2009 best10

洋画編

1位 レスラー ダーレン・アロノフスキー×ミッキー・ロークのブルーカラーな人間の、ある意味生き生きとした様を描いた名作。
こんなになってまうんかというほどの、ミッキーのスタイルは人間改造ほどすごい。
2位 THIS IS IT マイコーの最後が見れるドキュメンタリー。
エンタテインメントというパワーを感じる。
3位 パイレーツロック リチャード・カーティス監督作品。
実話を元にご機嫌なロックチューンと、ファンタジックな展開に大盛り上がり。
4位 96時間 ヨーロッパコープ製作のピエール・モレノ監督の激アクション。
リーアム・ニーソンのぶっとび父親振りが最強。
5位 正義のゆくえ
I.C.E.特別捜査官
ハリソン・フォード久々の名作。
ウェイン・クラマー監督作品。
アメリカのいかにもリアルな人種問題を描いていて興味深い。有色人種だけではなく、白人でも違法滞在ってあるんだと、改めて認識。
6位 グラントリノ クリント・イーストウッド監督、主演。オスカーも受賞した名作。
有色人種と、偏見満載のロートル白人の友情物語。
クライマックスにノックアウトです。
7位 キャデラックレコード アメリカの黒人音楽の源流である、キャデラックレコードレーベルを描いた実話を元にした作品。
ダーネル・マーティン監督作品。
すばらしい名曲の数々を名優が演じるという贅沢。
8位 スタートレック J.J.エイブラムス監督作品。
原作の愛を持ちつつ、「映画」として名作にしあげた。
スタートレックファンでなくてもTVシリーズとは違う設定なので安心して観れるのもいい。
9位 G.I.ジョー 元々はアクションフィギュアであるオモチャ発祥のアメコミの実写化。
ここまでトンデモ設定をリアルに描くのはすばらしい。
中二病発症しそうです。
10位 ウルヴァリン:X-MEN ZERO 「X-MEN」のスピンオフ企画。
ギャビン・フッド監督作品。タイトルロールは、「X-MEN」シリーズと同じ、ヒュー・ジャックマン。
ウルヴァリンの過去だけでなく、様々なミュータントが活躍するのも見もの。
次点 ターミネーター4 マックG監督作品。
シリーズ3作目はなかったことになっての4作目。脚本に主演のクリスチャン・ベールも関わり、よりSF度を増した作りになってる。


邦画編

1位 南極料理人 沖田修一監督作品。
堺雅人主演の、情感豊かな南極の極限を生きる調査員の悲喜交々。
深い味わい、これが邦画。
2位 ディアドクター 西川美和監督、鶴瓶主演のヒューマンドラマ。
さすがの西川さん。ちゃんとユーザーに疑問を投げてくれる良質な作品です。
3位 大阪ハムレット 光石富士朗監督作品。
コミック原作のべたべたの大阪の下町の物語。
深い家族愛に感涙。
4位 色即ぜねれいしょん みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督作品。
こちらは京都を舞台にした少年の青春モノ。島に童貞を捨てに行く冒険から、ちょっとだけ大人になっていく面白おかしい作品。
5位 Theショートフィルムズ
みんな、はじめはコドモだった
朝日放送が製作した、短編のオムニバス映画。監督は、井筒和幸、大森一樹、崔洋一、阪本順治、李相日の5人。
いい味に仕上がった煮込みのような味わい深い作品。
6位 空気人形 是枝裕和監督、ペ・ドゥナ主演のファンタジー。
東京の寒々しい下町に住む人々の生活と、魂を持ったダッチワイフの不思議な関係を描く。
ペ・ドゥナの乳がきれい。
7位 ガマの油 役所広司、初監督主演。
親子の関係を描いた温かい作品。
8位 大怪獣バトル
ウルトラ銀河伝説
THE MOVIE
坂本浩一監督作品。
大人も子供も楽しめるいい出来。つか予想外の良さ。
9位 ヤッターマン 三池崇史監督作品の長編実写映画。
破天荒でアニメ丸出しの原作を、そのまんま実写化したような名作。
10位 クローズZEROU 三池崇史監督作品。
シリーズ2作目のヤンキー映画。前作同様、本気度に圧倒。
次点 GOEMON 紀里谷和明監督のトンでも石川五右衛門伝。
独特の彩色とカメラワークが楽しい。
ヱヴァンゲリヲン
新劇場版:破
庵野秀明監督の全4作中2作目。
かっちょいいけど、終わってないのが残念。

1/12/2010


総評 洋画も邦画もコミック原作は相変わらずです。
洋画はハリウッド大作じゃないのが上位を、邦画はTV局主導じゃない作品が上位を占めるという展開。いいことです。
今回、アニメは少なめ。というか選外に1本のみ。

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