monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2008年7月


27/ なんばパークスシネマ 百万円と苦虫女
3546
タナダユキ監督、蒼井優主演。
女性監督らしい冷静な視点の脚本で、男である自分には理解しにくい展開が、ある意味面白い。
共演の森山未來、ピエール瀧、竹財輝之助ほか。
流される様に思わぬ方向に進み、地獄(犯罪者として)を味わったと、100万円を基準に点々とする女性の話。
蒼井優と弟の関係が暖かくていい。
ピンズ
★★★
26/ MOVIX京都 ハプニング
3545 THE HAPPENING
Mナイト・シャマラン監督作品。
主演にマーク・ウォルバーグ、ジョン・レグイザモほか。
曲者シャマランの次の手はどんなかと思ったら、今回は
結なし映画に仕上がってました。つーか、転もないし
まぁ、簡単に言うと
レミングス。その展開を大仰に描くところがさすがシャマラン。
ファーストエイドキット
★★★★
25/ なんばパークスシネマ クライマーズ・ハイ
3544
1985年に起こった日航機墜落事故を地元の群馬新聞社が追った迫真のドラマ。それを原田眞人監督、堤真一主演で映画化したセミドキュメンタリー。
「突撃!「あさま山荘」事件」と同じく、実際の事件を緻密に追い続け、事実は小説より〜を実際に表現した名作。
それぞれの利害関係と相まって複数の人間模様が深みを増し2時間半近い上映時間も全く退屈しない。
まだまだ風化してない事故をドラマチックに描いていて感動。
万年筆型ボールペン
★★★★★
22/ 敷島シネポップ スターシップトゥルーパーズ3
3543 STARSHIP TROOPERS3
MARAUDER
バーホーベン製作、全シリーズ脚本のエド・ニューマイヤー監督の3作目。
前作が外伝的位置の作品だったのに対して、今作は1作目の続編という位置。
主演も、1作目のキャスパー・ヴァン・ディーンがつとめ、他は地味〜な配役。
せめて名作の1作目と並ぶ出来くらいかと思ったら、まぁひどい。
1作目の理不尽な敵からの緊張感、嫌悪感が全くない。バグズの異形が面白かったのに、新バグのアウトラインがぐずぐず。異常な政治スタイルや、男女完全同権が普通に見えてダメダメ。宗教ネタを持ち出したのも辛い。
パワードスーツ「マローダー」も一応活躍はするけど、言うほどなぁという感じ。
マローダーフィギュア
★★☆
22/ TOHOプレックス二条 ホートン
ふしぎな世界のダレダーレ
3542 Dr.Seuss'
HORTON HEARS A WHO!
Dr.スース原作の絵本「ぞうのホーtンひとだすけ」をフルCG化。
20世紀フォックス製作、主演にジム・キャリー、スティーブ・カレルほか。
フルCGの出来がとにかくすばらしい。現実の動物のリアルな質感とデフォルメ具合、ダレダーレの国の設定とキャラデザイン、自然の表現がワクワクする。
児童用の原作らしい展開も危なげなく好感度大。
吹き替え版しか上映してなかったので、英語版が観たかったところ。
虫眼鏡
★★★★☆
13/ なんばパークスシネマ GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊 2.0
3541
ポイントで鑑賞。
「スカイ・クロラ」の公開に併せて全国数箇所で公開されているver.2.0。
1995年の前回ver.から、画像処理、音響、CGを大幅に変更しての完成。
特に特筆すべきは、「マトリックス」の真似した緑の電脳世界を、オレンジに変えたこと。電卓的な色から幻想的な色に変わった。
オープニングの襲撃(w)シーンとエンディングの街並みもオールCGに変更され、サウンドはディジタル6.1に大幅に立体化された。
主人公格の草薙素子、バトー、トグサ、荒牧、人形使いが再録。特に、人形使いは、押井のお気に入り榊原良子に変更された。
スターウォーズの特別版と同じく、今風に仕上がったいい出来。
★★★★☆
11/ MOVIX京都 ホットファズ
