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ここでは2004年に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2002年04月〜06月 


6/30 OS劇場 ザ・プロフェッショナル
2599 THE HEIST
デビッド・マメット監督脚本作品。
ジーン・ハックマン主演。ダニー・デビート、デルロイ・リンドー、サム・ロックウェル、レベッカ・ピジョン、リッキー・ジェイほか。
6/29 北野劇場 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
2598 STARWARS:EpisodeU・ATTACK of the CLONES
ジョージ・ルーカス監督脚本製作総指揮原案作品。
ユアン・マクレガー主演。ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、フランク・ズ、イアン・マクダーミド、ペルニラ・アウグスト、アーメッド・ベストほか。
6/29 東宝公楽 スコーピオン・キング
2597 THE SCORPION KING
チャンク・ラッセル監督作品。
ドウェイン・ジョンソン主演。スティーブン・ブランド、マイケル・クラーク・ダンカン、ケリー・フー、バーナード・ヒルほか。
6/28 三番街シネマ ブレイド2
2596 BLADE 2
ギレルモ・デル・トロ監督作品。
ウェズリー・スナイプス主演。クリス・クリストファーソン、ロン・パールマン、レオノア・パレラ、ノーマン・リーダス、トーマス・クレッチマンほか。
6/23 MOVIX京都 アイ・アム・サム
2595 I AM SAM
ジェシー・ネルソン監督脚本製作作品。
ショーン・ペン主演。ミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、ダコタ・ファニング、ローラ・ダーンほか。
★★★★☆
6/22 名古屋劇場 陽はまた昇る
2594
佐々部清監督作品。
西田敏行主演。渡辺謙、緒形直人、真野響子、夏八木勲ほか。
★★★★
6/21 ブルク7 スパイダーマン
6/16 OS劇場 ハイ・クライムズ
2593 HIGH CRIMES
カール・フランクリン監督作品。
アシュレイ・ジャッド主演。モーガン・フリーマン、ジム・カビーゼル、アダム・スコット、アマンダ・ピートほか。
★★★★
6/15 京都宝塚劇場 模倣犯
2592
森田芳光監督作品。
城戸真亜子主演。モロ師岡、小木茂光、由紀さおり、中居正広、津田寛治、藤井隆、山崎努ほか。
6/9 テアトル梅田 とらいばいゆ
2591 TRAVAIL
大谷健太郎監督脚本作品。
瀬戸朝香主演。塚本晋也、市川実和子、村上淳、山口美也子、大杉漣、鈴木一真ほか。
★★★★☆
6/8 MOVIX京都 ALI アリ
2590 ALI
マイケル・マン監督脚本製作作品。
ウィル・スミス主演。ロン・sルバー、ジェイダ・ピンケット=スミス、ポール・ロドリゲス、ジェイミー・フォックス、ジェフリー・ライト、ジョン・ボイド、マリオ・ヴァン・ピーブルズほか。
6/8 京極東宝 サウンド・オブ・サイレンス
2589 DON'T SAY A WORD
ゲイリー・フレダー監督作品。
マイケル・ダグラス主演。ショーン・ビーン、ブリタニー・マーフィ、スカイ・マッコール・バートシアク、ガイ・トリーほか。
★★★★☆
6/7 梅田ピカデリー アトランティスのこころ
2588 HEARTS in ATLANTIS
スコット・ヒックス監督作品。
アンソニー・ホプキンス主演。アントン・イェルチン、ホープ・デイビス、ミカ・ブーレム、デビッド・モースほか。
6/1 三番街シネマ ザ・ワン
2587 THE ONE
ジェームズ・ウォン監督脚本作品。
ジェット・リー主演。出る炉イ・リンドー、カーラ・グギーノ、ジェイソン・ステイサムほか。
前売り特典:パラパラメモ帳
6/1 京極東宝 愛しのローズマリー
2586 SHALLOW HAL
モルヒネでぶっ飛んだ死にかけの親父からの言葉がトラウマになって成長してしまった小デブちゃんハルは、日夜とりあえず美女美女美女を求めてナイトクラブに通う投資信託の社員。ある日偶然、TV界で有名な精神治療医に遇いメンタルコントロールされてしまう。そこから彼の目に見える女性は、心が清ければ清いほど美しく見えてしまう、というなんともまぁ…なものだった。
