2011best10

洋画編

1位 アジョシ イ・ジョンボム監督の韓国映画。
ウォンビン主演のハードコアアクション。
あまりのハードコアさに笑えるほどすごい。とにかくすごい。
登場人物の多彩さは北野映画に匹敵するほど。
2位 トゥルー・グリット ジョエル&イーサン・コーエン監督作品。
こんなに面白い西部劇は観たことない。
ドラマチックで、ヘイリー・スタインフェルドの魅力にノックアウト。
3位 リアル・スティール ショーン・レヴィー監督作品。
ロボットのデザインはアレだけど、ハリウッドらしいベクトルが大成功。
父と息子の絆wが号泣必至。
4位 X-MENファーストジェネレーション マシュー・ヴォーン監督作品。
マーブル印のシリーズモノでも異色の1本。
おしゃれな007シリーズのテイストで味付けした超能力対戦。今の時代だからこそ出来た見せ方が超かっちょいい。
5位 アンストッパブル トニー・スコット監督作品。
実話を映像化してるわりに、この迫力は監督の手腕だと思う。合成を極力廃したところも効果大。
配役も絶妙でリアルさ倍増。
6位 ブラックスワン ダーレン・アロノフスキー監督作品。
「レスラー」に続いて撮った本作は、女性の成長と見せかけたホラーw
徹底した怖がらせ演出は見事!悪夢のようです。
7位 ヒアアフター クリント・イーストウッド監督作品。
死後の人と話が出来る男にまつわる複数のエピソードをドラマチックに絡めた佳作。
公開当時に3・11が起こり、公開中止になったのは残念。それだけ問題シーンがリアルだって事もあり。
8位 gleeザ・コンサート
3Dムービー(3D)
ケヴィン・タンチャロエン監督の3Dドキュメンタリー。
コンサートシーン以外に、「glee」によって生き甲斐を見出した若者達のドキュメンタリーも組み入れて感動的に仕上げてある。
コンサートシーンのテンションだだ上がりと、マイノリティの若者達の真実の言葉が熱い。
9位 キャプテン・アメリカ
ザ・ファースト・アベンジャー(3D)
ジョー・ジョンストン監督作品。
次回作「アベンジャーズ」の布石だけど、この完成度はすごい。
原作のリスペクトのすばらしさも最高級。
10位 悪魔を見た キム・ジウン監督、イ・ビョンホン、チェ・ミンシクの最強のサイコスリラー。
「アジョシ」と双璧の容赦ない韓国映画。
2度と観たくない系のすごさ。後味の悪さは天下一。
次点 カンフーパンダ2(3D) ジェニファー・ユー監督作品。
続編なのにここまでテンション高いのは脱帽。
ギレルモ・デル・トロが製作なんだ。びっくり。
イップマン 葉問 ウィルソン・イップ監督の香港映画。
ブルース・リーの師匠に当たるイップマンの自伝第2弾。
さすが公開されるレヴェルの出来のいいカンフー映画。これのヒットのおかげで、東京のみ1弾(序章)が公開される事に。
ちなみに続編も製作決定だとか。


邦画編

1位 八日目の蝉 成島出監督作品。
角田光代原作の同名小説を映像化。
奇想天外な設定ではあるはずなのに、すべての人の関わりが納得でき、感情移入しまくれる。
1位 ガンダムUC
3:ラプラスの亡霊
4:重力の井戸の底で
古橋一浩監督作品。
安定の画質と演出で見事。ガンダムアニメ最高傑作でもいい。
これからも楽しみです。
3位 電人ザボーガー 井口昇監督作品。
ここまで過去作のオマージュは観た事がない。
すべてがちゃっちいけど、原作の何倍もよくなった特撮と演出がうれしくなる。
4位 聯合艦隊司令長官
山本五十六
成島出監督作品。
重圧な内容に、史実にないところの劇的な演出に感動する。
タイトルロールの人柄と、艦隊戦、空中戦シーンのCGがすばらしい。
5位 コクリコ坂から 宮崎吾郎監督作品。
原作は、80年頃のゴリゴリの少女漫画。その原作をジブリテイストで仕上げて見事に昇華させた作品。
6位 あしたのジョー 曽利文彦監督作品。
監督らしく効果をCGで描いていて面白い。
原作をしっかりトレースしてるのも納得。最近の漫画原作実写化はあなどれない。
7位 スマグラー 石井克人監督作品。
石井節炸裂の盛り盛り映像。こんなに暴力的なのに楽しくて仕方ない。
8位 はやぶさ/HAYABUSA 堤幸彦監督作品。
人工衛星はやぶさモノとしては、一等早くドラマ化された作品。
それでも十分良く出来ている。
9位 ステキな金縛り 三谷幸喜監督作品。
いつもの三谷流演劇をまんま映画化したような軽快な人情モノ。
人と人との関わりをライトに描いていて見方を考えないと外れるかも。
10位 さや侍 松本人志監督作品。
3作目にして、やっとセオリー通りに作られた映画。
それでも長編の中にショートコントを組み込む手法は、ある意味見事。
次点 探偵はBARにいる 橋本一監督作品。
東映お得意のヤクザモノ、不良モノが製作できなかったり、人気がなかったりで、模索した結果切り口を変えた暴力モノwと言う形で映像化した2011年。
北海道を舞台に、飛び抜けて面白いつくりの暴力モノに仕上がってます。
ハードロマンチッカー グ・スーヨン監督作品。
監督の自伝とも言える内容らしいけど、あまりの壮絶さに開いた口が塞がりませんw
「探偵はBARにいる」と併せて、東映新時代の幕開けです。

1/9/2012


総評 初韓国映画が1位。というか韓国映画の容赦ない演出は、これはお国柄なの?と思わせる2本。あとは自分らしい特撮モノばかりw
邦画の同率1位は実写とアニメで比べられないと思ったから。そして、長編作品ではない「ガンダムUC」が、映画というスタイルではないと感じたから。

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