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ここでは2004年に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2003年04月〜06月 


6/ MOVIX京都 ブルー・クラッシュ
2745 BLUE CRUSH
ジョン・ストックウェル監督脚本作品。
ケイト・ボスワース主演。ミッシェル・ロドリゲス、マシュー・デイビス、サノー・レイク、ミカ・ブーレムほか。
★★★★
6/ 北野劇場 ミニミニ大作戦
2744 THE ITALIAN JOB
F・ゲイリー・グレイ監督作品。
マーク・ウォルバーグ主演。シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、ドナルド・サザーランドほか。
★★★★
6/ ガーデンシネマ ヤアヤア・シスターズの聖なる秘密
2743 DEVINE SECRETS of the YA-YA SISTERHOOD
カーリー・クーリ監督脚本作品。
サンドラ・ブロック主演。エレン・バースティン、フィニュラ・フラナガン、ジェームズ・ガーナー、チェリー・ジョーンズ、アシュレイ・ジャッドほか。
★★★★☆
6/ MOVIX京都 チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル
2742 CHARLIE'S ANGELS:FULL THROTTLE
マックG監督作品。
その名の通り、まさにフル・スロットル。冒頭から全開まくりです。 コスプレ、パロディ、エロネタ、スラップスティック、何でもござれで観客を巻き込んでいくと言う荒業。 主演の3人 キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー以外の出演者、すべてが楽しんで演じているように感じられるのは見ていて気持ちいい。
前作は、カンフー技と吊りを多用したアクションだったものを、今回はファイトシーンを減らし、その分EXスポーツをメインに持って来ていて、いかにもカルフォルニア風味満載で展開していく。カリフォルニアと言えば能天気な晴天と太陽、陽気な人柄といういかにもオープンなイメージだがそれがそのまま絵になった感じである。
しかし、今回も暗部は存在している。ダリルの出生の秘密。そもそもこの映画の筋道になる事件。
そんなこんなで進む話は後半ごちゃごちゃ。そう 話しなんてどうでもいいほど、くすぐられていたのである。それはパロディとは言いたくない、オマージュと呼ばせて欲しいほどの徹底した、全編貫くコメディ(パロディ)シーンなのである。 少し元ネタ挙げるだけで 「スパイダーマン」 「ケープフィアー」 そして全米人気ドラマ「C.S.I.科学捜査班」などは、丸々主題歌からパロってるのである。 また公開ぎりぎりまで掛かった編集のおかげで、予告編とは違う映像が本編で見られたり(冒頭のダムシーン)するのも、あ〜なんてマニア好みなの♪
入場者特典:パーフェクトBOOK
★★★★★
6/ 三番街シネマ ブロンドと柩の謎
2741 THE CAT'S MEOW
ピーター・ボクダノビッチ監督作品。
キルスティン・ダンスト主演。エドワード・ハーマン、エディ・イザード、ケイリー・エルウィスほか。
6/ 敷島シネポップ 呪怨
2740
清水崇監督脚本作品。
奥菜恵主演。伊東美咲、上原美佐、尾関優哉、藤貴子、津田寛治ほか。
6/ MOVIX京都 恋愛寫眞 Collage of our Life
2739
堤幸彦監督作品。
広末涼子主演。松田龍平、小池栄子、ドミニク・マーカス、山崎樹範ほか。
前売り特典:レターセット
★★★★
6/ 美松劇場 アバウト・シュミット
2738 ABOUT SCHMIDT
アレクサンダー・ペイン監督脚本作品。
ジャック・ニコルソン主演。キャシー・ベイツ、ダーモット・マローニー、ホープ・デイビス、ジューン・スキップほか。
★★★★
6/ 北野劇場 ザ・コア
2737 THE CORE
