2004
worst10

この部門は、タイトル通り作品を、けなしまくっています。あなたの好きな作品があるかもしれませんが、広い心で観ていただくと助かります。
またネタばれの要素も多分に含まれている可能性があります。

1位 インストール 上戸彩、神木龍之介主演と今をときめく配役でも、監督のスタイルが合わないと辛いねぇ。
あざといカメラワーク。狙いまくった脚本。画面の絵も派手で色が氾濫しすぎて神経を逆なでする。
とにかくすべてが合いませんでした。
2位 海猫 森田芳光監督作品。
インモラルなストーリーを、伊藤美咲が好演。しかし、インモラルすぎて自分にはありえない恋愛についていけませんでした。
つーか、盛りの付いた猫かお前らは。
3位 すべては愛のために アンジェリーナ・ジョリー主演のお金持ちの道楽を「人助け」という遊びに興じたヤツの話。その上最後は救いのない終わり方。
おいおい、こんな終わり方で「人助け」したいと思う人が増えるか?
しかし共演のクライブ・オーウェンは、華がないねぇ。(キングアーサーで主演)
4位 イノセンス やっぱり残念な結果となった、押井守監督アニメ作品。
彼の名作「攻殻機動隊」の正続編。主演は前作で草薙素子が電脳世界に行ってしまったので、その相棒バトーが務める。
前作のアクション性は少なくなり、謎解きが多くなるがその謎解きがイタイ。
相変わらずアングラな世界観はどうなん??
5位 スチームボーイ 大友克洋の期待の長編アニメ。
長年かけてこんな脚本はないと思う。
作画はさすが。その上CGまで加わって鬼に金棒。しかしここまで時間掛けてこの程度の内容なら、わざわざ新しい話を創作しなくても、過去の短編コミックを映像化してくれる方がなんぼか嬉しい。
6位 パーティモンスター セス・グリーンと復活マコーレ・カルキン主演のドラァグクイーンの愛憎クライムムービー。
実話の映画化。こんな実話、最悪です。
何の罪悪感もないまま人を殺し、結局改心してないヤツを観たい人、いるのかしら。
7位 リディック わがまま放題、ヴィン・ディーゼル製作主演のトンチキSF。
巨額を投資してこの脚本はないだろう。設定自体も安いし。宿敵が弱すぎ。なんのパワーも感じない。
唯一感心したのは、灼熱と零下の惑星の表現くらい。
自分の好きに作るのもいいけど、もっと面白い映画を作って欲しい。
8位 ホーンテッドマンション ディズニーランドのアトラクションがそのまま立体になった。
最近はファミリー向けコメディばかり出てるエディ・マーフィー主演。脇も渋めで固めているのだけど、やはり「ディズニーピクチャー」レーベルは退屈で仕方ない。
お化け屋敷のはずが一切怖くない。これ致命的。
9位 スカイキャプテン
ワールド・オブ・トゥモロー
ケリー・コンラン初脚本監督作品。
今年は「イノセンス」「リディック」とせんずり映画続きで萎え萎え。
大事に大事に暖めまくったアイデアを映画化らしい。けど、緊迫感皆無。全編セピアカラーがうざったい。奇妙な形のマシンが生かされない。
出演者が監督の意思に賛同して豪華な布陣になったにも関わらず、とにかくすべてがマイナスに働いたような作品。
10位 サンダーバード 過去の遺産を食い潰した好例。
せっかくの救助活動がなんなん?一体。って感じ。
弱すぎるトレイシー一家。それよりも弱すぎる敵。そういう図式。
次点 華氏911 オタクデブ、マイケル・ムーアのいやらしい性格満載のドキュメンタリー。と言ってもほとんどの重要なシーンを報道番組やニュースから拝借している。
どうなん??それでドキュメンタリー作家と言えるのかしら??

赤字は邦画です。

3/24/2005


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