monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2009年2月


27/ TOHOプレックス二条 少年メリケンサック
3656
宮藤官九郎(クドカン)、脚本監督作品。
宮崎あおい、佐藤浩市、田口トモロヲ、木村祐一、三宅弘城ほか。
監督本人がロックバンド(グループ魂)をやっているだけあって、とにかく細部までこだわったつくりが見事。
今作は「パンク」という狭いジャンルを舞台にしているため、日本のパンクシーンを盛り上げたある意味巨匠がカメオ出演してるのはうれしい。それだけではなくクドカンと交流のありそうな現役ミュージシャンも多数出演していて、しかもそつない演技で絵の違和感を感じないのはいい。
正直、パンクというジャンルは、流行った時代から全く興味がなく、良さも判らない。今も分からない。けど、モノを作る姿勢とか、それに対するスタンスには共感しまくれて、ある意味一時代どころか、何世代分もの青春映画とも取れる。
傑作コメディだと思う。
ステッカー
★★★★★
22/ TOHOプレックス二条 ディファイアンス
3655 DEFIANCE
エドワード・ズウィック監督、ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー(次回作は「ウルヴァリン」のセイバートゥース!)、ジェイミー・ベル(「リトル・ダンサー」「キングコング」「ジャンパー」)出演。
ナチの占領下に置かれたべラルーシを舞台に、迫害され逃げ延びてきたユダヤ人を守るためにレジスタンスになって戦った若者達の物語。
第2次大戦の東欧の冬とか、人の平均的感情が、全く感じられず、イマイチ乗り切れないまま終わってしまった感満載の作品。
題材がいいからって、名作にはなりえない好例w
エコカイロ
★★☆
22/ TOHOプレックス二条 フェイクシティ
ある男のルール
3654 Street Kings
「トレーニング・デイ」のデヴィッド・エア監督作品。
主演に、キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー。共演に「F4」のヒューマントーチのクリス・エヴァンス、「トランスフォーマー」のアマウリー・ノラスコほか。
悪徳警官と暴力警官は違うwというスタイルから、腐った正義をどう切るかと言う展開。しかし、すごく練っただろう脚本は、ネタばれまくりでちょっと残念。
あ〜ココも面白い、こっちも面白い、のにって感じ。
携帯クリーナー
★★★
21/ MOVIX京都 七つの贈り物
3653 SEVEN POUNDS
ポイントで鑑賞。
「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノと、ウィル・スミスの2作目。
前作と同じく癒し系。今回はガキなし、ちょっとミステリアスなストーリー。その裏にある、真実のための主人公の正体は、酷く自責にさいなまれたただの男だ。
徐々に見えるその真意に意外性はいうほどなく、そこ以外はいうことなし。
ウィル・スミスのマッスルマッチョぶりは惚れ惚れする。
★★★★☆
20/ MOVIX京都 ベンジャミン・バトン
数奇な人生
3652 The Curious Case Of
BENJAMIN BUTTON
デビッド・フィンチャー×ブラッド・ピットの3作目のコラボ作品。
老人の姿で生まれ、成長すると共に若返ってゆくと言う男の人生を細かに描いている。
ブラピの演技と、それをサポートするかのように全シーンに使われたCGが見事で、違和感なく老人から幼児まで見れる(幼少のころはスタンドインだけど)。
共演の女優陣も、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン、ティルダ・スウィントンなど魅力的。
年齢と成長が逆行していくという設定は面白いけど、二次成長など微妙なシーンもあると思うけど、2時間45分以上の超大作は、全く飽きない。
★★★★☆
15/ なんばパークスシネマ ブラディ・バレンタイン3D
3651 MY BLOODY VALENTINE 3-D
特別興行価格(2000円)。
徐々に増えつつある3D上映作品の先駆け。
今まで「センター・オブ・ジ・アース」のようなアトラクションに近い作品が多かったのが、どちらかと言うと普通の映画をそのまま立体化したような作品。
名作「血のバレンタイン」のリメイク。すごい懐かしい。
特撮の手法は、映画自体の手法に併せた様に、古典的手法の「13金」と違い、CGメインでスーパースプラッターでどろどろwすごくいい。
