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ここでは2004年に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2003年07月〜09月 


9/28 デブラ・ウィンガーを探して
2780 SEARCHING for DEBRA WINGER
ロザンナ・アークエット監督製作出演作品。
パトリシア・アークエット、エマニュエル・ベアールほか。
★★★★
9/28 ロボコン
2779
古厩智之監督脚本作品。
長澤まさみ主演。小栗旬、伊藤淳史、塚本高史、鈴木一真、須藤理彩、うじきつよしほか。
9/23 閉ざされた森
2778 BASIC
ジョン・マクティアナン監督作品。
ジョン・トラボルタ主演。コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョバンニ・リビシ、ブライアン・バン・ホルトほか。
★★★★
9/22 偶然にも最悪な少年
2777
グ・スーヨン監督原作作品。
市原隼人主演。中島美嘉、池内博之、矢沢心、蒼井優、柄本佑、岡田義徳ほか。
前売り特典:ポスター
9/22 ナイン・ソウルズ
2776
豊田利晃監督脚本作品。
原田芳雄主演。松田龍平、千原浩史、鬼丸、板尾創路、KEEほか。
★★★★☆
9/21 トゥームレイダー2
2775 LARA CROFT TOMB RAIDER:THE CRADLE of LIFE
ヤン・デ・ボン監督作品。
アンジェリーナ・ジョリー主演。ジェラルド・バトラー、クリス・バリー、ノア・テイラー、キアラン・ハインズ、ジャイモン・フンスーほか。
前売り特典:ポーチ
9/20 シモーヌ
2774 SIMONE
アンドリュー・ニコル監督脚本製作作品。
アル・パチーノ主演。レイチェル・ロバーツ、ウィノナ・ライダー、キャサリン・キーナー、エレン・レイチェル・ウッドほか。
9/19 フリーダ
2773 FRIDA
ジュリー・テイモア監督作品。
サルマ・ハエック主演。アルフレッド・モリーナ、ジェフリー・ラッシュ、アントニオ・バンデラス、エドワード・ノートンほか。
★★★★☆
9/19 仮面ライダー555
前売り特典:キーホルダー
9/14 アダプテーション
2772 ADAPTATION.
スパイク・ジョーンズ監督作品。ジョナサン・デミ製作、チャーリー・カウフマン脚本製作総指揮。
ニコラス・ケイジ主演。メリル・ストリープ、クリス・クーパー、ティルダ・スウィントン、ブライアン・コックス、マギー・ジレンホールほか。
★★★★
9/13 リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
2771 THE LEAGUE of EXTRAORDINARY GENTLEMEN
試写会
原題は「The League of Extraordinary Gentlemen」訳すと「超常紳士同盟」となるそうな。 その邦題は… 「ザ・リーグ」改め 「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い」
原作は、これまたコミックで今回のはアメリカでファン層も歴史もマーベルと二分しているDCコミックからの実写化。 原作者、アラン・ムーアもアメコミ界では知る人ぞ知るライター。これまで邦訳されている作品は「ウォッチメン」や、ジョニデ主演の「フロム・ヘル」など。監督は英国の特撮畑出身、スティーブン・ノリントン(「ブレイド」)。
19世紀後半、産業革命のピークに際し謎の略奪集団が大国同士に戦争を起こさせようと目論んでいた。その目論見を阻止すべく、秘密結社のMが集めたのが超常紳士同盟である。その要になるのが「ソロモンの秘宝」からアラン・クォーターメイン(ショーン・コネリー)「海底二万哩」からネモ船長(ナサーラディン・シャー)「ドラキュラ」からミナ・ハーカー(サキュバス)(ペータ・ウィルソン)「透明人間」からロドニー・スキナー(透明人間)(トニー・カラン)「ドリアン・グレイの肖像」からドリアン・グレイ(ステュアート・タウンゼント)「ジキル博士とハイド氏」からジキル博士とハイド氏(ジェイソン・フレミング)「トム・ソーヤの冒険」からトム・ソーヤ(シェーン・ウェスト)すごい玄人好みの選出でしょう?絵にもなるし。
特に、ドリアン・グレイの不死身で傷口から灰が零れ落ちる演出と、サキュバスの蝙蝠に囲まれながら高速飛翔する姿が、最高にイメージ通りで感涙モノ。
ジキル博士とハイド氏は昨今のCGメインの特撮を廃し、アプライエンスと着ぐるみで対応して、それがしっかり存在感があるところは◎。
ネモ船長の東洋系でインド武術を身に着けた豪傑と言うのもいい!!
