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毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2006年7月


18/ MOVIX京都 ハチミツとクローバー
3227
CM界出身の高田雅博初監督作品。どうでもいいがs-thingとタメ。
原作は、アニメ化もされている少女コミック。
芸大の学生の微妙な心情を描いた青春群像劇。
主演にジャニーズ嵐の櫻井翔と、蒼井優。
芸大生ならではの彫塑、洋画、建築と様々な学科の学生が登場するが、ぎりぎりリアルに描いているのが好感持てる。
ちょっとリアルすぎて憎らしいくらい。
たまに出てきた黒にゃんこが、ホラー映画のようにCG加工してしてたのは、原作どおりなのか??気持ち悪かった。
金のメダル(銀のメダルの2色から)
★★★☆
18/ MOVIX京都 パイレーツオブカリビアン
デッドマンズ・チェスト
3226 Pirates of the Caribbean:Dead Man's Chest
名プロデューサー、ブラッカイマー×ゴア・ヴァービンスキー(「マウスハント」「ザ・リング」ほか)のコンビに、ジョニデ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ他、前作「POTC/呪われた海賊たち」からのレギュラー陣ほぼすべて登場と言うすばらしい布陣。
ストーリーは前作での顔見世が終わっているためスムーズに豪華SFXアクションが展開し始める。
とにかく前作とは格段に違うアクション性と、エンタテインメント性。ちょ〜面白い。
敵のクリーチャーがかっちょいい。全身海中生物で構成された亡霊の海賊軍。今回の敵役デヴィ・ジョーンズの頭は蛸そのもの。
とにかくすばらしい出来のハリウッド大作に仕上がっている。続編の「3」も楽しみ。
パイレーツアミュレット
★★★★☆
17 TOHOプレックス 日本沈没
3225
小松左京原作の今となっては古典と言えるSF。
2000年に頓挫作品を経て、2度目の映画化。
今作は、元特撮監督樋口真嗣。
主演に草g剛、柴咲コウ。そのほか、及川光博や、豊川悦司、そしてキーパーソンとも言える役に大地真央が好演。
前作と比べると格段にあがった特撮技術と自衛隊、救難隊の全面協力が一層のリアルさを醸し出している。
「沈没」という事実を徐々に見せるのではなく、冒頭からの大異変にそこからの選択、対処を描くのはいいと思うが、少し脚本に難ありのシーンもある。
カメオで監督のお友達、庵野夫婦(「エヴァンゲリオン」作者と妻安野モヨコは漫画家)福井晴敏(「ローレライ」原作者)富野由悠季(「ガンダム」原作者)などがそこここに登場し、そういうのを探す楽しみもあったりする。
ライフボードブレスバンド/グリーンカモ(所謂シリコンバンド・青白迷彩の2色から)
★★★★☆
17 TOHOプレックス カーズ
日本語版
2回目は、前売りで日本語吹き替え版観る。
ディズニー作品には珍しく、俳優をあまり使わない方向で吹き替えをしている。その今回の目玉は、山口智充(メーター)とパンツェッタ・ジローラモ(イタリア車2台)。まったく違和感なく聴けるから特に問題ない。
タイトルほか、表示物が日本語表記に変換してるのは今となっては当然だけど、今回は主人公ライトニングマックィーンの車体のステッカーも一部日本語になって、見ていて楽しい。
ローアングルの固定カメラ前を走るレースカーの臨場感。ツーリングする2台をまるで車のCMのような、走行車を林越しに、谷を挟んで、俯瞰でとすばらしいアングルで撮ったシーン。もう車を好きにならざるを得ないような心躍るカットの連続なのだ。
クロムメッキのバンパーに映り込む山や空。その空にタイヤパターンの飛行機雲。
なんていい映画なんだ。
キャラクターケータイストラップ/ライトニング・マックィーン(メーターとの2種から)
★★★★★
17/ MOVIX京都 ブレイブストーリー
3224
ゴンゾ満身のオリジナル長編アニメ。
千明孝一監督作品。
実質な製作に海外のアニメスタジオではなく、日本のスタジオが多数参加し、そのせいかどうか分からないけど、画質は最上級。もう息を呑む美しいCGに、2D。サウンドはTHXのスカイウォーカーサウンドで超リアル。
ただ主演格すべてを役者や芸人を起用する最近の悪い風潮を踏襲し、まったくうまくない演技のやつもいたりしてちょっと興ざめ。
ま、ストーリーは子供向けなので仕方ない方向もあるけど、このストーリーを日本人(宮部みゆき)が書いたというのがすごい。
おためしの森の鳥つながるストラップ/おためしグリーン(ピンク、ブルーの3色から)
★★★☆
9/ MOVIX京都 サイレントヒル
3223 Silent Hill
原作をゲームに求めた映画は今となっては珍しくなくなってるそのうちの1本。
コナミの同名アクションホラーゲームの映像化。と言っても4作も製作されてるゲームですが1本もやってません。
で、観た感想は、あ〜ゲームをやっとけばよかった。
けど、十分面白いです。久々のスプラッターです。と言っても敵は、殺人鬼ではなく怨念ですけど。そこがまた怖い。もっと怖くてもいいけど。
ストーリーの基本は「呪怨」系。そこにアメリカンテイストである狂信者集団が重なって、いかにもアメリカンに仕上がっている。
サントラ(兼プロデューサー)がゲームと同じ人がやってるので、そこら辺もゲームが好きでプレイしたことあればいい感じでは?と思う。
卓上デジタル時計
★★★☆
8/ MOVIX京都 M:I:V
3222 Mission:Impossible V
トム様製作主演のシリーズ最新作。
2転3転して落ち着いた先の監督はTV出身のJ.J.エイブラムス。
最大のピンチ場面がプロローグという古典的な演出は、原作(TVシリーズ)らしい感じでいい。
そして、生身の人間らしい騙しあいと失敗を繰り返して展開するアクションが息をもつかせぬ面白さ。
シリーズ屈指ではないかと思ったり。
久々ヒットのトム印の映画でした。
★★★★☆
1/ MOVIX京都 カーズ
字幕版
3221 Cars
映画の日価格で鑑賞。
いやぁ、久々に来ました!!
ジョン・ラセター監督作品最新作は、車社会のアメリカがお送りする、車が主人公の世界の物語。
NASCARのライトニング・マックィーンはレースカー。そのちょっと鼻につく高慢な態度が、自分を未知の世界へ連れて行ってしまう。そこで人(車)の友情、愛情に触れ、人間(車)らしさを取り戻し、レースに復帰するという、まぁありがちな話。そのありがちを、すべて車で表現している。あるものは市販車、あるものはレースカー、あるものはトレーラー。それぞれが、それぞれの人生(車生?)を持って。
表情豊かで、車らしいぴかぴかの車体、錆、汚れ。とにかくすばらしいCG力。また、その表情と併せて、体全体で表現する態度が愛くるしい。
特に、イタリア車のフィアット500とそのフォークリフトは最高!!フェラーリ命(ここら辺虎キチに通じるものがあります)でレース大好き。人情深く、おしゃべり好き。最後に、ホンモノのシューミが登場したときは、フィアット500のルイーズと同じように卒倒しかけました。それくらい感動できた。
レース中のタイヤカス、ハエをわざわざビートルで表現したり、細かい所まで抜かりなし。
キーパーソンの、ハドソン・ホーネットのドック・ハドソンも、レース好きでチームを持っているポール・ニューマンが演じているのも最高!!
★★★★★

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