monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年8月


30/ TOHOシネマズ二条 20世紀少年
-最終章-
ぼくらの旗
3751
ポイントで鑑賞。
堤幸彦監督3部作の最終作。
5分の前2作のダイジェストと挟むと言うと過剰な親切設計がTVぽくて萎える中、どんどん矮小化されていく本編。
原作同様、大風呂敷をたためなくなった状態で終わらせた感満載。特撮もよく出来るし、出演者もノリノリだし、見た目いいんだけど。
★★★
30/ TOHOシネマズ二条 ホッタラケの島
遥と魔法の鏡
3750
佐藤信介監督(「修羅雪姫」)、安達寛高別名乙一脚本の日本製フルCGアニメ。
主演に綾瀬はるか、沢城みゆき。共演に谷村美月、大森南朋ほか。
画面のタッチがTVシリーズ「SW/クローンウォーズ」と似た、書きえぽい質感にこだわっていて、見ていて心地いい。
その上、独創的なデザインも魅力的で飽きない。
脚本に少し難アリ、とは思ったが標準より高いレヴェルのCGアニメではある。
携帯ストラップ
★★★★
29/ TOHOシネマズ二条 宇宙へ。
3749 ROCKETMEN
リチャード・デイル、監督脚本製作総指揮のドキュメンタリー。
日本語版は、主題歌がゴスペラーズで、ナレーションが宮迫博之。
今年初めの「ザ・ムーン」に続く、宇宙開発ドキュメンタリー。今回はNASAの歴史。良いも悪いも隠さず見せることによって一層感動させてくれる。
ナレーションはイマイチだけど、エンディングはいい感じ。
クライマックス辺りの、宇宙から地球を眺めた景色で、日本列島でポーズとったのは、これは上映国用のオリジナルCG??かな??
スヌーピーシグボトル
★★★★☆
28/ なんばシネポップ 30デイズナイト
3748 30days of night
邦訳済みのダークホースコミックの同名コミックの実写化。
サム・ライミ製作、「ハード・キャンディ」のデヴィッド・スレイド監督、ジュシュ・ハートネット主演。
s-thingの大好きなヴァンパイアモノ。いやぁ、ヴァンパイアの描き方って、こういうのもありかと思わせる良い出来。というか出色。
「トワイライト」シリーズのヴァンパイアもスタイリッシュでいいけど、こういう獲物を狩る姿勢の野性的激走もすごくいい。
血による感染(遺伝)を極度に嫌い、必要以上に仲間を増やさない。人は単なる食料。野性的でありながら狡猾。その言葉が英語でないのが一層雰囲気を盛り上げる。
最近のヴァンパイアモノ、ハズレなしでうれしいです。
血しぶきの付いたハンカ血
★★★★☆
22/ TOHOプレックス二条 96時間
3747 TAKEN
レイトショー価格で鑑賞。
「トランスポーター3」と同じくヨーロッパコープの製作ということは、リュック・ベッソン製作総指揮なわけで、ハリウッド資本ではないアクションが、こんなに元気かと感心。
ある意味、ハリウッドは病んでるのかも知れない。脚本不足のひとつに「規制」という巨大な闇wがあるように思えた。それほど今作は自由なのだ。
実際の隣国が悪者になり、主人公は躊躇なく悪者を拷問し、撃ち殺す。全編、負のパワーが強力なアクションに変わって見ていてもうワクワクなのだ。
「トランスポーター3」と違い、トンでもシチュエーションがあまりないのが、リアリティを生んでてこちらのほうが好きです。
★★★★★
22/ MOVIX京都 劇場版ヤッターマン
新ヤッターメカ大集合
オモチャの国で大決戦だコロン!