主演のショーン・コネリーも凛としたリーダーの風格を兼ね備えた冒険家を楽しげに演じていて面白い。
19世紀後半の混沌とした時代を背景にしているおかげで、色々な機械が自由に演出されているのも見ていて楽しい。
ナチの開発した初期の戦車エンジンを搭載した馬車「自動車」。その上シックスホイーラー(6輪車)そんな中でも異彩と美麗さを放っていたのが、ネモ船長の潜水艦、ノーチラス号。まるで東洋の剣のような白い縦長の機体に、今まで観たノーチラス号の中で一番の美しさを感じた。
ギミックも満載だし、これは男の子の心をくすぐりますよ。
入場者特典:プレスシート
★★★★
9/9 S.W.A.T.
2770 S.W.A.T.
試写会
珍しくぴあの試写会だったんだけど、大阪FIRST(トイガンショップ)の協賛だったのか、入場者全員にFIRST編集の「オトナのエアガン大図鑑」(\1500)を配布されました。入場者特典ってのも最近では珍しいですね。
クラーク・ジョンソン初監督作品。
1970年代に放映された「特別狙撃隊 S.W.A.T」の映画化。道理でストーリーの運び方が一般的なわけだ。
出演人は超魅力的。はぐれS.W.A.T.チームを結成させるチームリーダーに、ジェダイマスター、サミュエル・L・ジャクソン。実質の主演に、「デアデビル」でも好演の注目株、コリン・ファレル。L.A.P.D.で慣らした足技のLLクールJ。紅一点のこれまた注目株、ミッシェル・ロドリゲス。敵役であり、キーパーソンになる麻薬王に「運命の女」でも好演のオリヴィエ・マリティネス。
ストーリー運びは前出の通りセオリー通り。主人公の挫折→チームリーダーによる選抜隊の発掘に協力、そして加入→事件発生→葛藤と共に鎮圧、ひとまわり大きくなって…続く。
危なげなく観れる内容がいかにもハリウッドムービーらしく、いかにもブロックバスターでもあり。そんな中で光ってるのは、やはり今風な演出じゃないかな。滑走路を一般道路に見立てた逃亡劇とか、今の兵器を使った駆け引きとか。
日本で言うS.A.T.なのだが、その装備もスタイルも一歩も二歩も先行くスタイリッシュポリスムービー。
入場者特典:書籍「オトナのエアガン大図鑑」
9/7 ワイルド・スピードX2
2769 2 FAST 2 FURIOUS
ジョン・シングルトン監督作品。
ポール・ウォーカー主演。タイリース、エバ・メンデス、コール・ハウザー、リュダクリス、トム・バリー、デボン青木、ジェームズ・マレーほか。
9/6 座頭市
2768
今作は北野監督の立案ではなく、持込の企画だったそうで、今までの北野映画と違って見えた。根本的な手法を「普通の邦画」らしく撮っている。クレーン、レールの多用。カメラが俯瞰からゆっくり下りてくるなんて、あまりなかった。音楽がいつもの久石譲から、鈴木慶一へ。これは、意外!必ずしもおしどりと思ってはないけど、それでもジブリ=とも言えるし同じように北野=でもあったわけで、そこを鈴木慶一に変えたのはこの映画的には英断だったとは思うけど、意外だった。
「時代劇」を撮ると言うのは気合がいるのだろうか。今回の北野監督の言葉では、結構「いままでのようにチャンバラにしない」とか「座頭市を金髪にした」とか撮る前から好戦的な事をずっと言っていて、しかし完成品ではいかにもな「時代劇」をすばらしい絵で撮りあげていると感じた。
殺陣がないのだ。一瞬で勝負が決まる。刀をちゃんちゃんばらばらまじあわせないのだ。そうなるべき理由を随所に見せている。冒頭で勢い余って刀を抜く時に隣の仲間を切ってしまうとか、天井に刺さった太刀が重みで落ちて、下にいたヤツに刺さって死ぬとか。つまり、剥き身の刀は、そのものが最大の凶器ということをしっかり見せている。また、侍の戦いは、太刀1本ではないのだ。脇差という小刀を、常に太刀と携帯していて、状況に応じてそれぞれをうまく使い別けているのである。というか使い分けられるヤツが生き延びられるというセオリーを見せられたような感じである。だから、浅野演じる用心棒の刀の使い方はすばらしく巧みなのだ。
今までの北野映画と同じところ。それはたけし軍団の列挙と、武組のカメオである。それにすばらしい「間」の演出。コントともギャグともつかない、しかし映画の1シーンという、これはコメディアンでもある北野武独特の演出だと思う。ある意味それを見たいがために観に行ってると言っても過言ではない。
そして今回は「音」にも重要なファクターを用意しているようで、何度か百姓がサントラに併せて音を出しているシーンを見せている。小気味よい鍬の音。雨の音。そして最後の秋祭りの音。すべてが「時代劇」という世界での演出で、全くの違和感を感じなかった。
★★★★★
8/31 ドラゴンヘッド
2767
飯田譲二監督脚本作品。
妻夫木聡主演。神田沙也加、山田孝之、藤木直人、根津甚八、寺田農ほか。
8/30 MOVIX京都 ゲロッパ!
