2010best10

洋画編

1位 ヒックとドラゴン(3D) ドリームワークスの3DフルCGアニメ。
原作は、有名(らしい)児童文学シリーズ。
とにかく3Dを意識したカメラと、容赦ない脚本がいい。そこにメリケン独特の個性的なキャラクターデザインが乗っけられて最高の出来に仕上げられている。
2位 ぼくのエリ
200歳の少女
スウェーデンのヴァンパイア映画。
ハリウッドにない演出のすごい映画。少年少女が主演なのに、きめ細やかな演技。
ヴァンパイアの定説もしっかりベースにしてるのも好感度大。
3位 クロッシング アントワン・フークアの名作。
NYを舞台に3人の警官のそれぞれの人生を描いている。その細かい表現がすばらしい。
3人のかすかなすれ違いが、クライマックスに見事に融合する。
4位 しあわせの隠れ場所 実話を基にしたアメフトの黒人を支援した裕福な白人女性の話。
これでサンドラ・ブロックを見直した。
5位 第9地区 ピージャク製作がクローズアップされがちだけど、監督のニール・ブロムカンプのショートムービーを長編にした作品。
日本のアニメにも影響を受けた画にわくわくする。
6位 怪盗グルーの月泥棒(3D) ユニバーサルの3DCGアニメ。
キャラの立ちっぷりと、スラップスティックなストーリーにわくわく出来る。
3D深度もいい感じで、見ていて楽しい。
7位 月に囚われた男 アイデア勝ちのワンシチュエーションムービー。
出演者はほぼ1人。演出の勝利。
8位 運命のボタン リチャード・ケリー監督作品。キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン主演のスリラー。
ただの心理サスペンスかと思ったら、SFの要素ががんがん増えてきて、最終的には70年代風SFに落ち着く。そういう展開がいい。
9位 レポゼッションメン 80年代に公開された「レポメン」のリメイクだけど、前作はアングラな演出だったのが、今作は判り易いSF映画に仕上がっていて、テイストは80年代だけど、映像は2010年といういいところ取りになっている。
10位 インセプション クリストファー・ノーラン監督作品。
夢の中の情報を売り買いするエージェントの話。荒唐無稽をありえる展開に出来るのは、ノーランだからこそと言える。
次点 シェルター マンス・マーリンド監督作品の、所謂「X-FILES」。
アメリカの田舎の悪魔教(的な)に直面する心理学者。ホラーに近いサスペンスでしっかり面白い。
最近のサイコスリラー映画ではピカ一かも。
ゾンビランド ロックでノンストップなゾンビムービー。
こういうキッチュな映画が大好きです。


邦画編

1位 十三人の刺客 三池崇監督作品。
50年近く前の作品をリメイクした時代劇。
荒唐無稽なクライマックスだけど、侍の強さを感じるいい映画。
2位 必死剣鳥刺し 血を見せちゃダメっていうレートを見事に裏切った、黒澤復活のような血飛沫にしびれる。
主演の豊川悦司が微妙に合ってないかと思ったけど、そんなの吹き飛ぶ展開。
3位 酔いがさめたら、うちに帰ろう。 東陽一監督脚本作品。
鴨志田穣の原作ノンフィクションを浅野忠信、永作博美が好演。
号泣のラブストーリー。
4位 機動戦士ガンダムUC
episode1&2
限定劇場2週間興行のOVA。その上、全6巻中の1,2巻なんで全然終わってないという作品。
それでもここの位置に持ってきたのは、脚本と作画のよさ。
ガノタの大人たちが作ったとしか思えないいい出来に感涙w
5位 最後の忠臣蔵 1位2位とは違う静かな時代劇。
ゆっくりと進む展開で、四季を併せて描いているので情景豊か。
クライマックスの嫁入りシーンに号泣。
6位 おまえうまそうだな 人気絵本が原作の2Dアニメ。
人気があるだけに、お子様向けと言いつつ、妥協しない最新恐竜設定や、パワフルな展開に感心しきり。
原作と違ったとっつきやすいキャラデザインが◎。
7位 RAILWAYS ROBOT製作の感動モノ。
島根のローカル線を舞台に、オール島根ロケの最近の邦画に多い地域密着型製作スタイル。
泣かす泣かす。泣ける泣ける。
8位 仮面ライダーダブルFOREVER
AtoZ運命のガイアメモリー
「仮面ライダー555」以来の名作映画。
こぶしを握り締める脚本と、吊り多用のアクションは、さすがの坂本監督演出。
今までのTVシリーズのゲスト大挙出演とか、最強の敵だとか、ヒーローモノにあるべき姿を分かり易く描いている。
9位 ちょんまげプリン 予想外にいい出来。
主演がジャニーズのアイドルなんで、時代劇風台詞が少ない気はしたけど、それは作風にも合ってるから気にならない。
タイムスリップモノはこういう展開でないとね。
10位 アウトレイジ 北野武の原点回帰。
暴力の連鎖が過剰すぎる事によって笑いに変換される。そうか、こういう事かと納得させられる名作。
次点 涼宮ハルヒの消失 アニメでは、最近では珍しい2時間以上ある上映時間もものともしないいい内容。

1/16/2011


総評 洋画、邦画とも大作の少ないランクイン。
どちらもお金掛けなくてもいいものは出来るんだよって事を証明した作品ばかり。
邦画は4本も時代劇を入れた。洋画は、12本中10本がSF、ホラー系w

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