monthlymovielog

観た日、劇場 作品名
感想
点数(通常★5つが最高。☆は半分)

2005年2月


/27 京都シネマ ライフイズコメディ!
ピーター・セラーズの愛し方
2992 The Life and Death of Peter Sellers
かの怪優ピーター・セラーズの伝記。
大作級バジェットのB級(笑)映画を多く監督しているスティーブン・ホプキンス監督作品。主演はジェフリー・ラッシュ。
今まで「プレデター2」や「ロスト・イン・スペース」なんかを監督している彼が、なんでこんな文芸(風)作品を監督したのか。映画としては、まぁまぁ。これもジェフリー・ラッシュのカメレオン俳優の力が9割占めてる気がする。
しかし、ここまで下半身がだらしなく、かんしゃく持ちだとは。こういう素行を見せられると、ちょっと本編に影響するね。
★★☆
/26 MOVIX京都 ビヨンドtheシー
2991 Beyond the Sea
才人ケビン・スペイシー監督脚本主演の伝記。
アカデミー賞にもノミネートされグラミー賞も2度受賞経験のあるボビー・ダーリンの半生。
しかし歌のうまいケビン・スペイシーは分かるけど、ストーリーにメリハリがイマイチないような気がします。
主演女優のケイト・ボスワース(なんと「ブルークラッシュ」の主演の女の子なんですよ奥さん。今回の気品漂う風貌は一体!?)
★★
/26 MOVIX京都 MAKOTO
2990
東山が10何年振りに映画出演主演した、ソフトホラー。
というか結局何が一番怖いって人間なんですよね。
監督は、「踊る大走査線」シリーズの脚本家、君塚良一。
原作は別であるけど読んでないのでこの作品だけ観るとさすがの脚本。しかし演出となるとどうだろう…。
クライマックスの引っ張り方ははっきり言ってウザイ。長すぎ。
主人公の見える幽霊の処理は「呪怨」とは違い格段にぽくていい。
★★★
/25 御堂会館 ローレライ
2989
試写会状 樋口真嗣監督。
原作は、今年3本も映画化される福井晴敏。
出演は、役所公司、柳葉敏郎、妻夫木聡、香椎由宇ほか超豪華キャスト。
冒頭、本編が始まってすぐに感じるのが、実写なのにアニメのような「絵」に違和感…。
しかし、実写のよさと、監督らしい緻密な特撮が違和感を均して独特の世界に巻き込まれる。
設定は、フランスが建造した特殊潜水艦を摂取したドイツが最新技術で改造、それを日本が使用すると言う。ローレライシステムという、高精度のレーダーシステムを使って索敵、回避、攻撃をまかなえる小型艇を装備し、日本を核の危機から守るのである。
監督の最近流行のスーパーリアル戦争映画には出来ないと言う考えから、監督らしいSF色に満ちたしかしリアルな映像が展開していく。
またスタッフもそれに呼応するかのように超豪華な布陣が集まっている。
CGの特撮のメイン工房は白組。音響効果はスカイウォーカーサウンド。絵コンテ、ポスターデザインに庵野秀明。水中服デザインに出渕裕。その他、押井守なども参加している。いわば家内制手工業(笑)ともいえる知り合い、それも一流達の共演なのだ。
トンデモ設定を静かに裏付けるような映像は、CGに守られたすばらしい絵になっている。
★★★★
/20 パラダイススクエア AIR
2988
パソエロゲーが原作のオタク萌え映画。
会社の後輩が特典狙いで2枚前売りを買ったけど、2回も観なくていいとかでとりあえずただでくれたので、行く事に。
監督は、大好きな出崎さん。けど、最近は「とっとこハム太郎」なんて腐った映画撮ってるのでどうかとは思うけど。と思ってたらやっぱり腐ってた。
と言うより、何やこの脚本。ひどいもんだ。脚本だけじゃない作画も最悪。
とにかく、2005年ワースト入り確定。
/19 MOVIX京都 アレキサンダー
2987 Alexander
子犬顔のコリン・ファレル主演。
顔の油を絞ったら1リットルは出そうなオリバー・ストーン監督のパワー全開。
3時間などものともしない面白さ。
コリンの裏玉も見れるよ(笑)
★★★☆
/19 MOVIX京都 THE JUON
2986 The Grudge
日本版も観ました。のでハリウッド版も観に行きました。
正直、あまりに変わってなくてがっかり。
けど、さすがハリウッド脚本。抑え方の違いと特撮の豪華さは勝ってます。
つまり本家よりは面白い、と。
★★★
/19 京都シネマ トニー滝谷
2985
市川準の中編映画。
主演のイッセイ尾形と宮沢りえの抑えた演技がすばらしい。
ちょっと特殊な演出法が素敵。
★★★
/13 京都スカラ座 ボーン・スプレマシー
2984 The Bourne Supremacy
マット・デイモン主演のスパイ物。
最近の「007」シリーズより100倍面白い。
とにかくマットがかっちょよすぎ。
★★★★
/12 テアトル梅田 舞台より素敵な生活
2983 How to Kill Your Neibhbor's Dog
ケネス・ブラナー主演の最高にウィットに飛んだ作品。
嫁役のロビン・ライト・ペンもいい味出してる。
★★★★
/11 TOHOプレックス ステップフォード・ワイフ
2982 The Stepford Wives
何だというと硬派なSFですね。
けど、話がイマイチ。
ちょっと古過ぎる。
豪華出演陣なのにもったいない。
★★★
/11 三番街シネマ サスペクト・ゼロ
2981 Suspect Zero
FBIの超能力で犯人を突き止めるという特殊プロジェクトの犠牲になった人間2人の物語。
けど、面白くないんだなぁ。
緊迫感がない。
サスペンスじゃないのか?これは。
★★
/6 京都シネマ ヴィタール
2980
塚本晋也監督改心の一撃。
胸を締め付けるような愛情の1本。
★★★★☆
/5 サントリーミュージアムIMAXシアター サイバーワールド3D
2979 Cyberworld
久々のIMAXシアター。
画質と音質は何処の劇場よりも秀でてると改めて認識。
が、主演の女性キャラの出来の悪さと、今までの映画を3D化しただけの構成は何のひねりもなく最悪。
★☆
/4 O.S.劇場 Ray レイ
2978 Ray
レイ・チャールズの自伝。
すばらしい映画です。
しかしあんなに女癖が悪く、麻薬に溺れて、トラウマまくってるとは思わなかった。
主演の演技最高!!
★★★★

BACK