monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2007年9月


30/ MOVIX京都 パーフェクト・ストレンジャー
3413 PERFECT STRANGER
ポイントで鑑賞。
ジェイムズ・フォーリー監督作品。ハル・ベリー主演の退屈なサスペンス。
共演にブルース・ウィリス、ジョバンニ・リビシ。カメオ的登場シーンでTV「C.S.I.」のウォリック役のゲイリー・ドゥーダンや、TV「プロジェクト・ランウェイ」のホスト、ハイジ・クラムが出ている。
クライマックスまで、思わせぶりが続き、意識を集中できない。つまり、退屈。で、あまりのどんでん返しにどうでもよくなる(w)それに付け足したようなエピローグが古臭い。
最近のサスペンスは低調。
★★☆
30/ MOVIX京都 幸せのレシピ
3412 NO RESERVATIONS
ポイントで鑑賞。
原作はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」。こういうのとか、邦画のハリウッド化とか見ると、ほんとに脚本不足なんだと痛感するね。
主演は、原作に惚れ込んだキャサリン・ジータ・ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン(「リトル・ミス・サンシャイン」)他。
監督は、スコット・ヒックス。
原作を先に見てしまったので、残念ながら物足りない。ドイツ映画というかヨーロッパ映画らしい深刻さを一切排除した、ハリウッドらしいお気楽さ満開の仕上がりになっているのだ。とにかく
ゾーイの父親ネタを一切排除したのはすごく残念。
★★★
29/ MOVIX京都 めがね
3411
レイトショー価格で鑑賞。
「バーバー吉野」「カモメ食堂」の荻上直子監督作品。
主演に小林聡美。共演に光石研、もたいまさこ、加瀬亮、市川実日子、カメオに薬師丸ひろ子他。
なんだか最近流行りのロハスを絵に描いたような雰囲気の映画。良い悪いではないけど、鼻に付く人や、退屈に思う人はダメでしょうね。
もたいまさこの怪演(w)と、大貫妙子の主題歌には絶賛です。
★★★★
24/ TOHOプレックスなんば プラネット・テラー
inグラインドハウス
3410
本国では「デス・プルーフ〜」とダブルリリースされた作品。監督は、ロベルト・ロドリゲス。
同時上映の作品とは何の関係もないストーリーは、政府の秘密兵器によってゾン美化した町から逃げるという簡単なもの。
チープな60年代SF的テイストを現代最新技術で作り上げた迷作。
タラちゃん作と違うのがセックスあり、という記号的なオトナシーンを入れてるという展開。まぁ、判り易い。
劇中、シーン途中でフィルムが焼けて1巻消失したというくだりがあったり、ちょっと遊びすぎだけど、これも個性と言うことなんでしょうね。
ステッカー
★★★★
22/ MOVIX京都 ファンタスティック4
銀河の危機
3409 FANTASTIC 4
RISE OF THE SILVER SURFER
前作から引き続き監督は、ティム・ストーリー。主演の4人とDr.ドゥームの5人は同じ。
今作のゲストキャラはシルバーサーファー。CGIで作られたキャラで声優にローレンス・フィッシュバーンが演じている。
冒頭から、この新世紀(平成?)マーヴルシリーズから比べると、アメコミの中でも宇宙を扱うシリーズなんで荒唐無稽にも輪を掛けた作りを全うしてしていて愉快愉快。コメディシーンも多いところも楽しい。
これからも奇想天外シリーズとして展開希望です。
KUBRICK付き
初日プレゼントで森チャックイラストのポストカードセット配布
★★★★☆
20/ MOVIX京都 包帯クラブ
3408
10周年ありがとうキャンペーン価格で鑑賞。
すごいペースで量産してる堤幸彦監督作品。
