシネマズ二条 劇場版
TRICK
霊能力者バトルロイヤル
3965
レイトショー価格で鑑賞。
堤幸彦のライフワークともいえるTVシリーズ「TRICK」の10周年劇場版第3弾。
今回も今までと同じ巻き込まれ型だけど、前2作と比べると笑いの空回りが少なかったように思う。その分面白かった。けど、今時豪華ゲストで映画です的な姿勢もないだろ、TVでいいじゃん的な感情は変わらず。
いよいよクライマックスの「矢部賢三」に今週末のTVSPとのコラボもあるし、メディアミックスなのはいいな〜。
★★★
8/ MOVIX京都
3964 9
今までは「LOTR」のアニメーターや、今回の同名作品の短編アニメとかに関わってきた、シェーン・アッカー初監督作品。
声優にイライジャ・ウッド、クリストファー・プラマー、ジェニファー・コネリー、マーティン・ランドーほか。
謎の機関で動く9体のマルチマテリアル人形が、巨大戦闘機械と戦い自分のアイデンティティを見つけるというもの。
元々が11分の作品を80分にしてるから、80分しかないのに焦点がぼやけてて盛り上がりに欠ける気がした。
とにかくスチームパンクの勝利といった所。
BE@RBRICK
★★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 ゼブラーマン2
ゼブラシティの逆襲
3963
三池崇史監督、宮藤官九郎脚本、哀川翔主演の続編。
痛快特撮ヒーローモノは東映のお手の物だけど、この3人では趣向がちょい違ってくる。
展開も演技も特撮もすばらしいのに、クライマックスですべてを壊すこのパワーwこれこそが三池節かもしれないけど、残念で仕方ない。
素直に終わらせればいいものをww
白黒つけるぜ!! 白VS黒 バトルゲーム
★★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 プレシャス
3962 PRECIOUS:Based on the Novel"Push"by Sapphire
シネマイレージデイで1300円で鑑賞。
アカデミー脚色と、助演女優受賞の名作。
無名の新人ガボレイ・シディベ主演。共演にオスカー女優になったコメディアン、モニーク。「ミラーズ」のポーラ・ハットン、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツほか。
壮絶な人生を送ってきている10代の主人公プレシャス。リアル過ぎる展開が怖い。そのリアルな展開に、彼女に生きていく為の方法として、妄想がたびたび登場する。その妄想があまりに現実離れしてて心が安らぐというか、一杯の清涼剤というか、そういうつもりで描いたのではないと思うけど、映画として成り立っていてすばらしい。
★★★★★
2/ MOVIX京都 矢島美容室
THE MOVIE
夢をつかまネバダ
3961
「とんねるずのみなさんのおかげでした」から発生した矢島美容室の映画化。「ボラット」や「ブルーノ」と同じスタイル。
けど、こっちは毒の一切ないエンタテインメントに徹したコメディ。
監督は「ウルトラマンゼアス」も撮っている中島信也。
共演にそこそこいい感じに絡める役者を使ってたり、ミュージカル仕立てにしてたり、舞台がアメリカなので配役に在日外人や、黒塗りの日本人を使ってたり、とにかくハリウッドエンタテインメントを小馬鹿にしまくりがいい。単なるコントの拡大版では終わらせてないところのセンスがいい。
また主人公3人をドラァグクイーンと考えると、全編3人の妄想とも置き換えられる。存在しない父親(憧れの存在)、意地悪な自分より確実に綺麗な女性、自分と同じ目線の年下の女子。そう考えると哀愁満開のコメディになる。
デジタルデータ
★★★★
2/ MOVIX京都 オーケストラ!
3960 Le Concert
SAS(スペシャルアートセレクション)ポイントで鑑賞。
ロシア語満載のフランス映画。
ラディ・ミヘイレアニュ監督脚本作品。
主演はアレクセイ・グシュコブ。共演に「イングロリアスバスターズ」のメラニー・ロラン、「トランスポーター」シリーズのフランソワ・ベルレアン、ミュウ=ミュウほか。
日本人にはあまり感じないユダヤ人迫害を舞台に、自分のアイデンティティを取り戻す物語。と書くと小難しいけど、コメディタッチで描かれ、なおかつオーケストラを題材にしているため感情移入しやすい。
クライマックスの12分もあるオーケストラシーンは圧巻。
★★★★
1/ MOVIX京都 劇場版トライガン
TRIGUN
Badlands Rumble
3959
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
同名原作コミックの映画化。原作者の内藤泰弘が原案から原画まで深く関わってて、原作を損なわない出来にはなってる。
けど、ストーリーは極々普通。
主人公であるはずのバッシュが脇に回ってる脚本は、どちらかと言うとTVシリーズの1エピソードと言う感じ。
スターウォーズをリスペクトしたシーンがあったりして面白い。
入場時にプレスシート
★★★

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