洋画編

1位 ブレードランナー2049
IMAX3D字幕ver.
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品。
前作というか、唯一無二の「ブレードランナー」をほぼ汚すことなく、より高みに盛り上げた名作。
「ブレードランナー」を初めて観た時の高揚を味わえる稀有な作品。なおかつ寂しくなる。
2位 IT/イット アンディ・ムスキエティ監督作品。
久々のホラーの怪作。といっても動画としてはリメイクとなるから、新作という感じではないんだけど。
前作同様、見せ方(怖がらせ方)が最高にいい。
3位 スパイダーマン ホームカミング
IMAX3D字幕ver.
ジョン・ワッツ監督作品。
3度目の仕切りなおしは、MCUに融合された立体的であり、ティーンエイジ感満載の世界で活躍するスパイディを描いている。
前2作のシリーズのスーツと比べると、見た目おもちゃっぽいし、目のサイズも変わるし、どうなってるんだ思ったら、予想以上にいい方向になっていた。
4位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2
IMAX3D字幕ver.
ジェームズ・ガン監督作品。
シリーズ2作目ではじけたすばらしいスペオペ。なおかつコメディ要素も満載で、極彩色の宇宙が実写でここまで表現できるようになったんだと、ある意味、感動。
感動といえば、主人公とヨンドゥの関係が深く描かれていてすごくいい。
5位 キングコング:髑髏島の巨神
IMAX3D字幕ver.
ジョーダン・ボート=ロバーツ監督作品。
ユニバーサルの新たなシリーズ「モンスター・ユニバース」の1作目。
コングの立ち位置と演出、スカルアイランドの巨大生物の凶悪さが、往年の怪獣映画のようで始まりから終わりまで興奮しまくり。
シリーズ化の期待が膨らむ。
6位 ギフテッド マーク・ウェッブ監督作品。
天才子役と、キャプテンアメリカとリプリーの共演。
正直、よくある話だけど、その子役の演技で引き込まれまくる。
7位 マイティ・ソー:バトルロイヤル
IMAX3D字幕ver.
タイカ・ワイティティ監督作品。
極彩色のスラップスティックコメディが、ソー&ハルクにぴったりでテンションのあがる1本。
ケイト・ブランシェットの悪役もいい感じ。
8位 ドクター・ストレンジ
IMAX3D字幕ver.
スコット・デリクソン監督作品。
ラスボスとも言える、巨大な敵に隠れてるけど、どんでん返しを仕込んだ、面白い脚本。
魔法使いを、理解しやすく解釈した作品。
9位 ローガン
IMAX2D字幕ver.
ジェームズ・マンゴールド監督作品。
ノワール色の強い、FOXのマーベル作品集大成であり最終作といえる名作。
リアルな世界観の近未来と、ミュータントの行く末の不透明さが浮き彫りになりいっそうドラマチックに仕上がっている。
10位 マグニフィセント・セブン アントワン・フークワ監督作品。
男気満載の西部劇。負けない心の大切さを感じる。
西部劇の割りには以上に勢いがあり、けれん味がすごい。
次点 ザ・ウォール ダグ・リーマン監督作品。
監督がこんな小品を撮るとは以外だったけど、脚本の大勝利というところ。
新感染ファイナル・エクスプレス ヨン・サンホ監督作品。
今年の韓国枠。韓国らしい勢いがすごい。しかしラストシーンが、邦画ぽい展開でちょっと予想外。


邦画編

1位 愚行録 石川慶監督作品。
ここまで人間の憎悪を描いた作品も少ないと思う。
日本らしいどろどろした人間関係が、これぞ邦画という感じですばらしい。
2位 関ヶ原 最近TOP10に常連の原田眞人監督作品。
映画らしい壮大な規模のオープンセットに、すごい数のエキストラが見事。
やっぱ戦国時代はドラマ性が高くていいねー。
3位 三度目の殺人 是枝裕和監督作品。
法廷モノや、事件モノというより人間ドラマを描いてるところがさすが是枝監督。
4位 22年目の告白 入江悠監督作品。
予想外の脚本がすばらしい。ある意味、配役の妙も合いまった結果かと思う。
5位 あゝ、荒野【前編】 岸善幸監督作品。
後編が観れたらもっと上だったかもしれないけど、後編の公開が不遇過ぎて観られなかった…。
それでも、前編だけですげー感情を揺さぶられる名作だと思う。
6位 GODZILLA怪獣惑星 静野礼文&瀬下寛之監督作品。
安定のポリゴンピクチャー。もう職人芸だね。
ゴジラ映画としては、特撮やVFXの足かせが取れたおかげで、すごい振り切った内容。こういうゴジラもありか。
7位 帝一の国 永井聡監督作品。
こういう激情的な役がよく合う菅田君。共演者の野村周平、間宮祥太郎、竹内涼真ほかも役ぴったりですごくいい。
8位 チアダン 河合勇人監督作品。
極々普通の青春モノだけど、その普通がすごくいい。セオリー通りの展開で泣ける。
9位 探偵はBARにいる3 吉田照幸監督作品。
シリーズ3作目で、一番わかりやすいストーリーとキャラクター配置で、一番とっつきやすい展開で面白い。
10位 東京喰鬼トーキョーグール 萩原健太監督作品。
アクションもVFXも基準値以上で、邦画では珍しいエンタテインメント性の高い作品。
次点 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL
ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
上堀内佳寿也監督作品。
脚本がイマイチだけどそれはいつものことで、それを差し引いてもよく出来た内容だと思う。
特にオーズの2人の出演に感動。

11/10/2018


総評 2017年は洋邦画合わせてもアニメが1本という結果。といってもアニメみたいな作品ばかりだけど。
洋画はマーベル作品が5本。邦画は刑事(事件)ものが5本。という傾向。

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