1999年年ワースト10


ワースト部門

この部門は、タイトル通り作品を、けなしまくっています。あなたの好きな作品があるかもしれませんが、広い心で観ていただくと助かります。
1位 ガンドレス 初日に観に行って、もぎりのおねぇさんに「未完成ですが、それでもよろしいですか」と聞かれた、史上最強のアニメ。
何をどうとち狂ったのか、完成せずに公開する羽目になった可哀想な作品。ま、完成していても今時のTVアニメにも劣る画質で、スクリーン一杯やられてもこの位置は動かなかったのでは?って所。
このレベルで公開しなくちゃならなかった監督の思い、配給会社の思い、箱の思い、全てが怨念となって劇場に足を運んだ者に、とりついた様だった。
1999年秋口に完成ビデオが無料で届きました。見る気がしないので観ていません。
2位 海賊版 ブートレグ・フィルム もうすぐ(2000年、春)ちゃんと上映するらしい。
観たのは、特別試写会(対談付き)で、そう言う場でさえ売れない映画作ったなぁ。って思えました。全く監督のマスターベーション・ムービー。
かのフランス映画監督の手法をふんだんに使っているらしいが、あざとい、暗い、鼻持ちならない。
商業公開するのが不思議。
3位 家族シネマ 韓国の監督が、在日韓国人俳優や、日本人を使って撮った、日本語の外国映画。
s-thingには深すぎて、何が言いたいのか、そう撮って伝わるのか、全くもって理解不能な映画。
4位 ウィズ・アウト・ユー プロモV出身の監督が、スティーブン・ドーフを使って撮った青春もの。自分の実体験がたぶんに入っているらしいのだが、そうならこの監督は痛いと思う。
主人公が画面に話し掛ける手法の撮り方で、この題材では全く生かされていない。その上突然、猫が喋り出したりするSFXを盛りこむのも、全くの的外れ。
S・ドーフが可哀想すぎ。
5位 ラウンダーズ s-thing最近のヒーロー、マット・デイモン主演、エドワード・ノートン共演の賭博映画。
何の盛りあがりも、感傷、感動もない。ひどい作り。
マット、「ハスラー」を狙って出演を決めたのかもしれないけど、もうちょっとちゃんと見極めようよ。
6位 新唐獅子株式会社 なんだか監督は、これが遺作だそうで、そう言うのを加味して、なおかつ赤井さんが主演ってのも加味して、この位置です。
Vシネマよりひどいかも。昔の横山やすし主演バージョンの出来の良かったこと!!
7位 キラー・コンドーム 皆さんご存知、トマトが人間襲うとか、そういった作品の今度はコンドーム版。その上ドイツ映画。
コメディの要素満載にして、ホラーとサスペンス、エロ(倒錯的)が混じりあって、消化不良を起こしている一品。
何より主人公に魅力を一切感じないのは、100%マイナス要素では??
H・R・ギーガーさんも泣いてます。
8位 ソルジャー 生G.I.JOE、カート・ラッセル主演の、哀しいまでのSF駄作。
ゴミ惑星に、様々な他作のプロップが埋もれているらしいのですが、面白くない映画をそう何度も観れないのでどうでも良い事でしょう。
最後の最後でやっと一言、二言喋るK・ラッセルさん、それでいいの??
そうそう、J・スコット・リーがかっちょいいっす。
9位 スモール・ソルジャーズ 特撮に頼りすぎたらこうなるよという悪い見本。
キャラクターデザインも最高にイケテない。
あれ?どんな話だっけ??
10位 ホーンティング やってくれましたヤン・デボン。
こんなに怖くないホラー映画を観るのは、初めてかもしれません。これは完全に演出ミスです。たぶん脚本は良く出来てたんでしょうね。
次点 8mm
ビッグ・ショー!ハワイに唄えば
「8mm」は、深くないサイコ・スリラー。
「ビッグ・ショー!〜」は、2匹目のドジョウは、何処にもいなかった作品。
あぁ、もったいない。

青字は邦画です。

5/6/2006

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