monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年9月


30/ 京都シネマ キャデラック・レコード
音楽でアメリカを変えた人々の物語
3768 CADILLAC RECORDS
映画ファンデー(レディースデイの代わりに性別関係なしに割引)1300円で鑑賞。
ダーネル・マーティン監督作品。
出演は、エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、ビヨンセ・ノウルズほか。
ドキュメンタリーをベースにした音楽モノ。アメリカはシカゴのチェス・レコードレーベルの生涯を描いている。
とにかく、お気に入りジェフリーの演技がすごいすごい。エイドリアンとビヨンセもすごいすごい。
チャック・ベリー役のモス・デフと、ローリング・ストーンズの登場にサブイボ立ちまくり。
ビヨンセの歌声にメロメロ。という感じ。
黒人の差別という大きな壁と戦うミュージシャンが神々しい。
★★★★★
29/ TOHOプレックス二条 BALLAD
名もなき恋のうた
3767
山崎貴監督、脚本、VFX。
原作は、臼井儀人のコミック「クレヨンしんちゃん」を原恵一が長編アニメ化した「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」。
元々アニメの質が良かったためにそれを元にしてるのだが、元の元がコメディで、それを元にしたアニメなので、いうほど時代考証してるわけでもないので、今作もそこここに破綻が見え、本格的時代劇が好きな人はイマイチかも。
しかし、主演の草なぎ剛も、新垣結衣もがんばてっていい感じ。それに衣装に、あの黒沢和子!!これが最大のポイントかも知れない。
おみくじ付きポストカードセット
★★★★☆
29/ MOVIX京都 カムイ外伝
3766
宮藤官九郎脚本、崔洋一監督作品。
原作は、言わずと知れた白土三平の同名コミック。
主演に松山ケンイチ。スマートで田舎っぽい体型がそっくり。
プロローグの抜け忍小雪のシーンから忍同士の格闘ばっちりで、超盛り上がる。
そこからは、だれることなく一気に見せるところがすごくいい。
気になったのは、人間のCGの稚拙さと、カムイの技のたびに技名を読むナレーション。「グーグーだって猫である」のようにわざとらしいコマ割のような絵にしてないのにナレーションは、ちょい意味ないかな〜と。
伊藤英明の敵役も堂に入っててすごくいい。
カムイライト
★★★★☆
28/ TOHOプレックス二条 マーシャル博士の恐竜ランド
3765 LAND OF THE LOST
「レモニー・スニケットの〜」のブラッド・シルバーリング監督作品。
今乗りに乗ってるウィル・フェレル主演。けど、日本ではイマイチだよな〜。全然公開してくれない。
そんな数少ない公開作だけど、どう見ても3D作品のはずなのに3D上映なしで、全国吹き替えがメインなんて…。どんな待遇やねん、と。
原作は同名(原題)のTVシリーズ。そのスラップスティックさは、今作にも十分生かされて、ウィル主演で一層ドタバタさが増している。
けど子供向けなのに、これでは受けないよな〜って感じ。
恐竜のタマゴ
★★★☆
27/ なんばパークスシネマ プール
3764
大森美香監督、脚本作品。
小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、伽奈出演。
タイのチェンマイを舞台に緩〜い展開の映画。
「かもめ食堂」「めがね」のフードコーディネーターが、今作でも大活躍。
けど、だるすぎる展開は今の自分には合わない。高校生くらいだったらこの展開でもOKだったんだけどね。
桜沢エリカデザイン ピンバッジ
★★☆
27/ なんばパークスシネマ くもり ときどき ミートボール
3763 CLOUDY with a chance of MEAT BALLS
3D特別料金(2000円)で鑑賞。
フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督作品。フル3DCG映画。
原作は、有名らしい同名絵本。
キャラクターにイマイチ共感できないデザインのハリウッド製。
分かり易い展開と、アニメらしい絵がすごいマッチしてて十分面白い。
今作は3Dメガネが青色なので、それを補正するためにメガネなしで見ると、全体に赤身掛かった色味にしてある。
★★★★
26/ MOVIX京都 ドゥームズデイ
3762 DOOMSDAY
レイトショーで鑑賞。
ニール・マーシャル監督作品。マルコム・マクダウェル、ボブ・ホスキンス出演。ローナ・ミトラ主演。
なんか自虐的な設定は、邦画にもよくある手。ハリウッドらしくない展開で、画面が暗い。なんかTVみたいなに見える。
イギリス版「マッドマックス」という感じ。がそのまんま。
クライマックスのカーチェイスが行ききってて爆笑の連続ww
こんなんあり?な結末もいかにもな感じ。
★★★☆
23/ TOHOプレックス二条 男と女の不都合な真実
3761 THE UGLY TRUTH
ポイントで鑑賞。
「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック監督、キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー主演。
あっけらかんな下ネタの応酬が楽しいある意味、純愛モノ。
ものすごく分かり易い展開に、これぞハリウッドって感じが安心ww
ほとんどセックスシーンがないので、これもある意味安心wwwって最近のハリウッド映画はセックスシーン撮らないよな〜。