2766
「ゲロッパ!」とは「GET UP !」の日本語読みとでも言うか、聞いたままを言葉にした状態を活字化するとこうなるって言葉です。意味は直訳すると「起きろ」ですが、この歌のタイトル(「セックス・マシーン」)から考えると、勃起の意味らしいです。
最近の井筒さんの素行を見るにつけ、資金集めか、売名行為のようにも見えますが、ペースは遅くても作品撮り続けてくれるのはうれしい限りです。その最新作は、前作の「のど自慢」シリーズ以来だから4年振り。前回は「歌謡曲」をキーワードにウォームハートな世界を演歌で描いたが、今回は「ファンキー」をキーワードにウォームハートな世界を演歌に描いた…っておんなじやん!!!つまり、井筒的黄金率なのかも知れません。そういえば、「岸和田少年愚連隊」も、「二代目はクリスチャン」もそうだなぁ。演歌の世界で泣き笑い。
主演は西田敏行。あまりのネイティブな関西弁に脱帽です。最近、「探偵ナイトスクープ」とかに司会で出てられるんで、楽に覚えられたのかと思ったら、何の事はない共演者どころか回り全員関西人で、ちょっとでも変なイントネーションで喋ろうものならつっこまれまくってたとか。ヒロインは常盤貴子。劇中唯一の標準語役と言ってもいいくらい(笑)。けど、舞台は関西でもないんだけどね。競演人に、岸部一徳。山本太郎、他はカメオレベルで豪華キャスト。藤山直美、ラサール石井、岡村隆史、トータス松本、篠井英介、塩見三省など。今回は西田敏行演じるヤクザの親分の舎弟を演じている、山本太郎と桐谷健太と、常盤貴子の娘役の若干10歳の太田琴音が大熱演。
関西が舞台と思ってたら一番写ってたのは、愛知県の蒲郡に2001年オープンした、「ラグーナ蒲郡」。それはもう辺鄙なところにあって、フェスティバル・マーケットというアウトレットモール、獲れ立て市場、レストラン街と併設したラグナシアの施設が海岸沿いにぽつんとあったりするわけです。そのラグナシアには、中央にプールがあり、その周りにテーマパークらしいアトラクションや、レストラン街、ミュージアムなどがある。
根底にあるのは親子愛、師弟愛という普遍で泥臭いもの。 それを、ブラック・ミュージックで料理しました。って感じだろうか。
舞台挨拶付き
8/23 MOVIX京都 コンフェッション
2765 CONFESSIONS of a DANGEROUS MIND
日本のポスターには主演のサム・ロックウェルは、片隅に追いやられ脇を固めるジョージ・クルーニー、ドリュー・バリモア、それにジュリア・ロバーツがでかでかと印刷されている。
実はこの映画、以下のスタッフだけでも成功を意味するのである。
製作総指揮スティーブン・ソダバーグ(「エリン・ブロコビッチ」「トラフィック」)脚本チャーリー・カウフマン(「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」)ハリウッドメジャーになりきれない、けど熱狂的なファンの多い、一癖ある絵を作れる男達である。そこに、現在のソダバーグの秘蔵っ子、クルーニーがメガホンを取ると言うのである。結果は見えている。
はっきり言って、まるでソダバーグ印。単色の乾燥した絵。工夫したつもりで似てしまったリフレイン。当然先の出演者も、ソダバーグ臭がするスターである。だから良かったのかもしれない。だから面白いのだろう。
主演のサム・ロックウェル演じるTVプロデューサー、チャック・バリスはひょんな事からCIAエージェントに見込まれ、裏の顔(暗殺者)を持つことになる。これが実話というから、アメリカの世間はすごい。懐が広いというか、無神経と言うか(笑)。そんな、極端な人生の中で、破壊していく様を克明に描いている。
主演としては申し分ない技量である。そしてお待ちかねカメオ出演。さすがのソダクルコンビ。クレジットされてる役者では、先のジュリア・ロバーツ、それに久々お目にかかるルトガー・ハウアー。嬉しいじゃないですか。 ノンクレジットではブラッド・ピットと、マット・デイモン。なんてゴージャス。どこに出てるかは見てのお楽しみ。
8/22 ガーデンシネマ パンチドランク・ラブ
2764 PUNCH-DRUNK LOVE
ポール・トーマス・アンダーソン監督脚本製作作品。
アダム・サンドラー主演。エミリー・ワトソン、ルイス・ガスマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、メアリー・リン。ライスカブほか。
8/17 ブルク7 英雄 HERO
2763 英雄
チャン・イーモウ監督作品。
日本の予告のずるさ加減を暴露するように、評論家筋では賛否両論だそうで、その理由がアクション映画であってアクション映画でないところらしい。しかし監督を考えると、素直にアクションが撮れるとは、到底思えないですよね。今までの作品の陰鬱な題材の数々は、全く興味の対象にならなかったのだけど、今回はそのイメージの上に数々のパワーがみなぎる感じが拭いきれなくて観に行ったわけだ。
結果、それは思ったとおりのすばらしい仕上がりになっていた。出演者は豪華スターの ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィーイー、ドニー・イェン。撮影にクリストファー・ドイル。衣装にワダ・エミ。音楽はタン・ドンに鼓童。
