monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2010年1月


30/ MOVIX京都 ラブリーボーン
3914 THE LOVELY BONES
「LOTR」以来のピージャク監督。原作は、アリス・シーボルトのベストセラー。
主人公は、殺された少女。その少女の目線で話は進む。「つぐない」で名演技のシアーシャ・ローナン主演。共演はマーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズ、スタンリー・トィッチほか。
原作通りなのかもしれないけど、結局言いたい事は「復讐は復讐しか生まない」と「因果応報」ということでまとめられて、なんだかもどかしい。
日本人(いや俺だけかもしれないけど)の考えなら、仇討ちという正当な行為は認められてしかるべきであり、思い出として残すことだけにすることが正しいとは「映画」としては思えない。
それに、結局彼女の炭素体は、密封された金庫の中で液状化されたまま、陥没した地面の底で誰にも見つけられることはない。それが、正しいとは思えない。
チャームストラップ
★★★☆
29/ TOHOプレックス二条 Dr.パルナサスの鏡
3913 THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
レイトショー価格で鑑賞。
テリー・ギリアム監督作品。主演のヒース・レジャーは現実の世界を撮り終わったあと死亡したため、撮り残しの鏡の世界を友人の3人ジョニデとジュード・ロウ、コリン・ファレルに演じて完成させた。
この世界観は、テリー・ギリアム以外考えられないすばらしいもの。「アバター」なんかめじゃない。
ストーリーも「ブラジル」ほど難解でもないし、「ブラザーグリム」ほどチャラチャラしてない。丁度いい。
クリストファー・プラマー、トム・ウェイツリリー・コールと個性派揃い。
今年、最高。
★★★★★
24/ MOVIX京都 板尾創路の脱獄王
3912
タイトル通り板尾創路、企画監督脚本主演作品。
沖縄映画祭用に作った長編。と言うわけではないにしろ、そこがベースなので純粋な映画というものではないかと。
とにかく角川が製作だけど、正真正銘の吉本映画。詰めが甘いところも吉本映画。つーか吉本も劇場映画を真剣に作り出してるね〜。いいのないけど。
今作も思うところコントの延長なんだよね。もっと深いと思ったけど、結局ネタ一発って感じ。
パズルキーホルダー
★★★
23/ TOHOプレックス二条 オーシャンズ
3911 OCEANS
なんと「ニューシネマパラダイス」のジャック・ペラン監督製作脚本出演のドキュメンタリー。
「ニューシネマパラダイス」のイメージが強いので気に入ってたけど、この映画で目線が変わった。
すごい残念な作品です。
「ディープブルー」と同じ種類の映画かと思ったら、思想性の強い、メッセージのしっかりした「映画」だった。そりゃそうか、「ディープブルー」ばBBC(イギリス)製作、今作はフランスと言うだけで大きくスタンスも違うよね。
その上、ドキュメンタリーの内容が平凡で退屈。
とにかく自然動物に載せて、主張するのやめてください。
プランニングダイアリー2010
★★☆
22/ TOHOプレックス二条 サロゲート
3910 SURROGATES
レイトショー価格で鑑賞。
「U-571」「T3」のジョナサン・モストウ監督作品。この監督で、この出来なら★5つでもいいくらいw
完全同期するロボットを使って、自分の代わりにすべてをやらせるというSF。
面白いけど穴だらけ。身代わりロボットを使ってる期間の生身の人間の基礎代謝は?トイレのたびにログアウト(w)するようだけど、確実に運動不足は免れない。の割りにみんな普通だし。
一番の問題は、「アバター」と同じ設定って事w
★★★☆
16/ MOVIX京都 かんじゅうたちのいるところ
3909 WHERE THE WILD THINGS ARE
スパイク・ジョーンズ監督が、同名名作絵本を実写映画化。
とにかくすごい。そのまんま絵本が立体化した感じ。
主人公の性格が、いかにも子供でちょいイラッ。けど、子供が共感できる話だから、これでいいんだよね。
サントラもブリティッシュぽくていい。
かいじゅうのKWが超キュート。
かいじゅうの毛玉携帯ストラップ
★★★★☆
11/ TOHOプレックス二条 アバター
3D吹き替えver.
3908 AVATAR
マンスリーパス5回目の鑑賞。
2度目のアバター。
字幕で不満だったところを払拭できるかと思ったら、しっかり払拭できてたので、字幕より吹き替えの方が断然いい。
情報量の多い台詞をしっかり訳し、字幕に目を取られないのでちゃんと画面を見れる。それだけで十分字幕より面白いw
しかし、よく「見える」だけに悪いところも一層見えてしまうのも致し方ないか。
とにかくデザインがダサい。メカ系は、いい出来と思ってたけど、改めてみるとこちらも全然新しい発想のない中二病に侵されたデザインに見える。
タイトルのリンク先は、「アバター」の意味を書いたサイト(映画とは関係ない)。
★★★★☆
10/ ユナイテッドシネマ大津 彼岸島
3907
1000円鑑賞券にて鑑賞。
韓国のキム・テギュン監督、VFXも韓国で、原作脚本が日本、製作は両国という合作。
原作は、30巻も続いてる長編だけど、それを2時間に収めてるので当然原作とは違うモンだろうなという見解(原作読んでないけど)。
久々、面白げなホラーか、と思ってたら、緩ーいアクションだった…。その上、原作重視なのか台詞の上滑りがハンパない。
正直、原作のネームが残念な事になってるんでしょうね〜。
★★★
9/ TOHOプレックス二条 キャピタリズム
マネーは踊る
3906 CAPITALISM:A Love Story
マンスリーパス4回目の鑑賞。
マイケル・ムーアのドキュメンタリー。
自分には今まで観た中で、一番興味深い内容だった。映画的手法を使った演出だったからかも知れない。
リーマンショック、アメリカ経済の崩壊、大量の不当解雇等を扱った今作は、難しい題材ながらテンションが上がるw
★★★★☆

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