3746
「タイムボカン」シリーズ初のオリジナル長編アニメ映画化。
と言うわけで、どんだけ気合入ってるかと思ったら、前半は完全にTVの使いまわし。しかし、後半、ヤッターゼロが登場辺りから、いかにも映画らしい展開になってちょい安心ww
山寺宏一一人舞台のような役回りで、彼がなかったらシリーズ復活は無理だったのでは、と改めて思える。
正直、見なくてもよかったかと思ったけど、それなりにおもろかったのでOKです。
走る!黄金のヤッターワン
当日ヤッターマンのペーパーハット
★★★
21/ MOVIX京都 トランスポーター3
アンリミテッド
3745 TRANSPORTER 3
レイトショー価格で鑑賞。
リュック・ベッソン製作総指揮、脚本、オリヴィエ・メガトンw初監督作品。
シリーズで一番おもろいと思ってしまった。トンでも設定に、ご都合設定満載。懐かしの007なパワーを感じる。
ここまですると楽しくて仕方がないw
ジェイソン・ステイサム、超がんばってます。カメオで、K-1ファイターのセーム・シュルトも登場。ヨーロッパでは人気なんですよね、格闘家。
シリーズ3作目で、本編前に前2作のダイジェストを上映する辺り、モロTV世代に向けていて残念至極。バカ相手にするのも大変なんですね、と言ったところ。
★★★★☆
16/ TOHOプレックス二条 ナイトミュージアム2
3744 NIGHT AT THE MUSEUM 2
ショーン・レヴィ監督、ベン・スティーラー主演の人気シリーズ2作目。
舞台をNYから博物館銀座wのスミソニアンに移し、一層特撮頼りのハデハデな映画になってる。
今作は、立体だけではなく平面(絵画)も動き出し、なおかつその中にまで入れたり。
ストーリーもあぶなげなく、スラップスティックコメディと、友情を描いていて、前作同様前向きで明るく観ていて楽しい。
レックス君のパクパクボールペン
★★★☆
15/ なんばパークスシネマ 色即ぜねれいしょん
3743
みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督作品。
主演に黒猫チェルシーの渡辺大知、銀杏BOYZの峯田和伸、くるりの岸田繁。堀ちえみ、リリー・フランキー、臼田あさ美ほか。
舞台は京都、ロケ地も京都。見たことある景色まくりで、感じたことある空気感で、もうそれだけでワクワクしてドキドキして、涙が出た。
良質な青春映画。
前売り特典がカセットテープで、その前売りがカセットレーベルと言う凝りようも◎。
原作者、監督からのメッセージカセットテープ
★★★★★
14/ MOVIX京都 そんな彼なら捨てちゃえば?
3742 he just not that into you
ポイントで鑑賞。
ドリュー・バリモアのプロダクション制作の完全女性向映画。9割8分女性客で、観るのを間違えた、と感じるw
けど、この出演者はすごい。ドリュー、ベン・アフレック、ジェニファー・コネリー、ジェニファー・アニストン、スカーレット・ヨハンソン、クリス・クリストファーソン、ジャスティン・ロングほか。
よくある群像劇を、緩いおつむの方でも分かるように調整したメリケン映画。
★★★
8/ MOVIX京都 山形スクリーム
3741
竹中直人監督作品。
北野武と同じ、本人は一流のコメディアンだけど、コメディ映画を撮らせると、メタメタになるんだろうね。
触れ込みは、ホラー映画に造詣の深い監督の、初ホラー映画!!だけど、一切ホラー要素なし。コメディ満載。
ここまでいい役者揃って、赤井さんまでにカメオレヴェルで出して、それでこれか。
なんだかな〜。
山形アイスクリーム携帯ストラップ
★★
8/ MOVIX京都 G.I.JOE
3740 G.I.JOE
THE RISE OF COBRA
ポイントで鑑賞。
「ハムナプトラ」のスティーブン・ソマーズ監督作品。所謂ビッグバジェッドバカ映画の教祖ともいえる監督w
で、期待を大きく上回るバカさ加減で最初から最後までぶっ飛ばす特撮映画。
有名俳優は、デニス・クエイドくらいで、あとはウェイアンズ家のマーロンとか、イ的なビョンホンとか、顔出し声だしNGのレイ・パークとかw
トンでも兵器に、トンでも脚本。それが原作であるHasbroの同名アクションフィギュアをそのまんま実写化した感満載で最高!!