★★★★☆
22/ TOHOプレックス二条 正義のゆくえ
I.C.E.特別捜査官
3760 Crossing Over
ウェイン・クラマー監督、脚本、製作。
ハリソン・フォード主演。レイ・リオッタ、アシュレイ・ジャッド、ジム・スタージェスほか。
9・11以降新たに出来た組織ICE(移民・関税執行局)の局員を主人公に、様々な位置の不法入国(滞在)者の人間模様を描いている。
日本でも不法滞在者はいるらしいけど、アメリカの多さにはびっくり。また、その人種、スタイルの多さにもびっくり。
すごく興味深い作品です。
ハリソン君は渋くなっていい役者になりましたね。
オリジナル”パスポートケース”
★★★★★
21/ シネ・リーブル神戸 リミッツ・オブ・コントロール
3759 THE LIMITS OF CONTROL
ポイントで鑑賞。
ジム・ジャームッシュ脚本監督作品。イザック・ド・バンコレ(南ア)、アレックス・デスカス(フランス)、ルイス・トサル(スペイン)、ビル・マーレイ(アメリカ)、ティルダ・スウィントン(イギリス)、ガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)、ヒアム・アッバス(イスラエル)、工藤夕貴(日本)とまぁ国際色豊か。その上、撮影がクリトファー・ドイル(オーストラリア)w
やっぱりロードムービー。やっぱり難解な脚本。
自分に全く合わない監督だな〜、とつくづく…。
★★☆
18/ MOVIX京都 TAJOMARU
3758
レイトショー価格で鑑賞。
「SFサムライフィクション」の中野裕之監督作品。原作を、芥川龍之介の「藪の中」つまり黒澤の「羅生門」と素は同じつくり。
主演の小栗旬は言わずもがな、敵役の田中圭、やべきょうすけ、古株の、近藤正臣、松方弘樹、ショーケンそれぞれの存在感もすごい。
冒頭の子役達の演技でちょっと萎えて、青年になった主人公達と、極悪人になっていく田中圭の演技がすばらいしく引き込まれていく。しかし、クライマックスの決闘で、え????ってシーンだらけで、どんどん現実に戻され…満点にはなりませんでした。素材として田中圭の役と演技の見事さに脱帽しまくりなのに、クライマックスで普通の悪人になってしまうのはどうかとか、多襄丸の持つ太刀のパワーをなんでか見せてもらえなかったりwそらないわ的な展開で残念。
★★★☆
13/ なんばパークスシネマ しんぼる
3757
松本人志監督2作目。
日本人で出演は本人だけ。
彼が常々言ってるエンタテインメントに対する過剰な検疫を逆手にとったような要素満載。
「ちんこ」をキーワードにショートコントのような主人公(松本人志)と、メキシコのルチャを中心に描かれるストーリーが並行して進行し、クライマックスに。
前作「大日本人」より納得のいく展開で、考えさせられるのは映画らしくていい。
”しんぼる”マグネット
★★★☆
13/ なんばパークスシネマ 火天の城
3756
「化粧師」の田中光敏監督作品。
西田敏行主演。共演も超豪華。椎名桔平、大竹しのぶ、山本太郎、寺島進、石田卓也、熊谷真実ほか。
安土城の建立する宮大工の話。
感動の制作秘話のはずが、そこまで生かせきれてないのが残念。
エコ箸
★★★☆
12/ MOVIX京都 ウルヴァリン
X-MEN ZERO
3755 X-MEN ORIGINS:WOLVERINE
南アの「ツォツィ」のギャビン・フッド監督作品。
「X-MEN」シリーズの同名役を引き続き演じているのは、ヒュー・ジャックマン。筋肉がすばらしい。
その「X-MEN」シリーズのプリークウェル(前章)に当たる本作は、ウェイポンXとしてのウルヴァリンの誕生までを描いている。
それに併せて若き日の有名ミュータントも多数登場!!もうわくわくしっぱなし。
しかしデッドプールがあんな役だったとは・・・。ちょい思ってたのと違って戸惑う。
あと2時間あってもいい内容をうまくまとめたな〜と言う感じ。それでもおなか一杯の満足度は、単なるアメコミヲタだからww
ウルヴァリン・ドッグタグ
★★★★★
11/ なんばパークスシネマ 女の子ものがたり
3754
西原理恵子原作、森岡利行脚本監督作品。
深津絵里主演の原作者の自伝的映画。
女の子版「スタンドバイミー」という態で展開していく甘酸っぱい青春だが、男と女という違いか、ドライと言うかちょっと受け入れられない感情があったりした。
しかし、クライマックスのテンションの高さは尋常じゃなく感動的。
ポストカードセット
★★★★☆
5/ TOHOプレックス二条 サブウェイ123
激突
3753 THE TAKING OF PELHAM 123
トニー・スコット×デンゼル・ワシントンのスーパーコラボ4作目。
1974年公開の「サブウェイ・パニック」のリメイク。
オープニングからトニー節炸裂のロックな展開。もうノリノリ。
デンゼルと敵役トラボルタとの対比も面白く、「今」風にただの現金輸送なのに大クラッシュ!!wつーかクラッシュしすぎwww
原作が70年代らしい展開の終末で、ある意味安心設計。そしてエンドクレジットでロックw
つり革ストラップ
★★★★☆
4/ TOHOプレックス二条 南極料理人
3752
レイトショー価格で鑑賞。
沖田修一監督作品。堺雅人主演。生瀬勝久、きたろう、豊原功補ほか。
とにかく何も起こらない。とにかく食べる。とにかく展開の緩さが最高に心地いい。
悲喜交々が表現できてていい感じ。
文句なしに最高点!!
★★★★★

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