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観た日、劇場 作品名
感想
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2005年3月


/27京極東宝 世界で一番パパが好き!
3007 Jersey Girl
一生インデペンデント系監督だと思っていたケビン・スミスの最新作。
しかし、今回は毛色が違う。いかにもハリウッドメジャーが好みそうなセンスの良さ。
ちゃんと感動できる(失礼)作品に仕上がっている。
主演は監督のマブ、ベン・アフレック。共演にリブ・タイラー。カメオにマット・デイモンとかウィル・スミス。
カメラワークは相変わらず平べったいけど、脚本と、サントラはいい。
★★★☆
/26MOVIX京都 いぬのえいが
3006
いわばコンピレーションムービー。
短編を無駄なく繋げたあまりないスタイルの長編映画。
前半というかほぼ終わりかけまでは、哀愁は漂うものの全くその雰囲気はなかった。しかし、最後の最後に反則技が爆裂!もう泣く泣く。
ダメじゃん。
けど、犬もいいね。
★★★
/26MOVIX京都 エターナル・サンシャイン
3005 Eternal Sunshine of the Spotless Mind
「マルコビッチの穴」「アダプテーション」の脚本家、チャーリー・カウフマンの新作。で、アカデミー賞受賞!
さすがの脚本力。
と言っても「マルコビッチ」風味は全く一緒。
時間軸のくすぐりはお手の物。そんな感じ。
★★★
/26京極東宝 劇場版ロックマンエグゼ光と闇の遺産
劇場版デュエル・マスターズ闇の城の魔龍凰
3004
映画らしい迫力の映像。
けど「ロックマン〜」は作画監督の色が出すぎててゲームとは違い下膨れのかわいくないキャラになってて残念。
「デュエル〜」は、ゲームバトルのルールが分からなくて一切理解できず。
★★☆
/21京都シネマ マシニスト
3003 Machinist
クリスチャン・ベール演技派になったねぇ。すばらしい。
「アメリカン・サイコ」的なところの脚本と言うかオチと言うかにイマイチ感はあるものの、全体的にはいい出来。
ぎりぎりホラーな感じがすごい際を走ってる気がする。そんな映画。
久々にアイアンサイドを見たなぁ。
★★★☆
/21MOVIX京都 鉄人28号
3002
思ってた以上に面白いじゃないか。
CGは、とにかく違和感ありまくりだけど、がんばってはいる。
個人的には、分かりやすい脚本と演出が好感度大というところ。
パンフの作り方がナメてておもろい。
カメオで妻夫木聡と田中麗奈が出てる。
★★★
/20京都スカラ座 ブリジット・ジョーンズの日記
きれそうなわたしの12か月
3001 Bridget Jones:The Edge of Reason
前作から引き続き、自主性のない疑心暗鬼の塊で、もてない女の話。
前作からちゃんと続編し、イヤでデブの女を好演のレニー・ゼルウィガー。
イギリスらしいウィットに飛んだコメディセンスもいい。
けど、タイに対するイメージが昔の日本のようにステレオタイプに書きすぎててたり、いかにも白人の考えそうな世界観がちょっと??
オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」のパロディは最高。
★★☆
/19難波シネポップ ナショナル・トレジャー
3000 National Treasure
どう見てもディズニーランドの新アトラクション決定!