こんな映画大好き。
★★★★★
8/ MOVIX京都 HACHI
約束の犬
3739 HACHIKO:A DOG'S STORY
リチャード・ギア製作主演、ラッセ・ハルストレム監督作品。
タイトル通り、渋谷のハチ公物語を、アメリカに置き換えたリメイク作品。
リチャード・ギアの親日振りがよく出た、いい作品。
舞台がアメリカなのにちゃんと日本犬使って、脚本を見直したと書いてたけど基本は変えてないし。
正直、動物と子供モノは確実に泣けるので、その時点でマイナス評価なんだけど、それを判って観に行ってるので、それは仕方ないか。
いつでも一緒♪ハチの“おかえり”ストラップ
★★★★☆
8/ MOVIX京都
劇場版
仮面ライダーディケイド
オールライダー対大ショッカー
侍戦隊シンケンジャー
銀幕版
天下分け目の戦
3738
秋放映に変えるための中継ぎライダー「ディケイド」の有終の美を飾るw?劇場版と、3D撮影の3D上映の「シンケンジャー」。
「ディケイド」は、昭和から平成の全ライダーを登場させたため、大筋であるディケイドの話がヘヴィなくせに希薄に見えてとても残念。ここまでしなくちゃいけなかったのか?
その上、オリジナルキャストが登場するのは、アギトとBLACKだけと言う中途半端さ。
「シンケンジャー」は3Dになっただけで30分ちょっと内容通りの映画らしくない脚本。評価できない。
3Dの精度は高いものの、コマを制御できない実写なんでどうしてもブレるシーンが多く、まだまだ観辛い。&ライダー、戦隊の順だったので、ライダーが終わるまでめがねを持ってないといけないはどうかと。
光るフィギュアスタンプ(ディケドver.)
入場者特典:ガンバライド(カード)&扇子
★★☆
7/ MOVIX京都 サマーウォーズ
3737
「デジモン」の細田守監督作品。
題材は、電脳世界と現世のジブリ的視点のアニメーションが心地いい。
といいつつ、「デジモン」以来、細田監督作品はほぼすべて、形のない電脳世界と、アナログな現世のコラボばかり描いているので、今作はその集大成と言える。
原作者(監督)は主人公はヒッキー気味でコミュニケーション能力の低いヲタに描いてると言ってたはずだけど、単なる数字ヲタなだけで、全然普通の男の子。その子を鼓舞する環境が、彼をヒーローに仕立てていく。
題材が題材だけに、万人受けしないのがすごく残念。
最後に、タイトルを「SW」と略すのはやめてほしい。
プレイガイドブック
★★★★★
2/ MOVIX京都 シネマ歌舞伎
怪談 牡丹燈籠
3736
シリーズでは12作目。s-thingが鑑賞したのは5本目。
初の中村勘三郎のノンクレジット作品。それが残念な感じに。唯一気を吐いてたのが、坂東三津五郎。
ストーリーテラーと、コメディリリーフという直接本筋に関わらないにも関わらずその存在感が見事。
「怪談」というだけに、ホラーなはずが・・・ホラー要素より、コメディ要素が強いのもちょい肩透かし。クライマックスもぶつ切りなのもちょい肩透かし。
いつものDLP上映なんで、絵も音もすばらしい。
映画では久々の休憩(15分)のある作品。
★★★
2/ MOVIX京都 ボルト
3D ver.
3735 BOLT
ディズニーが、ジョン・ラセターを製作総指揮に据えた新生ディズニー第1作。
ラセター満身のプロデュースらしく、今までのディズニーアニメにない、媚びない動物を描いていてすごくいい。
動物の描き方もデザインも良く、人との関わりも納得できるもの。
同時上映の「メーターの東京レース」の出来が雑なだけに、余計一生懸命さが見えるいい映画になってる。
携帯ストラップ(ミトンver.)
★★★★
1/ 京都シネマ セントアンナの奇跡
3734 MIRACLE at ST ANNA
映画の日価格で鑑賞。
スパイク・リー監督作品。
やっぱり黒人をメインにした実話を元にした感動作。
現代のアメリカ、その忘れ去られようとしている第2次大戦を生き抜いた誠実な黒人と、その裏にある第2次大戦の傷を感動的に描いている。
と、感動的というところが、今までのスパイク・リー作品と違うところ。圧倒的な感動が、ハリウッドぽい。ので、ある意味肩透かしに感じる。ちょっとうがった見方過ぎるか。
★★★☆

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