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毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2008年2月


29/ TOHOプレックス二条 アメリカンギャングスター
3481 AMERICAN GANGSTAR
レイトショー価格で鑑賞。
リドリー・スコット監督作品。デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ主演のノン・フィクションクライムアクション。
NYを舞台に麻薬ディーラーで成り上がった黒人マフィアとそれを追う正義感の塊刑事、のちに警察とは別働の麻薬捜査チームを作ることになる。
実話のしてはドラマチックで、主演の2人がフィクションなほど一本気でかっちょいい。麻薬を生業とすることは間違ってると思うけど、その生き様というか信念というかが全くぶれてないデンゼルと、賄賂や横流しの横行する警察内部おいて、一切汚れた金を受け取らない珍しい刑事と。
デンゼル・ワシントンがとにかくすばらしい。オスカーを受賞した「トレーニング・デイ」では、いい人にしか見えなかったのに、今回はキャラクターの性格が彼に合ってるのか、ちゃんと悪党に見えるw。凄味がたまらんのだ。
★★★★★
24/ テアトル梅田 人のセックスを笑うな
3480
井口奈己監督作品。
まずタイトルのようにセックスヲタにうっとしい説教されるのかと思いきや、濡れ場シーンさえまともにない、ただの青春映画でした。
出演者に永作博美、松山ケンイチ、蒼井優他。この3人がバーストするほどいい!!永作ファンのs-thingが永作も霞むほど蒼井優がすばらしい。愛らしい。
それだけの映画。
ポストカードセット
★★★
24/ TOHOプレックス梅田 エリザベス ゴールデンエイジ
3479 ELIZABETH THE GOLDEN AGE
祝!衣装デザイン受賞!!
前作に引き続き、シェカール・カプール監督作品。主演のケイト・ブランシェットも続投で、妖しくもなまめかしい処女王を演じている。
衣装にサントラに演技に素晴らしいとこ一杯。役者では、サマンサ・モートン。すごい。そのジレンマはありえない。
荘厳で、エモーショナルなサントラも雰囲気十分。
とにかくケイト・ブランシェットの衣装の素晴らしさは特筆モノ。
オリジナル・ヘア・アクセサリー
★★★★★
16/ TOHOプレックス二条 デイ・ウォッチ
3478 DAY WATCH
レイトショー価格で鑑賞。
前作「ナイト・ウォッチ」の続編で完結編であるロシアの超特撮映画。ティムール・ベクマンベトフ監督作品。
前作から引き続き、夜を監視する光の使者ナイトウォッチと、昼を監視する闇の使者デイウォッチの一層の攻防(混沌)を描いている。
また前作同様、PVのような特撮と、英語字幕がおしゃれでありながら、細かすぎて、メインになるストーリーを難解にしてしまっている。
結局は、運命のチョークというちょっとチープな最終兵器で、
すべてをなかったことにしてしまう
ちょっと逃げてしまった脚本が残念。
★★★
16/ TOHOプレックス二条 陰日向に咲く
3477
ポイントで鑑賞。
芸人、劇団ひとりの原作小説を映像化。
日の当たらない9人の物語。というコンセプトをはじめから終わりまで忠実に展開した優等生的脚本の作品。その分、意外性がなくちょっと残念。
出演者全員演技が達者でその演技に助けられた演出と言う感じもする。
★★★☆
16/ TOHOプレックス二条 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
3476 Mr.MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM
ザック・ヘルム脚本、監督作品。
主演に、ダスティン・ホフマンとナタリー・ポートマン。
トイズ」のようなファンタスティックでエモーショナルな作品かと思ったら、全く違い緩すぎで面白くない。
特撮技術がこんなに発達してるのに、単純に見せることに頼りすぎて話に一切絡ませてないのが残念で仕方ない。