主演の小デブちゃんに、脂の乗った体格…じゃなく演技で引っ張りダコのジャック・ブラック。主演女優にグウィネス・パルトロウ。他にはジェイソン・アレクサンダー(「となりのサインフェルド」)、精神科医には本人で出演のアンソニー・J・ロビンスなど。
ファレリー兄弟といえば、大出世作「メリーに首ったけ」が有名だが、ジム・キャリーとの2本「Mr.ダマー」と、「ふたりの男とひとりの女」も快調に飛ばした作品である。未公開作では、ビル・マレー主演の義手のプロボーラー「キングピン・ストライクへの道」と、体内を舞台にしたライブとアニメの合成作「Osmosis Jones」などもある。元々コメディがお手のもののようだが、脚本だけを提供していた時代の作風と現代の兄弟共同監督作では、若干姿勢が変わってきているように感じる。それは言いたい事をストレートに伝えたい、と良いように取るとそういうことなのかとも思えたり。その作風は前作までのどちらかというと風刺をこめた一方的なブラックコメディだったのが、今作は一層心理というか、感情というものをたくみに操って演出したように感じた。コメディといっても世界共通ではないと思うところだが、彼らの描く世界のコメディもある一方向に突出したコメディのように思う。毎作必ず登場する身体障害者、いわゆる表面上のブス、精神異常に近いキャラクター。つまり弱者を食い物にしたお笑いなのだ。正直、全く笑えない(笑っちゃいけない)事のほうが多い。それを笑いものにするなんて…。しかしそれは「健常者」と言われる大多数の人間の見下した目線なのかも知れない、とも思い始めた。
彼ら(彼女ら)は楽しんでいるのだ。映画に出演することを楽しんでいるのだ。だから、観ていてさほど痛く感じないのだ。寂しい気持ちにならないと言えば、嘘になる。けどソレが映画の中では現実としてある以上(表現されている以上)楽しめるなら、とことん楽しめば良いと思ったのである。
今作には日本では見かけられないほどの百貫デブや、どこで見つけてきたんだってほどのアグリーフェイスが大挙してスクリーンを賑わしている。そのすべてを主人公達は嫌悪し排除しようとする。その姿勢も、そこに存在するアグリーちゃん(としておく)も現実にありえるわけである。
ストーリー前半は逆に主人公のアグリーちゃんに対する態度に嫌悪感を抱いていた。しかしヒロインとの絡みが増えてくるにしたがって、自分の中の主人公に対する応援度が増してゆき、しまいには爆裂に主人公達を愛してしまっていた。すばらしい脚本と、腰をひねった演出(…?)が、感動出来ます。
★★★★★
5/31 ブルク7 突入せよ!「あさま山荘」事件
2585
原田眞人監督脚本作品。
役所広司主演。宇崎竜童、伊武雅刀、串田和美、山路和弘、天海祐希、高橋和也、篠原涼子、もたいまさこほか。
5/31 リサイタルホール マジェスティック
2584 THE MAJESTIC
試写会
フランク・ダラボン監督製作作品。
ジム・キャリー主演。マーティン・ランドー、ローリー・ホールデン、ジェームズ・ホイットモア、デヴィッド・オグデン・スティアーズほか。
5/25 少林サッカー
2583 少林足球
チャウ・シンチー監督脚本主演作品。リー・リクチー共同監督。
ン・マンタ、ビッキー・チャオ、パトリック・ツェー、カレン・モク、セシリア・チャン、ビンセント・コク、ウォン・ヤッフェイほか。
入場者特典:ポストカード
★★★★★
5/24 パニック・ルーム
2582 PANIC ROOM
デビッド・フィンチャー監督作品。
ジョディ・フォスター主演。フォレスト・ウィテカー、ジャレッド・レト、クリステン・スティワート、パトリック・ポーショー、アン・アマグナソンほか。
★★★★☆
5/18 シネ5ビル:ホクテンザ ミミック2
2581 MIMIC 2
ジーン・デ・セゴンザック監督作品。
アリックス・コロムゼイ主演。ブルーノ・カンポス、ジョン・ポリト、ウィル・エステス、ギャビン・ユージン・ルーカスほか。
5/17 ローラーボール
2580 ROLLERBALL
ジョン・マクティアナン監督製作作品。
クリス・クライン主演。ジャン・レノ、LL・クール・J、レベッカ・ローミン=ステイモスほか。
5/12 ハッシュ!
