monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2008年11月


30/ TOHOプレックス二条 デス・レース
3617 DEATH RACE
「バイオハザード」「D.O.A.」のポール・W.S.アンダーソン監督作品。
ジェイソン・ステイサム主演、タイリ−ス・ギブスン、ジョアン・アレン共演。
原点は75年の「デス・レース2000年」。が、微塵もないwと言うか今の世相に合わせた設定なんでしょうね。これは。
ありえない環境での、合法な人殺し。
一言で言うと「バカ映画」。けど行ききったら面白い。その行き切り具合wがGOOD。
”伝説の”フランケン人形付きキーホルダー
★★★★
30/ TOHOプレックス二条 D-WARS
ディー・ウォーズ
3616 D-WARS
「怪獣大決戦ヤンガリー」の韓国のシム・ヒョンレ監督作品。
ハリウッドを舞台にしてるけど、純粋な韓国映画だそうです。
珍しい蛇型の怪獣(CG)が大暴れする怪獣映画。なので、細かいところは言っちゃいけないだろうけど、もう矛盾ありまくりで・・・ww
まぁ、ゴジラの新作がないからいいか、程度。
アパッチ・ロングボウなど現役精鋭米陸軍兵器満載は楽しい。
★★☆
30/ 京都シネマ ヤング@ハート
3615 YOUNG @ HEART
イギリスにツアーに来た「ヤング@ハート」を知り、密着し始めたイギリスのスティーブン・ウォーカー監督のドキュメンタリー。
アメリカはマサチューセッツ州ノーサンプトンの老人ばかりのコーラス隊。老人らしい選曲ではなくパンクやロックから選ばれた名曲を、彼らなりのアプローチで歌い観る人の心に響いかせている。
とにかく暖かく前向きな内容に感動しまくる。
本人のひたむきさより、彼らを見ているひとの表情に感動する。
おばぁちゃん子の自分にしたらもう・・・ぼろぼろです。
入れ歯型ピンズ
★★★★★
28/ TOHOプレックス二条 SAW 5
3614 SAW X
デイヴィッド・ハックル初監督作品。
毎年1回の公開という、まるで寅さんかと思うように正確な製作がw
回を重ねるごとに、1作目からの意思がどんどん低くなっていってる。言わば単なるホラー。けど、ホラーというほど怖くはないし。
3作目で主犯のジグソウが死んだので、どう展開させるのかと思ったら・・・最近流行の0(原点回帰)でした。まぁ、ありっちゃ〜ありだけど、一層怖さとエグさが減ったような・・・。まぁ、1,2作目のメイキングとして見れば、興味深いかw
ソリッド・クリスタル・ストラップ
★★★
22/ MOVIX京都 ブラインドネス
3613 Blindness
フェルナンド・メイレレス監督作品。
ハリウッド作品かと思ったら、カナダ・ブラジル・日本合作作品。
原作は、スペインのノーベル賞受賞のジョゼ・サラマーゴの「白の闇」。
とにかく唐突に一人の日本人がホワイトアウトして失明してしまう。その人に関わった人間達が次々と同じ症状に見舞われだす。
恐怖が人をモノ扱いにし、恐怖が人を差別する。悲惨な世界が支配し、原始に帰ってゆく。
いわゆる「If」モノなのだが、シミュレートした題材が悪趣味。 人間の祖に問う展開に身震いするほど辛くなる。
その分後半からのエモーショナルな展開に心躍る。
日本人の伊勢谷友介、木村佳乃がすごくいい。
アイマスク
★★★☆
21/ TOHOプレックス二条 ハッピーフライト
3612
レイトショー価格で鑑賞。
矢口史靖監督作品。
よくあるスッチーの青春物語かと思ったら、空港から旅客機までに関わる群像劇で、それぞれの役割、ヲタク、青春をあまりなく描いている。
その素晴らしい脚本は、普段見れない景色が見れ、そのプロフェッショナルさには最高。
今年、ピカイチの名作です。
★★★★★
16/ TOHOプレックス二条 かけひきは、恋のはじまり
3611 LEATHERHEADS
ポイントで鑑賞。
ジョージ・クルーニー監督作品。ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー、ジョン・クランシスキー主演。
禁酒法時代のアメリカ。若い活気のあるアメリカ。そんなアメリカでのNFL創世記の花形選手のスキャンダルとそれを追う女性記者、そして頭のキレるベテラン選手との関係をコミカルに描いている。
