インターネット接続形態いろいろ

 ルータというのは、専用線におけるモデムのようなものです。
インターネットは専用線を使ったLANの延長のようなもので、それに無数のモデムを通じた端末がぶら下がっているのです。
一般回線の場合は
 コンピュータ---(RS-232C)---モデム---(一般回線)---プロバイダ
となっていますね。

ISDNの場合はいくつかパターンがあって
 コンピュータ---(RS-232C)---TA---DSU--(INS 64)---プロバイダ
 コンピュータ---(RS-232C)---モデム---TA---DSU--(INS 64)---プロバイダ
 コンピュータ---(LAN)--ルータ--TA---DSU--(INS 64)---プロバイダ
となります。

専用線の場合は
 コンピュータ---(LAN)---ルータ---DSU---(デジタル専用線)---プロバイダ
になるわけです。

 だから、モデムとルータは単純機能としては同じ様なものですね。使用や構造は全然違うけど。。
 話は飛びますが最近は非常に安いルーターが出ているので専用線でない普通のISDNでダイヤルアップしている方にもお勧めですよね。
 中にはハブ付きで同時に複数接続できるようなルーターもでているのでTAを買おうとかと考えているんだったら絶対ルーターにした方が快適でしょうね。

 ホテルでの使用について。
 ホテルによっては0発信だけで対応できるのですが、交換機が旧式の場合これだと失敗します。
そのときにはWindows95のダイアルのプロパティの設定であれば市内・市外ともに「0」ではなく、「0W」と入力しなければなりません。
 Wは、Wait。。つまり電話をするときに0をダイアルした後「ブー」という音を確認してから電話する感じで0発信をした後1秒か2秒ダイアルを再開するのを待つわけです。
 こうすると、100%うまくいきます。
 あと、パルスかトーンかを特定しないとだめですよね。
 だけど、ホテルにモジュラージャックがついているパターンはほとんどなく、電話のジャックをはずして作業をしなくてはならないので、電話機からコードをはずしたまま寝てしまうとモーニングコールをもらえず、悲しい思いをすることがあります。

戻る