ジョン・アミエル監督作品。
アーロン・エッカート主演。ヒラリー・スワンク、デルロイ・リンドー、スタンリー・トゥッチ、DJクオールズ、リチャード・ジェンキンスほか。
6/ シネ・リーブル梅田 CUBE 2
2736 CUBE 2:HYPERCUBE
アンジェイ・セクラ監督撮影作品。
ケリー・マチェット主演。ジェラント・ウィン・デイビス、グレース・リン・カン、マシュー・ファーガソン、ニール・クローンほか。
★★★★
6/6 ブルク7 X-MEN2
前売り特典:キューブリック
★★★★☆
6/1 シネ・リーブル梅田 クルテク
もぐらくんと森の仲間たち
2735
チェコアニメ。
デズネック・ミレル監督脚本原作美術作品。
5/31 ブルク7 8mile
2734 8 MILE
カーティス・ハンソン監督製作作品。
エミネム主演音楽作品。キム・ベイシンガー、ブリタニー・マーフィー、エバン・ジョーンズ、メキー・ファイファー、マイケル・シャノン、アンソニー・マッキーほか。
★★★★
5/25 ブルク7 トゥー・ウィークス・ノーティス
2733 TWO WEEKS NOTICE
マーク・ローレンス監督脚本作品。
サンドラ・ブロック主演。ヒュー・グラント、アリシア・ウィット、ダナ・アイビ、ロバート・クレインほか。
★★★★☆
5/24 MOVIX京都 ハンテッド
2732 THE HUNTED
ウィリアム・フリードキン監督作品。
ベニチオ・デル・トロ主演。トミー・リー・ジョーンズ、コニー・ニールセン、レスリー・ステファンソンほか。
★★★★
5/24 MOVIX京都 めぐりあう時間たち
2731 THE HOURS
スティーブン・ダルトリー監督作品。
ジュリアン・ムーア主演。メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、トニ・コレット、クレア・デーンズ、ジェフ・ダニエルズほか。
★★★★
5/23 御堂会館 マトリックス:リローデッド
2730 THE MATRIX RELOADED
試写会
前作「マトリックス」から4年。満を持して、と言ってもいいほど待たされました。
この4年間は、監督であるワチャウスキー兄弟の試練の年月だったようで、シリーズ化に当たってのコンセプトは元より、内容の漏洩の厳守、マスコミ対策、撮影の超過など、様々な問題を抱えての製作だったそうです。その甲斐あってか、周囲の期待は120%。いやもっとだったかも知れません。その証拠にアメリカでは興収の記録を打ち立ててます。また、今回の試写会も久々の立ち見が出てました。そんなこんなで「リローデッド」がついに完成したわけです。今回は次回作「レボリューションズ」との同時撮影。 5ヵ月後に完結編が上映されるという状況です。
いつものというか、トレードマークの黒地に緑の日本語(カタカナ)を反転させた文字の羅列。そこからは、怒涛の2時間20分。ワチャウスキー監督の思いのたけをすべて詰め込んだような映像表現。この映画から流行になった様々な表現方法をさらりとこなすその手腕。
主要キャラクターは、前回と同じ。キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン、ヒュー・ウィービング、新キャラクターでは、ジェイダ・ピンケット・スミス(ナイオビ)、モニカ・ベルッチ(パーセフォニー)、ハロルド・ペリノーJr.(リンク)など。
唐突に終わるラストシーンは、最近のシリーズモノに共通項の雰囲気で、それは言わば制作者のエゴとも取りえる表現方法だとは言える。それでも内容の勢いは、他の生半可なSFと一緒には全く出来ない質の高さがあるため、しっかり1級の出来栄えである。特撮も前作のマシンガン撮影など、その後のブームとなったものが多く、そこからどう脱却するかが大きな課題だったろう。前作の技を細かいところで見せつつ、新しい大技を繰り広げているように見えた。
最大の見せ場が 高速道路でのチェイスシーンである。「マトリックス」の色である、市販されてない色(メタリックグリーン)を使ったDUCATIのスパルタンなマシンを駆るのはトリニティ。
