monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ 佳作、万人受けしないけど名作
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2009年6月


28/ なんばパークスシネマ 新劇場版
ヱヴァンゲリヲン:破
3720
全4部作の2作目「破」
全編の途中の話なので、他の3部作の2作目と同じく途中から始まって途中で終わっている。けど、十分成功例。
2時間ない上映時間が物足りない。戦闘シーンばかりで、いかにも中間の作品ぽい。ストーリー展開でTVシリーズとは全く違う展開(
アスカの死)で一番盛り上がるのに、予告で復活してたりw
全体的にはMAXパワーでよく出来るのに、細かいところが気になって、残念。
50%BE@RBRICK(マリver.)
★★★★☆
27/ TOHOプレックス二条 愛を読むひと
3719 The Reader
スティーブン・ダルドリー監督作品。原作は、世界的ベストセラー「朗読者」。
主演のケイト・ウィンスレットが主演女優のオスカー受賞作。共演はレイフ・ファインズ、レナ・オリンほか。
前半は、薄〜いヲタセクスアリス。後半は、戦犯裁判。
後半、
主人公が自殺する理由を作ったレイフ・ファインズが茫然自失になるのは違うやろ、とちょい憤り。裁判を傍聴して、彼女の所業を許せなかったのは分かるけど、あの状態でそんなことを言うと先は見えてるし。
文庫本型メモノート
★★★★
27/ MOVIX京都 それでも恋するバルセロナ
3718 Vicky Cristina Barcelona
すでに巨匠のウディ・アレン監督脚本。ペネロペ・クルスにオスカー(助演女優)をもたらした。
主演に我らが、スカーレット・ヨハンソン。アレンとは3作目のコラボ。それにスペインの種馬(勝手に命名)ハビエル・バルデム。
1時間半ちょっとの間に起こる、三角関係。女3人の微妙な心情と、そこに絡まる男。コメディ要素はなし。ので、ちょっと人を選ぶかな、と。
ペンダントトップ、初日入場者特典「アグア デ ロエベ エラ オードトワレ」
★★★
21/ TOHOプレックス二条 真夏のオリオン
3717
レイトショー価格で鑑賞。
福井晴敏脚本、篠原哲雄監督作品。
「ローレライ」「出口のない海」と潜水艦モノが続くのは、ドラマ性が高いからか。
今作は、好敵手との駆け引き、戦時中の人道的行為なんかを主眼に描いている。
プロローグとエピローグの、この物語をはじめるきっかけはなくてもいいか、と。
主演の玉鉄が激痩せしてて、これが役者魂かとww
★★★★
21/ 京都シネマ レスラー
3716 THE WRESTLER
ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演のドキュメントタッチのプロレスラードラマ。
ブルーカラー同士の傷の舐め合い。働けど働けど暮らしは良くならないワーキングプア。アメリカの底辺を克明に描き、そのヒーローたるプロレスラーの真の姿を描いている。
八百長と言われているプロレスラーのほんとの「ショー」のための、見せる筋肉、耐える筋肉を作ったり、試合をプログラミングしたりと、真面目で前向きな姿勢が涙さえさそう。
人としての尊厳を描いたような素晴らしい作品。
ポストカード
★★★★★
20/ MOVIX京都 トランスフォーマー・リベンジ
3715 TRANSFORMERS
REVENGE OF THE FALLEN
MOVIXの日価格(1000円)で鑑賞。
スピルバーグ×ベイの続編は、火薬満載の戦争映画に変わっていた。
冒頭から上海での人間オートボット混合対ディセプティコン部隊NESTの大乱闘。そこでもう、ウハウハ。
それとは別で主人公の大学進学=環境の変化にガンガン絡んでくるトランスフォーマーw
爆裂展開に、血が滾るw
前作以上に、下ネタも多くww
★★★★☆
19/ なんばパークスシネマ 重力ピエロ
3714
「死神の精度」の伊坂幸太郎原作、森淳一監督作品。
加瀬亮、岡田将生主演のドロドロした人間ドラマ。
レイプ、放火、ストーカーとなんだかもうてんこ盛り。ここまでしないとドラマを紡げないのか、と最近は思ってしまう。
その不思議な展開が徐々に明らかになっていくと、その核心が見えてくる。これはこれで十分面白い。
最近の若者の苦悩と、お気楽さが見え隠れするすごくいい脚本。
岡田将生と、渡部篤郎が大爆発。
ポストカードセット
★★★★
14/ MOVIX京都 ザ・スピリット
3713 THE SPIRIT
ポイントで鑑賞。
フランク・ミラー単独初監督、脚本作品。
原作は、ウィル・アイズナーの同名グラフィック・ノヴェルズ(大人向けコミック)。
出演者に、ガビリエル・マクト、エヴァ・メンデス、サミュエル・L・ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンほか。
前作「シンシティ」の色味そのまんまの演出に、違和感を感じるかと思ったけど、全くなし。こっちの方がピーキーでない分いい感じ。
