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第82次宗議会一般質問




第82次宗議会一般質問  ○がタイトル ◆概要 ☆質問内容
○宗議会選挙の件
◆宗議会の選挙にあたり、選挙のあった教区に要望書や問題点があった点を提出して頂き、宗務にて期限付の小委員会を編成し次回の選挙に対処する事を要望する。
☆先年宗議会選挙で私くしの京都教区でも選挙が行われました。
今回は始めて教区有権者全員が直接選挙と成り、教区でも初めての事で混乱や疑問の所も出てまいりました。今後遅くても3年半後には議会選挙が行われます。それに対処する形で今回の選挙の問題点や要望を選挙のあった教区のみならず提出して頂き、宗務に於いては次回の宗議会選挙までの期限付きの小委員会を編成し、問題点や要望に対し宗規の見直しをしていってはどうか?又そのようなことが出来るのかお聞きしたい。
○等級審査会の件
◆中央・地方等級審査が行われるに対し等級の審査の算定基準を宗規で具体的に示し、地方等級審査の算定基準に一律の基準を示しては?
☆教区へ等級審査の要請がされるときに於いて宗務より一定の算定基準が教区に示されているが、これは宗規の規定に明記が無く、宗務より考慮する点として地震・雪害などの考慮点が示されているが、私くしが所属している京都教区丹後組は京都の北の端で日本海に面し雪の被害が毎年聞いています。丹後のみならず東北・北海道ではもっと被害が出ているはずで、このことに対し宗規に明記し一定の基準を設けては如何かと考えます。この様なお考えが有るのかどうか質問させていただきます。
○門法主台下・法儀司・住職経験者の処遇について
◆今の規定で門法主台下がご勇退された後の処遇、又、法儀司の先生のご高齢になられた時の処遇、住職経験者の処遇と名称お考え頂きたい。
☆浄土宗も世俗の風潮や情勢によって微妙に変化をして来たと思いますが、明治に入って御忌会が4月に厳修されるようになった事などもその現われだと思いますが。
団塊の世代と云われる世代の皆様は、世俗だけではなく、浄土宗にもあります。実際に団塊の世代前後の先輩たちによって、今の浄土宗青年会が育ち大きくなって来ました。そのことに連動するが如く、浄土宗にも副住職制度、副住職にも功績点が付くようになり、寺院名鑑にも副住職として氏名が記載されるなど一般世論と連動して浄土宗の制度も改正がなされて来たと思います。
そして今、その世代の皆様が今後隠居されるにあたり、宗ではその処遇を「住職経験者」と称し、寺院名鑑に記載はあるものの、処遇は「過去の人」となっているのが実情です。
その「住職経験者」こそが一宗の宝であり、頭脳経験の宝庫と言えるのではないでしょうか?
「住職経験者」の名称の変更と功労の経験を聞く諮問機関の設立を提案します。
又、この事はご門主猊下・ご法主台下のご勇退後の処遇も連動してくる事で有ると思いますし。
法儀司の先生にあたっては、東西の5名の先生は生涯法儀司の職におられる。お元気なうちは法式研修会にとお出ましなのですが、健康を損なわれると、ご出仕出来ない、出来ないのはいいのですが、法式研修会には最低1名の法儀司の先生の講座が必要になっております。そうすると他の先生にしわ寄せが来るようになり大変ご多忙と聞きます。
この様なことも「名誉法儀司」なる名称にてご養生いただく事など可能なことかご質問いたします。
○元祖法然上人800年大遠忌事業計画について
◆昨年12月24日の「800年遠忌中央委員会」の資料を見ましたが、「法然上人展」「コンサート」「特別番組法然上人」「新作能」「書籍事業」「法然上人賛歌製作」「ホームページ製作」など業務委託型の事業すなわち丸投げではないか。宗内機関に委託しては。
☆昨年平成15年12月24日の「800年遠忌中央委員会」の資料を見ましたが、「法然上人展」「コンサート」「特別番組法然上人」「新作能」「書籍事業」「法然上人賛歌製作」「ホームページ製作」など業務委託型の事業すなわち丸投げではないでしょうか。特別番組など宗内で製作出来ないものならまだしもあまりにも業務委託、お金を渡して作って頂く形式が多いような気がします。
