■ベクトルの実数倍
○ベクトルの実数倍は、kが正の数のときを同じ向きにk倍したものと定義します。
kが負の数のとき,を逆向きに|k|倍したものとなります。
○特に、k=0のときは,となり,零ベクトル(大きさが0のベクトル)を表します。


k = 2のとき
2
は同じ向き2倍にしたもの
k = -3のとき
-3
は逆向きに|k| = |-3| = 3倍したもの。
[要点]
 「ベクトルの実数倍は、
 k>0のとき同じ向きに、
 k<0のとき逆向き
何倍かする。(正確に言えば,k倍ではなく,|k|倍であるが,絶対値記号を見たとたんに頭が真白になって,分からなくなる生徒が多いので,とりあえず「何倍か」すると考えればよい)

■問題
 ベクトルが図のように与えられているとき、下の各ベクトルに等しいものを選択肢の図から選びなさい.
(解答欄にはジョーカが幾つか含まれています。)

[第1問 / 全8問]



解答

■[個別の頁からの質問に対する回答][ベクトルの実数倍について/16.12.23]
図をペイント式ではなくラスタ式にした方が良い。少し矢印が見にくい
=>[作者]:連絡ありがとう.Webページに表示可能な jpg,gif,png いずれの方式でも無理です.