monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年7月


31/ なんばパークスシネマ ディア・ドクター
3733
レイトショー価格で鑑賞。
「ゆれる」の西川美和監督作品。
笑福亭鶴瓶を当て込んで書いた脚本だそうで、本物とにせもんの笑顔が見事で大正解。
共演の香川照之、瑛太、余貴美子の演技もすばらしい。
この監督は、観る人の身をよじらせたいようで、奥歯をかみ締めて人のやさしさや、悔しさを見事に表現している。
エピローグも意味ありげですごくいい。
パンフレットをポイントで貰う
★★★★★
27/ TOHOプレックス二条 アイスエイジ3
ティラノのおとしもの
3D ver.
3732 Ice Age:Dawn of the Dinosaurs
3D価格(2000円)で鑑賞。
20世紀FOXの人気フルCG長編アニメ第3弾。
今回は、氷河期としてネタ切れなのか、地底空間に恐竜の世界があると言う設定をゲストに、恐竜大挙登場である意味燃える。ただ単に恐竜が好きなだけ、だけど・・・。
今回の主演は、ナマケモノ(=グーフィー)のシド。ドタバタ度が倍増して、それが3Dと相まって迫力ある絵になっている。ストーリーは、もん切り型で評価するほでもない。
CGのレヴェルも格段に上がってて驚く出来。
スクラッティのしっぽダケストラップ
★★★☆
24/ テアトル梅田 ウォレスとグルミット
ベーカリー街の悪夢
3731 Wallace&Gromit
A MATTER OF LOAF AND DEATH
当日券で鑑賞。
アードマンの新作。ドリームワークスと契約して、ハリウッド資本の長編「マウスタウン」を撮ったあとの作品(短編)になるのかな。
今までの短編3本もデジタルリマスタして同時上映しているので4本立てだけど、今までのはソフトまで持ってるので、必要以上に感動はない。
今作に限ってのレヴューと言うことだけど、これが今までのウォレグルシリーズで、一番面白いのではないかと思える出来。
簡単な筋はしっかりしてるし、テンポも良い。ゲストキャラクターもイギリスらしい媚びてない感がすごくいい。何より退屈しないのがいい。正直前3作は、それぞれ20分ちょっとしかないのにダレてたけど、今作は最後までしっかり楽しめた。
意外なエピローグも好感度大。
★★★★☆
20/ TOHOプレックス二条 ごくせん
THE MOVIE
3730
TVドラマ出身・・・の佐藤東弥初監督作品。次回作は「カイジ」だそうで、コレで真価が決まるかな。
3シーズン36話+1続いたTVシリーズの最終作に当たる今作は、最終作と言うだけにシーズン3と全く一緒のロケと、カメラワークに、自分はTVを見てるのかと思うほどのチープさ。映画らしさのかけらも感じない。いわば映画に対する冒涜とも言える。
唯一楽しめるのは、過去3シーズン分の、今となっては有名俳優となった若手俳優が大挙、ゲストからカメオまで出演しているところ。特に、石垣佑磨の復帰に、ちょい感動。
★★★
20/ 京都シネマ サンシャイン・クリーニング
3729 SUNSHINE cleaning
「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによる素晴らしい人間模様の佳作。
クリスティン・ジェフズ監督。エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、アラン・アーキン主演。
メリケンのブルーカラー全開のパワーが、哀愁を感じずにはいられない。
何も出来ない姉妹の唯一まともに出来ることが、掃除。それをインデペンデントで生業にして再起を図ろうとするも・・・。
事故現場跡処理という特殊な「掃除」を特別な手法を説くような内容ではなく、姉妹のドタバタに終始させたり、感情の起伏をリアルに表現することが温かく心地良い。
「リトル・ミス・サンシャイン」と同じく家族愛に満ち満ちた作品。
ステッカー
★★★★☆
19/ MOVIX京都 ハリー・ポッター
謎のプリンス
3728 Harry Potter
AND THE HALF-BLOOD PRINCE
シリーズ6作目。クライマックス一歩手前。
監督は、前作「〜不死鳥の騎士団」と、次回最終2部作「〜死の秘宝」でもメガホンを取っている、デイビッド・イェーツ。
出演陣は、過去作から引き続き登板で、新鮮味は皆無。ハーマイオニーのエマ・ワトソンが一層かわいくなって、闇の魔法使いヘレナ・ボナム=カーターのパワー全開がすばらしい。
ストーリーは・・・
校長が殺される、と。そんな感じ。ハリーの出生なんてどうでもいいのだw
次回はやっと魔法学校を飛び出すようです。
パンフレットがM.I.V並に出来がサイアク。半分写真集になってる・・・。
豪華マフラー携帯ストラップ(スリザリンver.)
★★★☆
18/ MOVIX京都 アマルフィ
女神の報酬
3727
レイトショー価格で鑑賞。
「容疑者Xの献身」の西谷弘監督作品。所謂映画監督ではなく、TV演出家。資本がTV局だからその局員に映画までさせると言う姿勢には、イマイチ共感出来ない。これが正直な意見。
邦画のよくないところ、外国で撮ったらまずそれを大々的に宣伝する。何処そこでオールロケ!!どこで初ロケ!!とか。それがその映画の最大の売りなのか?舞台が売りの映画か?と思う。そうじゃないやろ、と。
今作は、その典型。ダメな売り方だけど、内容はその雰囲気を微塵に感じない。どこでもいい感じのロケーション。なので、まだ好感度は高いほう。
内容は、何処にでもある2時間ドラマ。主人公は、織田裕二が好きそうな一匹狼。共演陣も豪華だが、全員一切個性を感じないので、織田裕二が一人目立った感じ。
★★★☆
12/ なんばパークスシネマ モンスターvsエイリアン
3D ver.
