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毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2008年1月


27/ なんばパークスシネマ ビー・ムービー
3469 BEE MOVIE
ドリームワークスのフルCGアニメ。
コメディアンのジェリー・サインフェルドの企画を映像化。主演に本人と、レニー・ゼルヴィガー。
ミツバチは、基本人間の言葉を理解し会話することが出来るという大前提の元に作られたストーリーだが、ミツバチ自体の生態を設定に都合よく作り変えすぎで正直ウザイ。
キャラのセンスはドリームワークスらしいがそれ以外特筆するものはない。
カタカタ定規
★★☆
27/ テアトル梅田 グミ・チョコレート・パイン
3468
ケラリーノ・サンドロビッチ監督三作目。「1980」に続く、1980年代の青春を描いたすばらしい作品。
原作は、大槻ケンヂの同名小説。
大それたことはしない、ただ映画とオナニーが好きな高校生が主人公。その主人公の2007年になった情けない大人のエピソードと、思い出の高校生時代が交差する展開。
1980年代のカルチャーはs-thingにとっても懐かしく、切ない思い出でもあり、笑いと涙で感動できる。
主演の石田卓也は10kg増量して役に挑み、そのおかげでぽっちゃりした憎めない雰囲気を出す事に成功している。共演に、黒川芽以、柄本佑、大森南朋、高橋ひとみ他。大好きな犬山イヌコが強烈な個性を放って爆発しまくってるのも見逃せない。
江口寿史イラスト缶バッチ
★★★★★
26/ MOVIX京都 母べえ
3467
山田洋次監督作品。
吉永小百合主演の戦中戦後の激動の時代を生き抜いた思想犯の家族の話。
共演に浅野忠信、檀れい、坂東三津五郎他。
2時間半の時間を笑いと感動で包む。
卓上カレンダー
★★★★★
25/シネ・リーブル梅田 ペルセポリス
3466 persepolis
会員割引で鑑賞。
フランスのアニメーション。イランの内政悪化からイランイラク戦争、そんな情勢不安の中で少女がアイデンティティを求めて生きてゆくと言う話。
フランスに留学してからの世界をカラーに、イランにいる間の世界をモノクロにしてその時の心情を表している。
センスのある簡潔なタッチは、シンプソンズも共通するもので、誰にも受け入れ易い絵柄である。また、CGの恩恵をたぶんに受け、セルアニメを生き生きと描くことに成功しているのも大いにプラス要素になっている。
主人公の祖母の一つ一つの言葉の重みが心を打つ。
★★★★★
19/MOVIX京都 ネガティハッピー・チェーンソーエッヂ
3465
マジヲタの滝本竜彦原作。北村拓司初監督作品。
主演にダイコンの市原隼人、関めぐみ。共演に浅利陽介、三浦春馬、板尾創路他。
タイトル通り、謎のチェーンソー男とヒロインが対決するシーンに出くわす主人公。何の迷いもなく彼女に加勢しようとするのは、最近親友が事故死した事がある意味トラウマになってたから。
主人公とヒロインが思うトラウマをチェーンソー男と言う形で具現化し青春の不安定な心情を描いたことは賞賛できるとは思う。しかし、何にも共感出来ないのは、独りよがりが過ぎるからかなぁ、と感じるからかなぁと思った。
リフレクターステッカー
★★☆
19/MOVIX京都 スウィーニートッド
3464 SWEENY TODD
ポイントで鑑賞。
ティム・バートン、ヘレナ=ボナム・カーター夫婦。常連ジョニデ主演のミュージカル。共演にアラン・リックマン、サシャ・バロン・コーエン他名優揃い。
実話の人肉パイ事件をなぜかミュージカル(元々舞台脚本なんですけど)で展開。深い業を速い展開(舞台らしい)で見せるところは斬新で面白い。
表現の仕方をCGを使うことによってより幅広く魅せだしたバートンの無敵演出がいい。
★★★★
14/ TOHOプレックス二条 アース
3463 earth
TOHOシネマズデー価格で鑑賞。
「ディープ・ブルー」のアラステア・フォザーギル監督作品のイギリス映画。
「ディープ・ブルー」同様の素晴らしい映像美が堪能できる名作。
ただ、動物の生態で、おおおと思えるシーンが「ディープ・ブルー」と比べると少なくNHKでもあるじゃん的なのが残念。
