monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年2月


28/ TOHOプレックス二条 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
3932 PERCY JACKSON&OLYMPIANS
THE LIGHTNING THIEF
クリス・コロンバス監督作品。
原作はリック・リオーダンの同名児童小説シリーズ1作目。ちなみに全5作だそうです。映画化するかどうか今は決まってないようですが。
コロンバスらしい「ハリポタ」的な、少年の青春モノ。
主人公の家族に対する成長なのか、原題になってる雷を盗んだヤツを探す推理モノなのか。何処を見せたいのか分からない。
結局、ご都合主義的ファンタジーの展開。
ウマ・サーマンに、ピアーズ・ブロスナン、ショーン・ビーン、ロザリオ・ドーソンといい役者揃ってるのに、いつもいつも残念。
空飛ぶスニーカーストラップ
★★★
27/ MOVIX京都 しあわせの隠れ場所
3931 THE BLIND SIDE
ポイントで鑑賞。
ジョン・リー・ハンコック監督脚本。サンドラ・ブロック、クイントン・アーロン主演。
実在のNFLの黒人選手を手助けした白人家族の博愛のストーリー。
現NFLマイケル・オアー選手のある意味、数奇な運命と言うところ。泥沼のような環境から、その人柄を信じられ通った高校で白人家族に世話してもらい、ちゃんと学生生活を全うした上で、大学アメフト部に行き、晴れてNLFという。どんな玉手箱を開けたのか。
いちいち幸せに感動して涙してしまう。ハリウッドらしい名作です。
★★★★★
27/ 京都シネマ (500日)のサマー
3930 (500)Days of Summer
マーク・ウェブ初監督作品。ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル主演。
主人公の青年の思考と、彼の愛する彼女の思考の全くの違いを描いた青春モノ。全く恋愛モノではない。
確かに世間で言われているように、彼女はビッチに見えるけど、冒頭からずっと恋人否定、友達内と発言しているので、体の関係があってもそれはそれ、なのかと思ったり。
と言っても、あまりに普通な展開に、ちょっと退屈。
エピローグに当たるシーンのロケ地が、「ブレードランナー」のセバスチャンのマンションなのが驚きでした。本編と全く関係ないけど。
★★★
26/ なんばパークスシネマ 機動戦士ガンダムUC
episode 1
3929
特別興行料金(1200円)で鑑賞。
3月12日発売のOVAを全国で8箇所のみの公開した宇宙世紀の最新作。
原作は、福井晴敏の同名小説。
すばらしいクオリティの画質。
何よりも宇宙世紀が動いてる。最新技術と、安定した画質に感動。特にキャラデザイン原案を描いた安彦良和そのまんまが動く感動は何ものにも代えられない。
冒頭のMS同士の戦闘に、小隊の意味づけをしっかりしてたり、コロニーの見せ方とか、さすがガノタ福井だ。
シリーズ6作だとかで、とにかく続きが見たい。
★★★★★
21/ MOVIX京都 恋するベーカリー
3928 It's Complicated
「ハート・オブ・ウーマン」「恋愛適齢期」「ホリディ」のナンシー・マイヤーズ製作脚本監督作品。
主演にメリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーブ・マーティン。そのアレックとスティーブは、今年のアカデミー賞でコンビで司会する。
脚本はイヤミのない現実的な女性目線で興味深い。特にクライマックスは、ほほうそうなる、って感じ。それが女性の願望であり、真実なのか〜と感心したり。
オリジナルクッキングミトン
★★★☆
21/ MOVIX京都 パレード
3927
吉田修一の同名小説を行定勲が監督。
藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介主演。
冒頭から通り魔事件のニュースで始まるのに、何の展開もないままクライマックスまでのだらだら感が許せなかった。
ただエピローグに当たるシーンが、思わせぶりで嫌いではない。
原作小説が、こういう作りなんだろうけどもうちょっと「映画的」でいいと思う。
オリジナルミニバッグ
★★☆
20/ TOHOプレックス二条 コララインとボタンの魔女
3D
3926 Colaline
レイトショー価格+3D料金=\1500で鑑賞。
「ナイトメア・ザ・ビフォア・クリスマス」「ジャイアントピーチ」「モンキーボーン」に続く4作目は、1作目以来のフルパペットアニメ。監督はヘンリー・セリック。ちなみに「ナイトメア〜」は、ティム・バートンがすべてを設定してますが、監督はヘンリー・セレックです。
コンセプトデザインに日本人の上杉忠弘というのが驚き!