ケータイストラップ
★★☆
15/ TOHOプレックス二条 チーム・バチスタの栄光
3475
レイトショー価格で鑑賞。
中村義洋監督作品。
原作は、第4回「このミステリーがすごい」大賞になった海堂尊原作医療ミステリー。
主演に竹内結子、阿部寛、吉川晃司、国村隼他。
コメディタッチのミステリーで、サスペンス色が少ないのがちょっと物足りない。けど、どんでん返しにはちょい感動。
阿部寛快進撃といったところ。
★★★★☆
11/ TOHOプレックス二条 L change the WorLd
3474
金子修介から中田秀夫にバトンタッチした「DEATH NOTE」シリーズのスピンオフ作品。
「DEATH NOTE」の事件が終わってから、Lの運命の日までの話を映像化。
シリーズから松山ケンイチ、藤村俊二、瀬戸朝香、戸田恵梨香、細川茂樹、リュークが続投。今作の主演は工藤夕貴、福田麻由子他。
ウイルス兵器を軸に頭脳戦を得意とするLが縦横無尽の走り回る。全体的に地味な題材だけど、十分面白い。
松山ケンイチの超当り役で、今作は鶴見辰吾の演技が秀逸。
ケータイストラップ
★★★★
7/ なんばパークスシネマ テラビシアにかける橋
3473 Bridge to Terabithia
ハンガリー出身のアニメ監督ガボア・クスポの初実写長編映画。
主演に「ザスーラ」のジョシュ・ハッチャーソンと「チャーリーとチョコレート工場」のアナソフィア・ロブ。共演にロバート・パトリック、ズーイー・デシャネル他。
予告ではまるで「ハリポタ」や、「ナルニア〜」のようなファンタジーに見えるが、全く違い純粋な青春映画。ファンタジーに見えるシーンは、負け犬のような主人公と、引越して馴染めない想像力豊かな女の子の交流により、空想が現実のように描かれているだけなのだ。
その主人公の淡い恋と、同級生への想いが、ファンタジーに頼らず描かれているのに好感がもてる。また特撮シーンがいうほど多くないので、貧困で子沢山の環境での兄弟との友情や、親からの信頼、愛などもよく描かれているので感情移入しやすい。
しかし、ファンタジーシーンがあることでより一層面白味が増しているともいえる。
自由帳
★★★★☆
2/ TOHOプレックス二条 28週後…
3472 28WEEKS LATER
前作「28日後…」の続編。
製作総指揮と主演を兼ねたロバ^−ト・カーライルの演技が炸裂する。
スペインのファン・カルロス・フレスナディージョ監督作品。
前作がどちらかというとサスペンス的要素の強い作品だったのが、2作目で完全なホラーに華麗に転身(w)
爆走して襲い掛かり、唾液からでも感染し、感染能力はまるで電気信号のように早い。そのシーンはすべて手持ち(カメラ)に変えて臨場感を一層出している。
まぁ、ホラーの常套手段である、いらんことしぃがどんどん悪い方向に導き、最後には崩壊を演出というのが当たり前とそうだけど、その潔さがいい。
ピンズ
★★★★☆
2/ TOHOプレックス二条 歓喜の歌
3471
松岡錠司監督作品。
原作は、立川志の輔の落語。台詞はそのまま登用しているようで、どれだけ完成された脚本家か分かる出来のよさ。
また、出演者も豪華で、小林薫、伊藤淳史、安田成美、由紀さおり他。
片田舎の公民館のママさんコーラスという、まぁ何処にでもある、けど個性のない世界を面白おかしく情緒のある色を出しているのは匠の技か。
ランチュウがかわいい(w)
エコバッグ
★★★★☆
1/ TOHOプレックス二条 ウォーター・ホース
3470 THE WATER HORSE
LEGEND OF THE DEEP
「映画の日」価格で鑑賞。
予告の勝利。本編の大敗。そんなところ。過度の期待がそうさせたのか…。
とにかく、「E.T.」だと思っていたのだ。それが、第二次大戦中のだっさいイギリス軍と、ネス湖周辺の町の話で、主人公の少年とネッシーの甘酸っぱい出会いと別れかと思い込んでたら激しく肩透かしを食らったのだ。
そういえば、冒頭に「これは実話です」のテロップが流れるけど、あれはこれはコメディですと宣言してるのか??
★★☆

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