1998年年間ベスト10


洋画部門

1位 プライベート・ライアン スティーブン・スピルバーグ監督作品。
第2次大戦の激戦に、一部隊に発令された困難な任務は、ライアン二等兵の救出だった。
2位 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ガス・ヴァン・サント監督作品。
マット・デイモン、ベン・アフレックの出世作。
3位 スターシップ・トゥルーパーズ ポール・バーホーベン監督作品。
SF「宇宙の戦士」の映像化。パワードスーツは出てこないが、この勢いはこの監督しか出せない。
4位 L.A.コンフィデンシャル カーティス・ハンソン監督作品。
フィルムノワールの再来かと思えるようなスタイリッシュかつミステリアスなクライムムービー。
5位 タイタニック ジェームズ・キャメロン監督作品。
かのタイタニックの沈没を舞台に描いた恋愛模様。
6位 ミミック ギレルモ・デル・トロ監督作品。
人間に擬態する巨大昆虫の話。
7位 エイリアン4 ジャン=ピエール・ジュネ監督作品。
シリーズ4作目で、フランスの鬼才を使用。名作SFホラーシリーズ。
8位 ダークシティ アレックス・プロヤス監督作品。
意外にハードなSF。ジェニファー・コネリーがかわいい。
9位 ブギーナイツ ポール・トーマス・アンダーソン監督作品。
実在した巨根のポルノ男優のオフビートな話。
10位 アミスタッド 今回2本目のスティーブン・スピルバーグ監督作品。
アメリカの恥部「奴隷」にスポットを当てた問題作。
次点 オースティン・パワーズ ジェイ・ローチ監督作品。
マイク・マイヤーズの魅力が爆発したスパイパロディ。
ムーラン ディズニークラシックの2Dアニメ。
中国を舞台にした性差別をベースにしたアクションモノ。


邦画部門

1位 HANA-BI 北野武監督作品。
北野監督定番となる、社会からはじかれた人間の沖縄での逃避行。切なく生暖かいキタノブルーを生んだ名作。
2位 がんばっていきまっしょい 磯村一路監督作品。
田中麗奈デビューであり、主演の青春モノ。
3位 パーフェクトブルー 今敏監督作品。
初長編アニメは、当時としては斬新なストーカーなどを題材にしたアニメらしからぬ傑作。
4位 四月物語 岩井俊二監督作品。
松たか子主演の青春モノ。監督らしい透明な空気感がいい。
5位 リング 中田秀夫監督作品。
いまだにトラウマになってるジャバニーズホラーの名作。
6位 大怪獣東京に現わる 宮坂武志監督作品。
怪獣が登場しない怪獣映画。なるほどの脚本。
7位 中国の鳥人 三池崇史監督作品。
本木雅弘主演の、ミニシアターな香りのする佳作。
8位 愚か者 傷だらけの天使 阪本順治監督作品。
TVドラマ「傷だらけの天使」の主人公を使った新作。
9位 落下する夕方 合津直枝監督作品。
原田知世出演の、珍しくどろどろした人間模様を描いた作品。
10位 学校V 人情描かせたら日本一の山田洋二監督作品。
自閉症の子供を持つ母親の自活を中心に人間模様を描いている。
次点 黒の天使vol.1 石井隆監督作品。
一貫してハードボイルドと、エロい女を描いている監督らしい作品。

1998年当時の選出が分からないため、当時を思い出しながら2011年現在の視点で決めました。
ゆえにワーストはありません。

5/5/2011

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