個人的に感動したシーンは、ツルのエベレスト越えと、カジキの捕食シーン、おまけでホッキョクグマが泳いでいる時流氷を蹴ってスピードを上げてるシーンかな。
★★★★
14/ TOHOプレックス二条 銀色のシーズン
3462
TOHOシネマズデー価格(1000円)で鑑賞。
ROBOT製作、羽住英一郎監督作品。
瑛太、玉山鉄二、青木崇高、田中麗奈主演のちょっと捻った青春スキードラマ(w)。
それはまるで「わたスキ」と同じイメージなのだ。スキーに行きたくなるのだ。何度も言うけどスキーなのだ。スノボではないのだ。ま、スキーといっても「わたスキ」はバブリーなスキーングだけど、今回のはモーグルが主流。背景も企業絡みから町ぐるみへ、舞台も志賀高原から白馬八方とより玄人好みに。
しかし、同じところがある。それは、出演者の楽しげなこと、見ている最中中スキーがしたくて仕方なくなるってところ。それだけでこの映画も大成功かもしれない。
★★★★
13/ MOVIX京都 シネマ歌舞伎
野田版
研辰の討たれ
3461
シネマ歌舞伎第4弾で、野田演出版は2作目。
野田秀樹監督の歌舞伎なので、前作同様演技は歌舞伎ではなく舞台なので観易い。
平成17年作品なんで、脚本に盛り込まれてるギャグが波田陽区にアンガールズといった当時のもので、ある意味風化しているのが残念。また、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」に主演した中村七之助が劇中のコスチュームで登場したりと、さすがに凝ってはいる。
DLP上映で臨場感が半端じゃないすばらしい。
★★★★☆
13/ MOVIX京都 ピュ〜と吹く!ジャガー
THE MOVIE
3460
うすた京介の同名原作のコミックを実写映画化。
マッコイ斉藤監督作品。
要潤、大村学、高橋真唯、小木博明主演。
はちゃめちゃな内容かと思いきや、登場人物がちょっとヘンなだけで、ストーリーは至ってオーソドックス。故に突出するところもない。
きゃなめ潤ががんばってる。
ハミィキーチェーン
★★☆
12/ MOVIX京都 ジェシー・ジェームズの暗殺
3459 THE ASSASSINATION OF JESSE JAMES BY THE COWARD ROBERT FORD
ポイントで鑑賞。
原題が「臆病なロバート・フォードによるジェシー・ジェームズの暗殺」というどちらかと言うと、ロバート・フォードに焦点を当てた作品。そのロバート・フォード役に、ベンの弟、ケイシー・アフレック。ジェシー・ジェームズ役に製作も兼ねているブラピが演じている。
2時間半もの長い作品で、製作はスコットフリー(リドリー、トニー兄弟のプロダクション)とプランB(ブラピのプロダクション)。監督はてっきりスコット兄弟のどちらかと思ったら、オーストラリアに新進監督アンドリュー・ドミニク。
若い時代のアメリカっていつ見ても汚い。酷い環境で、平気でいる白人のイメージが強いけど、今回もその通りで全く魅力的じゃない空気感を感じた。その上絵が緩いのだ。エンタテインメインではないので、正直面白くはないのだ。
俳優が製作に関わった作品はロクなものがないと改めて思わされた一品。
★★★
4/ なんばパークスシネマ ルイスと未来泥棒
3458 MEET THE ROBINSONS
プレミアムシアター限定の3-D上映を、なんばパークスシネマプレミアム割引券使用で2100円!!けど、パンフをポイントで購入で実質1500円…。色々手を尽くしてこれかぁ。
ディズニーのフルCGアニメは「ダイナソー」「チキン・リトル」についで3作目。前2作同様完璧じゃないキャラデザインが物悲しい。ちなみに完璧だと思うのはPIXERと、ソニアニ(「サーフズ・アップ」)、ギリギリドリームワークス(「シュレック」シリーズ、「マダガスカル」)と言ったところ。
伝統的2Dアニメ風なキャラデザインもあるんだけど、何処に属してるのってのもあってなんだかなぁ。脚本は、今までで一番ましだけど、ましレヴェル。もっと精進して欲しい。
わざわざ3-Dを選んで観たけど、さほどの効果のある絵ではなかったのが残念。
プレミアムシアター、同時上映「リスのピーナッツ」(短編)
★★★

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