個性的で魅力的なキャラクターも登場する。敵側には、双子のアルビノ、TWIN1,2。今回のキーパーソン、キーメイカー。それぞれ、新手の技で仕掛ける刺客と、非力を味方に託した芯の通った鍵職人。
また主人公のネオの、強大なパワーには目を見張るものがある。 少し盛り込みすぎな感も否めないが、新世紀にふさわしいワイルドなSF。正統派アニメオタクが大枚で実写を撮ったらこんなんなりました映画を是非。 なおエンドクレジットの後に、「マトリックス/レボリューションズ」の予告が入っています。
★★★★
5/18 三番街シネマ サラマンダー
2729 REIGN of FIRE
ロブ・ボウマン監督作品。
マシュー・マコナヘイ主演。クリスチャン・ベール、イザベラ・スコルプコ、ジェラルド・バトラーほか。
★★★★
5/17 ヴァージンシネマズ泉北 プルート・ナッシュ
2728 THE ADVENTURES of PLUTO NASH
ロン・アンダーウッド監督作品。
ゴールデンラジー賞ノミニー、日本では全国で9館しかないヴァージンシネマズのみでの独占上映。
「プルート・ナッシュ」主人公の名前。時代は2080年。月のドーム都市「リトルアメリカ」。雑多で猥雑な街は、そのまま人の息吹と昔のアメリカを彷彿とさせる。その街で密輸の罪で投獄されていた主人公が、出所した後友人を尋ねてうらぶれたバーに行き着いたところから始まる。
主演に、最近鳴かず飛ばずのエディ・マーフィー。ヒロインはロザリオ・ドーソン。共演陣が個性的。ランディ・クエイド(デニス・クエイドの兄貴、「ID4」)、ジョー・パントリアーノ(「マトリックス」「メメント」)、ジェイ・モアー、ルイス・ガスマン(「トラフィック」「マグノリア」)、ジェイムズ・レブホーン、ピーター・ボイル、バート・ヤング(「ロッキー」シリーズ)、パム・グリア(「ジャッキー・ブラウン」)、さらにモンティパイソンからジョン・クリース。
SF考証など微妙に誤魔化されてる気がしたり、アンドロイドがうまい具合にお手軽だったり、ちょっとした改造で未来の銃って言い切ったり、そんなところはチープでいい感じ。 お手軽SF(箱庭SF)って好きなんだよね。
エディマーの炸裂演技が見れるかと思いきや、若くはないのねって感じの抑え目の演技。似てる作品と言えば劇場未公開の「ミステリーメン」かな。と思ってパンフを読んでると… 脚本「ミステリーメン」と同じヤツじゃん!!その上、ランディ・クエイドも参加してたって…(今回は役者だけです)。
あらら、これがラジー?? いやいや、アメリカ人間違ってるね。コレこそがアメリカの映像美だよ。「ウエストサイド物語」や、「風と共に去りぬ」や「ベン・ハー」が代表作じゃないんだ。 こういうのがアメリカンNO.1にならないと(笑)!!
★★★★☆
5/11 TOHOシネマズ梅田 あずみ
2727
プロデュースは山本又一郎。監督は新進北村龍平。
主演に上戸彩、共演に小橋賢児、成宮寛貴ほか若手多数。原田芳雄、北村一輝そしてオダギリジョー。
孤児の子供を拾ってきては刺客になるよう英才教育を施し戦乱の世を正そうとする、言わば陰の仕掛け人、とでも言えるような殺人者を作っているわけである。徳川側についているあずみの一派は、豊臣の残党を打つべく、修行を終わり山を降りることとなるが、第一の試練が一番親しい友と死闘をし、生き残った者のみ使命を果たせるというのである。
原作ファンにすれば、その殺人表現に物足りなさを感じるかもしれない。それでもエンタテインメント的要素は十分ある。また監督のナルシスト性が絵を少しだぶ付かせてる感も否めないが、役者の演技力(キャラ特性)と、最後の壮絶さが打ち消してくれる。 単なるファンの思い過ごしかもしれないが、上戸彩と、オダジョーが出色の演技を披露してくれている。特にオダジョーは、唯一原作から抜き出たような演技を披露してくれていて、心地よい。またオダジョーと絡む、飛猿役の松本実も、絶妙な演技で観ていて飽きない。
ハリウッドに招かれた北村龍平監督の最新作。
★★★★☆