そんな感じのディズニーピクチャー印、ブラッカイマー製作のアクションアドベンチャー。
正直、温い。
ブラッカイマーらしい派手さはあるものの、ディズニーカラーを盛り込まないといけないのでバイオレンスとか、エロスは全くなし。当然大人の駆け引きも温い温い。
脇で締めるハーベイ・カイテルなど渋いところが光ってるくらい。
★★★
/18ワーナーマイカル茨木 ロング・エンゲージメント
2999 Un long dimanche de flancailles
前作の「アメリ」がクソ映画だったのでどうしようかと思ったけど、前売り買ってない映画で見る意欲湧くのこれくらいかということでチョイス。しかしいつものレイトショーと比べると1時間も遅い始まりなんで、終映時間は午前様。JRを使うので問題はないとしても、帰ったら1時過ぎだし。
で、本題。
「アメリ」の10倍は面白い。
全編通してセピアのフィルターを掛けてるのは、「スカイキャプテン」と比べると効果的でいい。
演出も緻密で(ここら辺は「アメリ」も「デリカテッセン」も言える)、特撮もそつなく利用してるせいで活性してるし。
一番驚いたのがカメオ出演。ジョディ・フォスター出てるし。チョッキー・カリョ出てるし。いやぁ、豪華豪華。
★★★
/13三番街シネマ あずみ2 Death or Love
2998
金子修介も当たりハズレが多いなぁ。
で、大ハズレ。
何の緊張感も感じない。何のカタルシスも感じない。何の使命感も感じない。
唯一、遠藤憲一が一人気を吐いてすばらしい演技で場を引き締めている。
★★
/13TOHOプレックス ローレライ
2度目のローレライ。1300円払ってシネマ3で観る。
今回は、パンフとかに載ってるこだわりをチェックしながら観てみる。
その1:「艦長」の呼び方。後ろにイントネーションを置く。
その2:艦内では誰もどこかに手を添えて体を支えている。
その3:カメオの面々。
ネタバレになるので伏字で…
富野監督の出現位置:
大和田の通信塔を占拠する3人の上官。階段の途中で部下の占拠する様を見ているだけ。暗い上にほんの一瞬なんで判り難い。
庵野監督の出現位置:
最後の決戦を仕掛けるに当たり、艦に残るかどうか選択を迫られ、下船する軍人の一人。救命ボートの中から艦上を見上げる姿が見える。他にも何箇所か見られるそうだがそこまでは分からなかった。
★★★★
/12MOVIX京都 レーシング・ストライプス
2997 Racing Stripes
映画「ベイブ」と同じ動物をCGクチパクで喋らせたタイプの映画。
主役はシマウマ。田舎のレース場近くで拾われたサーカスのシマウマの子。
競走馬と違う姿かたちでいじめられ、しかし同じアウトラインに競走馬を目指す。
いかにも教訓めいた内容の話は、お子様向けとして完璧な出来。その分、退屈ではあるけど。
また出演者も結構しっかりした人を使ってるが、動物の声優がすごい。
ダスティン・ホフマン、ウーピー・ゴールドバーグ、マイケル・クラーク・ダンカン、ジョー・パントリアーノなど。
★★★
/11TOHOプレックス サイドウェイ
2996 Sideways
2004年アカデミー賞では無冠に終わった、大人のシニカルラブストーリー。
主演のポール・ジアマッディの好演が光る。
映画としての質の高さはハリウッドらしからぬ出来のよさ。
さすが「アバウト・シュミット」の監督だけの事はある。
ちょっとびっくりが、「トスカーナの休日」でも好演していたアジア人、サンドラ・オーは監督の嫁だったということかな。
★★★★☆
/5MOVIX京都 シャーク・テイル
2995 Shark Tale
ドリームワークスの3DCGアニメ。
ピクサーの「ファインディング・ニモ」の二番煎じ的内容に見えるが、全く違う。
あちらが「絵本」ならこちらは「ヒップホップ」。
正直ディズニー色にしなければならなかった「〜ニモ」が残念に見える。それほど今作の伸び伸びとした製作スタイルがいい。
音楽は、70年代のモータウン。
主人公達のハタタテダイなどキャラクターである現存する魚の取り上げ方もおしゃれ。
キャラデザインは相変わらずエグく(笑)、雑誌プレミアで言ってたレゲエのクラゲは子供がトラウマを持つほどきしょいというのには間違いないほど。こういうタイプが苦手なら残念ですが、面白いよぉ。
★★★★
/5MOVIX京都 プリティ・プリンセス2
ロイヤル・ウェディング
2994 The Princess Diaries 2
続編に当たりなし、を地で行く作品。
主演のアン・ハサウェイとジュリー・アンドリュースがかわいそう。監督作の常連ヘクター・ハリゾンドは相変わらずいい味。って結局、脚本か…。
主人公の白黒柄のにゃんこが最高(笑)
★★
/4テアトル梅田 THE GOLDEN CUPS
ONE MORE TIME
2993
1960年代の横浜本牧の風俗の象徴のような存在だったクラブ(?)GOLDEN CUP。そこで生まれ全国規模で売れたバンド、GOLEDEN CUPSのドキュメンタリー。
2部構成(A面、B面)になっていて、前半が軌跡、後半が復活ライブの模様を収録している。
正直自分にとってGOLDEN CUPSは生まれた時代の流行であり、直接は関わってないのだが、憧れの対象であり続けていて、その最先端を垣間見れて幸せな一時だった。
ドキュメンタリーとしても飽きさせない構成は今まで観てきたドキュメンタリー映画の中でも秀逸に近い。「華氏911」「スーパーサイズミー」なんて屁。
★★★☆

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