一番感動したのはその色彩。「乱」以来、好きな衣装家の彼女のパワーはアジアのみならず、世界を席巻する勢いを感じる。色でイメージする世界観が、圧倒的な質量で目に飛び込んで、そこに華麗なワイヤー・アクションが絡まり、流暢な中国語が混ざり、濃密な効果音とサントラが包み込むエンタテインメントである。
単なるアクション映画ではない。それが証拠に悲劇であるから。それは必ずしもハリウッドムービーにはなりえない脚本だから。しかしそれはアジア映画として、すばらしい絵を醸し出していることは違いない。
8/16 マトリックス:リローデッド
8/16 MOVIX京都 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!
2762
田崎竜太監督作品。
半田健人主演。芳賀優里亜、ピーター・ホー、泉政行、黒川芽以。溝呂木賢、我謝レイラニほか。
前売り特典:SPセット「フィギュア+キーチェーン」
8/15 10日間で男を上手にフル方法
2761 HOW to LOSE a GUY in 10 DAYS
ドナルド・ペトリ監督作品。
ケイト・ハドソン主演。マシュー・マコナヘイ、キャスリン・ハーン、アニー・バリッセ、アダム・ゴールドバーグ、ペペ・ニューワースほか。
前売り特典:パヒューム
8/13 ブルク7 ウエストサイド物語
2760 WEST SIDE STORY
1961年作品。
ロバート・ワイズ(兼製作)、ジェローム・ロビンス(兼原作)監督作品。
リチャード・ペイマー、ジョージ・チャキリス、ナタリー・ウッド、リタ・モレノほか。
8/10 TOHOシネマズ ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
2759 THE LIFE of DAVID GALE
アラン・パーカー監督製作作品。
ケヴィン・スペイシー主演。ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー、ガブリエル・マン、マット・クレイヴンほか。
★★★★★
8/9 ブルク7 パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
2758 PIRATES of the CARIBBEAN:THE CURSE of the BLACK PEARL
ゴア・バービンスキー監督作品。ジェリー・ブラッカイマー製作。
ジョニー・デップ主演。オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ジャック・ダベンポートほか。
8/2 エデンより彼方に
2757 FAR form HEAVEN
トッド・ヘインズ監督脚本作品。
ジュリアン・ムーア主演。デニス・クエイド、デニス・ヘイスバート、パトリシア・クラークソン、ヴィオラ・デイヴィスほか。
★★★★
7/27 茄子:アンダルシアの夏
2756
高坂希太郎監督脚本作品。
声の出演に大泉洋、小池栄子、筧利夫、平野稔ほか。
前売り特典:ハンディ扇風機
★★★★☆
7/21 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
2755
本広克行監督作品。
織田裕二主演。柳葉敏郎、深津絵里、水野美紀、ユースケ・サンタマリア、北村総一朗、小野武彦ほか。
前売り特典:ロッピー限定GOODSセット
7/19 トレジャー・プラネット
2754 TREASURE PLANET
ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督脚本原案製作作品。
声の出演にジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブライアン・マーレイ、エマ・トンプソンほか。
前売り特典:ケータイ・ストラップ
7/18 ターミネーター3
2753 TERMINATOR 3:Rise of the Machines
ジョナサン・モストウ監督作品。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演。ニック・スタール、クレア・デーンズ、クリスタナ・ローケン、デビッド・アンドリュース、マーク・ファミリエッティほか。
★★★★☆
7/17 ハルク
2752
試写会
誕生は1962年。少し「スパイダーマン」や「X-MEN」のお兄さんになる。彼はミュータントではなく、スパイディに近い事故によって体質が変革してしまったスーパーヒーロー。本編では父親のせいで遺伝子異常で生まれ、それが研究してたガンマ線を浴びることによって覚醒したと言う設定だけど。
どちらかと言うと、ハルク=破壊王という基本イメージがあって、必ずしも人の役に立つヒーローではない。そこら辺は、原作者のスタン・リー(今回もカメオ出演)の好みなんだろうね。
今回はここ何年かで乱発されてるアメコミ原作の映画で、なおかつ先のような難しいスタンスのモノを映像化しようっていうんだから、どうなることかと思ってたけど、最高!!!