ストーリー自体は、ありきたりだけどこういう手法での上映はこれからも期待できそうでいい感じです。
パンフをポイントで購入。
★★★☆
14/ TOHOプレックス二条 三国志
3650 THREE KINGDOMS
RESURRECTION OF THE DRAGON
TOHOの日価格(1000円)で鑑賞。
一応三国志とタイトルがついてるけど、三国志と言うより主演の趙雲の武勇伝オンリー。
本筋の三国志の主人公である劉備一派に曹操までも、顔見世程度で即行死亡だしw
最近公開された「レッドクリフ」と比べると、アクション性が強く、歴史モノというより娯楽モノと言う趣。
曹操の孫娘役のマギーQと、趙雲の副将を演じたアンディ・オンがすばらしい。
★★★☆
13/ なんばパークスシネマ 13日の金曜日
3649 FRIDAY THE 13TH
レイトショー価格で鑑賞。
マイケル・ベイ製作、「テキサス・チェーンソー」のマーカス・ニスベル監督作品。
出演に「ディスタービア」のアーロン・ヨーくらいで、有名俳優は皆無。
シリーズ1作目を新視点で描いている。プロローグで、母親の最後から始まり、クリスタルレイクの伝説の発端。そこでまず5人wここまでがプロローグだったのか。
というわけで本編開始で、7人のバカ若者が、クリスタルレイク近くの別荘に遊びに来る。
と言うことは、餌食なわけですな。なおかつ地元のノータリンも2人プラスで14人。
で、結果
プロローグの女性が生き残ってて、探しに来た兄と、死闘w
クライマックスは、1作目と同じで、安心安心。
パンフなし
★★★☆
11/ MOVIX京都 旭山動物園物語
ペンギンが空をとぶ
3648
全く観る気なかったけど、マキノ雅彦監督作品と聞けば、行かないわけには・・・。
主演に西田敏行。共演に中村靖日、前田愛、笹野高史ほか。
タイトル通り、北海道の超有名動物園の成り立ちを描いているが、どちらかと言うと園長の奮闘記と言った方が良い作り。
動物(園)が舞台のため子供向けかと思いきや、さすが監督。動物の登場シーンが言うほど多くない。そこら辺はさすが。
けど、前2作(「寝ずの番」「次郎長三国志」)のテンションと比べると、平凡すぎるところが残念。
ペンギンケータイクリーナー
★★★
8/ MOVIX京都 ハイスクール・ミュージカル
ザ・ムービー
3647 HIGH SCHOOL MUSICAL 3
SENIOR YEAR
ケニー・オルテガ監督作品。
元々ディズニーチャンネルで放送した「ハイスクール・ミュージカル」の最終作。
ハイスクールだけあって、TVで、1,2年生。今作が原題通り最終学年の3年生を舞台にしている。
出演者も、TVシリーズと同じでファンには納得。
正統派ミュージカルで、超ご機嫌なチューン満載で、テンションMAX!!
しかし、その2作を、観てないのだw正直バカ映画だから、この作品だけでも十分バックボーンは分かるけど、やっぱ観ておいたほうが良かった。そこが残念。
ポストカード(ガールズセット)
入場特典で限定サイン入り(プリント)スペシャル・カード
★★★★☆
7/ TOHOプレックス二条 20世紀少年
-第2章-最後の希望
3646
ポイントで鑑賞。
三部作の2作目。監督は、堤幸彦。
出演者も当然ながらシリーズ通して同じなので割愛。しかし、今作の主演は、1作目のケンヂの姪っ子と、ケンヂの同級生、オッチョにバトンタッチ。
今作は、前作から15年後。はびこった友民党の統治下、ファシズム的な言動が横行する中、自由を取り戻そうとしているカンナと、ケンヂの同級生達の活躍。ともだちランドと、万国博覧会を中心に展開する舞台。そして細菌兵器発動で終焉に向かい、最終章へ・・・。
前作同様、原作通りのキャスティングと脚本で、ある意味創造性に欠ける。けど、そのこだわりには脱帽。新登場の小泉響子役の木南晴夏などあまりのそっくりさにww
★★★☆
6/ なんばパークスシネマ シャッフル
3645 PREMONITION
レイトショーで鑑賞。
ドイツのメナン・ヤポ監督ハリウッドデビュー作。原題の直訳は「悪い予感」。
サンドラ・ブロック熱演。「ファンタスティック・フォー」Dr.ドクームを演じたジュリアン・マクマホンが、見た目悪そうなwキーパーソンの父親を演じている。
夫が死ぬ週がバラバラに再現(と言う表現は的確ではないけど)されていく。それを認識した妻が、最愛の夫が死なないようになんとかしようと奔走するという話。
微妙なところもあるものの、脚本がすごくよく出来てる。とにかく脚本第一の映画。
★★★★

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