monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年12月


30/ ユナイテッドシネマ大津 大怪獣バトル
ウルトラ銀河伝説
THE MOVIE
3905
チケットを譲り受けて鑑賞。
「パワーレンジャー」の坂本浩一監督作品。
冒頭からぶっ飛ばす展開に爽快!そのまんま最後までしっかり起承転結で繋げるのは、子供向けと言うだけではなく、大人も感動できる。
その上、歴代ウルトラマンの登場(見せ方)には、感涙してしまう。
勢いがあり、敵は最強。特撮もほぼ完璧な満足度。
新登場のウルトラマンも納得の設定ですごくいい。
元々がBSで放映した「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の延長という位置での製作なので、主人公は「大怪獣〜」のZAPの面々のはずだけど、ほとんど光の国が舞台なので添え物程度なのだが、最後の最後にちゃんと見せ場を作ってて納得。
ライダーと違い、痒いところに手が届いてる名作。
★★★★★
29/ MOVIX京都 よなよなペンギン
3904
りんたろう監督作品。
父のいない空飛ぶペンギンを夢見る少女の子供向けファンタジー。子供向けというのは、子供だましだからでもっと普通に作っても子供はついて来ると思うよ。設定をそこまで書いといて活かさないのは、ダメな証拠。正直、ここ何十年かの監督作品にいいのがない。
寺田克也のキャラデザインが、3D化するに当たって「人間」のみ生かしきれてないところが非常に残念。クリーチャーは存分に寺田印なので、そこだけでも観る価値あり。
プニョプニョ★ココちゃん付録、チャーリーチャーム
★★★
23/ TOHOプレックス二条 パブリック・エネミーズ
3903 PUBLIC ENEMIES
マンスリーパス3回目
ジョニデ主演、マイケル・マン監督作品。
実在のギャングスター、ジョン・デリンジャーの半生を描いている。
70年代にウォーレン・オーツ主演の「デリンジャー」を観て以来、ジョン・デリンジャーは憧れの存在。それをある意味イケメンのジョニデが再演(と言ってもリメイクではないけど)。さてどうなるかと思ってたら、すばらしい出来ですた。
共演にマリオン・コティヤール、クリスチャン・ベール、スティーブン・ドーフ。ジョバンニ・リビシとスティーブン・ラングは、「アバター」にも出演しているw
★★★★★
22/ TOHOプレックス二条 アバター
3D字幕ver.
3902 AVATAR
マンスリーパス2回目+3D料金(300円)
ジェイムズ・キャメロン監督作品。サム・ワーシントン主演。
2時間40分の大作。製作費も桁違いに大作。
とにかく大好きなジャンルなので、それだけで★5つなんだけど、ちょっと無理やりな展開に残念な−★。
特撮工房にILM、スタンウィンストンスタジオ、WETAと超一流。
しかし、異世界のデザインが想像できる範疇から抜け出せてない。完全な別宇宙の別惑星。それも地球人は生きられない空気成分なのに、まるでアマゾンのジャングル。生息する生命体の脊椎動物は、知的生命体以外、前腕が2セット(4本)が標準とちぐはぐだったり。布石はあるものの、お互い好戦的過ぎたり。
ジョバンニ・リビシと、ミッシェル・ロドリゲス、シガーニ・ウェーバーが全部いいとこもって行ってて愉快。
納得いかない生態系でも唯一、これはって思ったのが翼竜系。同じく4本腕なんだけど、それが主翼と尾翼になっていて、頭部で舵を取るのは地球の翼竜と同じだけど、主翼の指が離れていて、鳥と同じ羽ばたきが出来る様になっている。
メカデザインは、現代のものと先進的なものを融合させていて、納得が出来るけど、これも想像の範疇かな。
字幕版は本人の声が聞けて良いけど、字幕が画面のど真ん中に出たり、分かり易くするため黄色になってたりと、ちょい邪魔かな。
結果、よく出来たTVシリーズのよく出来た総集編と言ったところ。
★★★★☆
19/ TOHOプレックス二条 のだめカンタービレ
最終楽章 前編
3901
マンスリーパス1回目
コミックの同名原作を、TVシリーズ、TVスペシャル、アニメ、に続いて劇場2部作の前編。
出演者から監督、特撮まで同じと。
小物とロケと特撮が豪華になっても、TVには変わりない。
劇場で公開することがそんなに大事なのかなぁと疑問が一杯。
じゃあ面白くないかと言うと、TVシリーズを見ていて、コレを観るとなんの違和感もないわけで。つまりそれ(そこでの集客)を狙っているのだな〜、まんまとはまってるんだな〜と思うわけで。
イヤホンコードホルダー付きパンフレット購入
★★★☆
18/ MOVIX京都 フォース・カインド
3800 THE FOURTH KIND
レイトショー価格で鑑賞。
オラトゥンデ・オスンサンミ監督作品。ミラ・ヨボビッチ主演のミステリー。
フォースカインド=第4種接近遭遇という事で、そういう話を、監督自らがインタヴューをした主人公の実際の人物を中心に、実録とミラたちが演じた再現を織り交ぜた、一応実話(実録)モノ。
一応と書いたのは、これは「映画」であるということ。実録も実録風に撮ることなど造作もないことで、そう考えると実録というフィクションを元に、再現フィルムを作ってる考えてもいいかもしれない。
と、うがった見方を度外視して、これが面白い。ハードコアX-FILES×ブレアウィッチプロジェクト。いや、再現フィルムと言うと、最近のTVバラエティに多い、トンでも実話の再現フィルムwか??ww
そのものを見せない、超常現象を細かく見せる、効果的に実録を入れる、実録の出演者の容姿がえらいことになってる(w)これはうまい!!