バートンと比べてカラフルなデザインで、緻密なアニメーションに、CGの力を借りて全編動き回る素晴らしい出来。
吹き替え版の、榮倉奈々、戸田恵子がすばらしい。
コララインの父親のスリッパが「モンキーボーン」という小技もいい。
★★★★☆
20/ TOHOプレックス二条 裏窓
3925 REAR WINDOW
「午前十時の映画祭:何度見てもすごい50本」の1本で、1000円で鑑賞。
1954年公開、アルフレッド・ヒッチコック監督、ジェイムズ・ステュアート、グレイス・ケリー主演。
スアイア・ラブーフ主演の「ディスタービア」がパクッたとしか思えないほどのそっくりな内容。
サスペンスではあるが、結果的に犯人は犯人なのか微妙な演出が、自分にはイマイチ。多分その演出方法がヒッチコックであり、当時の流行でもあったんだろうな〜と。
★★★☆
19/ MOVIX京都 ボーイズ・オン・ザ・ラン
3924
レイトショー価格で鑑賞。
原作は、花沢健吾の同名コミック。監督脚本は三浦大輔。
峯田和伸主演、YOU、松田龍平、リリー・フランキー共演。
童貞ではないけど、女性が苦手。純情ではあるけど、オ○コはしたい。正直、どうしようもない30前の男の青春。
どうしようもないけど環境(同僚、上司など)がすごくいい事で、寝取られたライバル会社の男と決闘することに。
クライマックスは「BU・SU」と同じ。いかにも邦画な展開に、しびれる。
けど、主人公に共感したくないw
★★★★☆
13/ TOHOプレックス二条 インビクタス
負けざる者たち
3923 INVICTUS
レイトショー価格で鑑賞。
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マット・デイモン主演の実話を元にした感動話。
南アのアパルトヘイトが、国際世論に押されて崩壊したあとの、初の黒人大統領が南アをなんとか一つにしようとした話。
ストーリーのほとんどがラグビーに費やされてるけど、材料の一つとして使っているだけでスポーツモノという位置の映画ではない。
元々黒人が住んでいた場所で、白人が我が物顔で闊歩すること自体おかしいと思うけど、そこが近代化した要因は白人であるわけで、そこの差し引きを一時に感情に流されず、ネルソン・マンデラ大統領はしっかり見極め政策していったことに知性を感じ、尊敬に値する。
この監督は、いつになったら衰えるのか。老齢になると芸術性の高い作品を撮りがちだけど、イーストウッドは常に好戦的な作品を繰り出し、これからも楽しみで仕方ない。
★★★★★
13/ TOHOプレックス二条 明日に向かって撃て!