5/11 TOHOシネマズ梅田 アントワン・フィッシャー きみの帰る場所
2726 ANTWONE FISHER
デンゼル・ワシントン監督製作出演作品。
デレク・ルーク主演。ジョイ・ブライアント、マルコム・デヴィッド・ケリー、コリー・ホッジス、サリー・リチャードソンほか。
★★★★☆
5/9 ブルク7 魔界転生
2725
平山秀幸監督作品。
窪塚洋介、佐藤浩市主演。麻生久美子、杉本哲太、黒谷友香、吹石一恵ほか。
5/4 京都スカラ座 X-MEN2
2724 X2:X-MEN UNITED
ブライアン・シンガー監督脚本作品。
ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、レヴェッカ・ローミン=スミス、アラン・カミングほか。
正統な続編の「X-MEN2」です。すべてが前作を上回っております。今回も贅沢な作りのスーパーヒーローモノになりました。
チームアップが基本のこのシリーズ。 ゴージャスにならない方が間違ってる。そのゴージャスさがこれまた正しい方向に突出していると来た。正に正義のX-MEN。力で存在を勝ち取ろうするブラザーフッド。アメリカを転覆させる為にどんな手段を使う大富豪。そしてはぐれミュータント。
このところのアメコミ実写化シリーズでも、唯一と言って良い「不遇の環境」に置かれたスーパーヒーロー。その苦悩と成長をしっかり描いているところも今作の特筆すべきところではないかと思う。敵になりうる存在の自分とは違う何かを持った他人。必ずしも敵になどなるわけはないのに、その劣等感が相手を拒否し忌み嫌う。それでも「人」としての普通の人権(環境)を求め、自らのスーパーパワーを使って、人助けをしつつ訴えている。黒人差別やユダヤ人弾圧にも似た感情なのかもしれない。能力のない人間は、それを拒否し続けるのだろうか。今回のミュータントは、前回からではプロフェッサーX、サイクロップス、ジーン・グレイ、ウルヴァリン、ローグ、ストーム、マグニートー、ミスティーク、前回ちょい役の格上げはアイスマン、パイロ、そして新キャラはナイトクローラー、デスストライク。
今回、全編ですばらしい活躍をするのが、前回敵だったミスティーク。基本の変身機能と、格闘技を駆使し騙すわ襲うわ、その上ハッキングまでしちゃう。最高のミュータントかも。
★★★★☆
5/4 アイ・スパイ
2723 I SPY
ベティ・トーマス監督製作作品。
エディ・マーフィー主演。オーウェン・ウィルソン、ファムケ・ヤンセン、マルコム・マクダウェル、ゲイリー・コールほか。
4/30 ぼくんち
2722
阪本順治監督作品。
観月ありさ主演。矢本悠馬、田中優貴、鳳蘭、真木蔵人、今田耕司ほか。
★★★★
4/20 ドリーム・キャッチャー
2721 DREAMCATCHER
日本では久々の監督作品になったローレンス・カスダンの製作、脚本、監督作。 ローレンス・カスダンと言えば、「レイダース」「SWEpisodeX&Y」「ボディガード」。他には「シルバラード」「白いドレスの女」なんかもありますね。
出演者で一番有名なのは、モーガン・フリーマンでしょうか。今回珍しく悪役に徹してます。しかし主演は「バンド・オブ・ブラザーズ」で主役を張っていたダミアン・ルイスと、「クリスティーナの好きなこと」のトーマス・ジェーン、それにティモシー・オリファントとジェイソン・リー。他の共演にトム・ザイズモア、ドニー・ウォルバーグ(マークの兄貴)。
一言で言えばエイリアンモノ。もっと詳しく言えば、友情と超能力が地球を守るエイリアン侵略モノ、って感じか。
昔いじめられてた精神薄弱児から受けとった特殊能力で、より一層強い絆で結ばれた4人の若者が、毎年恒例のロッジで過ごす時期に起こった出来事。 大量の動物達が何かから逃れるように脇目も振らず移動し、ハンターがその動物たちと同じような赤い斑点を体の一部につけ助けを求めてくる。少しして軍のヘリコプターが上空を徘徊し始め、買出しに行った2人は、ロッジに戻る途中、凍死し掛けのハンターの連れに出会う。そして事態は悪化の一途辿ることとなる。