主演に柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり他。
言うほど期待してなかったけど、ゆったりとした展開が最近の若者ぽくてこういうのもアリかなぁ、と思ったり。
最近は、カットを多用したり、カメラを凝ったりという堤節が消えているが、これも同じタイプのまっとうな邦画に仕上がっている。
★★★★
20/ MOVIX京都 ヱヴァンゲリヲン
新劇場版-序-
3407
10周年ありがとうキャンペーン価格で鑑賞。
2度目の鑑賞。1度目と比べると明らかにテンションは下がってるけど、それもDVDで今回のベースになったTVシリーズを見た(予習)したせい。
あ〜ここが同じで、ここをこう繋げて付け足してるのか、と客観的に見まくって。
けど、いい作品には違いない。とにかく続編が激しく見たい。
★★★★☆
16/ MOVIX京都 ミス・ポター
3406 MISS POTTER
「ベーブ」のクリス・ヌーナン監督作品。レニー・ゼルウィガー主演の実在の人物ビアトリクス・ポターの半生を描いたドラマ。
共演にユアン・マクレガー、エミリー・ワトソンほか。
表題の実在の人物は、世界的に有名な「ピーターラビットの絵本」シリーズを作った女性です。と書くと素晴らしい才能の女性の話だけど、自分のキャラクターと会話する所謂痛い系ヲタの典型なんですよ(w)
けど、その一途な生き方は、創造するものであれば共感出来るところも多く、優しいストーリー展開にも感動する。
トートバッグ
★★★★☆
15/ MOVIX京都 SUKIYAKI WESTERN
ジャンゴ
3405
三池崇史監督作品。
昔の日本が舞台だけど、全編英語で洋服。ガトリング砲まで出てくる。
タランティーノも重要な役で登場し、さすがの三池ムービー。
出演者もすごい量で、伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介。木村佳乃、香川照之、石橋貴明、安藤政信、桃井かおり、小栗旬、カメオに香取慎吾ほか。
今回のスーパーヒットは香川照之。もうありえない実力。人格崩壊で二重人格になる役どころをみごとに演じていて、すばらしいとしか言いようがない。また、桃井かおりも往年のクールビューティを演じていて爽快!!
「殺し屋1」からの佐々木尚の衣装デザインがおしゃれでかっちょいい。
伊藤英明舞台挨拶
★★★★☆
14/ TOHOプレックス二条 ワルボロ
3404
TOHOシネマズデイ価格(1000円)で鑑賞。
ゲッツ板谷原作の同名自伝的小説を隅田靖初監督作品。
主演に松田翔太、新垣結衣。共演に福士誠治、木村了、戸田恵子、仲村トオル、ピエール・瀧ほか。
特に仲村トオルの怪演がいい。こういう演技も出来るんだ(w)
正直、DQNは嫌いなんでそういうところには一切共感できないけど、敵味方での奇妙な友情とか、強力な貧困と生きようとする意志が判り易く表現されているので感動もできる。
ゲッツの親友西原理恵子がカメオ出演していたが気付かなかった…。
★★★
14/ TOHOプレックス二条 HERO
3403
TOHOシネマズデイ価格(1000円)で鑑賞。
キムタク主演、というかキムタク映画。それ以外誰が出てようが誰が監督しようがどうでもいい。画面の中でこまめにつぶやき動く。ダメな人はダメでしょうねぇ(w)
けど、さすが人気あるだけに脚本はよく出来てる。しっかり面白い。しかしTVシリーズのブローアップなだけにTVシリーズを観てないと笑えないネタも多く(多そう)て敷居を高めてる。逆な言い方をするとTVを観てる人にすると十分楽しめるのではないかと。ま、ここら辺は仕方ないね。
監督は、フジTVのTV監督鈴木雅之。これで4作目だそうです。
共演には松たか子松本幸四郎親子、阿部寛、香川照之、タモリ、韓国からペク・トビン、アン・ギルガン、友情出演でイ・ビョンホンほか。
★★★☆
