2003 WORST10

この部門は、タイトル通り作品を、けなしまくっています。あなたの好きな作品があるかもしれませんが、広い心で観ていただくと助かります。
またネタばれの要素も多分に含まれている可能性があります。

1位 偶然にも最悪の少年 「必然にも最悪の映画」とでも言ってもいいくらい。
何がそうかって、スタイルで映画撮ろうとしても無理があるということ。
それと、主演の市原隼人のあまりの大根ぶりに、卒倒出来るほどの映像。
共演のいいことに、すごく残念。あと、サントラもいい。
2位 ピーターパン/ネバーランドの秘密 最近のディズニーの長編セルアニメの低調ぶりは、目も当てられないですね。その為に、今回のように元々OVAだったものを劇場用にブロウアップして、経費その他を稼いだ、という事なんでしょうが、残念ながら単にディズニーの名を汚す結果になったように思います。
そもそも続編を作らなければならなかったか、と言うところに行き着くと、ちょっと論点は変わってくるんでしょうが、契約会社のピクサー作品の成績のよい事を考えると、そうせざるを得ないのかなぁ、と。
とにかく、妥協はいかんです。
3位 ハムハムハムージ! 我が敬愛する出崎監督の作品、とは思えない哀しい出来の所謂アイドル映画です。
時間が短いなら、短いなりの演出ってあると思うのですが、普通の映画と同じスタンスで作っても、良い結果が出るとは限らないと思うわけです。
いっそ、単なるご近所冒険とか、時間一杯MTVとかでもOKなんでは??ピンでもないんだし。
4位 クルテク/モグラくんと森の仲間達 チェコのアニメです。
えぇ、お子様向けとは判って観ました。
それでもひどいです。退屈極まりないストーリー。童話でもない、オリジナルなのに。
あと、チェブラーシカからこっち、バカな若者たちを、こういうのを「おしゃれ」と勘違いさせるのは、やめてください。
5位 スパイキッズ3D ロドリゲスの私的映画・・・なんだよね。これ。
自分の家の地下室の工房で、SFXや編集なんかを、少人数でこなした結果、こういう映画になるとか。
どうなん??
あまりの子供騙しにびっくりです。
それにしても、今時で赤青のメガネってのも・・・。
6位 バリスティック 5位に続いてのバンデラスと、ルーシー・リュー共演のしょぼしょぼアクション映画。
なんかむなしくなるストーリー。
7位 カンパニーマン 「CUBE」の監督の作品。
何だか良くわからないまま過ぎる。いかにもインディペンデント系な作風に、落ちる落ちる。
8位 ピノッキオ ロベルト・ベニーニ主演、脚本、監督の独壇場。で、大失敗。
こんなきしょいピノッキオを見るのは初めて(笑)。その顔と、体で、子供と言い切ってしまうところがきつい。とにかく。
9位 ルールズ・オブ・アトラクション これぞインディペンデント映画!!
結局何の理由もなさないフィルムの逆回しを多用し、見せるものはしっかり見せて、観客の気分を悪くしてる。
残念賞。
10位 ネメシス/STX スタートレックの10本目の映画にして、「スタートレック」という名前をタイトルから消して公開の意味不明な行動を取った配給元。
ま、それもありかの内容ですけど…。
次点 ビロウ ホラーだと思いました。つーか最後までその要因を残しつつ、すばらしい展開を見せますが、ラストでなんじゃこりゃ、なオチが待ってました。
はっきりって残念極まりないです。
赤字は邦画です。

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