何が最高って、まずアプローチが今までのと全く違う。今までのはドラマやSFに負けない、いい映画を作ろうとしてた感が多かった。今作は監督アン・リー(「グリーン・ディスティニー」)が、多分言うほどアメコミを知らなかったんだろうと思う、その気持ちが逆に映像化するなら、それはまるでアメコミをそのまま立体化するようにすればいいじゃん。とか思ったとか、思わなかったとか。ま、そんな感じでオープニングから始まって、本編最後までずっとカット割りの妙に狂喜の連続、というわけなのである。まるで、フィルムコミックを見ているような。エンディングまで見逃せません!!
音楽は、こちらもこっち系では欠かせなくなってきた、ダニー・エルフマン(「バットマン」シリーズなど)
主演のブルース・バナーに、エリック・バナ。共演に、ニック・ノルティ、ジェニファー・コネリー、サム・エリオット、主要出演者はこの4人のみ。その4人のそれぞれのトラウマを描いた、深い感情のSF映画に仕上がっている。
父は子に希望し、子は父に失望し、娘は父の大きさに脅威し、父は頑なに娘を守ろうとする。そして感情が制御出来なくなった時、彼は緑の巨人に変貌する。
ILMが大体の特撮を担当してます。そのハルク自体の造形のすばらしさもさることながら、重力を感じる演出、重量(厚み)を感じる肉感などがスーパーリアルに目に飛び込んでくる。そしてそのハルクの行動が、今まで思っていたハルクそのままの動き。感動さえ覚えます。最新鋭戦車やヘリと戯れたり、成層圏にまで行ったり、スーパージャンプで移動したり。
特撮をふんだんに使っても、心情を描くすばらしい監督アン・リーのハリウッドデビュー作は、大成功ではないでしょうか。
★★★★☆
7/13 ロスト・イン・ラ・マンチャ
2751 LOST in LA MANCHA
キース・フルトン&ルイス・ペペ監督作品。
ジョニー・デップ主演。ジャン・ロシュフォール、テリー・ギリアム、バネッサ・パラディほか。
★★★★
7/12 六月の蛇
2750
塚本晋也監督脚本撮影製作美術証明編集出演作品。
黒沢あすか主演。神足裕司、寺島進、田口トモロヲ、花原照子ほか。
★★★★☆
7/11 チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル
前売り特典:ケータイストラップ
7/6 バトルロワイアルU レクイエム
2749
深作欣二監督作品。
藤原竜也主演。前田愛、忍成修吾、酒井彩名、ビートたけし、末永遥、加藤夏希ほか。
7/5 スパイ・ゾルゲ
2748
鶴田正浩監督脚本原作作品。
イアン・グレン主演。本木雅弘、椎名桔平、上川隆也、長澤俊矢、小雪、夏川結衣ほか。
★★★★
7/5 デッドコースター
2747 FINAL DESTINATION 2
デビッド・R・エリス監督作品。
アリ・ラーリー主演。A・J・クック、マイケル・ランデス、トニー・トッド、テレンス・“T・C”・カーティス、ジョナサン・チェリーほか。
★★★★
7/4 ソラリス
2746 SOLARIS
スティーブン・ソダバーグ監督脚本作品。ジェームズ・キャメロン製作。
ジョージ・クルーニー主演。ナターシャ・マケルホーン、ジェレミー・デイビス、ビオラ・デイビス、ウルリッヒ・トゥクールほか。
★★★★

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