3726 MONSTERS vs ALIENS
3D上映のため特別料金(2000円)で鑑賞。
ドリームワークスのフルCG長編アニメ。声優にリース・ウェザースプーン、セス・ローゲン、キーファ・サザーランドと豪華な布陣だけど、3D上映は吹き替えなので、ベッキーと日村勇紀に替わっている。
ドリームワークスなので、キャデザインは相変わらずエグいです。何とかならんのかと思うほど。
けどその中でスライムのボブがコメディリリーフ筆頭で心地いいほどのバカップリが清い。敵の下半身イカ4つ目エイリアンも憎めないライバルで微笑ましい。
展開やギャグは、アメリカンアニメの昔からあるスラップスティックなモノで、お子様大喜びな感じ。
ボブキーチェーン
★★★★
11/ MOVIX京都 ノウイング
3725 KNOWING
アレックス・プロヤス監督(「ダークシティ」「アイ、ロボット」)、ニコラス・ケイジ主演。
「ウィッチマウンテン」と同じ、そこに存在する
宇宙人を全肯定した映画。
一言で言うと、超ド級X-FILES。
サスペンスフルでミステリアスな冒頭から、ディザスターのクライマックスになるとチープなSFに変化してる展開は、納得できないとクソ映画なんでしょうね。
純粋なSFだったらもっと評価高いんだけど、宗教を絡ませてきてたからそこが全然ダメ。キリスト教が全能だと思ってること自体思考が低いな〜と。
日食サングラス
★★★★
10/ なんばパークスシネマ 剣岳 -点の記-
3724
ポイントで鑑賞。
撮影監督として日本最高峰の人物である木村大作の初監督作品。
ほとんど特撮を使わず実際に登山して撮影した臨場感はすばらしい。
演技してるシーンでは、どうしても役者に目が行きがちだけど、その背景をふと見ると、仰天の絶景絶景また絶景。山好きにはそれだけでおなか一杯になるでしょうね。
出演者の香川照之が「Mr.ブレイン」でもそうだけど、もう日本映像界にはなくてはならない存在になってますね。素晴らしい演技と存在感です。
ちなみに10日は伊能忠敬が日本地図の海岸線を完成させて献上した日だそうで、今回の高低さを測る仕事とは全く違うけど地図と言う括りでね、なんだかねw
★★★★
5/ なんばパークスシネマ MW-ムウ-
3723
ポイントで鑑賞。
手塚治虫原作の同名コミックをベースにしたサスペンス。
主演の玉木宏と山田孝之、それとライバルになる刑事の石橋凌の演技がすばらしい。
冒頭のタイロケは、いかにも海外で撮りましたという感じはないので、すんなり入れる。そのまま最後まで一気に突っ走る感は、最近のビッグバジェット作品の中でも抜きん出た出来。
原作が昔なのと、マイノリティのシチュエーションもあるが、今風に脚色しているため原作ファンからは総すかんのようですが。
★★★★
5/ 109シネマ箕面 トランスフォーマー・リベンジ
IMAX ver.
3722 TRANSFORMERS
REVENGE OF THE FALLEN
特別価格(2000円)で鑑賞。
全国で3館のIMAXロードショー館のひとつ、109シネマ箕面にわざわざ行ってきたわけだ。
全国には、サントリーミュージアムのようなIMAXオリジナル作品を常設上映している劇場は多数あるけど、ロードショーの同作品のみを上映する劇場は今回が初。
入り口から雰囲気変えて盛り上がる。
劇場内は2Dと3Dで席の数を変えるシステムがある以外、他の劇場と変わりない。
スクリーンサイズは公表されてないけど、シネスコの縦幅を大きくしたタイプ。壁一面スクリーンって感じ。
で、やっと上映開始。映像と音はすばらしい。内容は・・・あれ??同じだな。スクリーンサイズに足りてないので、上下が余ってる・・・。その上、DLPかIMAXの仕様なのか字幕が下から1/3くらいの位置に出てて、まぁ邪魔邪魔。
圧倒的な技術力を全く感じなったので、2000円で箕面までは、さて、どうか・・・。
タイトルからのリンク先は、IMAXシアターに飛びます。
★★★★☆
4/ TOHOプレックス二条 ウィッチマウンテン
地図から消された山
3721 Race to Wicth Mountain
レイトショー価格で鑑賞。
アンディ・フィックマン監督作品。ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ(「テラビシアにかける橋」ほか)、アレクサンダー・ルドヴィッグ(「光の六つのしるし」)、カーラ・グギーノ(「スパイキッズ」シリーズ)他出演。
冒頭から80年代の匂いがプンプンする。すでに宇宙人の存在を肯定から入るところなど、もうワクワク。
で、怒涛の荒唐無稽なSF展開。もうかっちょいい。ここにCGが加わるから、所謂最強って奴?
こんなノスタルジックな展開(脚本)のハリウッドも珍しく、大好きな作品です。
★★★★☆

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