3922 Butch Cassidy and the Sundance Kid
「午前十時の映画祭:何度見てもすごい50本」の1本で、1000円で鑑賞。
1969年公開、アカデミー4部門受賞。
ジョージ・ロイ・ヒル監督、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演。キャサリン・ロス共演。
アメリカンニューシネマの典型である、反社会的、アンハッピーエンドが見事に描かれた、まさに名作。
これを劇場で観れた事に感謝です。
★★★★★
12/ TOHOプレックス二条 スティング
3921 THE STING
「午前十時の映画祭:何度見てもすごい50本」の1本で、1000円で鑑賞。
1973年公開、アカデミー7部門受賞。
ジョージ・ロイ・ヒル監督、ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン主演の名作。
詐欺師の復讐は詐欺(大博打)を仕掛けるという、ヤクザ相手に胸のすくクライマックス。
スタンダード化した主題曲。個性的なカット割。
さすが名作というところ。
★★★★☆
12/ TOHOプレックス二条 バレンタインデー
3920 VALENTINE'S DAY
ゲイリー・マーシャル監督作品。お得意のラブコメディ。それも今作はアンサンブル。
ロバート・アルトマン作品と比べると、ちょい甘い気がするけど十分楽しめる。
特にマーシャルの常連、ヘクター・エリゾンドと、シャーロー・マクレーンがいい。
またTVシリーズ「グレイズ・アナトミー」からP・デンプシーとE・デイン、「エイリアス」からJ・ガーナーとB・クーパー出演というのもTVと映画の位置もあったりして面白い。
★★★★☆
11/ なんばパークスシネマ 涼宮ハルヒの消失
3919
ポイントで鑑賞。
京アニ角川のオリジナル長編アニメ。原作は、谷川流の同名ラノベ。
「萌え」系というジャンルには全く興味がないけど、1作目のTVシリーズを見て、手法に感心したので観てみたら、こちらも脚本が素晴らしい作品になっていた。
唯一、主人公であるキョンの語り口調が、死ねば良いのにと思うほどのヲタ口調で、全編気持ち悪い。
そんなことが吹っ飛ぶくらい画質がすばらしい。3時間の上映時間が全くぶれないアニメーション技術と作画力には感嘆。
甘めの満点。
★★★★★
7/ TOHOプレックス二条 パラノーマル・アクティビティ
3918 PARANORMAL ACTIVITY
製作費1万5千ドルで仕上げたアイデア勝負のホラー。
監督、脚本、製作、編集オーレン・ペリ。出演ケイティ・フェザーストーン、ミカ・ローストほか2名のみ。通行人さえ登場しないw
十代で観てたら恐怖のズンドコに陥れられてたかもしれない、よく出来た展開。
しかしながらいろんな、特に「リング」を観た後では、これでもか攻撃がない限り、この展開ではさほど怖がれない。
理由は…低予算過ぎるため特撮が出来ないので、ビデオにしか写らないような霊が作れない。結局、実態を見せないまま終わらせることで”恐怖”を印象付けてるけど、そこも希薄な理由のひとつになる。結果、クライマックスで最高潮に持ってくることで”恐怖”を印象付ける。というもの。
「板尾創路の脱獄王」と同じ展開かな。
オリジナルシールメモ
★★★☆
7/ TOHOプレックス二条 ゴールデンスランバー
3917
ポイントで鑑賞。
中村義洋監督作品。原作の伊坂幸太郎とは3度目(「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」)の共演となる。
邦画としては珍しいハリウッド的展開が見事に合致した作品。ここまでスムーズに偶然wが重なると、心地よくなってくる。
その偶然見事さに一層胸のすく思いがする。
ちょっと甘めの5つ星。
★★★★★
6/ MOVIX京都 おとうと
3916
ポイントで鑑賞。
山田洋次監督、吉永小百合主演で市川崑監督の同名作品にインスパイアされての映画化。
吉永小百合の姉と、笑福亭鶴瓶のだらしない弟の話。
分かり易い人情モノだけど、そこに吉永の娘役の蒼井優と、友人加瀬亮が絶妙な演技で華を添えている。
姉弟の微妙な関係と、若手の初々しさがすばらしい。
★★★★
3/ シネマート心斎橋 東のエデン
The King of Eden
3915
レイトショー価格で鑑賞。
神山健治原作、監督、脚本の2部作アニメの前編。
TVシリーズの完全なる続編のため、TVを見てないと確実に取り残される。
TVからの伏線張りまくりで、うろ覚えだったからエピソードのたびに思い出し、の繰り返しwそれがある意味楽しいww
画質もTVから言うほど変わってないけど、やっと見れたという事でなんだか納得w
★★★☆

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