7/ TOHOプレックス二条 デス・プルーフ
inグラインドハウス
3402 DEATHPROOF
レイトショー価格で鑑賞。
タラちゃん監督作品。全米では22日公開の「プラネット・テラー」と同時上映のスタイルをとって、いかにもB級作品の同時上映(グラインドハウス)という意味を作っている。
今作はさすがにタランティーノ印だけある、内容のない暴力満載の映画に仕上がっている。
出演にカート・ラッセルと美女多数。その美女もヴァネッサ・フェルリト(TV「CSI:NY」)、シドニー・タミーア・ポアチエ(シドニー・ポアチエの娘)、ローズ・マッゴーワン(TV「チャームド」)、ジョーダン・ラッド(シェリル・ラッドの娘)、ゾーイ・ベル(「キル・ビル」のスタント)、ロザリオ・ドーソン(「シン・シティ」)、トレイシー・トムズ(「レント」)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(「ファイナル・デッドコースター」)。
とにかく大きな筋はない。判り易い変質者と美女の関係を描いただけの作品。それを徹底的に描写している。
事故と見せかけた大量殺人の描写は圧巻。
しかし、こんだけ美女が登場するのにキスシーンさえまともにない。当然ながらSEXシーンは皆無。しかし、それを匂わす、思わせるようなシーンは満載。つまり童貞映画なのだ。究極の童貞映画なのだ。
★★★★
2/ TOHOプレックスなんば 呪怨パンデミック
吹き替え版
3401 THE GRUDGE 2
ハリウッド企画のシリーズ2作目。製作のサム・ライミ、監督の清水崇は不動。前作で主演したサラ・ミッシェル・ゲラーも冒頭で登場し重要な役を演じるのも「13金」の2作目と同じセオリーでOK。相変わらずの怖さを狙ったものが笑いに変換されている演出も健在で安心。
しかし…自分のせいなんだけど、予約した回は吹き替え版で、その主要声優に、お笑い芸人のハリセンボン、森三中、まちゃまちゃの6人が演じていて、クソ下手なのだ。もう爆裂に下手なのだ。こんなに酷い吹き替えを見るのは久々だ。監督への冒涜だ(監督が了解してたら知りませんが…)。
とにかく、吹き替え版は最低のサイアクなので観る価値なしです。
俊雄君ケータイマスコット
★☆
1/ MOVIX京都 ラッシュアワー3
3400 RUSH HOUR 3
映画の日価格で鑑賞。
ブレッド・ラトナーの人気シリーズ3作目。
すごく老けたジェッキー・チェンと、デブったクリス・タッカー主演で掛け合いは健在。文化の違いネタもアクションも健在で、とにかく安心して観られる。
今回のゲストは真田広之と工藤夕貴。カメオにロマン・ポランスキーとか、スン・ミンミンほか。
舞台がフランスはパリってのも、なんだか「TAXi 4」かぶってるのよ。けど、こっちの方が断然骨があっていいのよ。ま、その程度だけどね。
★★★
1/ MOVIX京都 ヱヴァンゲリヲン
新劇場版:序
3399
監督、摩砂雪、鶴巻和哉。
総監督、原作、脚本、庵野秀明。
デザインの貞本義行、山下いくと。
絵コンテ、樋口真嗣、京田知己、鶴巻和哉、庵野秀明。
旧作の焼き直しでありながら、全くの新作というすばらしいパワーを感じる名作。
旧作を洗い直し、必要なカットはそのままを書き直し、新たに必要なカットは丸々作り直す。その結果、全く新しい「エヴァ」が誕生した。
確かに全4作を公言しているため、1本の映画としては終わってない(つづくの表記と予告編の上映)ので、ある意味観客を選ぶ作品ではあるが、それでも十分耐えうる作品に仕上がっていると思う。
キャラ人気、メカ人気、設定人気の溢れるスーパーヲタアニメの幕開けです。
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★★★★★

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