というわけで、観客の多くの方が騙されてました。日本の予告編にです。前半から飛ばすように普通にエイリアンの飼っている侵略生物兵器が出てきたかと思えば、エイリアンそのものも平気で出てきます。これにはびっくり。 もっと正体を引っ張るかと思ってたものですから。
そのクリーチャーが、劇中ではうなぎとか言ってたけど、どう見ても先に3重もの歯がついた黒人のXXXに、ケツに3本のハサミの刃のようなモノが生えてる軟体動物。エイリアンは、グレイみたいだけど、それはそれで気持ち悪いんだ。半透明の黄色い体色に、水の貯まった子供のようにでかい頭に異様に離れた目。しかしその実正体は上記のうなぎに手足を付けた化け物のような姿。生物兵器は赤黒いカビとも錆ともつかないモノで、増殖していく。
その上クライマックスにはそれ以上の秘密が待っていたり。観終わって思ったことは、S・キングはよっぽどB級ホラーが好きなんだなと言うこと。すべてのこと(エイリアン、エイリアン対策特殊部隊)が当然のように存在した上でのストーリー構成だから。
なにかに似てると思ったらシャマランの「サイン」だ。 シャマランは、A級のスタッフでB級の映画を作って驚かしてやろうって思ったらいしけどこっちは素。素で「これがしたい!!」って感じで、原作が書かれて、それに触発されたカスダンがA級のスタッフで作っちゃったってところかなぁ。
★★★★
4/20 シカゴ
2720 CHICAGO
ロブ・マーシャル監督振付作品。
レニー・ゼルウィガー主演。キャサリーン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア、クイーン・ラティファー、ジョン・C・ライリー、ルーシー・リューほか。
★★★★
4/19 ブルク7 きれいな涙 SPIRIT
2719 SPIRIT:STALLION of the CIMARRON
ケリー・アスベリー&ローナ・クック監督作品。
予告で馬同士が囁きあってる風なシーンがいくらかあったのを覚えているでしょうか。「またぁハリウッド映画の悪いところで、なんでもかんなでも母国語を喋らせりゃいいと思って!」 なんて思ってませんでしたか?ところが、これは全部馬言葉、いななきだったんです。モノローグと言うか、心の声として主演はマット・デイモンが当てたりしてますが、全く画面上のキャラクターは喋ってない。 ま、一種のカルチャーショックとでも言いましょうか。とにかくハリウッド映画にしては快挙かと。その上アテレコ方式が、日本のTVシリーズでよくある、画面在りきでの収録方法を採用していて、馬は馬。人は人で撮った、と言っても過言ではないシステム上での完成だったんです。そして一番驚いたのが、画像。確かに前出したように、馬全般の目が擬人化されていて、これははっきり言ってきしょいです。目で喋らせてますが、馬の目ではないです。 しかし、それを補って余りあるすばらしい作画力。躍動感のある馬の動き、人の動き。あれ?これ3DCGみたいやぞ…。しかし、セルアニメっぽいしなぁ。でパンフに載ってたカッツェンバーグのインタヴューで納得。背景以外基本はセルアニメのスタンスだが、必要に応じて3DCGも多用しているとのこと。「濁流に飲まれたスピリッツが川の中でもがくシーン」 では、リアルすぎる背景と、水のCGにセルの馬を載せ、なじむように2Dでの水しぶきを描いたらしい。こういう作画方法を、「トラディショナル(伝統的)」でありながら「デジタル化」されてるということで 「トラデジタル」 と呼んでるとか。
いい意味で裏切られたさすがのドリームワークスアニメ5作目の「きれいな涙SPIRIT」 是非。
★★★★
4/18 ブルク7 デアデビル
前売り特典:キューブリック
4/13 ネメシス/S・T・X
2718 STAR TREK:NEMESIS
スチュアート・ベアード監督作品。
パトリック・スチュワート主演。ジャナサン・フレイクス、ブレント・スピナー、トム・ハーディ、ウーピー・ゴールドバーグほか。
前売り特典:プラモデルタイプキーホルダー
4/12 ジェイ&サイレント・ボブ 帝国の逆襲