2579
橋口亮輔監督脚本原作作品。
田辺誠一主演。高橋和也、片岡礼子、秋野暢子、富士眞奈美、光石研ほか。
★★★★★
5/11 E.T. 20周年アニバーサリー特別版
2578 E.T.the EXTRA-TEREESTRIAL The 20th Anniversary
スティーブン・スピルバーグ監督製作作品。
ヘンリー・トーマス主演。ディー・ウォーレス、ピーター・コヨーテ、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ケイ・シー・マーテルほか。
前売り特典:太陽系ポスター
★★★★☆
5/5 ブルク7 スパイダーマン
2577 SPIDER-MAN
はっきり言って、サム・ライミの監督作品で良いと思ったのは少ないです。いや、全然良くないってわけではなくて、一応一通り観てはいます。「ダークマン」「キャプテンスーパーマーケット」「クイック&デッド」、「シンプル・プラン」、「ギフト」なんて…な作品も最近は撮ってたり。その監督が、今度は超メジャー、それも最近流行で、売れてる上に評価も高い、コミックの実写化に挑戦!だそうで、選んだのがこれ「スパイディ」。ここはさすがライミ。どう見ても「ダークマン」な雰囲気を感じずにはいられんでしょう。
主演に、トビー・マグワイヤー。彼に決まったときは世界中が総スカンって感じ聞こえてましたが、撮影が進むにつれてそういう言葉がどんどん減っていきました。それもライミの眼力と彼自身の役者根性の賜物ではないかと思ったり。共演のメリー・ジェーンに、キルスティン・ダンスト。良い感じに仕上がってます。グリーンゴブリンの2重人格者にウィレム・デフォー。素顔でグリゴブしてます。その他の共演者も、さすがライミ。「スパイディ」が好きだと言ってただけあって、??と思う役者も、動くと最強の3D化と言える布陣。
1962年に登場して以来、様々なドラマ、アーティストに描き続けられた「スパイディ」には、やはりそれぞれのイメージする実像が存在するはずで、自分も中学の第2次アメコミブームと言われる時期に「スパイディ」とは出会って以来、様々な媒体を見て、それぞれを自分のイメージに重ねてきた。そんな中で、いままで一番近いと思ったCAPCOMのアーケードゲーム「マーヴル・スーパー・ヒーローズ」に登場した「スパイディ」以外、全くと良いほど感情を沸かしてくれるものはなかった。しかしこれは2Dキャラクターである。とどのつまりアメコミそのものとなんら変わらない印象という、突出した何かをこれから得れたわけではなかった。それが日本が原作漫画をTVアニメ化するように、ハリウッドではアメコミを実写化する傾向が目立ってきたわけである。それも良質の。確かに昔は「スーパーマン」という最良の出来の実写映画があったわけだが、それもそれ以外評価されるどころか、見向きもされなくなっていることのほうが多かった。まだそれでもDCコミックでは「バットマン」が高い評価を得ていたが、ことマーヴルとなると焦るばかりで結果が残せてないように見えた。
それが、「X-MEN」を境にすばらしい映像と評価を得、マーヴルの実写映画として確固たる地位を築き上げだしたのである。そして満を持しての「スパイダーマン」である。その特殊能力を如何なくCGIで置き換え、ライブシーン(ドラマシーン)を、ちゃんと人間が演じる。全く持ってそれぞれの特性を生かした作り方を見事に演出しきっているように感じた。その人間臭い主人公はひょんな拍子で、スーパーパワーを身につけ、結果的に悪といわるモノと戦うことになり、身内を巻き込んでしまったり親友との決裂、ヒーローゆえに伝えられない恋心、などもほんの2時間で的確に演出してある。
原作とは違う設定も多数ある。メリー・ジェーンのシチュエーションや、スパイダーウェッブの元とか。それもライミらしい解釈で良いように転がっていると思えた。サム・ライミの少しくぐもった色のフィルムと、NYの街並み、そしてなるべくしてなったわけではないスーパーヒーローの哀しい性。
1級のエンタテインメントでありながら、すばらしいストーリーテラーを演じてくれたサム・ライミに拍手。
★★★★★
5/4 陽だまりのグラウンド
2576 HARDBALL
