monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年11月


29/ TOHOプレックス二条 ゼロの焦点
3794
ポイントで鑑賞。
犬童一心が松本清張の同名推理小説を脚色、監督。
推理小説というスタイルとしては、すごいベーシックで分かり易い展開。
殺人シーンは、横溝正史の推理モノと同じようにおどろおどろしく、殺された被害者は猟奇的な姿になって発見される。
懐かしい=古臭い。
★★★☆
29/ 京都シネマ 脳内ニューヨーク
3793 SYNECDOCHE NEW YORK
「マルコビッチの穴」「アダプテーション」「エターナル・サンシャイン」のチャーリー・カウフマンの初監督作品。
愛すべき真面目な小デブ、フィリップ・シーモア・ホフマン主演の、難解な脚本。舞台演出家が自分の世界自体を舞台化し、次第に環境を町を作り出していく。
今までの作品と違い、現実の世界を現実の世界が描くと言う手法は、デ・ジャビュぽかったり、白日夢ぽかったり。
魅力的な女優が大挙出てるのもいい。
この脚本家はやはり天才なんだと思い知らされる。
ステッカー
★★★★
28/ MOVIX京都 ニュームーン
トワイライト・サーガ
3792 the twilight saga
new moon
「トワイライト」シリーズ4部作の2作目。
「ライラの冒険」のクリス・ワイツ監督作品。
出演陣は全員前作から引き続き登用。しかし初登場狼族は、超ワクワクさせる。
今風に変えられてるいるけど、クラシックであるヴァンパイアや、狼男はすごくいい。
観客の8割以上が女性と言うのもうなずける、今作の最大の見所は恋愛に悩む主人公。
男も女もずっとうじうじして、ウザい。そこが残念。
マイケル・シーンにダコタ・ファニングの新キャラは魅力的。
2010年卓上カレンダー
★★★☆
28/ MOVIX京都 沈まぬ太陽
3791
ポイントで鑑賞。
織田裕二の「ホワイトアウト」wの若松節朗監督作品。
渡辺謙主演の豪華出演陣の大河ドラマ。
明らかに御巣鷹山日航機墜落事故を盛り込んだ、日航内のいざこざを描いた作品。
正直、団塊の世代の主人公の行動に全く理解できない。その上、一会社の内部抗争なんか別に観たくもない。ので、感情移入は全く出来なかった。事故に遭った被害者の姿勢くらいかな、感情的になれたの。それと、三浦友和の演技がすばらしい。
3時間半もあるため久々のインターミッション付きでいかにも超大作な味わい。
★★★☆
27/ TOHOプレックス二条 THIS IS IT
3790 THIS IS IT
レイトショー価格で鑑賞。
公開最終日です。せっかくなので09シネマのIMAXを観たかったが会社の行事で観にいけなくなり、残念ながら1回目と同じ環境(劇場が違うだけ)での鑑賞。
最終日だから乗り悪いかと思ったら、上映終了後に拍手があり、なんだか安心w
これが最後かと思うと…。
★★★★★
23/ TOHOプレックス二条 SAW6
3789 SAW6
2004年から毎年1作作って、なおかつ毎年1ヶ月もたたずに公開(5は1ヶ月ちょっと)するシリーズモノは珍しい。
ジェイムズ・ワンとリー・ワネルの1作目から製作、その1作目から編集をしてたケビン・グルタードの初監督作品。
主演であるwジグソウの死後、まだ彼に振り回される不幸な人々を描いている。
その「まだ」ってところが腹いっぱいな感じw
パニックになって、究極の選択に陥ってもココマデなる?と思ったり。
ダイカットメモパッド
★★★☆
23/ TOHOプレックス二条 曲がれ!スプーン
3788
ポイントで鑑賞。
原作は京都の小劇団「ヨーロッパ企画」の戯曲×本広克行監督作品=「サマータイムマシン・ブルース」に続く2作目。香川出身であり、郷里を舞台にした作品としては3作目に当たる。
主演の長澤まさみ、カメオで続々出演する名の知れた役者以外は、ほぼ各小劇団からの出演。それがいい。個性が炸裂w
柔らかい感動を描くのが邦画であり、そのスタイルをさすがの脚本で仕上げたやっとキタ作品。
★★★★☆
22/ MOVIX京都 劇場版マクロスF 虚空歌姫
〜イツワリノウタヒメ〜
3787
2008年放映の同名TVシリーズの劇場作品前編。
色々噂が飛び交った結果、8割以上新作カットの、完全リニューアル劇場版になっていて、エヴァ同様素晴らしい出来。
「ヱウレカ」といい最近のTVシリーズの映画化は、どうしてこんなに贅沢なの?って感じ。
マクロスといえばアイドルソング。その新曲が10曲近く(CMソング込)あり、見ごたえだけじゃなく、聴き応えも十分!