2717 JAY and SILENT BOB STRIKE BACK
ケビン・スミス監督脚本出演作品。
ベン・アフレック主演。ジェイソン・ミューズ、ジェイソン・リー、クリス・ロック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、マット・デイモンほか。
前売り特典:裏読本
4/11 スパイダー
2716 ALONG CAME A SPIDER
リー・タマホリ監督作品。
モーガン・フリーマン主演製作総指揮。モニカ・ポッター、マイケル・ウィンコット、ペネロープ・アン・ミラーほか。
★★★★
4/6 デアデビル
2715 DAREDEVIL
「DAREDEVIL」 直訳すると、「向う見ずなヤツ」「命知らずなヤツ」って意味だそうです。
タイトルロールに「MARVLE」の文字が入るのは、「スパイダーマン」以来2度目です。
この作品(原作)も1960年代に誕生したヒーローの一人なんだけど、超能力はスーパーセンス(視覚を失った代わりにその他の感覚が超発達した)のみで、その上「影の掃除人」と言う、どちらかと言うと悪に近い位置だったせいかイマイチ盛り上がらないまま、最近に至ってるんだけど、マーヴル自体の梃入れの時期に原作者を変更させ、その2度目の変更にケヴィン・スミス(「ドグマ」の監督)を起用したおかげで、逆にそのダークさが際立って大人向けの作品に仕上がりだし注目されていると言った現状。つまり、言うほど原作に関しての映画化は期待されてなかったわけだ。
それが、蓋を開けると全米2週連続1位。
監督は、「サイモン・バーチ」のマーク・スティーブン・ジョンソン。主演のデアデビル/マット・マードックにケヴィン・スミスと仲の良いベン・アフレック。ヒロインのエレクトラに、ベンと共演済み(「パール・ハーバー」)のジェニファー・ガーナー。敵役、悪役の代名詞キングピンに、マイケル・クラーク・ダンカン。原作では白人だけどね。ヒットマンのブルズアイが、最近注目株(「ジャスティス」「マイノリティ・リポート」)のコリン・ファレル。スキンヘッドと口ひげで泣きそうな子犬顔をリカバー。他ではジョン・ファブロー、ジョー・パントリアーノ(「バウンド」「マトリックス」)。良い役者になったよね。デビッド・キース(「エネミー・ライン」)「愛と青春の旅立ち」&「炎の少女チャーリー」以来、大好きな役者。
正直、言うほど原作を熟知してるわけではないので、原作にとらわれるという見方がなくて良かったのかもしれない。けど、原作を知ってる人でも十分楽しめるとは聞いたけど。
とにかく観ていてすごく気に入ったのはサントラ。コンピレーションアルバムになると思うけど、その選曲が情景に応じて様々なジャンルからチョイスしてきている。
超能力や特殊能力を持ってない分、してることと言ったら一歩間違えると単なるキレたおっさん。殺人鬼とも取られがちな設定だけど、スーパーヒーローらしいコスチュームと、映画らしい動き(演出)でそりゃもうかっちょいいのさ。
あと裏ネタを少し。元々の原作者スタン・リーと、最新シリーズの原作者ケヴィン・スミスがカメオ出演してます。それに、マットのおとうちゃんの仕事場(賭けボクシング)で、その往年と現代のペンシラー(原画)ジョン・ロミタの名前が対戦相手で表記されてたり、八百長を薦めるときの台詞が怪しかったりと意外と多いです。
続くマーヴルムービーは、「X2」。そして「ハルク」。来年には「スパイダーマン2」に「ファンタスティック4」(予定)。 激しく楽しみですよね。
前売り特典:コミック
★★★★☆
4/5 リベリオン
2714 EQUILLBRIUM
カート・ウィーマー監督脚本作品。ヤン・デ・ボン製作。
クリスチャン・ベール主演。エミリー・ワトソン、テイ・ディグス、アンガス・マクファーデン、ショーン・ビーンほか。
4/4 青の炎
2713
蜷川幸雄監督脚本作品。
二宮和也主演。松浦亜弥、鈴木杏、中村梅雀、山本寛斎、川村陽介、秋吉久美子ほか。
★★★★★

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