3540 HOT FUZZ
レイトショー価格で鑑賞。
「ジョーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト監督作品。主演も同じくサイモン・ペッグとニコラス・フロスト。共演にジム・ブロードバンド、ティモシー・ダルトン、ビル・ナイほか。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」を観てないので、予告を見る限りコメディだと思って観たら、思った以上に凝った作りで感動。
大真面目の中におしゃれな笑い、CGを使わないリアルなアクションと特撮。魅力満載のカメラワークに凝った脚本。
すごくいいです。さすがサブカルに好かれてるだけの事はある。
★★★★☆
6/ なんばTOHOプレックス スピードレーサー
3539 SPEED RACER
久々のdts上映。
原作は竜の子プロのアニメ「マッハGO!GO!GO!」
ヲタク監督ワチャウスキー兄弟とジョエル・シルバー製作のゴールデンコンビ。
極彩色の映像と、アニメをリスペクトした脚本がすごい。
出演者も、スーザン・サランドン、ジョン・グッドマン、クリスティーナ・リッチ、真田広之、Rain(ピ)と、主演格以外がゴージャスw
けど、脚本が面白くない。もう、全く面白くない。
今までも色々レース映画はあったけど、どれも陥る欠点が予想外の結果が全く感じられないところ。つまり実話のありえない展開が見れないと分かる時点で、何の興奮も緊張も感じないのだ。だから、劇中で4レースも開催されるけど、どれも同じにしか感じないのだ。
ただ、蛍光色の景色に、往年の主題歌が流れたり、マッハ5の特殊装置を見ると、そこだけ見ると感動してしまうけどね。
ケータイストラップ
★★★
6/ なんばTOHOプレックス 西の魔女が死んだ
3538
初なんばTOHOプレックスのプレミアムシアター。
長崎俊一監督作品。
主演にシャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー、りょう、高橋真悠。共演に高橋克実、木村祐一ほか。
登校拒否の孫を受け入れる日本の山奥に住むアメリカ人の祖母。彼女は、自分を魔女だと言った。そこから孫娘の魔女修行が始まる・・・。
原作は有名な児童文学らしく、予告では感動できそう(泣けそう)とと思ってたけど、全編起伏の低いテンションでイマイチ乗り切れなく最後まで人ごとのように終わってしまった。
それでも原作ファンのような女性が、嗚咽しながら泣いてた。どこでだ??
すごく残念。
ポストカード
★★☆
5/ MOVIX京都 カメレオン
3537
スペシャル・アート・セレクションのポイントで鑑賞。
阪本順治監督、藤原竜也主演の、クライムサスペンス。共演に、水川あさみ、塩谷瞬、犬塚弘、加藤治子ほか。
元々は松田優作のために丸山昇一が書いた「カメレオン座の男」。なので、藤原竜也が松田優作に見えるのだ。彼がカメレオン役者かと思うほど素晴らしい演技なのだ。
正直30年前の脚本がベースになっているので、当時の安い雰囲気(コレが好きじゃないだ)は否めないが、ゴージャスな出演者と、的確な演出が見事。
ハードボイルドの阪本復活と言う感じ。いや、「魂萌え!」もある意味ハードボイルドか?w
★★★★
4/ なんぱパークスシネマ ミラクル7号
3536 長江七号
チャウ・シンチー監督、製作、脚本、主演の最新作。
今回も配役にトリッキーな事をしていて、主演の男の子と彼に関わる男の子2人、女の子1人は、本来性別が逆。
88分と言う短い上映時間内に特撮満載で、それを担っているのが「頭文字D」で活躍したメンフォンド・エレクトロニック・アート・アンド・コンピューター・デザイン。
宇宙生命体(?)ナナちゃんのデザインも動きもすごくいい。今時のCG技術はすごいね。
香港らしい感情の起伏がいかにもと言う感じ。
ミラクル・ロール??
★★★☆

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