監督であり、デザイナーでもある河森正治の長年掛けたこだわりもあり、CGとセルアニメの融合も見事で安心して見れる。
唯一、これで話が終わってないのが残念。
ファミマ限定「YF25 プロフェシー」同梱版前売り
★★★★☆
21/ MOVIX京都 ブラック会社で働いてるんだが、もう俺は限界かもしれない
3786
「キサラギ」の佐藤祐市監督作品。出演は小池徹平、品川祐、田辺誠一ほか。
元々はネットの書き込みから盛り上がり、単行本化されての映画化。その映画化に当たっては、書き込みを意識したドットのフォントを随所に表示している。
映画としては、ありふれた向上モノ。特に何かあると言うものでもない。
入場時に蒸気でホットアイマスク
★★★☆
21/ TOHOプレックス二条 2012
3785 2012
ローランド・エメリッヒ監督作品。
ジョン・キューザック主演!これに一番驚きww初超大作で主演とはww
共演にアマンダ・ピット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローバー、ウディ・ハレルソンほか。
2012年12月21日に地球が崩壊するというマヤ文明の予言どおり天変地異が起こり、崩壊した時に人類はどうしてるの?って話。
エメリッヒ印は、特撮見本市である通り、今作も類まれなる特撮の応酬。開いた口が塞がらないすごさ。
すごいがんばって脚本を書いたのは分かるけど、主人公を一般人にして、暴挙の数々を肯定した結果を良しとするスタイルは、ちょっと逃げすぎか、と。
2012年までのスケジュール帳
★★★★
20/ MOVIX京都 イングロリアス・バスターズ
3784 INGLOURIOUS BASTERDS
クエンティン・タランティーノ監督、脚本作品。
ブラット・ピット主演の、ナチ狩りをエンタテイメントに描いた完全なフィクション。
と言いつつ、ナチの将校ほか高官が実在の人物が多く勘違いしてしまいそうになるところは、「GOEMON」に似てるw
映画全体を細かいシークエンスに分けて、チャプターで区切ったり、ライトに人を殺したり、復讐の度合いが深いのにエンタテインメント的だったりと、一貫したタランティーノ節。
特にカンヌで受賞したナチのSSを演じたクリストフ・ヴァルツが全員を飲み込んだ素晴らしい演技。
「KILL BILL」と比べると、理解し易いし、見やすいから好きです。
ドクッキノ
★★★★☆
15/ なんばパークスシネマ 笑う警官
3793
角川春樹製作脚本監督作品。
出演は大森南朋、松雪泰子、宮迫博之ほか。
実際にあった北海道警察の汚職をベースに書かれた脚本は、台詞回しが古臭くて聞いててこそばゆくなってくる。つまりストーリーに没頭出来ないのだ。特に松雪泰子が酷く、そんな喋り方するヤツどこにいる??って感じ。
なんか全体的にズレててイマイチ乗り切れなかったのが印象。
ニセ警察手帳パスケース
★★☆
15/ なんばシネポップ サイドウェイズ
3792
日本資本のハリウッドスタイルの映画。
主演の4人は日本人。舞台はアメリカはL.A.。
小日向文世、生瀬勝久、鈴木京香、菊池凛子主演。監督は、日系のチェリン・グラック。
ベースになっているのは同名ハリウッド映画。しかし、何でこうなるのか全くの別物になってます。
とにかく主人公小日向の役が酷い。ずっとネガティブで、意固地で、最後まで共感できない。こんなやつどうなってもいい。
アフレコで入れた主人公の男2人の違和感もハンパない。
オリジナル・グラスマーカー
★★
14/ TOHOプレックス二条 クリスマスキャロル
吹き替え3Dver.