まだこれから内容を詰められると思いますので、判りませんが、宗内機関「浄土宗音楽研究所」にコンサートのコーディネートや、一般に能の脚本を募集するとかの委託しては?ホームページの製作もお金を払い作って頂くと云うのではなく、各教区においてホームページ製作講習会を開催し教区単位・組単位でページを製作できるように、そうすれば遠忌後もホームページの活用に大きく邁進できるのではないでしょうか?このままだとホームページも遠忌が終われば無くなってしまう可能性もありますし、その後の維持費も必要になってきます。
全国の念佛行脚も青年会が中心となり共催されると思いますが、一部の現役青年会員に云わせると大きな法要の時にはいつも青年会が念佛行脚を依頼されるが念佛行脚だけではなく、新しい企画も考えさせてほしいとの事、企画そのものの委託と言う形で依頼出来ない物でしょうか?ご返答をお願いいたします。
○知恩院の電話応対について
◆知恩院に電話をかけ拝観時間を聞いたら邪険に扱われたと言うことを聞きました。電話での応対はどの様になっているのでしょう。
☆私くしは45歳で2,3年前まで浄土宗青年会活動を致しておりました。青年僧の代弁者としての立場も有り質問させていただきます。
全国浄青のメーリングリストと云う1度に100名程加入しているコンピューターのメールの遣り取りの中で、ある会員からこんなメールを見ました。
今日は私がお預かりして月参りさせていただいているとあるお檀家さんから聞いた話をさせて頂きたいと思います。
先日お命日のお参りをさせていただいた折に・・・
その方はカメラ店を開業されており先日、地方から旅行にこられた学生さんがカメラを持ってくるのを忘れたので買いにこられたそうです。
その時にその学生さんは、
「これから京都のお寺巡りをするんですよ」
との事で各寺院への行き方を教えられたそうですその時に「自分の家は浄土宗だからまず知恩院から行きます」と言われたそうです。
私はそれまでは笑顔でお話させて頂いておりましたが、
「拝観時間や拝観料がわからないので問い合わせてみます」
と、その場で彼は知恩院へ電話で問い合わせたそうです。
すると・・彼は1分もたたずに電話をおいて、
『 「応対に出た方に何を言ってるのかわからん つまらない事でいちいち電話してくるな」 と言われて一方的に切られてしまいました』と、言われたそうです。
ただ単に拝観時間等を聞いただけなのに ! です。
そのお檀家さんからも「知恩院の方はそんなに偉そうにされてるんですか ? 」
と言われ私は返す言葉もなく、とても恥ずかしくその場に居られないくらいでした。
「観光都市・京都」として各地からの観光客を呼び込もうと京都市が全力を挙げて市民と共にがんばっている現在その中で観光寺院でもありまた浄土宗の総本山として各末寺のお手本になるべき知恩院の職員がせっかく自分の家の宗派である浄土宗の・・
それも総本山にお参りしてから京都観光を始めようとしている1人の旅行者でもありまた未来の浄土宗の担い手に対してそのような態度をとったことは同じ浄土宗の僧侶としてまことに恥ずかしい思いをさせられました。
対応に出た職員は何か仕事をしていて忙しかったのかもしれませんがそれでも電話という相手の顔が見えない対応だからこそ丁寧にまたちゃんと応対しなければならないと思います。
(こんな事は幼稚園の子供だってもっとマシな対応をするでしょう )
どこで誰が聞いているかわかりませんまして、彼が地元に帰り今回の事を話してそれが原因で 「京都へ行くとひどい扱いをされるから行くのを止めよう本山にもお参りしないでおこう」 となったらどうなるのでしょう ?
浄土宗の未来はあるのでしょうか ? ? 
こんな事はMLに投稿する事ではないかも知れませんがあまりにひどい対応に呆れるやら情けなくなるやらでMLにご参加の諸氏に知っていただきたく投稿した次第です。

以上がメールの内容です。
どの様な事になって居るのでしょうか?ご返答お願いいたします。





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