■累乗根(無理関数)の記号の作成
◇累乗根の基本形◇ 累乗根記号は,右の例1の形をしていますが,例2のように累乗を伴うときに"屋根の部分"と累乗記号が重ならない工夫が必要です. 初めから例2程度に開けておくと、累乗記号を伴わない例3のような場合に間延びして見えます. この問題を解決するには,次のような方法が考えられます. 1 累乗記号の部分は根号関数の引数に組み込まず,単に指数として上付き文字で処理する 2 使用頻度の多いものについては定型的に対応し,累乗の有無によって屋根の位置を場合分けした関数を作成する 3 時々登場する例外的な形では,関数呼び出し側で文字位置を直接下げる |
例1 , 例2 , , , 例3 |
4 累乗根部分や累乗部分には,様々な形の複雑な式が入る場合があり,例外的な場合を想定してすべて自動化するのは大変ですので,個別の事情に応じて,各部品を上げ下げできるようにしておきます. | , |