3791 Disney's A CHRISTMAS CAROL
TOHO(14)の日価格(1300円)で鑑賞。
ロバート・ゼメギス監督作品。3DCG作品では「ポーラ・エクスプレス」「ベオウルフ」に続く3作目。
しかし全国的な3D上映は、日本で今作が初。やっとゼメギス3Dが観られた!
2004年から続けてきている3D作品だけに、最近のほかの3D作品と比べても、ベーシックで分かり易い3D演出がすごくいい。
原語版声優はジム・キャリー、ボブ・ホスキンス、ゲイリー・オールドマンほか豪華!3D上映は吹き替えしかなく、山寺宏一メインでの声優になっている。
同時上映で「アバター」の一部を字幕で公開してたけど、字幕と画面を同時には観られないのを改めて思い知ったので、3Dでの上映はやっぱ吹き替えが普通なんかね〜。
ストーリーは古典なんで、すごいベーシックで分かり易い。けど、道徳的なところが隣のDQNカップルには不評だったようでwつか、「クリスマスキャロル」の知らんの??ww
入場時に「PIXEAR10周年記念ピンズ」を貰う
★★★☆
14/ TOHOプレックス二条 なくもんか
3790
TOHO(14)の日価格(1000円)で鑑賞。
宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演、水田伸生監督作品。
クライマックス以外、配役も、演出も素晴らしい。そのクライマックスを
すべりまくりの漫才のオチにしてしまうとは、クドカンの力量か?それにお笑い指導を、一度もブレイクしてない還暦前の漫才コンビ、ブッチャーブラザーズにするのはどうか。確かに劇中の設定は、ルックス重視のお笑いレヴェルは低い芸人という事だけど、ダメな芸人だからダメな芸人から学べばいいというのは間違ってると思う。
劇場で公開記念ハムカツが売られてたけど、劇中90円、映画館200円、このギャップに買うのをやめたw
★★★
8/ MOVIX京都 僕らのワンダフルデイズ
3789
SASポイントで鑑賞。
星田良子監督作品。
竹中直人主演。宅麻伸、段田安則、稲垣潤一(!)、浅田美代子、貫地谷しほりほか。
ミドルエイジ(中年ね)になった、おっちょこちょいの主人公が不治の病だと思い込み、高校時分のバンドメンバーとコンテストを目指すという、分かり易い展開のストーリー。
分かり易いだけに、誰にでも受け入れ易い感動がある。
主人公達が高校時分に作った曲が、思った以上にいい出来でこれは、と思ったらオクタミ作詞作曲だった。そら出来ええわ。
ミドルエイジといえば、すでに片足突っ込んでる自分にも何だかリアルに感じてしまった。
★★★★☆
7/ TOHOプレックス二条 スペル
3788 DRAG ME TO HELL
レイトショー価格で鑑賞。
サム・ライミ監督脚本作品。主演にアリソン・ローマン。
ジプシーのばばぁに呪われ悪魔にとり付かれる話。
冒頭からぶっ飛ばす、最高の特撮技術でリカバリーしたビジュアルと、とにかく大満足の映画だけど、サム・ライミのスタイルなのか怖いと言うより滑稽なのだ。誰かが恐怖と笑いは紙一重と言ってたけど、その通りなのだ。
「キャプテン・スーパーマーケット」の時もそうだけど、やりすぎるとコントになる。それを大枚叩いて体現してくれてるとw
原題は「私を地獄に引きずり込んで」。それが何でスペル?と思ったら、パンフに「呪文」だと。まぁ分からんでもないけど、スペルは弱いかな〜。
★★★★☆
7/ MOVIX京都 PUSH
光と闇の能力者
3787 PUSH
「ラッキーナンバー7」のポール・マクギガン監督作品。
クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング、カミーラ・ベル、ジャイモン・フンスー、クリフ・カーティス出演。「ストリートファイター」のミンナ・ウェイが懐かしい。
念動力、予知能力、記憶を埋め込む、超音波、治癒能力など、様々な超能力を持った人間と、アメリカ政府の秘密機関ディビジョンの超能力者の戦いの話(ちょい大雑把)。
原作が最近流行りのアメコミではないので、どうにでも料理できるので、今作はオフビートなテイストに仕上げている。それが微妙にイマイチ。アメリカが発端だけど、ほとんど舞台は香港。だから絵が湿っている。そこにアングラなテイストを持ち込むと、アジアという異国を楽しめる欧米系の人はいいかもしれないけど、観ていてなんだか薄ら寒い。貧乏くさいのだ。
敵役の念動力者ニール・ジャクソンが超かっちょいい。
テレパシーカード
★★★★
6/ MOVIX京都 わたし出すわ
3786
レイトショー価格で鑑賞。
森田芳光監督脚本、小雪主演。
さすがの脚本。説明過多な最近の脚本と違い、観客にゆだねることの多いこと。
どういう職業なのかは微妙に分かったけど、大金を配る意味がイマイチ希薄な気がした。
不治の病の主人公の母親が、劇団青い鳥の天光眞弓だったのが感慨深い。
★★★☆
3/ MOVIX京都 風が強く吹いている
3785
大森寿美男初監督作品。
「奈緒子」「Ekiden[駅伝]」「ピンチランナー」と駅伝を舞台にした作品は多いけど、箱根駅伝をがっつり描いたのはそんなにないかと。
小出恵介、林遣都、中村優一ほか出演。
正直、観る気なかったけど観てみると、思った通りベタな脚本で、仕方ないな〜とか思ったら、感動で涙が・・・w
この展開は、卑怯ですよ!
“君にも風が強く吹いてくる”携帯扇風機
★★★★☆
1/ MOVIX京都 きみがぼくを見つけた日
3784 The Time Traveler's Wife
ファーストデー価格(1000円)で鑑賞。
ロベルト・シュベンケ監督作品。エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス主演のファンタジックラブストーリー。
母親の死に直面した時に、タイムトラベラーのパワーが発動する。それ以来意思に反してタイムトラベルしてしまい、そのたびにトラベルに見舞われる。そのタイムトラベルの中での恋愛から天寿を全うするまでを描いている。
よくあるファンタジーと違うのが、コメディタッチでないところと、長年培われた「SF」と言う土壌を全く無視してる、ということ。
タイムトラベル以外、単純な恋愛モノだし、未来と現代の同一人物が情報交換したりしてる。
タイムトラベル時に身一つ(全裸)で移動する事が大前提となってることろは、ターミネーターシリーズのオマージュか、見すぎかって感じ。
★★★☆
1/ MOVIX京都 ホワイトアウト
3783 WHITEOUT
ファーストデー価格(1000円)で鑑賞。
ドミニク・セナ監督作品。ケイト・ベッキンセール主演、トム・スケリット共演。
某キター俳優主演の同名作品とは違い、舞台は南極、アムンゼン・スコット基地。
大好きなプロダクション「ダークキャッスル」なので、予告編から期待大!!で観たら、あら肩透かし。
ホラーじゃね〜の?ホラーを作るプロダクションじゃね〜の?
もっすごい安いサスペンスに仕上がってるし。つか、推理の安い上に中途半端だし、プロローグで起こる飛行機事故の原因が、何それ?何十年前のシチュエーション??って感じ。
★★☆

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