★★★★★
13/ TOHOプレックス二条 ジュリー&ジュリア
3799 Julie&Julia
ノーラ・エフロン監督作品。
メリル・ストリープ、アイミー・アダムス主演。
1950年代に活躍し、いまだにアメリカンフレンチのカリスマ、ジュリーとそのジュリーに憧れる、日々の生活に疲れ目標を見つけようとクッキングブログを始めるジュリア。
愛嬌があり不器用なジュリー。質素だが真面目に生きるジュリア。2人とも好感持ててすごくいい。
ジュリアの作る料理もおいしそ過ぎ。
クライマックスも前向きでいい。
レシピカード
★★★★★
13/ TOHOプレックス二条 宇宙戦艦ヤマト
復活篇
3798
ポイントで鑑賞。
75歳の西崎義展、企画原作製作総指揮監督脚本。原案を石原慎太郎。
とにかく脚本が酷すぎる。予告なしに攻撃するなんていつのロボットアニメかとか、移動ブラックホールの正体を見破った途端にすべてが解決とか、新登場のキャラクターと往年のキャラクターの層が薄いのに、その間を埋めようとしなかったりとか、CGのメカに全く魅力を感じなかったりとか、作画が一昔前だとか。特に軍国主義の匂いがプンプンするのがサイアク。と、言い出すと何ぼでも言える。
メカデザイン(&副監督)に小林誠とか、キャラデザ&総作画監督に湖川友謙と、自分にとっては涙モンのはずが、すでに古いと言うことか…。
最後に亡くなられた、サントラ、声優などにこんなもん捧げられてても迷惑なだけ。その上、「第1部完」って…。
西崎、頼むから志んでくれ。
12/ MOVIX京都 仮面ライダー×仮面ライダー
ダブル&ディケイド
MOVIE大戦2010
3797
タイトルの読み方は「カメンライダーカメンライダーダブルアンドディケイドムービータイセンニセンジュウ」
田崎竜太監督作品。
3部構成で、1部がディケイド、2部がダブル、3部が1部2部のクライマックスという展開。面白い試みではあるが、それぞれが30分しかないため、すべてが物足りない。と言うか、ディケイドは、戦闘シーンばかりで何にも面白くないし、ダブルはTVシリーズの1エピソードだし、それぞれのクライマックスは、ディケイド色が強く、勢いばかりで残念な結果になっている。
ディケイドの映画前作では、平成昭和全ライダーが出てきてたのに今作は出てないし、前作ではアギト、TVの最終回ではブレイドのオリジナルキャストが出てたのに、今作では一切出てこないし、出演者は夢遊病のような台詞を吐いてるし。ひどい。
それに比べると、ダブルはまだ良い方。映画というスタイルではないものの、シリーズ1話目プロローグの起こった事件を描いているから。それにおやっさんが吉川晃司というのも自分にとっては+。
いい監督だと思うんだけど、こんな脚本を演出してなんともないのはどうかと思う。
入場時にガンバライド「スーパータッグカード」
★★☆
11/ なんばパークスシネマ ビッグ・バグズ・パニック
3796 INFESTATION
レイトショー価格で鑑賞。
カイル・ランキン監督作品。元々HD(ビデオ)作品としてアイコンプロダクション(メル・ギブソンの製作会社)に持ち込んだのを、豪華スタッフで劇場映画に仕立てた、今時珍しいモンスターパニックモノ。
主演のクリス・マークウェットがブサイクすぎw緊張感のない下膨れ。出演者で唯一、分かったのが主人公の父親イーサン役のレイ・ワイズ(「ツイン・ピークス」のローラの父役)くらい。
演出が良いのと製作陣が豪華なんで、脚本のいい加減さが吹き飛ぶ面白さ。
飛んだり、走ったり、寄生したり、同じ種族の昆虫を様々な役割に分けたバリエーションで見せるのは、怖くもあり醍醐味でもあるから大満足w
★★★★☆
5/ TOHOプレックス二条 カールじいさんの空飛ぶ家
3D字幕ver.
3795 UP
PIXERの最新作。「モンスターズインク」のピート・ドクター監督。
主人公は老人と少年。プロローグに当たる主人公の少年時代からぐいぐいストーリーの核である哀愁を描き涙を誘う。
しかし現代の老人になってから偶然出会う日系(アジア人という設定だけど声優が日系なので)の少年との出会いから破天荒な冒険がおもしろおかしく描いていてテンションが上がる。また、登場キャラクターが愛らしく、犬のダグと怪鳥のケヴィンが最強w
中盤までのドタバタから、クライマックスに掛けてのチャールズ・マンツとの攻防のアクション性の高さもテンションが上がる。唯一、
チャールズ・マンツを殺してしまうのはどうかと思うけど。
同時上映の短編も哀愁漂う出来で、今作と併せているのがいい。
この邦題は「ハウルの動く城」に合わせたんでしょうね…。
"カールじいさん"ストラップ
★★★★★

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