2006 best10

1位 呪怨パンデミック
吹き替え版
主演陣の吹き替えに森三中、まちゃまちゃ、ハリセンボン、あべこうじとある意味素人が演じているせいで、元々言うほどテンションの上がらない作品が撃沈してしまった。
間違えて吹き替え版を観てしまった自分も悪いんだけど、こういうのを上映するのもどうかと思う。
2位 TAXiC ベッソン脚本製作の人気コメディシリーズの4+1作目。
とにかく面白くない。笑えないのだ。コメディ映画で面白くないってどういうこと??ってほど面白くない。
ここまで明確にシリーズが落ちていくのも珍しいのでは(w)
3位 超立体映画ゾンビ3D 青赤のめがねを掛けて観るアナクロなタイプの3Dムービー。触れ込みが最新技術の3D映画とかだったから正直詐欺です。
その上、内容が判ってはいたけどひどい。コントか学芸会の様相。
4位 光の六つのしるし 有名な児童文学らしいですが、何処に焦点を置いているのか分からない。
主人公の不遇な家庭環境か、成長か、青春か。どれもこれも盛り込んだ上に、得体の知れない光を守る年寄りと、闇を使う悪魔の攻防に巻き込まれて、盛り上がるかというと一切ない。
多分題材はいいんでしょうね。調理の仕方を間違えたという感じ。
5位 仮面ライダーTHE NEXT 去年の「THE FIRST」の続編であり、TVシリーズ「仮面ライダーV3」をベースにした話。
けど、登場人物がどんどん増えていくので、処理しきれなくて、すべてが中途半端な出来に終わった残念感。
6位 仮面ライダー電王&獣拳戦隊ゲキレンジャー 平成ライダー(アギト以降)の劇場作品はすでに定番化してるので、何か変わった趣向をと考えたんでしょうね。脚本家。
TVシリーズのクロスオーバーってどうよ?TVも今作もどちらも観てないと話が繋がらない作り方になってるのは最悪。それにTVシリーズはあくまでシリーズで、その間の話を映画化という態に近い作り方だから、映画を見るタイミングも限られる。なんて不親切な映画だ。
7位 吉祥天女 大好きな吉田秋生原作のコミックを、こんな形でずたずたにした実写映画。
主演の鈴木杏が、原作のイメージとは全くかけ離れた酷い容姿で感情移入なんか出来るはずがない。
サスペンスともホラーともつかない演出もだるいし。
8位 スターダスト 原作は有名なファンタジーらしいが、全体に緩慢で目的の不明瞭さが痛い。これってダメなファンタジーによくある事象かと思われ、「光の〜」も同様。出演者の豪華さだけ際立つのはどうかと。
9位 松ヶ根乱射事件 邦画らしい緩い展開がいいときもある。しかしこれはその逆。緩くて退屈。
登場人物ほぼ全員、ウザイ。こんな気持ちの悪い人生ってあるんだなぁ、という感じ。
10位 図鑑に載ってない虫 三木聡監督作品。
狙いまくった演出がウザイ。
次点 蒼き狼
地果て海尽きるまで
角川春樹のまた悪い癖が出た作品。
名優揃えて、モンゴルロケに行くという大金かけたクズ映画。


1/26/2008


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