予告の内容では、完全に女性向けのロマンティックラブコメディ風なのだが、ほぼ8割方アメフトのシーンに費やし、しかも結構ディープな内容なので、面食らう。しかし、アメフト好きには結構納得だと思える。
★★★☆
16/ TOHOプレックス二条 GSワンダーランド
3610
本田隆一監督作品。
「69」などの回顧主義的内容の作品のひとつといえる。と思って監督を調べたら、すべての作品が6,70年代のアングラな世界を再現しまくってるということ。さすが。
で、今回フィーチャーされているのは「GS(グループサウンズ)」
架空のバンド「ザ・タイツマン」を、短命(3年)のGSブーム時代に乗せてその移り変わりを、コメディタッチの中でしっかり描いている。楽曲もクールで、画面のセンスもすごくいい。
とにかく武田真治の怪演だけでおなか一杯になれる素晴らしい作品。
缶バッチ
★★★★☆
12/ TOHOプレックス二条 Xファイル:真実を求めて
3609 THE X FILES
I WANT TO BELIEVE
クリス・カーター脚本監督作品。
デビッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン主演の、TVシリーズ9シーズン、映画1作のあと6年経っての長編映画化2作目。
無難な展開と、無難な絵(特撮)が難なくこなした感が優等生ぽくてちょっと残念。
かといって宇宙人の母船だとか、透明人間なんて、かけ離れすぎた展開を見せられるのどうかとは思うので、これはこれで納得。
モルダーとスカリーが同棲してるのに時間を感じたりはした。
フラッシュライト携帯ストラップ
★★★☆
9/ なんばTOHOプレックス センター・オブ・ジ・アース
吹き替え3Dver.
3608 JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH
エリップ・ブレヴィグ監督作品。
ブレンダン・フレイザー主演、ジョシュ・ハッチャーソン、アニタ・ブリエム共演。
ジュール・ヴェルヌ原作の「地底探検」をベースに最新技術のフル3D作品に仕上げている。
3D映像というと、白黒か、赤緑か、作り物の集合体のようなものが多いけど、今作はすごいクリアで、フルカラーで、すべてのシーンに実写映像があり、違和感が全くない。
ブレンダン・フレイザーらしいアクションコメディが楽しい。
★★★☆
8/ MOVIX京都 彼が二度愛したS
3607 DECEPTION
ポイントで鑑賞。
マーセル・ランゲネッガー初監督作品。
主演に、ユアン・マクレガー、ヒュー・ジャックマン、ミッシェル・ウィリアムズ。
NYを舞台に、イギリス俳優とオーストラリア俳優の演技合戦w
うだつの上がらない会計士に、親しげに話しかける弁護士。ある日、取り違えられたケータイによって、秘密クラブの存在を知る会計士。秘密クラブは、ケータイを介して体だけの関係で付きあいたい男女のクラブ。それを知った会計士はそこから仕組まれた罠にはまっていく・・・。
クライマックスがイマイチだが、とにかくよく出来た脚本。
久々にセックスシーン満載もいい。その上、ユアンと相手するのが、ナターシャ・ヘンストリッジ、マギー・G、シャーロット・ランプリング、ミッシェル・ウィリアムズと多彩。最近、セックスシーンは自重されているのか、ベッドに入ってカットが変わるのが多いが、今作はまだまだ物足りないが十分楽しめるレヴェルに仕上がっている。
ヒュー・ジャックマンがどんどん良い役者になってますね。
★★★★★
7/ MOVIX京都 ハンサム★スーツ
3606
レイトショーで鑑賞。
英勉初監督作品。鈴木おさむ(大島美幸の夫)脚本。
ドランクドラゴン塚地武雅、谷原章介、北川景子、大島美幸、佐田真由美、ブラザー・トム、中条きよし、伊武雅刀ほか。
洋服の青山で、ぶさいくがハンサムになるスーツを手に入れたぶさいく。外見ばかり気にしてた男は、その変貌に性格まで変わりそうに・・・。
平凡な日常に違和感ありまくる設定を持ち込んでるところなんかはコントのようでもある。けど、根底にある人は見かけじゃないよ、という教訓はよく判るつくりになっている。
クライマックスの出来すぎた結末が残念。80'sの流行歌が懐かしく感じた。
CD付きパンフレット
