2005
worst10

この部門は、タイトル通り作品を、けなしまくっています。あなたの好きな作品があるかもしれませんが、広い心で観ていただくと助かります。
またネタばれの要素も多分に含まれている可能性があります。

1位 ハウス・オブ・ザ・デッド SEGAのガンコンシューティングゲームの実写映画化。
所謂ゾンビ映画。が、怖くない。なんだろうこの緩さは。すべてのシーンに納得いかない出来の不甲斐なさ。
後半、というかクライマックスに原作であるゲームの雰囲気を出す為か、ゲームと同じ一人称視点になり、なおかつゲームのシーンをカット割りで入れ込んでいる。ここが正直、うざい。ゲームはテクスチャーを拡大しまくった酷い出来のポリゴンゲームで、それが実写と張り合えるわけがない。まぁ、実写シーンもたいして変わらないような出来だからどうでもいいんだけど。
2位 ハッカビーズ s-thingの好きな映画「スリー・キングス」の監督、デヴィッド・O・ラッセルの5年ぶりの新作だそうですが、支離滅裂で登場人物の愛のなさに吐き気を催す。
出演者のすごさ(ジュード・ロウ、ナオミ・ワッツ、ダスティン・ホフマン、リリー・トムリン、マーク・ウォルバーグ、イザベル・ユペール他)が、逆に仇になってる感じ。高級な感じするもん、こんだけ出てたら。けど、なんだか自主制作臭、ファミリームービー風が安く感じてしまう。
3位 劇場版 AIR 後輩にチケットを貰って(結局1/3は返したけど)観に行く。
監督が出崎さんなんで観てもいいかと思ったのが間違い。
元々エロゲーが原作のこのアニメ。その原作もしてないし、当然一般的な映画なんでエロシーンがあるわけもなく、何がしたいのか全く分からない。
主人公達の精神の破状っぷりについていけずリタイア。
4位 サイバーワールド3D ちょっと普通劇場の公開とは違うけど、内容があまりにおざなりな作り方だったので、ここに。
フルCGのオムニマックス3Dムービー。拝見したのは、サントリーI-MAXシアター。
過去の映画を3D化したシーンを随所に挿入し、それを、もっすごいブサイクな女の子が、遊園地のアトラクションのような紹介の仕方で次々出してくる。
富野監督(「ガンダム」シリーズ)に撮らせればもっとしっかりしたダイジェストになるのに、と思ったり。
すごく詳しい感想のサイトも見つけたのでどうぞ。
5位 オープン・ウォーター 実話をベースにしてる、一応ホラー映画。
主人公夫婦がリゾート地でダイビングにいそしんでいたら、海の取り残されて鮫の餌食になってしまうという話。
いやぁ、ほんまに餌食になってしまうんだわ。これが。どんどん精神を病んで、お互い励ましあってるけど、徐々に食われ、寒さでやられ、結局死ぬんだわ。もう、全く救いない。
その上、この実話。その夫婦のヤラセじゃないか、とかも言われてる。実話では、当然ながら死体(遺体)は一切出てこず、機材だけ見つかってる。別のボートに(もしくは用意していた)助けられ、保険金を騙し取ろうって魂胆ではないか、とか。こっちも救われない話でもうイヤ。
6位 サハラ 「レイズ・ザ・タイタニック」と同じシリーズの”ダーク・ピット”シリーズを久々に映像化。
主演のマシュー・マコナヘイが強く強く映像化を押して、原作者のクライブ・カッスラーの首を立てに振らせた。コレはすごい。
けど、そこまで。勢いのあるアクションシーンはいい。けど、肝心の宝探しが面白くない。展開も偶然が神様状態で面白くない。残念。
7位 マスク2 ジム・キャリーの出世作「マスク」の続編。けど、彼は出てない。
捨てられた「マスク」を拾った犬が、その家人を巻き込んで、悪魔(アラン・カミング!)と取り合いになるスラップスティックコメディ。
あまりに酷いストーリーとギャグに閉口。ここまでどうでもいい続編も久々かも。
8位 姑獲鳥の夏 京極夏彦のデビュー作だそうです。
原作通りのストーリーだそうです。それならこれ、駄作じゃないの?
何だかヘンな推理モノ。
9位 あずみ2
Death or Love
「あずみ」の続編。
主演の上戸彩、石垣佑磨は同じ。監督は、前作の北村龍平から金子修介にタッチ。
で、アクションの切れがなくなり、主題である暗殺者と言う名目の行動が制限されるストーリーになった。
10位 スーパーサイズミー 2005年初映画。
マクドのみを食い続けるて体が悪くなったと訴えた人を見習い、監督モーガン・スパーロックが実践して体調崩す映画。正直、マクドがすごくうまそうに見えたし。必要性を全く感じないドキュメンタリー。
次点 ザ・リング2 あの「リング」シリーズのハリウッド版の続編。
主演のナオミ・ワッツとデイビッド・ドーフマン(この子がきしょい!)は同じ。監督は、なんと本家中田秀夫が撮った。けど、ハリウッドの脚本がまずかった。
ホラー色を廃し、母性愛を前面に出したせいで、怖くない。怖がりに行ったのに、怖くない。これはいけない。

赤字は邦画です。

1/24/2006


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