普通のハードボイルドかと思いきや、コメディ要素満載だし、下品な下ネタほとんどないし、マッドサイエンティスト登場であ〜トンデモ設定か、で納得。納得できればそこからは、断然おもろい。
「シンシティ」より「300」より面白い1本です。
★★★★☆
13/ ユナイテッドシネマ大津 ターミネーター4
吹き替え版
TERMINATOR SALVATION
2度目の「T4」
吹き替えになって変わったところは、オープニングの状況説明文が読み上げられたくらいで、ほかは全く一緒。レジスタンスを抵抗軍と呼んでるのは、ちょいダサい。なんか中華ぽい。
ティム・バートンの嫁が相変わらず狂気満載で、いつ見ても個性ありすぎでw
タイトルからのリンク先は、4分超の予告編サイト。
T-600シンプルマスコット
ユナテッドシネマ限定初日特典「トランスフォーマー:リベンジマガジンDVD」
★★★★★
12/ TOHOプレックス二条 ガマの油
3712
レイトショー価格で鑑賞。
役所広司初監督作品。本人主演、瑛太、澤屋敷純一(K-1ファイター)、小林聡美ほか。
デイトレイダーの父親と、献身的な母親との間に育ったまっすぐな青年。彼を怪我させたせいで少年院送りになった親友を迎えに行くところから始まる。
元来の日本人の心の寄り所をストレートに描いていて、すごく共感できる。宗教や儲け話に流されない、心から敬う気持ちが表現されている。
正直「ROOKEIS」の何倍も泣ける名作。
★★★★★
7/ なんばパークスシネマ ウルトラミラクルラブストーリー
3711
横浜聡子監督作品。
超魅力的な、松山ケンイチと麻生久美子主演の、津軽を舞台にした地元密着型不思議ちゃんの恋愛モノ。
冒頭から微妙な主人公。ああ、そっち系ね。と気付いた時には魅力にわくわくしている。そこに東京から傷心の女がやってきて、一目惚れ。
ある意味天才の彼と、意外と深めの彼女の奇妙な関係が続いて面白いクライマックス。
ああ、何か懐かしい匂いのする、ATG的な、インデペンデント的な、そんな映画。
ポストカードセット
★★★★☆
6/ TOHOプレックス二条 ROOKIES
卒業
3710
レイトショー価格で鑑賞。
TBSの息の掛かった平川雄一郎監督作品。
原作は森田まさのりの同名コミック。TVドラマで大人気になり、腐ったドラマSPを経て、この最終回。
べたべたで王道な展開の脚本。クライマックスは3回もあるw
野球は、全く興味もなく、自分で出来もしないので、そういうのはよく判らないが、熱血だったり、友情だったりと面白いネタは多いけど、ちょいクドい。つーか、クドすぎ。今時こんな演出あるんや、とある意味感心・・・。
★★★☆
6/ 京都シネマ インスタント沼
3709
三木聡監督作品。
三木監督作品の映画は8割がた自分には合わないようで。今作もその典型でした・・・。
観た理由のほぼ100%が麻生久美子主演という。いつもそうだけど、出演者で観ると、大概失敗するのだ。
やっぱ内輪ネタというか、楽屋ネタというか、サブカルというか、ちょっとずれた笑い満載で、半分以上笑えない。話の展開をしっかり追って、もうちょっとくだらない(w)笑いを減らせば、全然面白いと思うんだけど。いつも切り口が斬新だし。
★★☆
5/ MOVIX京都 ターミネーター4
3708 TERMINATOR SALVATION
レイトショー価格で鑑賞。
マックG(「チャリエン」シリーズ)監督作品。クリスチャン・ベール主演。
初めてオファーされた時は断ったそうで、そりゃ断るわな。「T3」のあとの「T4」なんて魅力なしだし。ところが、監督の熱意と、脚本にクリストファー・ノーラン(「バットマンビギン」)が監修することで出演を決めたそうです。
オープニングにあの名曲を組み込んだ時点でノックアウト。脇でマイケル・アイアンサイドに、コモンとな。
ちょい甘めの点数だけど、「T3」の体たらくから考えると完全復活と言うことで。
★★★★★
5/ MOVIX京都 ラスト・ブラッド
3707 BLOOD THE LAST VAMPIRE
日本のマルチメディア戦略商品を、香港フランス合作、韓国人主演、英語日本語が共通語という状態で製作。なんかねじれまくってますが、日本からは、小雪と倉田保昭が出演で、ちょっとだけ和風。主演にチョン・ジヒョン(「猟奇的な彼女」)、共演にコリン・サーモン(「バイオハザード」)ほか。
たとえば版権的に取り決めがあったのか、それとも製作者側の心意気か、世界観の構築がハンパなくよく出来ている。まるで寺田克也の世界なのだ。そこには感服。
しかし、そこに足を引っ張ってるのが、特撮に使われているCG全般。まるでパーティクルまんまの血飛沫に、アクションシーンにスタントとして使ってるCGキャラが浮きまくってる。しょーもないスタジオを使ったんでしょうね。それと小雪wオニゲン(これを聞くたびにげんなりするww)の頭領のはずなのに、クライマックスの戦闘シーンのしょっぱいこと!!これなら5分延ばして小雪が本性のヴァンパイアに変化して戦ってくれたほうが数百倍強さも感じられただろうな〜と思う。
とにかく倉田保昭の最高の独壇場アクションシーンだけで星4つです!!
オリジナルMY箸
★★★★

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