★★★★
3/ MOVIX京都 ICHI 市
3605
「ピンポン」「ベクシル」の曽利文彦監督作品。
主演に綾瀬はるか、大沢たかお、共演に窪塚洋介、中村獅童ほか。
タイトル通り、離れごぜ(コミュニティから追放された女めくら)の主人公が、父親を探すたびに出ていて、流れ着いた先の宿場町で巻きこまれる騒動を描いている。
主人公である大沢たかおの役がヘタレすぎて、見ていてイライラする。その上、何処まで主人公に好意を寄せているのか微妙に分かりづらいし。ま、元々こんな美人のごぜがいる分けないと思った時点で世界観そう崩れなんですけど・・・。
相変わらず竹内力の怪演が光る。
仕込み杖型耳かき付きストラップ
★★★
3/ MOVIX京都 ブロードウェイ・ブロードウェイ
コーラスラインにかける夢
3604 EVERY LITTLE STEP
-The Journey of a Phenomenon.A Chorus Line-
有名ミュージカル「コーラス・ライン」の16年ぶりの再演に当たり、劇中で再現されているようなオーディションの模様を、当時の映像を交えてドキュメントしているノンフィクション。
監督は、ジェイムズ・D・スターンとアダム・デル・デオの2人。
出演者は、名優はミュージカルを観に来ているセレブとしてライザ・ミネリとか色々出てきてるけど、あくまで街の風景の一部でしかなく、メインは「コーラス・ライン」の製作者であるマイケル・ベネット、ボブ・エイヴィアン、振り付けのバイヨーク・リー。そしてオーディションを受ける若者たちである。
ドキュメンタリーである実直な絵と、容赦ない結果が心を打つ。
しかし、「コーラス・ライン」の楽曲はすばらしいね。
キラめく金のシルクハットチャーム
★★★★☆
2/ TOHOプレックス二条 レッドクリフ
Part1
3603 赤壁
RED CLIFF
マンスリーパスで鑑賞(11本目)。
中国史の名作「三国志」の名バトル赤壁の戦をジョン・ウーが実写映像化。
主演に周ゆにトニー・レオン、孔明に金城武と中国、香港、台湾、日本から名優を集め、人海戦術ですばらしい三国志を仕立て上げている。
正直、「赤壁の戦」だけを取り上げるのはどうかと思ったが、冒頭で三国志の世界と、今回の戦に繋がるバックボーンを細かく説明したのは正解で、安心できる。
なおかつ「赤壁の戦」である。それは、スターウォーズでいう「帝国の逆襲」なのだ。良いとこ取りなのだ。これで面白くならないわけがない。
CGと生身の絶妙な使い分けとか、ヒーローのヒーロー然とした立ち居振る舞いを見ると、感動せずにはいられないのだ。
★★★★★
2/ TOHOプレックス二条 P.S.アイラヴユー
3602 PS.I LOVE YOU
マンスリーパスで鑑賞(10本目)。
セシリア・アハーン(w)原作、リチャード・ラグラヴェネーズ監督作品。
主演にヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー。共演がキャシー・ベイツに、超懐かしいハリー・コニックJr.、リサ・クードロー、ジーナ・ガーション。
愛する夫が癌で逝ってしまって自暴自棄になっている時に、逝ってしまった夫から立ち直るための手紙を絶妙なタイミングで受け取るようになる。
泣けるところもあるけど、邦画だと泣かせまくりの作品になるが、あまりにあっさりしすぎでちょっと拍子抜け。
★★★☆
1/ TOHOプレックス二条 まぼろしの邪馬台国
3601
マンスリーパスで鑑賞(9本目)。
竹中直人、吉永小百合主演、堤幸彦監督作品。
日本の祖である古代遺跡や、遺物に傾倒した実在の盲目の鉄道会社社長、宮崎康平とその妻、和子の、康平の天才ゆえの奇行を夫婦愛、家族愛、地域愛に満ちて描いている。
実話だけに前半は、イマイチ動かない展開で、まぁこんなもんかと思ってたら、クライマックスで号泣の嵐wなんじゃそりゃってほどのパワーでまとめられて、疲れる疲れる。
出演者を村人に配して邪馬台国を再現し、その顛末を描いているシーンは秀逸。
しかし綾小路きみまろの出演は全くいらないし、お涙頂戴的その内容は、人のよってはマイナスかも知れません。
★★★★☆

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