ブライアン・ロビンス監督製作作品。
キアヌ・リーブス主演。ダイアン・レイン、ジョン・ホークス、D・B・スウィーニー、マイク・マッグローンほか。
5/4 アザーズ
2575 THE OTHER
アレハンドロ・アメナーバル監督脚本音楽作品。トム・クルーズ製作総指揮。
ニコール・キッドマン主演。フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレーほか。
★★★★☆
4/25 キューティ・ブロンド
2574 LEGALLY BLONDE
主演はなぜか今まで正統派アイドル的役が多かったリース・ウェザースプーン。共演にルーク・ウィルソン(「チャリエン」)、マシュー・デイビス(「パールハーバー」)、セルマ・ブレア(「クルーエル・インテンション」)と言った若手と、ヴィクター・ガーバー(「タイタニック」)、ラクウェル・ウェルチ(!!!!)のベテランまで、ちょい地味な選択だったりします。あのアンソニー・パーキンスの忘れ形見(って子供作ってたんだ)オズ・パーキンス(母親はNYテロの搭乗者だったんだって…)。
監督はコレが初長編のロバート・ルケティック。初なんで、コレからが楽しみってことで。
西海岸の被服系高校生エル・ウッズは、その土地に似て天真爛漫な天然ブロンドの成績優秀人気者。そんな彼女に最適の彼氏は、スポーツマンでハーバードに入学しようかという秀才。将来は2人で弁護士一家としてやっていくのよぉ、みたいな事をめぐらせていると、彼氏の卒業間際に「弁護士の妻としては不適格」のレッテルを貼られあえなく撃沈。悲しみにくれるのもつかの間、持ち前の明るさをパワーに、彼氏を取り戻すべく、ハーバードに入学しまう。ここからは感動と爆笑のサンドウィッチ。
リッチでキュートなコスプレに、ゴキゲンなコンピレーションナンバー。ゴージャスリッチなひと時を絶対過ごせます。
とはいっても確かにハリウッドムービーとしては、マンネリかもしれません。が、こんなにハリウッドした映画もないのでは、とも言えるかもね。
★★★★★
4/20 ロード・オブ・ザ・リング
4/20 コラテラル・ダメージ
2573 COLLATERAL DAMAGE
アンドリュー・デイビス監督作品。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演。アライアス・コティーズ、フランチェスカ・ネリ、クリフ・カーティス、ジョン・レグイザモ、ジョン・タトゥーロほか。
4/13 光の旅人
2572 K-PAX
イアン・ソフトリー監督作品。
ケヴィン・スペイシー主演。ジェフ・ブリッジス、メアリー・マコーミック、アルフレ・ウッダード、パトリック・ケリー、ソール・ウィリアムズほか。
★★★★☆
4/13 金色の嘘
2571 THE GOLDMAN BOWL
ジェームズ・アイボリー監督作品。
ジェレミー・ノーサム主演。
ウマ・サーマン、ケイト・ベッキンセール、ニック・ノルティ、アンジェリカ・ヒューストーン、ジェームズ・フォックス、マデリーン・ポッターほか。
4/12 ドメスティック・フィアー
2570 DOMESTIC DISTURBANCE
ハロルド・ベッカー監督作品。
ジョン・トラボルタ主演。ヴィンス・ボーン、テリー・ポロ、マシュー・オリアリー、スティーブ・ブシェミ、スーザン・フロイドほか。
4/6 ビューティフル・マインド
2569 A BEATIFUL MIND
ロン・ハワード監督製作作品。
ラッセル・クロウ主演。ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、クリストファー・プラマー、ポール・ベタニー、アダム・ゴールドバーグほか。
★★★★★
4/5 ヘドウィグ&アングリー・インチ
2568 HEDWIG and the ANGRY INCH
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督脚本原作主演作品。
マイケル・ピット、ミリアム・ショウ、スティーブン・トラスクほか。
★★★★★

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